船戸与一 2
CNN) 米軍の支援を受けて過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」と戦ってきたクルド人主体の部隊「シリア民主軍(SDF)」が9日、シリアで最後に残ったISIS支配地の奪還作戦を開始した。
最後のISIS支配地は、シリア東部の町バグズ・ファウカニの西側の一角にある。SDF部隊は午後6時に大砲や重機関銃による攻撃を開始し、米軍主導の有志連合軍が上空からこれを援護している 日本人でハメットフォロワーの作家って他に誰かいる?
船戸作品全部読み終わったら次どうするか考え中なんだが 逢坂剛がハメットの作品に影響受けたと何かで読んだけど、
その作品てガラスの鍵なんだよね
地の収穫とは方向が違うかも 日本人作家じゃないんだけど、
ウィリアム・ディールの「フーリガン」を探して読んでほしいと思う この人、会話の描き方に関してはヘタクソだよね。
チャンドラーのアフォリズムやレトリックで満ちた会話よりも、ハメットの質素で骨太な文章を船戸が好んだってまではわかる。
でも、主語・目的語を不自然なくらい抜かすやりとり、過剰な説明口調、ワンパターンな会話はハメットうんぬんってことで片付けられることじゃないよね。
目的語を動詞のあとにもってくるのは外国語をしゃべってるからなのかなって思ったけど、日本が舞台の作品でもVOの順で喋ってるし。 そういうのは作家の文体、リズムであって下手とは思わないな
そもそも会話文が下手ってどういうことだよ
文章が下手ってならまだ分かるけど
リアリティある会話ならいいのか?エンタメ小説なのに?
洒脱な会話なら上手いのか?それは洒脱さを描くのが上手いだけでは? >>742
これはちょっとわかりやすく誇張した例だけど。
ホテルの一室で2人が打ち合わせをしている。
AというキャラがBに対してタバコを1本差し出しながら、
A「吸うか?」
B「なにを?」
A「おまえが、煙草を」
みたいな会話シーンがよく出てくるんだよ。
状況的に明らかなのに(この例では、タバコを差し出している)、疑問の投げかけ(「吸うか?」)に対して「なにを?」「どういう意味だ、それ?」みたいな返しが多い。
フィクション的には無駄だし、かといってリアリティがあるわけでもない。
元々ルポライターやってただけあって弱者から見た叛史に関する地の文章は力強さを感じるけど、会話文はパターン化されてて面白くない。
非合法員から刊行順に30冊くらい読んで金門島まできたけど、そこだけは不満だ。 「蝦夷地別件」を読んだときに、アイヌ蜂起の描写が既読の各作品の情念と区別がつかないことに気付いた。
叛史に関する地の文章が力強いことは事実だし、それが「山猫の夏」みたいな感銘も生んでいる。
だけど、ものごとのとらえかたは案外皮相なところがあると感じて以来、少し冷める部分もある。
「炎流れる彼方」の、湖畔の銃撃戦でマズルフラッシュが明滅するシーンのように、
経歴や思想とは別のところで意外な美点の多い作家だと思うし、そこはとても好きなのだけれど。 >>743
こういうのって昔の翻訳調の文体じゃないの?
作中で「おまえだ、ペトロビッチ。これはお前さんのことなんだよ、サンドロ・ペトロビッチ」みたいないちいち名字まで言って強調するのは
新潮だか岩波だかのドストエフスキーの訳文調だよな <ドラマ化>
龍神町龍神一三番地
<映画化>
新宿・夏の死
<舞台化>
砂のクロニクル、満州国演義
wikiには全然乗ってないけど役者が演じた船戸作品ってこのくらい? http://ideas.paunix.org/funado/ya_koyom.htm
飾り棚の上の暦に関する舌足らずな注釈
消滅した暦が置き残した不確かなメッセージにはさまざまな想像力をかきたてられる。
バビロニア暦。大インカ暦。フランス革命暦。ロシア皇帝暦。
時の流れは改暦によってこれまでとはべつのメロディーを奏ではじめるが、
それでもむかしの余韻までが完全に抹殺されるわけではない。
ふつうの手続きを経て編まれた歴史のなかには収まらない秘めやかな囁きが聞こえてくるのだ。
天駆ける精神はどこに墜死したか?
