暗黒のJ・エルロイ総合スレッドその3.1
チャンドラー読んだことないけど、エルロイに比べたら
だいぶお上品なんじゃないの? 地域社会でエルロイ読んでるのは俺だけ
図書館で誰も借りてない ジェイムズ・エルロイを読むのが粋だと思っている時期が俺にもありました FBI 現職警察官がなんの躊躇もなしに お互いに殺しあうなんて
あまりにも突飛すぎるだろって思ってたんだけど現代中国においては
権力闘争時にはそれに近いことが平気で行われているようですね。 和製エルロイと呼べる作家は馳星周ぐらい?
読んだことないけど 中韓の狂いっぷりに比べるとエルロイが牧歌的に思えてしまうところはある 読み始めたばかりだけど、ホワイト・ジャズって他の作品より訳がこなれてなくない?
なんか文章や台詞が頭にすんなり入ってこない。 Perfidia届いたけどこれ700ページもあるぞw
前の二つのシリーズの登場人物表までついてる 『ホワイト・ジャズ』の巻末で新作のあらすじを読んで興奮したけど
エルロイは日本や日本人に対してどういう心象があんだろうな
公式になんか言及してたりすんの 作品で日本兵のこと過大評価してるよな
実際の戦争では一方的に日本側が殺されまくってるじゃん 『ビッグノーウェア』いま読んでるけど、
さきに『LAコンフィデンシャル』を読んでるから
バズ・ミークスの結末を知っちゃってんだよなぁ
そういやダドは『ブラック・ダリア』にも出てんの? LAコンフィ読んだ
あいつが悪いんだろ、悪いんだろ、やっぱりあいつだ
で三人合流
そこから一気だった
三人三様の生き様死に様
まるでその後の仁義なき戦いみたいで泣けた 結末までの構成が美しいのはLAコンフィデンシャルだよな
四部作ではホワイトジャズが好きだけど 『LAコンフィデンシャル』はラストのエドとバドの会話で泣けてしまう
まぁ『ホワイトジャズ』でエドは暴走しまくってたけど アンダーワールドUSAっておもろい? 1年前に買ったままずっと積んだままになってるわ
もう一度タブロイド、デストリップと読み返すエネルギーがないんだよな
個人的にはLA四部作よりUSA三部作の方が断然好きなんだが ホワイトジャズ読了
期待の割にはあっさりした結末
こいつーwチャッカリさんめw
という感じ 映画のブラックダリア見たが映像美はいいとして不恰好な映画だな
まあそれは原作にも若干いえるけど つか、ダリアと他LA三作品が同じシリーズっていうのが無理あるよな
作風も文体も、そもそもジャンルも違うじゃん 『ビッグ・ノーウェア』終盤まで読んだけど、
なんかダドの恐ろしさが一番よく描かれてる作品だな
アップショーを追い詰めていくシーンがヤバすぎ ダリア、LA、ホワイトジャズの3作はブックオフでもよく100円で売りに出てるが、
ビッグノーウェアだけは絶対にない
あれなんで? 一番売れなかったのかな? 映像化もされてないからじゃね
『ホワイト・ジャズ』は映像化するみたいな話は聞くけど 『ビッグ・ノーウェア』はアップショー・マル・バズとそれぞれに三者三用の魅力があって非常に良かった
逆に『ホワイト・ジャズ』のデビット・クラインにはいまいち共感も感情移入も出来なかった やっぱり日本人の感性はチャンドラーだよな
エルロイのような情念は朝鮮に近いと韓国映画を見ると思う クラインに共感したらむしろヤバいんではないか
ホワイトジャズは最初は取っつきにくいが読み進めて行くうちにトリップ出来る >>459
勧告のノワール映画お勧め教えて
殺人の追憶というのをたまたま見てめちゃくちゃおもしろかった 韓国のノワールは被疑者とか普通にぶん殴るからな
北野映画の悪徳警官も似たような感じだけど アメリカンタブロイド読んで今アメリカンデストリップ読んでるんやけど
頭が悪いので、登場人物多すぎて話が半分しか理解できてない上にめっちゃ長い・・・ >>463
USAシリーズは人を選ぶよね
俺は謀議や謀略や政争って話が大好きだし、ケネディ暗殺の陰謀論にも興味あったから、
LAより断然USAシリーズの方が好き
