小栗虫太郎 その3
Wwwwwwwwwwwwelcome to this crazy NOVEL!!
このイカれた館へようこそ
Keep you burning 駆け抜けて
この逆説と暗喩と博識(嘘あり)のまっただ中 >>305
後者だと降矢木家門外不出の弦楽四重奏団は毎回演奏が終わると楽器を叩っ壊すし
テレーズ人形はティナ・ターナーがモデルになっちゃう。 館の見取り図が欲しかったな
ググってもどこにも無くてビビった
あと人形が扉を開けるのとオルゴール使って扉を開く
ピタゴラ装置みたいなトリックは図がないとどう頑張っても理解不能 >館の見取り図が欲しかったな
法水も「全館のを要求する」ってセリフを言ってたけど間違いなく小栗は建築構造を端から考えてない。
断片的な見取り図はあるがあれは小説の装飾的なもので、どこまで読者の役に立ってるのか・・・。
社会思想社現代教養文庫「小栗虫太郎傑作選・紅毛傾城」巻末の付録インタビュー(九鬼紫郎「負傷したコサック騎兵」)で
連載時既に作者自身がそういう読者の批判の手紙を受け取ったと言って特に反論もしてないし
同じ教養文庫の広告に一緒に掲載されていた
やまぐちかつやという小栗虫太郎研究してる人の小文中でも建築構造について「ありえるはずがない」とコメント
(どこがどうありえるはずがないのか書いてもらえればもっとよかったんだけども)。
沖積舎「小栗虫太郎ワンダーランド」での松山俊太郎(上の傑作選編者でもある)と紀田順一郎の対談でもそれで意見が一致。 遺産に関係ない易介はなんで殺されたんですか?
そもそも何故自分から鎧に入ったんですか 給仕長の易介って作者から結構不憫な扱われ方しているように思う
>>310
読み込みが甘くて間違ってるかも知れないけど
メール欄の1、2 かな? テレビで校閲ガールってドラマやってるけど、石原さとみに黒死館の校閲やらせてみたいな
小栗虫太郎に付箋付けまくりで原稿突っ返したりしてw
校閲娘〜戦前探偵小説篇 小栗虫太郎が純文学を書かなかったのは、本当に悔やまれる。 小栗虫太郎が黒死館殺人事件を残してくれたことには感謝する。
今まで生きてて良かった、と感じる事の一つに数え上げられる。 4〜5年に一回は読みたくなるな
読み出すと何とか最後までたどり着く 河出文庫で読んだけど
初出の時にはルビ振ってなくて
あとから同じ言葉が出てくるときにルビ振ってあるいやらしさはなんなの 河出文庫、今度は『二十世紀鉄仮面』だとか。
扶桑社文庫には入ってたけど、初刊本の復刻からは漏れていたので、
テキストは初刊本をまんま使ってくれると有難い。 桃源社の復刻版の「二十世紀鉄仮面」が、保管が悪くてボロボロになり廃棄したのが痛かった 黒死館を読むなら創元の日本探偵小説全集版一択だよな
あの挿絵は素晴らしい 楽器は普通に構えていますが、実は左利きというヴァイオリニストとしては、
千住真理子さんや古澤巌さんが有名です。
(コピペ) ただし例外はいるらしい
前に池辺さん時代のN響アワーで検証していましたよ!
なんとかしてNHKが見つけてきた海外のオケの古い映像に2ndバイオリンの中に1人いました。
肩当てなども逆についていました。
(コピペ) これ青空のをKindleで読んだ
残りページを非表示にしてるからものすごく長く感じた
それにしても見取り図欲しいな 小栗さんは元祖中二病者という歴史に名を残す凄い御方なのですか?
