解放派は山川イズムとローザ主義という切り口で出色だったのに革共同主義を
持ち込んでしまって惜しいことをしたという感想がある。滝口氏がそうしなければ
東大と早稲田は(東京の学生運動のメッカ)クロカン主義で制圧されていただろう
という理由もあったとのこと。協会派も山川主義の発展ではなく、マルクス・レー
ニン主義への安易な没入で(篠藤光行氏は後に違和感があったと述べている)禍根を
残したのではないか。