田村訳が好きっていうのもあるけどね 俺、デストリップは今なにやってんのかよく分からないまま読み終わっちゃったな
タブロイドやアンダーワールドUSAは普通に面白かったけど 何が何だかわからないカオスな状況に翻弄されるってのは、正しいエルロイ鑑賞法と割り切ればよろしい
俺もデストリップはそんな感じでいつの間にか読み終えてしまって呆然とした デストリップは読んでる間はすごく面白かった記憶があるが、
今思い返すと、プロットが複雑すぎてどういうストーリーだったかあらすじすら思い出せない ホワイトジャズの内容教えて、って言われたとしても
「目玉野郎!」と「キリストのように優しいダドリー=スミス」しか思い出せません レイモンドチャンドラーとトマスピンチョンの中間みたいな作家 ダドは3作のなかでほとんど内心が語られていないからなにを考えてんのかまるで分からん >>464
俺はタブロイドはLA四部作より好きなくらいだが、デストリップとアンダーワールドはそんな好きにじゃないな >>471ダドリーの最終目的は犯罪の囲い込みだよ。
その囲い込まれた地域の王になる事。 映画のL.A.コンフィデンシャルのダドリーがイメージと違いすぎて草不可避 >>474
ジェイムズ・クロムウェルって別におもしろ芝居しているわけじゃないのに出オチ感があるのは凄い >>747
そうか?
つか小説読んでると最初から悪役イメージだけど、映画だと「まさかこいつが犯人だったとは」っていうミスリード誘わないといけないから、っていうのもあるかもね
主人公三人はハマリ役だったね 特にエド・エクスリー 原作読むかぎりダドリーはタフなアイリッシュって感じなのに
ヨボヨボのクロムウェルが出てきたら違和感あるわな。 エルロイ読者はカジノでスロットならぬパチンコで時間を潰すようなプアホワイトしかいないので
原書なんてとても読めません。 >>480
パチンコで時間を潰すようなプアイエローは本を読まない
日本のエルロイ読者は原書を読めない人は多いだろうけど中間層より上の人だと思います 犬の力結構さくさく読めて俺英語いけるじゃんとおもって
LAコンフィ原書で読んでるけどムズい
俗語、専門用語も含め語彙多すぎ 偶然ホワイトジャズ買ったら続きモノだったぽいんだけど前の読まないとマズイよな?
新装版で前のが出る可能性ありそう? >485
まずくはないけれど、ホワイトジャズが気に入ったのであれば
前のも読んだ方が喜びは深いと思います。
ビッグノーウェアとLAコンフィデンシャルを是非!是非!
(ブラックダリアも素晴らしいです)
新装版については版元に…ですが、
そもそもホワイトジャズの新装版刊行だけでも
愛と力技でおこした奇跡でないかと
(よく知りませんがなんとなく)思っているので
他については望み薄ではないでしょうか。 アンダーワールド三部作→ビッグノーウェア→LAコンフィデンシャルと進んできて
他のは2回読んだら分かったことにして次に進んだけど
LAコンフィデンシャルは複雑すぎて3回読んだのに理解できた感があまりない >>487
俺も3回読んだけど理解できたとは言い難い
父エクスリーが扱った過去の事件との絡みがややこしい Perfidiaって四部作の前日譚らしいけど主人公ダドリーなんかな?
邦訳予定ってある? エルロイ繋がりでドン・デリーロも読むようになったヤツっている? ケネディのは読んだ。ホワイトノイズも読んだがいまいち。あのでっかいアンダーワールドは買わずじまい。 >>489
このミスによったら、確か邦訳は今年出る予定だった気がする。 >>489
文春の永嶋俊一郎さんのツイッターより。
「エルロイ新作『PERFIDIA』はアップショー推しの
ひとは必読です。アップショー・キャラが聡明な
日系人科学捜査官(正確には嘱託の技官みたいな感じ)として大活躍します」
https://twitter.com/schunag/status/511920881434521600
邦訳、ホントに待ち遠しいわ。 ピート・ボンデュラントって初登場いつ?