物語構成ではなく文体についてです 既知のものに置き換えたがるのは、感性が鈍化している状態にある証拠 埴谷雄高の「死霊」と「ドグラ・マグラ」の類似性が良く語られていたけど
実際には文体といい雰囲気といい「黒死館殺人事件」の方が近いんじゃないの 首猛夫や津田夫人なんかのセリフやキャラはドグラマグラ似だと思うけど、
全体的雰囲気は俺も黒死館ぽいと思う ところでおまえら的には「二十世紀鉄仮面」ってどうよ
黒死館の陰に隠れて目立たないが、なかなかどうしていけてる活劇じゃないかい 冒険小説として読めば小栗にしては読みやすいし面白い
ミステリとして読めばうーん…ほとんど推理しないし
人間くさい法水が新鮮だった ポチった。
ちなみに手元には9種類の黒死館がある。 [新青年版] 、「ニーチェ」とか「ト書き」にも注釈がついてるけど、
そこまで知的レベルが低い人はこの本を手に取らないと思う 刷り渋る時代なんだな。
勘違いして、法水シリーズ残り9篇もあり得るのか? 注釈者の山口たんがその気にならんかぎりは出るまいよ おかんに黒死館見せたら「おぐりちゅうたろう」って読んだ >>216
>それに加えて、当主レミリア以外の家族の中に、門外不出の四体分身(フォーオブアカインド)を形成している四人の異国人がいて、
>その人達が、揺籃の頃から四百九十五年もの永い間、館から外へは一歩も出ずにいると云ったら……、
まさかあの外人集団がフランちゃんになるとはな 「スガさん」とは呼ばれずに、なぜか「スガシカオさん」とフルネームで呼ばれると
以前スガシカオがラジオでぼやいていた >>63
『女人果』の転載他紙については、横溝正史の『雪割草』「解題」にも情報があるが、他にも、
「秋田魁新報」夕刊・昭和13年7月19日〜14年4月29日、
「海南新聞」昭和13年5月10日〜12月29日にも掲載されていた。 >>343
野地氏のそのツイートはどうとも感じんが現在新刊で売られている書籍を逐一ブックオフで100円で買ったと報告することは著者や出版社に対して失礼だとは思わんのかな
いろんな作家さんとも懇意なはずなのに 今月末に創元から出る「帝都探偵大戦」に法水がでてくるらしいので一応報告
作者は芦辺拓 >>360
(・o ・)ほぉ! (でも売れそうな予感がしない) >>360
>>361と同じく売れるとは思えないが俺は買うぞ 黒死館って去年7000円の注釈すごい版が出てたんだな
そっちで読めば良かった 長編って黒死館と二十世紀鉄仮面とあとなにかあったっけ
法水ものは全部読めるようになるのかな 少女達と無敵の人による或る秘めやかな「性的儀式」
無敵の人3.0 POST HUMAN SEXと
量子的シンギュラリティに関する最終報告
https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n3344fs/ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be20a4887bc3d3353f527d3636c44e3) 戦後の仙歌紙本(高志書房とか)は、戦前の伏せ字を無理矢理埋めてるので、逆の意味で貴重。 いまさらながら初めて黒死館を読み始めたのだけど
10ページぐらいでもう辛い (´;ω;`)
ちゃかぽこと虚無はなんとか読破したけど... 黒死館くらい読めないようではミステリファンとはいえない
わくわくしながら何度も完読している >>372
ドグラ・マグラはチャカポコを乗り越えれば読破できる。 >>373
流れは面白いのだけど読めない漢字が多すぎる(´・ω・`) ストーリーは大して面白くないだろ、グリーン家や僧正まんまなんだし
あれは文体や描写、設定のトンデモを楽しむもんだよ
ミステリというよりSFや純文学だと思って読むべき 二週間以上かかってようやく黒死館を読破
他書では味わえないこの達成感に感無量
もっと法水さんの超絶推理を味わいたくて短編集もポチリますた 黒死館を映像化したら法水役はセリフ覚えるので死にそう
堺雅人あたりが適役か
天才的な作品
https://www.youtube.com/watch?v=SRVPRVVgl8w ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれは女人果を読んでいたと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらいつのまにか完全犯罪を読んでいた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 駄作だとか乱丁だとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… 昔、新聞のコラムで文学者がこの小説を絶賛していた
そこで犯人の名前を書いていたのにはびっくりした
今、こういうことをやれば批判が殺到するだろう
ネタバレにうるさくなってきているから
ただ『黒死館』は犯人が分かっていても楽しめる
小説であることは間違いない 青空文庫でちょくちょく読んでるけど、幻想文学、怪奇文学の才能も非常に豊かな人だと思う
短篇・中編の佳作をもっと文庫化して欲しい 昼は図書館、碁会所、散歩 夜は勉学してたみたい