鳥たちが飛び去ったあとで樹々の梢はどう顫えていたか?
涸れた湖のそばで息絶えた狼はどんな眼をしていたか?
これらの問いに力強く答えてくれるものは何もない。
それは記録されなかったか、もしくは記録されたとしてもどこかに葬り去られてるからだ。
いまとなっては残念ながらすべてが想像だけに委ねられる。 満州国演義をちゃんと全10巻で読みたかったなぁ…… >>741
俺も会話が苦手
話は面白そうなのに
「叛アメリカ史」 以外最後まで読めたことない
短編でも読むか 今更ながらにKindleで大藪春彦の野獣死すべし、
生島治郎の黄土の奔流を読んだ。
やっぱりその後の世代の方が
完成度も上がってくるのかなと思った。 >>736
船戸はハメットフォロワーとは違う
ほぼ引退生活だった頃のハメットの言動に賛同しただけだと思う
E・S・ガードナーの突拍子もない展開とか
ロス・マクドナルド辺りの社会派の方が近い
船戸はハメットを何度も称賛してるが
題材が近い「王様稼業」なんかは全く評価してはないんじゃないか? 消えた暦を描いていた作家が最後に取り組んだのが皇紀だったってことなのかな 大日本帝国はその存在そのものが巨大な叛アメリカと言えなくもない
叛アメリカの興亡
満州国演義もお馴染みの船戸節だった 今回のイラン・アメリカ間のゴタゴタ
”船戸史”的に言えば革命防衛隊の力を削ぎたいイラン政府がアメリカと共犯で司令を抹殺したってところか
砂のクロニクルほぼそのまんまだが 今「夢は荒れ地を」を読んでる。実に12年ぶりの船戸作品。 満州国シリーズは未読だけどこれって面白いの?
時代考証とかの面からしてどうなのよ。 ほかの船戸作品より史実が前面にでてる分、ドンパチとか外連味は薄い >>759 thx
興味が出たんでそのうちに読んでみます。 南米三部作、文庫で持ってるのにamazonで50%ポイント還元フェアやってたんで
つい買ってしまったw wikiで船戸与一のページみたら、
>『山猫の夏』講談社 1979年 のち文庫、小学館文庫
って書いてあったけど、これあってる?
山猫ってもうちょっと後に刊行されてなかったっけ? >>762
山猫は昭和59年だから、1984年ですね 今度は小学館でkindle50%ポイント還元やってたんで
蝦夷地別件と砂のクロニクルを買ってしまった
あと欲しいのは猛き箱舟だけ このまま歴史に埋もれていくのか。
実に惜しすぎる。 100年後に残るのは『山猫の夏』か『猛き箱舟』かな 船戸は半永久的に読み継がれていく作家と思っているが
俺が過大評価し過ぎ? 船戸の”蝦夷地”と藤田宜永の”鋼鉄の騎士”でひとつの時代が終わった感はあるな
リバイバルブームでも来て再評価されればいいんだけど 満洲国が完結したのはなにより
ただ遺作はもっと先に読みたかった
最近リピート読みにハマってるのは新・雨月
蝦夷地もそうだけど、歴史モノのやるせなさ 新・雨月って、船戸作品群での位置づけは満州国演義の前日譚って聞いたけど。
蝦夷地の評価高いけど俺はイマイチだったな。
砂クロにドハマリしてその次に読んだせいか、場所変えて同じことやってるだけ感があった。
立場の異なる3人の主人公を決めて状況を立体的に書いてた砂クロに対して、
蝦夷地別件はわちゃわちゃしてとっちらかってる印象をうけたよ。 そりゃ砂クロは船戸作品ベスト3に入る傑作やから、比べるのは酷やと思うわ ベスト3ってなんだろ
個人的には、方舟、蝦夷地、砂クロあたりだけど 俺のベスト3は山猫、砂クロ、方舟かなぁ……
直木賞とったから「虹の谷の五月」が著者紹介で出されることも多いけど、あの作品褒めてる人あんまりいないよね 虹の谷は船戸にしては甘いからな
だからこそ大衆的な直木賞が獲れたとも言えるが >>778
俺もその3作だわ
というか、俺としてはその3作がダントツで、あとは少し離れてる印象
ただ、満州は買っただけでまだ読んでないけども 「山猫の夏」から「蝦夷地別件」の約十年は他の作家だと、
逢坂剛「カディスの赤い星」、佐々木譲「第二次大戦三部作」、藤田宜永「鋼鉄の騎士」が同時期なんだが、
船戸の全盛期と冒険小説の黄金期はかぶってたんだな そもそもだけど、冒険小説と歴史モノって相性はいいのか?
