船戸与一 2
猛き箱舟で隠岐を殺して復讐果たした後の香坂の動向に何も触れてないのは何でだろーな
なんかモヤモヤするわ 紙数が足りませんでしたじゃねーだろうな >>582
夜のオデッセイアでアップルジョーとオレンジジョーと出会ったその後を
聞くようなものだ >>586
マジで言ってる?
小説の冒頭を読みなさいってば 隠岐やった後に作戦に関わった政府の高官やりに行って
飛騨だかどっかの雪山の山小屋で狙われてる描写だっけ?
手放したからブックオフで探してくるかな 中学高校の時に読んでた小説をオッさんになってから読み直すと
その当時の感想を思い出し青臭い考えしてたな〜となるだろ
作品の批判ではなく自分自身の問題じゃね? 船戸作品をKindleで見つけて大量買してしまったw
猛き方舟、山猫の夏、伝説なき地、砂のクロニクル、蝦夷地別件、神話の果て
この6作品は既読だけど、もう文庫手放してるので購入したんだけど、
他にこれは読んでおけってのあるかな? >>595
ほぼ同じことしてるw
あとは「炎流れる彼方」とか・・・ 互いの頭蓋を割っての同士討ちのシーン
非合法員?群狼の島? >>595
「血と夢」「夜のオデッセイア」「非合法員」 >>595
流沙の塔
虹の谷の五月
アジア舞台の傑作 満州国演義じゃなくて新作書いてたりするのだろうかー 「イスラム国」を描いてほしかったが、さすがに厳しいか 島地 そう。それが今やみんな売れっ子、大御所で、北方先生なんかは直木賞をとっていないのに、直木賞の選考委員までやっている。
大沢 選考委員になった直後に会ったとき、「大変だなあ」といったら「新参者だから先輩方に従うだけだよ」といっていました。で、この先はちょっといい話。彼が選考委員になって最初の選考会で、
まず金城一紀の受賞が決まったらしいんですね。でももう一人、委員の間で意見がまとまらなかった作品があった。船戸さんの『虹の谷の五月』です。
島地 たしか、あのときは同時受賞でしたか
大沢 先輩方があれこれ話している間、北方さんは末席にいたらしいんですが、あの性格ですから黙っていられなくなり、
バッと座布団をはずして畳の上に正座して両手をつき、「若輩者ながら申し上げます。船戸与一という作家は・・・」と、一席ぶったらしいんです。
島地 ずっとつき合いのあった人だから、どうしてもひと言いいたかったんだろうね。
大沢 北方さんの決死の演説もあり、船戸さんの受賞が決まった。もともとマブダチですが、その話を聞いて、やはり北方謙三は男のなかの男だなと惚れ直しました 満州国演義、よく頑張ったなあと思います
やっぱり船戸さんの「山猫の夏」が、いろいろな作家の大長編小説発表の枠を
ぐっとひろげてくれた感じがします
ご冥福をお祈りします R.I.P 与一 (吉田戦車のマンガの猫じゃなしに)
あの時代、海外勢が失速してたこともあるけど日本の冒険小説の水準と勢いは最高だった。
読者は幸せだったんだが書いてる人たちもそうであってくれたらいいな。 福田某はどんな胸中だろう?
満州が支えだったとしたら永遠に書いていて欲しかった ヘビードランカーだった西村寿行は肝硬変で逝き、
チェーンスモーカーだった船戸与一は肺癌で逝く。
80年代の無頼な作家たちは、みんな最期まで自分の生き様を押し通すんだな。
亡くなられたことは寂しいが、この最期は何となく納得できるような気がする。
猛き箱船も良かったが、山猫の夏、神話の果て、伝説なき地の南米三部作が好きだった。
あと夜のオデッセアの突き抜けた爽快感も‥‥
ご冥福をお祈りします。 肺がんで余命一年とこのスレッドで話題が出てから
どれくらい経ったんだろうか
満州をきっちり完結させて亡くなられたそうですね
お疲れ様でした 船戸与一、北方謙三、逢坂剛、志水辰夫、佐々木譲、大沢在昌、の皆が
1979〜81年の間にデビューしてるって、あらためてすごい世代だった
んだなあと思う。
健康に長生きするような柄の方じゃなかったし、最初に逝ってしまわれた
のもやむなしか。
合掌。 余命1年から随分経つし、健筆なので劇的に回復したのかと思ってたわ・・・ 悲しい。
「猛き箱舟」以来ずっとファンだった。
この人の書く世界観には引き込まれたよ。
そう、ぐいぐいと、ぐいぐいと・・・・。 新聞で既報を知った。
残念です、ご冥福をお祈りします。 >>630
おお6年前でしたか
ありがとう
よく完結できたものだ どうせ追悼特集組んでもらえるような作家じゃねーし
南米三部作は折々に読んでるからとりあえず山猫の夏を再読し始めた 船戸さんの作品の中で、ユーゴ紛争を題材にしたものってありますか?