タブロイド以前にどっかで見た気がするんだが ホワイト・ジャズに出てくる
チック・ヴェッキオをいたぶってた ありがとう
今タブロイドの下を読んでるけど、アメリカ史と地名をほとんど知らないから世界史図表と地図帳を片手に読んでる
この程度は常識なん? デリーロのリブラ読んでるとこだが、
比べちゃいかんのかもしれんが、やっぱりデリーロの方が
筆力、描写力上だな アメトーク見てて、新作出てるの知ったわ。邦訳楽しみでしょうがないけど、何だあの厚さ! 俺もエルロイ芸人出たかったわ。。
そして、このスレであいつだけ、にわかだって叩かれたかったわ 先日の読書芸人で「書店員さんあるある」の時、後ろの本棚に並んでた。すごく目立つ赤い背表紙にEllroyと書いてあったので、おおっ!と思ったんだ。 エルロイの売りに出される邸宅の室内写真見たけど
リビングに新刊の日の丸ポスターかざってあって目立ってた
書斎になんか同じ背表紙の本がずらーっと並んでて気になった
エルロイは結構赤色が好きなんかな ダリアからアンダーワールドUSAまで一気に読み終えたけど、
アンダーだけは斜め読みしてしまった。
(*´0`)オヤスミー ビッグノーウェア上下,bookoffで216円で入手した(^0^)v 新刊いつ出るの? 春までに出る?
えらい時間かかってんね アメリカ文学の最高峰ってのとエルロイが影響を受けたっていうからデリーロのアンダーワールド読んでみたけど、
B52に塗装する芸術家の独白で挫折した、てかすぐ眠くなってしまう。日本語だからおもろしくないと感じたのかな?
やはりあれは文学であり、ゴミの話としての切り口はは面白いけどね…
日本でいうところの埴谷雄高の死霊に匹敵する睡眠導入剤かな。 ビッグノーウェア読んでるけど古本だから黄色くて臭い。
kindle化は望めないのかな。 やっと邦訳が出るんだな。9月ぐらいかと思っていたから5月に読めるなんて想定で嬉しいw perfidiaだけKindle版も容赦ない値段でワロタ
でもまぁめでたい。アンダーワールドUSA三部作も続けて出してほしいな https://twitter.com/Schunag/status/732091649078091776
Schun Ngash @Schunag
ジェイムズ・エルロイの《暗黒のLA四部作》が新作『背信の都』発売に合わせて電子化されますが、
同時に四部作と新作とエルロイについての「読本」も 無 料 配 信 されることになりました。
詳細決まり次第お知らせします。 この書き方だとあたかもブラック・ダリアやLAコンフィデンシャルなんかが無料配信されるように見えてしまう >>509
申し訳ないがあれは面白く読めるエンタメとは全く違うよ
アプローチはほんとにエルロイそっくりなんだけどね
アンダーワールドよりもホワイトノイズの方がまだ楽しく読めると思うから機会があれば是非 デリーロのアンダーワールドは米アマゾンでも評価微妙だから気にすることないよ
少なくとも誰もが認める傑作ってわけじゃあない
俺は好きだけどな(キリッ なんていうかあれは記念碑的な作品だよな
一時代を切り取ってダイナミックに映像にしたみたいな
ドキュメンタリーっぽい
ぶっちゃけ盛り上がるのは最初の球場のシーンとエイゼンシュタインの架空のフィルム上映会だけだと思う 背信の都、届いたぜ
二段組で上下合わせて1000ページくらいある
明日は家にこもってぶっ通しで読むぞおおおお 今日?いきなりエルロイ作品がキンドル化されているのを知ってビックリした
それも背徳の都も…。久しく読んでないけど今年のこのミスに入るかもね
しかし歳食って思うんだよね
原著じゃないとエルロイに限らず良さや悪さが判らないんじゃないかと
つまり翻訳だけだと、ついプロット(物語の筋)を追うだけになってしまってたり
日本の文学も海外に訳するとニュアンスが伝わらない場合もあったり
ネィティブじゃないと判らない価値観があったり。非ネィティブからすればノワールというよりファンタジーに近い感じ
「何十年か前は、エルロイの作品が新鮮な時代もあった」というのも体感としてある。今でもそうだろうか?難しい
背徳の都であらためて評価が左右される気がする(未読だけど)今の時代でもアリか?もう古いのか
まっ、それは仕方が無いとして
キンドル化おめでとう。まってたよ、文春の担当者にcrap!