初恋の人と一緒にならなかった人生。
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天使のような初恋の人と、お墓まで持っていくと違った話。
おれ→アラフォー男で妻子あり。
(昔のことなので敬称おれにします)
小学校の高学年になった時に、クラスメイトで好きな子が出来ました。
その子は背は高くなく、今の◯◯坂系アイドルのような容姿だった。
誰が見ても可愛くて、小顔で、鼻筋は通っていて、口は小さくて、目は二重で、天使のような見た目なのに、凄くピュアな心の持ち主だった。
スポーツも勉強も出来るし、姿勢も良く、ご両親も素敵で、気品があり、パーフェクトな女の子だった。
おれが好きだったから、フィルターで天使に見えたのではなく、
現にクラスの男は誰だって一度は好きになってしまう魅力をもっていた。
おれ自身は、声が大きく、目立ちたがりの、少しうるさい小学生だった。
天使さんとは、よく遊ぶグループが一緒で、
おれが片想いなのは行動で友達にバレバレだったようだ。
育った小学校は人数が少なく、友達同士の距離が近すぎて、
告白するとか付き合うという文化が少ししかない奥手のところだった。都内だけどね。
小学校の時はずっと天使さんに片思いをしていたけど、
天使さんは皮肉にも、おれの親友を好きだったと女友達から聞いていた。
ちなみにおれの親友は同じグループの綺麗系の女の子に片思いをしていた。
うまいこと好きの矢印がグルグルしており、
グループ内で恋愛とかに繋がることはなかった。
天使さんにそんな片想いをしたまま小学校生活は終わる。 同じ中学校に上がった。
おれはまだずっと天使さんに片思いをしていた。
おれがスポーツに集中していた手前、
友達や親友とも遊ぶ時間が無くなってきた。
男女共に友達とは学校で会うだけの関係になった。
片想いだった天使さんとは全然話すこともなくなっていった。
男友達とたまに遊ぶ程度のおれは、
天使さんへの片想いの気持ちを段々と隠していった。
中学半ばになると、スポーツで怪我をして、普段からイライラするようになり、学校の先生とも仲が悪くなり、ガラの悪いゲームセンターなどによく行っていた。
周りから見るとグレていた側に入っていたと思う。
俺は酒もタバコもやらなかったし、全くグレていないかったけども。
中学3年生の時に、他校の女の子と出会う機会があった。
とても良い子で、話が面白く、よく遊ぶようになった。
初めて異性として意識して遊んだ子だった。
付き合う寸前のようなウブな関係が続いた。
他校ちゃんと遊んでいるのが友達にバレて、
同級生全員が、おれが他校ちゃんと付き合ってると思っていた。
友達にはヒューヒューとからかわれていた。
そんな時に、学校行事で片思いだった天使さんと話すような機会が増えた。
小学生の時はちゃんと話せなかったけど、
好きだった気持ちは奥底にしまっていたし、他校ちゃんともよく遊んでいたので、照れもなくよく話せるようになった。
その時に、天使さんがどんな気持ちで話していたか、物凄く後になって知ることになる。。。
そのまま、中学生活は終わりに向かっていった。
相変わらず他校ちゃんともウブな関係で終わり、奥手男子として中学生活が終わった。 高校生なった。おれは高校になり、地元を離れ遠方に住むことになった。
新しい生活が変わり過ぎて、必死すぎた。
一から友達付き合いをすることや、スポーツも熱中していたし、地元に比べてガラも悪い場所だったから、生活や人間関係に慣れることに必死だった。
ちなみに、中学校の時に仲良くなった他校ちゃんは、卒業の時にお別れをしてから、あまり連絡を取らなくなった。
遠距離になるから、付き合うのはやめようと思って告白もしなかった。
高校に上がった他校ちゃんは少しギャルが入って、めちゃくち可愛くなってた。
プリクラを送ってもらって可愛さに驚愕した。
後になって、派手に遊ぶようになったと聞いた。
好きになりかけていた手前、悲しさは感じたけど、おれは高校生活に必死だったし、なんせ会うことは出来ないので、他校ちゃんのことは心の中で切り替えた。苦い思い出。
高校では新しく出来た友達と遊ぶことはあれど、女子と遊ぶこともなく、スポーツ一筋の生活だった。
そもそもおれが女子に対して奥手ということもあったが、高校に行った先が田舎で、地元の女の子たちの方が圧倒的に可愛かった。
都内と田舎の差を痛感した。
きっと、化粧とか眉毛とか髪型とかなのかと。
そして、やはりどこかにあの天使さんを好きだという想いがあり、他の人を好きになるということが全くなかった。
そんななか高校2年時に、忘れもしないことが起こった。
地元の小中学校の時の女友達が天使さんのメールアドレスを教えてくれたのだ!!