ご存知のかたがいらっしゃったら教えてください 亡くなってから、小説じゃないけど、
「棋翁戦てんまつ記」があることを発見。
さっそく手に入れて読んだけど面白い。
著者は、逢坂、船戸、志水辰夫、夢枕、黒川博行、大沢在昌、
北方、宮部の8名になっているが。 作家と言うより船戸ってジャーナリストなんだろうね
もっと多くの作品読みたかったなあ
すごく残念 船戸与一が頼っていた専門家が確か前田哲男って人で、その人が昔、朝生に出て、ま、思想はどうあれいいんだけど
西部邁とかにぐうの音も出ないほど論破されていて、「あ、この人、議論もできない人だ、駄目だ」って思ったけど、
そういう人に頼ってあれだけの傑作群が書ける船戸って凄いって逆説的にだけど改めて痛感したの思い出した だってディテール固めのための専門知識と、
思想性や論理的思考能力は別物でしょ
まあ前例のない現代戦の戦略的展開について聞いてたとかいうなら話は別だけど >>644
でも、例えばアメリカとイラクの戦争を見ても、「大量破壊兵器なんて結局なかったじゃないか、それじゃあ、あれは
侵略戦争だったんじゃないか」「フセインとアルカイダが繋がってたとかもう滅茶苦茶w」っていう見方に立つか
「世界の警察官・アメリカが秩序を守った」「独裁者フセイン打倒バンザイ!」っていう見方に立つかっていうのは
専門知識と不可分なものだと思うんだよね >>643
TVのディベート番組は
パフォーマンスが上手か下手かだけの話で
話に中身があるかどうかは別の話だろ。
パフォーマンス上手が論破しているように見えるだけ。 >>646
いや、一言で言うと「あかはた」みたいな人だった 前田哲男は以前の軍板でも評判良くなかった。今は話題にもならない。
ただ、対米追従的な連中の知識がちゃんとしてるかというとまた別で、それこそアカい連中のが詳しかったりするしな。 >>648
>、対米追従的な連中の知識がちゃんとしてるかというとまた別で
まったくおっしゃるとおり。従属根性旺盛なのは更に駄目だと思います。情報サンクス! 船戸与一亡くなってたのか
今知った
ショックだ
一番好きな作家だったから
長編の新作が読みたかった オール讀物
追悼 船戸与一
志水辰夫 思い出すことなど
西木正明 筋金入りの反権力 名無しのオプ:2015/05/24(日) 21:46:51.40 ID:kMPAIESy森村誠一のサイトで、亡くなる少し前の船戸与一が、
車椅子姿で日本ミステリー文学大賞の授賞式に出席している姿が公開されているけど、
大沢先生の姿もあって、見かけはその筋の方にも見えるんだけど、
船戸与一にもう会えなくなる事を確信しているような表情で、
すごく切なくなった。
↓
http://morimuraseiichi.com/?p=20132 戦後70年がらみに組み込まれているような気がしないでもないが、
まあ、良いことだ。 文庫買った
馳星周が解説書いてて、最初はいいな、いいなと思いながら読んでいたんだけれども、
「安倍が、在特会が」って、文庫版の解説で必要だったのかな?
別に、安倍も在特会も支持しちゃいないけど、違和感ありあり ステーキにしよう、血の滴るような。
バーボンをロックで。
左右の正拳からの上段回し蹴り。 追悼の意味でレモン多めで砂糖抜きのピンガを飲みましょう 道場での試合なら俺が勝つだろう
しかし戦場での殺し合いなら、絶対にあの人には勝てない ずっとファンだったけどいいイメージのままにしときたかったから敢えて、満州〜は読んでないんだけど 遺作って贔屓無しで満州〜はどう?面白い? >>663
同じく。「虹の谷の5月」までは大好きだったけど・・・・・・でも亡くなっちゃったので、文庫版が出たのを契機に満州買った
でもまだ読んでないw 今更ながら豊浦志朗名義の「叛アメリカ史」が読みたいんだが
中古でしか入手不可かな…
カルナヴァル戦記を買ったときに一緒に手に入れておくべきだった。
といってもかれこれ二十年以上前だから、そういう方面にまでは興味を持たない若さだったな 叛アメリカ史はドストレートでしかもルポなので、
見ようによっては一番わかりやすく面白い。
ルポとしては、あまりに文章がかっこよすぎる。 俺も1週間ほど前にここで文庫が出たこと知って
3巻まで買ったけど、忙しくてまだ読んでいない。
でも巻末の解説だけ読んでみた。
3巻の北方謙三のが一番感動的だな、
1巻の馳なんとかって奴のは酷いw >>668
在日作家だっけ?
対談集にあった作家たちで解説まわしてくのかな >>672
7巻出たよ
7月に8巻 8月に9巻で完結 「藪枯らし純次」読んだけど
突っ込みどころ満載だった
船戸作品ってこんなに不自然な展開したっけ? >>675
腹立たしい内容だね。読み進められるか心許ないが頑張ってみる
阿片が主要産業とか『キメラ』の影響だっけ。どっちにしろ不毛の場所
山東出兵でなんで支那人が殺されるのか理由不明
張作霖爆殺はコミンテルンの犯行なのに
統帥権干犯って阿呆か。憲法の拡大解釈が国策を誤ったのに
田中総理辞任は昭和天皇が若気の至りとして後悔されたのに知らんのか
五族協和って日満蒙漢魯でしょうに満人の影がない
『蝦夷地別件』もひどかったがwiki汚染までいってるよね 「炎の回廊」p540
その荒波のなかで漂っている。価値観に
整合性を持たせようとしても何の意味もない。時代はあらかじめそんなことを拒否し
ているんだ。歴史の荒波を自力で泳ぎ抜こうとすれば,価値観の溺死が待っている。