船戸与一 2
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。
初出は2003年『青春と読書』4月号での対談らしい 短くも長くもない余生を過ごすのに、また新しい作家さがして読まなくても、船戸与一他の過去作品を繰り返し読むのでもいいのかな、などとも思う。 渡航資金貯めて旅に出ようとしていた矢先にパンデミックになってしまって、悶々としていたところだったので良い作家に出会えて嬉しいです
鬼籍に入った自分の祖父と同い年なので親近感沸きます
既読が「虹の谷の五月」「午後の行商人」で
今は「夜来香海峡」読んでます
後はラ米が舞台の作品全てと「満州国演義」読むつもりです
元々ルポや20世紀の歴史が好きなので読んでいてとても楽しいです! >>828
もっと初期の作品から行った方が面白いよ! これからあの大作群をイチから読めるとはうらやましい >>828
>既読が「虹の谷の五月」「午後の行商人」で
>今は「夜来香海峡」読んでます
本の好みは人によってそれぞれだから、もしかしたらその3冊が貴方にとって船戸作品Top3になることもあるかもしれない。
けど、やっぱり船戸作品で評判がいいのは初期のほうなので、そっちを強くお勧めしたい。(非合法員から砂のクロニクルあたりまで)
ラテンアメリカ3部作も初期の作品だし。 さあ、船戸与一の受賞作品は全部手に入れた。
それでは、船戸ワールドへGO! 本格、ハードボイルド。ゴルゴ13も書いたらしいが、描写が細かい。 砂のクロニクル
だが、あんなに日本の青年将校の様な感じの国民防衛隊
員が存在するのかな? >>839
脂が乗り切ってる時期だから間違いなく面白い
ただ舞台はいいが展開はいつものパターンなぞってるだけって批判もあった
あと本名でスパイ活動すんなよとは思ったけど
ジェームズ・ボンドじゃないんだから
だから簡単に身元がバレたんじゃないのか やっぱ、600ページの上下巻で端から端まで文字で埋め尽くしているのは、
話が面白くないと続かないが、船戸の作品はこんなのばっかり。 下巻は、508ページか、随分あるな。船戸大先生の山本周五郎賞受賞作
だから、読み切るつもりだが、血なまぐさいのはいただけない。 この凄い血なまぐささと人を無造作に殺していく描写は凄いね。 >>845
週刊プレイボーイの連載がメチャ楽しみだった。小峯も居た当時の週プレはミリタリ趣味全開だったなw
フランク・キャンパー、ゲイルリバース、落合信彦に柘植センセ。脱走兵毛利もw 砂のクリニクル
アラブ人の複雑な事情を上手く書いている。余程調べているね。
最近では、黒川博行が「国境」で北朝鮮の事を書いた小説があったが、
スケールが違うし、調べ方も違うみたいだね。これから船戸与一の
作品は連チャンで読むが、アラブ人を日本風に書くとこうなるんだろうと
思わせる描写がいいね。 >>831
自分は小説読む時も関心が強いテーマを扱っているかを基準に選ぶことが多いのでフィリピンやメキシコのゲリラを扱ったり、李香蘭を意識しているその3冊から手に取りました
最初の3冊の次から昨年内に読み終わったのは
「叛アメリカ史」「非合法員」「銃撃の宴」
ブラジル短編集「カルナヴァル戦記」他
「山猫の夏」です
登場人物の死亡フラグにすぐ気づくようになっていきましたが、全く飽きる気がしません
今月に「神話の果て」「伝説の地」「緑の底の底」「国家と犯罪」を読む予定でその後は未定です 肝心なこと書き忘れていました
自分は>>828です 砂のクリニクルを、ページ読んだ。オークションで
猛き箱舟を落札した。これから、賞をとった作品は、
全部買ったので、楽しみにしている。 砂のクルニクルだが、話がダイナミックだ。イライラ戦争の後と、イランの情勢、クルド人
を扱ったハードボイルドで、登場人物が当たり前のようにバタバタ死んで行ったり、
傷ついて行くのが、凄まじい。日本人離れした作風だ。 船戸ファンだけど、「船戸作品は場所と固有名詞を変えて同じことやってるだけ」って批判は、まぁその通りだなって思ってるので一気に多作品読むと胸やけするかも。
