共産党大阪府議団の朽原亮(くちはらまこと)幹事長が昨年度までの3年間、白紙の領収書28枚に
宛名や金額を自ら記入し、書籍購入代などとして政務活動費から計約160万円の支出を受けて
いたことがわかった。

 朽原氏は、購入などの実態はあったとして返還はしないという。

 朽原氏や収支報告書によると、問題の領収書は地元の党東大阪地区委員会が発行した朽原氏の
活動報告チラシの印刷代分21枚と、同委員会内の「あづま書房」で購入した書籍代分の7枚。

 朽原氏は読売新聞の取材に「事務員の手を煩わせないため自分で書いた。記載方法として適切で
なく、今後は改めたい」と話した。同党府委員会は「疑いを招きかねない行為」として朽原氏の
処分を検討している。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20161017-OYT1T50069.html