多少なりとも歴史的な知識があると、メタ的な視点で物語世界を俯瞰視してしまわないか
主人公目線での先の読めないドキドキワクワク感がイマイチ楽しめない、いやそれを補う歴史モノ特有の魅力はあるんだけどさ スマホとwikiがない時代に船戸傑作群を読めたのは本当にラッキーだったわ
今の自分だと、小説読みながらベネズエラだのクルドだの歴史とか概略を
全部チェックしてしまうから多分楽しめない >>781
鋼鉄の騎士、読んでみようかと思ったけどKindle版出ないんだな 毎年聖夜になるとこのシーン思い出す。
船戸与一の中ではマイナーな作品だが
自分の初船戸作品だったので…。
http://bunko.shueisha.co.jp/yomi/0403_5.html 東南アジア5部作って面白いか?
「夢は荒れ地を」はまぁまぁ楽しめたし、「虹の谷の五月」は賞を取るほどじゃないが暇つぶしになる程度には面白かったけど、他3つがツマらなすぎて流し読みしたんだが……。
満州国演技を書いてなかったら、作家人生の前半は良いのに後半の作品が残念なまま終わった作家って認識になるところだった。 蝶舞う館 ベトナム
降臨の群れ インドネシア
河畔に標なく ミャンマー >>791
ありがとう
全部未読だったわ
ミャンマーのやつは、一緒に取材に行ったドキュメンタリー作家?が書いた分は読んだことあるけど 安彦良和が、中東の火薬庫「クルディスタン」を舞台に描く冒険活劇の初期傑作、ついに電子化!
日本人の父とクルドの母を持つ真名部ジローは、生き別れになった母からの手紙に導かれ、10年ぶりにトルコを訪れる。しかし、その手紙はジローをおびき寄せるために、クルド武装ゲリラで「鉄の腕」(デミレル)の異名を持つカシムが出したものだった。
ジローはイスタンブールでクルド人ゲリラとトルコ治安軍
との対立に巻き込まれ、トルコ東部辺境の地クルディスタンへと逃れる。部族が潜む秘密の洞窟でジローが出会ったのは、同じ「ジロー」という名を持つ不思議な少年だった──。
クルディスタンは今もなお、国際政治の狭間で翻弄され、戦禍の中にある。しかし、トルコ治安軍の弾圧にも、サダム・フセインの化学兵器にも、イスラム国のテロにも、アサド政権の空爆にも屈しないクルドの人々。その不屈の魂の淵源に触れることができる、貴重な一冊だ。
「剽悍な民族クルドはそのような民である。典型的に勁くしたたかな、しかし非業の民である。絶えず生存をおびやかされながら、しかしきっと生存し続けてゆく民族である。我々は結局そういう彼等の姿を此岸から黙って見守るしかない」(著者あとがきより) ついに完結!