おもしろいのは長編なんだけど、バラエティに富んでるのは短編(新宿・夏の死、カルナヴァル戦記)な気がする。 夜のオデッセイア、炎流れる彼方、蟹喰い猿フーガの路線も欠かせない。 砂のクリニクルは最近読んだ中で一番の力作だったと思う。 今日、オークションで買った、猛き箱舟が来た。
これもボリュームがあるね。 人間としての名誉や尊厳にこだわって行動するかぎり人間としての限界も越えることはできないのだ。ぶつかりあえば、結局は総合力の優るほうが生き残ることになる。それをぶち破るにはただひとつ、完全な幽境からの使者と化す以外にない。 船戸与一は、どの作品も良くかけているよ。今、虹の谷の五月
読んでるけど著者は、フィリピンで生活したことがあるんだろうか。
生活臭漂う文章だ。 虹の谷の五月
傑作だ。あれこれ文句をつけるのだが、壮大なドラマ、
人物、構成など何処をとっても超一流で面白かった。
一読すべし。 日本が舞台だけど、大丈夫かな。いままでのイランイラククルドや
フィリピンゲリラの話は、面白かったが、今度は大丈夫か。 なんか伸びてると思ったら変なのが居着くようになったのか 猛き箱舟は、北方謙三の挑戦シリーズと同じく大衆受け(週プレ読む普通の若年層受け)を狙った感じで、他の作品に比べると主人公にちょっと青臭さがある。まぁ最終的にはいつも通り鬼化して登場人物もみんな死ぬけど。 猛き箱舟
は今まで読んだ砂のクルニクル、虹の谷の五月に比べると、
主人公が日本人なのでどうも特殊部隊の主役というのが
ピンとこない。陸上自衛隊の1佐だった男で外人部隊の大尉
位の人間が、国際犯罪と戦うのは役不足の様な気がするが。
取り合えず、先を読んでいこう。 >>870
虹の谷の五月の主人公のトシオ、ラモン、は生き残ったじゃんか。 綾辻スレで船戸ageしてる荒らしか?
読点の打ちかたがそれっぽいが 綾辻スレは荒らしてないが、ただオークションで綾辻をまとめ買いしたが
船戸与一の作品の方が面白かったので、綾辻の方はひとまず置いておいて、
船戸与一を読んでいる所だ。船戸与一は今まで読んだ限りでは素晴らしい。
ただ、猛き箱舟に日本人を出したのはちょっと迫力に欠けると思っている。
今2巻目を読んでいる所だが、今一迫力が伝わらない。
これまで、砂のクリニクル、虹の谷の五月を読んだが、文句のつけようのない
面白い作品だっただけに、今の所猛き箱舟には迫力を感じない。 何言ってんだ?日本人なら他の作品にも出てるだろ
たぶん80年代の生温い日本が舞台で不満って意味なんだろうが
そういう時代の日本がこれから血に染まるってことは最初に示唆されてるし
もうちょっと自分の考えまとめてから書き込めよ
スレはお前の日記帳じゃねえんだからな >>875
ハジ、とか日本人医師とかだな。
今回の様に、日本人が纏めて出てくるのは初めてだ。 今は日本人も大きいし、180センチで大男かどうか、
グリズリーと呼ぶべきか、難しい所だな。
しかし、少人数で、250人を相手にする、という設定がね。 しかし、緊張感のないハードボイルドだ。あんまり兵器おたくの
戦争オタクじゃないから猛き箱舟は、おもったより良くかけていないな。 [ 候補 ]第41回 日本推理作家協会賞 長編部門 『猛き箱舟』
胡桃沢耕史[ 会員名簿 ]
船戸君については、大激論があった。ぼくは入れたかった。ところが全くその面白さを認めない委員が、複数以上もいては仕方ない。しかも、あれだけ面白くても認めない人は、その面白さをむしろ欠点のように攻撃するのをきいて、改めて小説の難しさをぼくは知らされた思いである。船戸君前途は多難だな。 しかし誰だ!?猛き箱舟が傑作だとか言ったのは?
一番酷いじゃないか。出来が悪い、駄作だ! しかし、捕虜になって、外人だらけの中に入ってからは、断然面白くなってきた・
灰色熊はナンセンスだったが(スケールが小さい、ここがミスキャスト)
脱走!を外人とやるのはまた面白くなってきた。こうでなければいかんよ。 >>885
綾辻行人や米澤穂信、伊坂幸太郎のスレを散々荒らし回った挙句今度は船戸かよ
ここはお前の日記帳じゃないって何度言われれば理解するんだ しかしさああ、船戸与一ってこういう作風ばっかなわけ?