散歩は競歩に近く5、6キロ往復してた 日本にマンガアニメゲームとかにつながる西洋っぽいのをもってきたのは小栗? 追記。手塚治虫の虫は小栗虫太郎の虫でもあるそうだし。 探偵小説家の小栗虫太郎 作家像の見直しも 家庭小説を確認
ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20210302/k10012892441000.html
昭和初期に活躍した探偵小説家で「黒死館殺人事件」などの作品で知られる小栗虫太郎が、
昭和16年にほかの作品とは作風が全く異なる家庭小説を発表していたことが確認されました。
検閲が強まる中、探偵小説の代わりに創作したと考えられ、調査に当たった専門家は
「これまでの作家像の見直しが迫られる発見だ」と指摘しています。
小栗虫太郎は、横溝正史などとともに昭和初期に活躍した探偵小説家で、名探偵 法水麟太郎が登場する
「後光殺人事件」や「黒死館殺人事件」などの作品で知られています。
二松学舎大学の山口直孝教授が作品の調査を進めたところ、「亜細亜の旗」というタイトルの
新聞連載が新たに見つかり、著作目録に記録がない長編小説と確認されました。
山口教授によりますと、この作品は太平洋戦争が始まる昭和16年から翌年にかけて、
九州などの地方新聞に連載され、主人公の青年医師をめぐる恋愛や人間関係が描かれています。
これまでに知られている難解なことばを駆使した幻想的・怪奇的な作品とは作風が全く異なる家庭小説で、
検閲が強まる中で発表が難しくなっていた探偵小説の代わりに創作したと考えられるということです。
山口教授は「小栗は探偵小説、冒険小説と時期によって作風が変わりますが、これだけ違ったものはなく、
これまでの作家像の見直しが迫られることになるのではないか」と指摘しています。
「亜細亜の旗」は今月、単行本として出版される予定です。 黒死館読み始めたけど読めない漢字とか知らない物事が多かったり
建物の構造や室内の様子とかがいまいち想像できないせいでだいぶしんどい…
ドグラマグラなんかはそこまで苦にならなかったけどこれはきついかもしれない (1)ノリミズがもっともらしい珍説をぶちあげる
↓
(2)文献から得られた膨大な情報で裏付けをする
↓
(3) 、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__,
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_) ナ ゝ ナ ゝ / ナ_`` -─;ァ l7 l7 (_
_) ⊂ナヽ °°°° ⊂ナヽ /'^し / 、_ つ (__  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ o o (_
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!、\ \.  ̄ハゼクラ クマシロ \二-‐' //
↓
(4)違った。
このくり返しだと思えば気が楽です >>389
館の地図などは何度か出てくるけど
位置関係を覚えてないと味わえないトリックや謎解きはあまりないので
分からないこと、その場で消化できないことが多くても
とりあえず何かが起きるところまで半ば読み流しながらでも読み進めるといいと思う
じゃないと毎回挫折しては
>>186みたいに序盤だけ何度も読み返してる状態になりやすい 肩肘張らないで気軽に読むといいよ
寝る前に少しずつ読むとか 少しずつだと
意味がわからないまま→記憶に残らない→また読み直し
になりがち 少しずつだと
うさんくさい生理学→うさんくさい心理学→無茶な連想
の連続でめげるから一気に読んだ方がいい 桃源社の「悪霊」って後期の作品集を前に買って、ちょっと読んでたけど、
愛を基調とした大東亜共栄圏、みたいなセリフがあって、
小栗は完全に天皇にだまされてたような感じなんだな、と思った。
遺作は社会主義探偵小説という「悪霊」だけど、
それが遺作で未完だというのを思うと、なんか… >>397
創元推理文庫の日本探偵小説全集に息子が書いてたけど、
虫太郎は熱狂的な天皇崇拝者だったそうな
終戦直後に息子が共産党を支持するようになって父子で殴り合いの喧嘩したとか書いてあった
そんな虫太郎が「社会主義探偵小説」なるものを書こうと思い至ったのは息子に感化された部分があったのだろうか >>398
小栗虫太郎は何か完全にコントロールされて生まれてきたような子どもだたんじゃないか、とか思ったりしてしまう。
ただ、本人がいい人だった、というか、 小栗宣治の「小伝・小栗虫太郎」ね。
昭和天皇と同い年でファンだったと書いてある。
「徴用」と「懲用」の間違いでも話題になった文章。 幸田露伴が小栗虫太郎に注目していたという話のソースをご存知のかたいらっしゃいますか?
露伴全集にはありませんでした。 >>401
どこかで読んだ。どこで読んだのかまでは記憶にない。 幸田文が小気味良い語り口で繰り出す父・露伴との思い出話(「幸田露伴と探偵小説」)が楽しい。
露伴が『新青年』をわざわざ買ってきて一家で読んでいたというエピソード、
小栗虫太郎が好きだったという意外な話も披露され、
ぐぐったらヒットしますたw >>402-404
娘の証言でしたか。
ありがとうございます。
どうりで全集には無いはずだ。