自分が族長の血を引くことを知ったジローは、クルド人のリーダーとして、デミレルと共にトルコ治安軍との戦いに身を投じていく。しかし、それを良く思わない部族のルークは
、執拗にジローの命を狙うのだった。やがて、行方不明の両親がノアの方舟伝説の地、アララト山にある秘密施設に関わっていたことが解る。
そこでは人類誕生へとつながる「進化の鍵」を密かに研究していた。母と逢うために、そしてすべての謎を解くために、ジローは厳寒のアララト山へと向かう──。
クルディスタンは今もなお、国際政治の狭間で翻弄され、戦禍の中にある。しかし、トルコ治安軍の弾圧にも、サダム・フセインの化学兵器にも、イスラム国のテロにも、
アサド政権の空爆にも屈しないクルドの人々。その不屈の魂の淵源に触れることができる、貴重な一冊。
「この作品は複数回の改装、再刊の幸運に恵まれた。多くの人の厚意を得、中公文庫版のあとがきに書いたように、
献身的なジャーナリスト氏の手でAK自動小銃を背負った美しいクルド人女性戦士の手にまで届けられたりもした。赤面の至りである」(あとがきより) Sykes-Picot Agreement
【中東大混迷を解く】 サイクス=ピコ協定 百年の呪縛 (新潮選書)
池内 恵 (著)
百年前、英・仏・露によって結ばれた秘密協定。それは本当に諸悪の根源なのか。いまや中東の地は、ヨーロッパへ世界へと難民、テロを拡散する「蓋のないパンドラの箱」と化している。
列強によって無理やり引かれた国境線こそが、その混乱を運命づけたとする説が今日では主流だ。しかし、中東の歴史と現実、複雑な国家間の関係を深く知らなければ、決して正解には至れない。危機の本質を捉える緊急出版! 6年か。
リバイバルブームが来ることもないだろうし、このスレが終わっても次スレは立たないだろうな。 デビュー作の非合法員(単行本)は8千部刷ったけど全然うれなかったから4千部断裁したって書いてあったけど(小学館文庫版非合法員あとがきより)、それ以外の作品はどのくらい売れたんだろ?
たまにブックガイドに載ることもある山猫の夏、虹の谷の五月くらいは売れててほしいが。 小学館と集英社が生命線かな
新潮社はなんとも言えんが 「猛き箱舟」は「山猫の夏」を読んでからの方が良い読書体験になると思う 1970年後期〜1980年代に才能ある冒険小説作家(ハードボイルド作家)がどんどんでてきたけど、
文句なしに売れたといっていいのは北方謙三と大沢在昌ぐらいなのかな。
賞とったり界隈内で大絶賛されてもそこまで儲かってないことがよくある業界だし……。 砂のクロニクル他、いくらでも大手書店のベストセラーランキング入ってたでしょ。
映画化・舞台化・漫画化された作品もあるし。
北方謙三、大沢在昌だけでなく、佐々木嬢、高村薫、船戸与一、逢坂剛、志水辰夫他
80年代から90年代にかけてのハードボイルド・冒険小説界のスタメン主力級は幾らでもいる。 かくも短き眠りと蟹喰い猿フーガ、電子書籍化してほしい 蟹喰い猿フーガと午後の行商人の内容が混ざってどっちがどっちだっけってなる 蟹喰い猿フーガは内容まだ記憶があるけど
午後の行商人あたりの後期作品はほとんど記憶が残っていない。
古い作品のほうがよく覚えている。 ミャンマーの柳生一族がkindle日替わりセールで199円になっとる
河畔に標なく読むときにぜひ >『蟹喰い猿フーガ』1996/01 徳間書店 、1999/04 徳間文庫
>『午後の行商人』1997/10 講談社、2000/09 講談社文庫
現物が手元にないからwikiの日付を参考にするけど、刊行時期はそんなに変わらんみたいだぞ >>762
>>763
みたいにwikiが間違ってる可能性もあり? 「デビューにあたって読書家の友人からハードボイルド傑作十選なるものを推薦され、読んだ。ハメット、チャンドラー、ロスマク等だ」
ってあるけど、その十選ってなんだろ。