猛き箱舟の1巻なんか絶望的にひどかった。 >>889
おっちゃん、感想は上下巻を全部読み終わってから書こうぜ >>891
読まなくてもパターンは読めるじゃない。 ..>>891
この人は、戦争に行ったこともないのに、よく戦争物が書けるな、
偽善者だな。
お前もそうだ。 やっぱ、これじゃあ東野圭吾には勝てないな。
分野が狭すぎる。 山猫の夏
これは良くかけているね。猛き箱舟が、滅茶苦茶な筋で
残酷に殺しあうという描写ばかりの駄作、だったが
山猫の夏はいいようだな。 >>901
俺の記憶では『山猫の夏』も殺し合いの話だった気がするんだが、おっちゃんの基準がよくわかんねぇな 山猫の夏
途中で、戦前の日本と戦後間近のブラジルの話は余計だった。
こういうのが、下手だね。話の腰を折るというか、意味のない記述と言うか。
帝国陸軍の大尉の息子と言う設定もね。漫画じみている。
話が話だけに、話が軽くなる。正にゴルゴ13と変わらなくなってしまう。 山猫はまだいいよ。猛き箱舟は酷かった。
山猫は面白いもんね。 なぜ南米三部作の二作目の『神話の果て』を飛ばすのか 『猛き箱舟』を貶すクソ野郎には『炎 流れる彼方』をおすすめするぜ まだまだおススメの作品までは行かない。伝説の地も
分厚いからね。次は夢は荒れ地をだが、これ自衛隊出てくるんだよなあ
興ざめな気がするんだよなあ。 猛き箱舟
は、これから読もうと思う人は止めたほうが良い。 荒らしと決めつける
お前>>920
どこかに行ってくれ。 10年以上のんびり続いてるスレだということをわかってくれ
感想書くなとは言わんが、全部読んでからひとつの書き込みにまとめてくれ
そのあとは綾辻スレに戻ってな 今、船戸の作品を集めているが、どれもこれも残虐趣味の
殺し合いの話で、作者はよほどのミリタリーオタクで、
殺人に興味がある人なんだろう。 今、カンボジアを舞台にする作品を読んでいるが、
こんな事を書いたら、殺されるんじゃねえの。 こういうスタイルじゃなければ、もっと話題になったな。
戦争を美化してるのかな。 長いので、一度中断して故西村賢太氏の遺作を
4冊買って、1冊読み中で、苦役列車は家にあったので
読んでしまった。こっちは、船戸と違って私小説で
漢字が難しい。行間を読まなければいけない。 未読の分厚い船戸与一がまだ7冊残っていて、この後、
綾辻行人が大量に残っていて、この間隙をついて
米澤穂信の直木賞作品、Iの悲劇を読んで行く予定です。、 今、カンボジアに識字学校を作るのに苦戦して
子供の人身売買をなくそうとして、活躍する日本人の
作品を読んでいるが、これは面白いね。 ウクライナが問題になってるが船戸与一が生きてればどんな見解を示すだろうか 18世紀末、苦難に喘ぐふたつの民族が択捉島で接触した。ロシアの南下政策を阻むため、武装したアイヌを尖兵とし極東地域へ軍を誘導しようと画策するポーランド貴族マホウスキ。蝦夷地から和人を駆逐することを悲願とする国後島に住むアイヌの脇長人ツキノエ。両者の利害は一致した。1年後に和人の使う火縄式より新式の鉄砲300挺の取引を約したツキノエは、鉄砲の到着までは和人の目を引く行動を慎むよう長人達に厳命した。
マホウスキはシベリア地方の都市イルクーツクで、結社の仲間から悪い知らせを受ける。極東進出を主張していたスースロフ将軍が、女帝エカチェリーナU世の不興を買って失脚したというのだ。アイヌに渡す鉄砲が確保できなければ、南下政策によって祖国ポーランドが蹂躙されるのは火を見るより明らかだ。状況を打開すべくマホウスキは、宮廷のあるペテルブルクへ向かった。 船戸さんの本に出会うまでは小説は歴史小説メインで読んでいたから、そろそろ「満州国演義」手出してみようかな 大部の作品をよく読了したなあと思う。
年取ると無理だわ。 政治学者のセルゲイ・チェルニャホフスキー氏が「東京(日本政府は)は、歴史的にロシア領であった北海道を不適切に保持している」と主張していることを紹介している。
この主張によると、日本とロシアとの国境を択捉島と得撫島の間に引くことを決め、北海道が日本領だとされた1855年の日露和親条約は「純粋な誤解」。北海道について次のような主張を展開していた。
「ロシア人開拓者が交易のために開発、植民地化を行い、利用していた。そこ(北海道)にはアイヌ民族が住んでいた。サハリンやウラジオストク近郊、カムチャッカの南部に住んでいるのと同じ民族で、ロシアの民族のひとつだ」
ロシア下院「我々は北海道に対する権利を持っている」
「もし日本人は関東軍の運命を忘れたのであれば、それを再現してやろうではないか」 蝦夷地別件、最初の方はロシアの弱体化を図るポーランド貴族が出て来たな。
最近の直木賞の「熱源」でも同様の話あったけど、こっちは読んでて熱量感じなかったんだよな 非合法員
炎流れる彼方
そして今、流沙の塔
を読んでいる。この人も死ぬのは早かった。 満洲国がKindleで50%ポイント還元になってるで 新潮セールだよな
砂のクロニクル、蝦夷地別件は?と思ったら今は小学館文庫に入ってるから対象外なのか スマホ使うようになって小説がぜんぜん読めない。
Kindleで読めるはずなんだけど、他のアプリをつい使ってしまう。 自分はKindleの専用端末でめっちゃ読書がはかどってるわ
老眼来てるから文字を大きくしてなw 電子書籍導入してから買う量も読む量もかなり増えたな 消滅した暦が置き残した不確かなメッセージにはさまざまな想像力をかきたてられる。
バビロニア暦。大インカ暦。フランス革命暦。ロシア皇帝暦。
時の流れは改暦によってこれまでとはべつのメロディーを奏ではじめるが、それでもむかしの余韻までが完全に抹殺されるわけではない。
ふつうの手続きを経て編まれた歴史のなかには収まらない秘めやかな囁きが聞こえてくるのだ。
天駆ける精神はどこに墜死したか?
鳥たちが飛び去ったあとで樹々の梢はどう顫えていたか?
涸れた湖のそばで息絶えた狼はどんな眼をしていたか?
これらの問いに力強く答えてくれるものは何もない。
それは記録されなかったか、もしくは記録されたとしてもどこかに葬り去られてるからだ。
いまとなっては残念ながらすべてが想像だけに委ねられる。 全部読んだ人教えて!
最高傑作は砂のクロニクルでよい? 砂のクロニクルか猛き箱舟だろうな
ただ砂クロはスマートにまとまってるけど、箱舟の方はドロドロしてる
青春小説だし日本が舞台だからか何か陰湿なんだよな
船戸は日本を書くと、他の国が舞台のときと比べてなぜか陰湿になる
海燕ホテルブルーとか何じゃこりゃって感じだった 『満州国演義』(全9冊)は?
なんか始まったときは著者のライフワークになるって触れ込みで、
全10冊完結予定だった気がしたが、あまり評判にならなかったな。
年間ランキングでもスルーされてひっそり完結したイメージ。 個人的には満州国は砂クロの次点
それまで無頼派だった船戸が優等生になった感じ >それまで無頼派だった船戸が優等生になった感じ
なるほど、小器用にまとまっちゃったって感じなのかな?
直木賞受賞前後から作風が変わったと読んだことがあるが。 満州国は4兄弟が史実にあまり絡まないように展開させてるから物語としては地味よね
勉強にはかなりなったけど 満州国は時代が近いからフィクションを入れにくいのはある その二作を同列に語るのは無理あるだろ
砂クロで冗長ならほとんどの長編も冗長ってことになる 船戸さんは晩年、急速に存在感が失われた印象がある。
それなりに面白い本を出していたとは思うのだが。 冒険小説自体が下火になっちゃったからな
志水辰夫や佐々木譲あたりもジャンル鞍替えしたし むかしは内藤陳とかがシミタツ・船戸の小説を推しまくっていたけど、
みんな鬼籍に入っちゃったからねえ。 >>977
シミタツはまだご存命ですよ...
最近久しぶりに冒険小説出したみたいだし >>977
シミタツはまだご存命ですよ...
最近久しぶりに冒険小説出したみたいだし >>979
>伝説のハードボイルド作家86歳、19年ぶりの現代長編!
ギフテッドの介護士が主人公らしいが、86歳だと身近なテーマ……なのか? 90年代の深夜+1にて
まだご存命中の内藤珍さんに「船戸さんのベストは『砂のクロニクル』でしょうか?」と伺った
ただ一言「『箱舟』だよ」と答えられたことが印象に残っています 猛き箱舟、文庫で持っててKindle版も欲しいんだけど、
集英社文庫はなかなか半額セールやらないのね 読売新聞朝刊(2024年3月4日)の編集手帳に砂クロが引用されてた 蝦夷地別件読んだら面白かった 時代ものでアイヌかーと思って避けてた
船戸さんのキャラって復讐鬼モードになるとスーパーマンになりすぎるのがちょっとな あの少年をコントロールできなくなってスーパー伝奇小説になっちゃったのが惜しい
あと破戒僧があっさり破戒しすぎ 虹の谷借りてきたけど船戸さんの本で初めて投げたわ 50ページくらい レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。