高校でも女子と恋愛をせずに、心のどこかで天使さんを思いだすことがあるおれには、猛烈な出来事だった。
早速、ドキドキしながら天使さんにメールをしました。
内容は、元気ー?
とかそんなものだったはずだけど、なんせずっと隠し持った好きな気持ちがあったので、凄く緊張したのを覚えている。
天使さんからは普通にメールが返ってきており、それからちょくちょくメールをするようになった。
おれはスポーツで夜遅くなることも多々あったのと、天使さんはピュアだからすぐに就寝する人だった。
たまに長いやりとりはあれど、ちょくちょくメールするくらいの仲が続いた。ちなみに恋愛要素は全然なし。
おれのなかで唯一の救い、喜び、可愛すぎる女子とのやり取り。メールだけでそんな喜びの日々が続いた。
そんなある時、衝撃的な事実を告げらた。
天使さんが同じ高校の男子と付き合っているという情報が入ってきた。。。
天国から地獄へ Go to the Heaven 世界が真っ黒になった感じがして、悲しくて悲しくてどうしよもない、やるせない気持ちになった。
最近メールしてたじゃん。
とか思いながら、でも俺との恋愛要素はなかったのは、そーゆーことかとも思った。
そりゃ天使だから男が放っておかないよな。とか
距離がありすぎて会えないし。とか
品が高すぎてわたしには高尚だったな。とか
なんでなんにも言ってくれなかったんだ。とか
全然納得出来ないけど無理やり納得した。
後から聞いたけど、告白されて付き合って、お似合いカップルだったらしい。
おれには何も出来なかったよな、と結論付けて忘れることにした。忘れないと地獄だったから。
高校の友達は、やれだれと付き合ってるとか、
よりが戻ったとか、カップルで喧嘩したとか、楽しそうだった。
おれには好きな人が誰もいなくなったし、地元でもないし、女子と遊ぶこともない。
スポーツだけだーーー!!と思って吹っ切れた。
男友達からは童貞守れよ!って励まされてた。
高校三年生になって、スポーツで割と活躍をすることが出来た。
未来への色々なお話を頂いた。しかし、卒業前の秋に大怪我をしてしまい、未来が絶望に変わった。
華やかな訪れるはずだった未来は全て夢のように消えてしまった。
冬になると学校の授業がなくなり、死体のどん底で、地元に戻ることにした。 冬になり、夢も希望も失って、生きているのも辛いなぁ〜と思っていた。
授業がなくなり地元に帰った。
実家で永遠とドラクエをやりながら無気力な数日が続いた。
帰省を知った地元の友達から連絡があり、男女数人でよく遊ぶようになりました。
今考えると救って頂いた。
車で遠方に遊びに行ったり、初めて酒を飲んだり、朝までカラオケをしたり、今まで全くやってこなかったことを連日させてくれた。
そんな中、1人の女の子とよく遊ぶようになった。
その子は地元でモテていたこで、綺麗なこだった。
凄くシャイな感じだったのに話すとよく笑う人でとても癒された。
最初は普通に遊ぶだけの関係だったが、居心地がよくて、毎日会うようになった。
告白をした。
その結果付き合うようになり、初めて女性とちゃんと付き合うことが出来た。
付き合ってみると、周囲の人にはツンツンしてるように見えるけど、2人になると、とても甘えてくるような愛おしすぎるような子だった。
そして大学生になった。 誰も見ていないとおもうけど、七夕があったから日記的に書かせて下さい。明日続きを書きます。 天使のような初恋の人と、お墓まで持っていくと誓った話。
違×
スマホで打っているので誤字すみません。 お久しぶりです。
いい歳して初恋と言わせて下さいと書いたのも何年も前となりました。
あの後、似た様な詩の曲がありましたが、私とは関係御座いません。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています