秋の夜長にF・W・クロフツpart2
8年近く続いていたスレがdat落ちとは悲しすぎ。
クロフツ好きな方々、まったりと語りましょう。
『フレンチ警視最初の事件』はまだか・・・ >>613
おおむね同意。だからこそ、ホッグズ・バックの怪事件はあまり好みじゃないんですよねえ。 『フレンチ警部と毒蛇の謎』読んだ
初クロフツ
クロフツは読みづらそうってイメージあったけど、思ってた以上に読みやすく面白かった
登場人物が職務に忠実でまっとうな論理感を持つ普通の人達なのが魅力的だった
ある意味、犯人ですら 樽からじゃなくフレンチ警部シリーズから読み始める人はいるかもね わりとアクションがあるものもあるけど現代視点だと地味すぎるのは否定できない作風だよね 山師タラントって面白い?
汚れありだけど近所のブコフにある >>619
まあまあ。
少なくとも、ブックオフの値段で後悔することはない >>616
作品順を考えるほどクロフツに関する知識がなくて、図書館でたまたま見つけたのを読みました
次は書店にあった「二つの密室」読もうかなと思ってる >>619
面白いと思うよ。クロフツの中では俺はかなり好きな方の作品だね。
後半は法廷のシーンが多い点がクロフツ作品では珍しいところかも。
それと登場人物中のヒロインが完璧超人で女神様みたいなキャラなんですが、
これがダメ男にいいようあしらわれてしまうという、このやるせなさ。 >>621
「二つの密室」や「二重の悲劇」
この頃の作品は、どれも秀逸です >>623
ありがとう。買ってきます。
しかし「二つの密室」と「二重の悲劇」って間違いやすそうだねw 「二つの密室」面白かった
家政婦の視点で進む序盤はサクサク進んだが、フレンチの捜査の場面の地味な事ときたら…
でも読み終わって「あー面白かった」ってなった後、地味な捜査場面をちくちく読み直してた
次は図書館で見つけた「フローテ公園の殺人」いきます
amazonで見たのと訳者は同じだけど、表紙が違う クロフツものだけじゃないけど、「訳者あとがき」を読むと
この時代の訳者の人たちは、大抵感じがいいね
一人よがりの解説はほとんどなく
丁寧に、やさしく、いろいろと教えてくれている
時代から推測すると、戦前生まれの方達だろうね 今なら訳者後書きなんてまだ良い方で、何の関係があるのかよく解らないタレントもどきの読書感想文が載ってる文庫もあるね
クロフツじゃないけど
心が狭いのか、好きな小説が復刻されてもその手の後書きがあるとがっかりするし、買いたくないと思ってしまう
>>629
定価1円30銭?
すごいねこれ >>630
クロフツなら創元の「樽」の有栖川の解説とかひどかったぞ
もっぱら「黒いトランク」の宣伝だった 創元推理文庫版『ライノクス殺人事件』の解説より酷い解説には出くわしたことがない その作者、作品にまったく愛着を感じさせないどころか(本当はあるんだろうけど)
解説の場を利用して他作品の宣伝しているのは酷すぎる 樽の大久保訳の再読中
昔読んだ時はすごく面白かった記憶がある 今樽を読み返してる
P49L9の「樽は明るい青色に塗ってあり」は
「馬車は明るい青色に塗ってあり」の誤訳ではないかと思う
原文では The dray was painted a brilliant blue となっていた あ、大久保康夫訳の話です
新訳ではどうなってるんだろ 霧島義明訳「車体は鮮やかな青色で」
森下雨村訳「該荷馬車は、美しき青色に塗られ」 クロフツの樽にひとつだけあるミスって何?
検索しても出てこない 樽は、何十年も前に読んだので、覚えていないところが多いが
ラトゥーシュの助手のマレーだったかな、彼はフランス語を喋れたのか?
ボアラックとの会話に同席していたはずだが >>643
642だが、このスレ覗いてるうちに、色々と思い出してね
ラトゥーシュが英仏混血の探偵だったことは記憶していた
フランスでの捜査に支障ないようにとの設定だったんだろうが
それなら助手のマレーはどうだったのかな? とふと思ったんだ
確か、執事のフランソワとも接していたな 「毒蛇の謎」が面白かったから、解説が酷いらしいけど「フレンチ警視最初の事件」買った
クロフツって確かに地味だし、華やかにアピールするものはないかもしれないけど、これまで読んだぶんでは充実した読書が楽しめてる
今回も期待 楽しみですのう
東京創元社 2017年復刊フェア
F・W・クロフツ/田中西二郎訳 『チョールフォント荘の恐怖』 ●新カバー
邸宅の主を殺害したのは誰か。予断を許さぬフレンチ警部活躍譚。 樽を新訳で読みました
2回目だけどやはり面白い
ところで樽ってそれ自体結構重いのでしょうか
ジャック・ド・ベルヴィルが北駅で樽を受領した際に
駅員が(あまりにも重くて)二人がかりで荷馬車に運んだと証言してるのが違和感
ネタバレになるので詳しく書かないけど >>648
どういう樽を想像しているのか分からないけど、重くないわけが無いです。
なのでちょっと違う樽を思い浮かべている気がします。
参考
↓
製品情報 | 洋樽の有明産業株式会社
http://www.ariakesangyo.co.jp/products >>650
カルディネ通りの貨物駅から樽が運ばれたとき、
樽の荷下ろしなんて何百回もやっている中でなぜ覚えていたのか問われると人夫は、
あれを一度持ち上げたら忘れない、並大抵の重さじゃなかったと答えてる
それは樽自体も重いけど死体が入っていたからですよね
でも北駅の時点では樽の中は・・・・と考えるとそこまでじゃないと思うから
重さについては書く必要なかったのではないかと思う ヴォスパー号は隠れた名作
前半は退屈だが、望みがあるのかないかわからない微かな手がかりを手繰って
死体が出てきたとこから加速度的に面白くなる
今まで読んだクロフツの中でも一番硬い。捜査のことしか書いていない ☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、
衆議員と参議院の両院で、改憲議員が3分の2を超えております。
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は
すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆ 創元も毎年1冊づつ復刊するくらいなら
フェアでも組んで全部いっぺんに復刊&増刷して欲しいと妄想。 クロフツを図書館にあるやつは大体読んでしまったんだが
次は何を読んだらいいかわからん 警察物ならメグレ警視シリーズ、87分署シリーズ
アリバイ物なら西村京太郎の作品
分量が多いから当分楽しめるぞ マクベインの87分署シリーズは昔々ハマったなぁ
太陽にほえろ!好きだったから堪らんかったわ 87分署シリーズは日本で「裸の街」のタイトルでテレビドラマ化されたんだよな。 新訳が出たようですね。まだ見てないけど、かなり気になる。多分買っちゃう。
これを切っ掛けに新たな読者が増えるといいなあ
クロイドン発12時30分 - F・W・クロフツ/霜島義明 訳|東京創元社
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488106348 >>661
西村京太郎なんて600冊以上書いてるからな
月1のペース エドは外れ無しだな
どれを読んでもそこそこ面白い
でもフレンチと同年代の作品ならメグレだな
作者のシムノンが文豪なので文章が卓越してる
作品が手に入るかどうか分らんが
無いなら乱歩の「幽鬼の塔」を読んでみて
これはシムノンの作品を勝手に舞台を日本変えて書いた盗作 「フレンチ警部最大の事件」読了
事件自体は地味だけどフレンチ警部がヨーロッパのあちこちを旅して捜査するので
起伏があり楽しんで読めた
それと同時に最大ってそう言う意味なのねと気づくw
ラストの捕り物もなかなかハラハラさせられて意外とケレン味のある作品だったな
真相が分かった後、判明する犯人の手の凝みまくった犯行には感心させられた 今年はデビュー100周年だから何か読んでおきたい。 >>678
ほんの些細な疑問から、どんどん謎がひろがって、最後は組織犯罪までいくところ。
日本人が好きそうなクロフツ作品。 クロフツは冒険系がおもしろい
製材所、チェイン、紫色の鎌がご三家?
実は、このあたりを楽しめるかどうかが、クロフツのよさを理解できるかどうかの分かれ目 >>678
「秘密」についていろんな仮説がでてくるところ クロフツは登場人物が皆感じがいいから気分よく読める
探偵も証人も目撃者も、犯人も捕まるまでは感じがいい 登場人物に自分の仕事に誇りを持った正直で良い人が多い印象
作者自身が良い人で性善説を信じてるのかね
犯罪を小説にしてるけど たまに復刊してくれるけどすぐに入手難になるよね。
作品数はそこまで多くないのにコンプリートは難易度高いね 復刊フェアにマギル卿来たね。
個人的には二重の悲劇、見えない敵あたりが来て欲しかったな。 二重の悲劇はマジ傑作なので、復刊お願いしたいね。どうせなら改訳がいいけど。 新訳は樽やクロイドンのような有名作でないと難しいのかな。
チェイルなんかも井上訳のまま復刊されているし。
マギル卿の復刊は嬉しいけど、できれば近年復刊されてない作品優先して欲しいな。 『クロイドン発12時30分』読了
犯人の殺人に至るまでの経緯、心理描写が良く書かれていて
殺人犯なのに犯人に感情移入して読んでしまったなぁ
それでいて身勝手なところや愚かなところもちゃんと書かれいて
犯人の罪が暴かれても心が痛まないようになっている配分が絶妙だわw
途中まではハラハラドキドキして読めたんだが、唐突に犯人が捕まってしまい
裁判に入ってしまったのは残念
最後に捜査の解説をするのではなくフレンチ警部が犯人を追い詰めていく過程を読みたかったなぁ >>689
未読でしたら次は『サウサンプトンの殺人』がおすすめです!
クロイドンで物足りなかった点がいくつか改善された、倒叙ミステリの佳作です。 クロイドンは「倒叙三大名作」とかで名前は有名だけど、クロフツの特徴である“キャスト”の要素がないから、あまり面白味を感じないね
樽といいクロイドンといい、クロフツの代表作のように言われる作品は、実はあまり面白くないw 樽とクロイドンだけが有名になりすぎたってのはあるよね。
他の作品も出来がいいのが多いんだけどね。
東京創元社にはぜひ新カバーで全部揃うまで続けてもらいたいな! 「見えない敵」読みました。トリックが専門的すぎる。
電気回路の知識が要求される推理小説ってクロフツくらいだろw
そういうのがクロフツらしくて好きなんだけど、
あまり広く読まれていない理由でもあるのかな。
犯行を確実に成功させるために使われたトリックはかなり良かった。
こっちは専門知識なくてもほぼ理解できるし。 見えない敵が未読だったことを数年ぶりに思い出しました。ありがとう。読みたいな……
再版というか、復刊の目はあるのでしょうかね? そのうち復刊フェアで順番が回ってくるでしょ
(今年は「マギル卿」) 復刊フェアでは毎年クロフツ入っているのでファンとしては嬉しい!
欲を言えば、長年重版されていない作品を優先してもらいたいな。
2005年の「死の鉄路」以降、重複して復刊フェアに入っているのはないから、10年以内には「見えない敵」も復刊してもらえるはず… マギル卿といえば、創元推理の連載で石上三登志が[メル欄]とか書いていて、こいつ何言ってんだ? と思った記憶がある
本になる時はさすがに変更されていたようだが、この程度で「評論家」を名乗れるとは、まさに日本は評論家天国だなw 東京創元の今世紀未復刊が残り8作か。
海の秘密、
二重の悲劇、
見えない敵
の三作は、同一柄に文字だけのカバーを見かけないから、50年位重版無しなんかな。 本屋に行ったら創元の復刊が並んでいたのでマギル卿を見てみたが、活字が昔のままで小さかった。あれでは売れないな。 復刊フェアのアンケートはじまったね
今年もクロフツの復刊はあるかな? >>701
クロフツは優遇されてて毎年あるから、今年も期待できると思う。
見えない敵か二重の悲劇がいいかなぁ。 『フレンチ警部と毒蛇の謎』読了
あらすじを読まなかったおかげで、予想外の展開に話が進んでいくので殺人が起きるまでのドラマが面白かったな
作者の前置き通り、倒叙の変化球もなかなか良い趣向だったと思う
悪党ではあるんだけど小市民的な思考を持った犯人には色々と同情してしまったな
ただ犯罪が暴かれて犯人逮捕でただ終わりなのでは無く、犯人が反省して自分の罪と向き合うという結末も良かった クロフツの小説を読んでるとプレミアリーグで見た街の名前がちょくちょく出てくるな 『フローテ公園の殺人』読了
南アフリカとスコットランドの二国を舞台とした二つの事件と二つの捜査は、二つ分書かれてるだけあって読み応えがあったな
また途中で挟まれる容疑者となってしまった男のサスペンスはクロフツとしては新鮮な感じがあり面白かった
真相は読めそうな感じで読めない驚きがあった
クロフツの中ではマイナーな作品のようだけどなかなかの良作じゃなかろうか フローテ公園楽しまれたようで、よかったですね。私は2度読みましたが、2度目はすっかり忘れていたので、第1部の事件は完全に騙されて、最後に驚かされました。2部が1部につながる展開もよかったと記憶しています。
最近「スターヴェルの悲劇」が復刊されましたが、「フローテ公園」と比較して読むと面白いかと思います。おすすめです。 >>706
ありがとう
今度「スターヴェルの悲劇」も読んでみます 「最大の事件」読み始めた
クロフツの文章は無駄がなくわかりやすいくてええな 「製材所の秘密」て20年前に読んだけど全然内容覚えてないな
再読か? 「12:30」も再読
そーとー始めから犯行ばれテテワロタ