ハメット、チャンドラー、ロスマクからそれぞれ2〜3作品くらいと生島治郎、大藪春彦とかかな? 2015年に出版された小学館文庫版の非合法員だよ。
あとがきがわりに「デビュウ事情」ってのが載ってる。5ページくらい。
亡くなる数か月前に、処女作の新装版でデビュー当時のことを書き下ろしたんだな。今となっては感慨深い。 てかその時点ですでに読んでいなかったのか。
作家デビューしようと思ったきっかけは何だったんだろう。 それも新装版非合法員に載ってるよ。
っていうか、簡単なデビュー経緯に関しては他のとこでも言ってた気がする。
大学時代、早稲田探検部で海外のいろんなところに行く。
↓
卒業後、出版社勤務を経てフリーのルポライターになる。
↓
編集者の白川充から「きみの文章は小説に向いてるね。デビューしてみない?」と誘われる。
はじめは社交辞令だと思ってたが、本気の誘いだった。
↓
読書家の友人からハードボイルド傑作十選を勧められ、分析的に読んで自分の文体を作る。
作品内容はルポライター時代を活かしたもの。
↓
非合法員で小説家デビュー
たしかこんな感じ。 手元にあるのは徳間書店ので、内藤陳さんの読まずに死ねるかの後書きのやつだけどど、「デビュウ事情」のためだけに新装版を買うか…
Kindle版も新装版ぽいから、数百円程度、安いものか。 Kindleで久々に非合法員読んだ。
船戸与一自体読むの久しぶりかな。
やっぱ面白いわ。
他のもKindleで買い直して読んでいこうかな。 いま「ハイパーハードボイルドグルメリポート」読んでるんだが、ここの住人なら結構合うと思う。お勧め。 「ミャンマーの柳生一族」高野秀行。
辺境冒険作家の筆者による「合法的な」ミャンマー滞在記である。
早稲田大学探検部の先輩で、作家の船戸与一がミャンマーを舞台にした作品を書きたいということで、ガイド役として連れて行かれる。
ガイド役として行きながら、それを一つの滞在記にまとめるところが筆者の真骨頂である。
なぜ合法的に入国かというと、これまで筆者はほとんどが違法に入国しているからである。 突然どうした
でもそれいい本だったよ
あまり読者が知ることのない船戸与一の一面を知れて良かった
宮部みゆきを「みゆき」と呼んでたのも、著書を読んだことがないのも面白かった 柳生一族はおわらいっぽい雰囲気だったような記憶。何か違う。 高野秀行『辺境中毒!』収録の短い対談でちょこっとデビュー前の経緯を語ってた
ハードボイルド名作十冊を勧めた友人は「今小学館の専務になっている白井」さんで
ハメット、ロスマク、チャンドラー、に加えて「フランスのノワール系のジョバンニとか」…まで4人の名前出してた 初出は2003年『青春と読書』4月号での対談らしい 短くも長くもない余生を過ごすのに、また新しい作家さがして読まなくても、船戸与一他の過去作品を繰り返し読むのでもいいのかな、などとも思う。 渡航資金貯めて旅に出ようとしていた矢先にパンデミックになってしまって、悶々としていたところだったので良い作家に出会えて嬉しいです
鬼籍に入った自分の祖父と同い年なので親近感沸きます
既読が「虹の谷の五月」「午後の行商人」で
今は「夜来香海峡」読んでます
後はラ米が舞台の作品全てと「満州国演義」読むつもりです
元々ルポや20世紀の歴史が好きなので読んでいてとても楽しいです! >>828
もっと初期の作品から行った方が面白いよ! これからあの大作群をイチから読めるとはうらやましい >>828
>既読が「虹の谷の五月」「午後の行商人」で
>今は「夜来香海峡」読んでます
本の好みは人によってそれぞれだから、もしかしたらその3冊が貴方にとって船戸作品Top3になることもあるかもしれない。
けど、やっぱり船戸作品で評判がいいのは初期のほうなので、そっちを強くお勧めしたい。(非合法員から砂のクロニクルあたりまで)
ラテンアメリカ3部作も初期の作品だし。 さあ、船戸与一の受賞作品は全部手に入れた。
それでは、船戸ワールドへGO!