秋の夜長にF・W・クロフツpart2
8年近く続いていたスレがdat落ちとは悲しすぎ。
クロフツ好きな方々、まったりと語りましょう。
『フレンチ警視最初の事件』はまだか・・・ 「フレンチ警部最大の事件」読了
事件自体は地味だけどフレンチ警部がヨーロッパのあちこちを旅して捜査するので
起伏があり楽しんで読めた
それと同時に最大ってそう言う意味なのねと気づくw
ラストの捕り物もなかなかハラハラさせられて意外とケレン味のある作品だったな
真相が分かった後、判明する犯人の手の凝みまくった犯行には感心させられた 今年はデビュー100周年だから何か読んでおきたい。 >>678
ほんの些細な疑問から、どんどん謎がひろがって、最後は組織犯罪までいくところ。
日本人が好きそうなクロフツ作品。 クロフツは冒険系がおもしろい
製材所、チェイン、紫色の鎌がご三家?
実は、このあたりを楽しめるかどうかが、クロフツのよさを理解できるかどうかの分かれ目 >>678
「秘密」についていろんな仮説がでてくるところ クロフツは登場人物が皆感じがいいから気分よく読める
探偵も証人も目撃者も、犯人も捕まるまでは感じがいい 登場人物に自分の仕事に誇りを持った正直で良い人が多い印象
作者自身が良い人で性善説を信じてるのかね
犯罪を小説にしてるけど たまに復刊してくれるけどすぐに入手難になるよね。
作品数はそこまで多くないのにコンプリートは難易度高いね 復刊フェアにマギル卿来たね。
個人的には二重の悲劇、見えない敵あたりが来て欲しかったな。 二重の悲劇はマジ傑作なので、復刊お願いしたいね。どうせなら改訳がいいけど。 新訳は樽やクロイドンのような有名作でないと難しいのかな。
チェイルなんかも井上訳のまま復刊されているし。
マギル卿の復刊は嬉しいけど、できれば近年復刊されてない作品優先して欲しいな。 『クロイドン発12時30分』読了
犯人の殺人に至るまでの経緯、心理描写が良く書かれていて
殺人犯なのに犯人に感情移入して読んでしまったなぁ
それでいて身勝手なところや愚かなところもちゃんと書かれいて
犯人の罪が暴かれても心が痛まないようになっている配分が絶妙だわw
途中まではハラハラドキドキして読めたんだが、唐突に犯人が捕まってしまい
裁判に入ってしまったのは残念
最後に捜査の解説をするのではなくフレンチ警部が犯人を追い詰めていく過程を読みたかったなぁ >>689
未読でしたら次は『サウサンプトンの殺人』がおすすめです!
クロイドンで物足りなかった点がいくつか改善された、倒叙ミステリの佳作です。 クロイドンは「倒叙三大名作」とかで名前は有名だけど、クロフツの特徴である“キャスト”の要素がないから、あまり面白味を感じないね
樽といいクロイドンといい、クロフツの代表作のように言われる作品は、実はあまり面白くないw 樽とクロイドンだけが有名になりすぎたってのはあるよね。
他の作品も出来がいいのが多いんだけどね。
東京創元社にはぜひ新カバーで全部揃うまで続けてもらいたいな! 「見えない敵」読みました。トリックが専門的すぎる。
電気回路の知識が要求される推理小説ってクロフツくらいだろw
そういうのがクロフツらしくて好きなんだけど、
あまり広く読まれていない理由でもあるのかな。
犯行を確実に成功させるために使われたトリックはかなり良かった。
こっちは専門知識なくてもほぼ理解できるし。 見えない敵が未読だったことを数年ぶりに思い出しました。ありがとう。読みたいな……
再版というか、復刊の目はあるのでしょうかね? そのうち復刊フェアで順番が回ってくるでしょ
(今年は「マギル卿」) 復刊フェアでは毎年クロフツ入っているのでファンとしては嬉しい!
欲を言えば、長年重版されていない作品を優先してもらいたいな。
2005年の「死の鉄路」以降、重複して復刊フェアに入っているのはないから、10年以内には「見えない敵」も復刊してもらえるはず… マギル卿といえば、創元推理の連載で石上三登志が[メル欄]とか書いていて、こいつ何言ってんだ? と思った記憶がある
本になる時はさすがに変更されていたようだが、この程度で「評論家」を名乗れるとは、まさに日本は評論家天国だなw 東京創元の今世紀未復刊が残り8作か。
海の秘密、
二重の悲劇、
見えない敵
の三作は、同一柄に文字だけのカバーを見かけないから、50年位重版無しなんかな。 本屋に行ったら創元の復刊が並んでいたのでマギル卿を見てみたが、活字が昔のままで小さかった。あれでは売れないな。 復刊フェアのアンケートはじまったね
今年もクロフツの復刊はあるかな? >>701
クロフツは優遇されてて毎年あるから、今年も期待できると思う。
見えない敵か二重の悲劇がいいかなぁ。 『フレンチ警部と毒蛇の謎』読了
あらすじを読まなかったおかげで、予想外の展開に話が進んでいくので殺人が起きるまでのドラマが面白かったな
作者の前置き通り、倒叙の変化球もなかなか良い趣向だったと思う
悪党ではあるんだけど小市民的な思考を持った犯人には色々と同情してしまったな
ただ犯罪が暴かれて犯人逮捕でただ終わりなのでは無く、犯人が反省して自分の罪と向き合うという結末も良かった クロフツの小説を読んでるとプレミアリーグで見た街の名前がちょくちょく出てくるな 『フローテ公園の殺人』読了
南アフリカとスコットランドの二国を舞台とした二つの事件と二つの捜査は、二つ分書かれてるだけあって読み応えがあったな
また途中で挟まれる容疑者となってしまった男のサスペンスはクロフツとしては新鮮な感じがあり面白かった
真相は読めそうな感じで読めない驚きがあった
クロフツの中ではマイナーな作品のようだけどなかなかの良作じゃなかろうか フローテ公園楽しまれたようで、よかったですね。私は2度読みましたが、2度目はすっかり忘れていたので、第1部の事件は完全に騙されて、最後に驚かされました。2部が1部につながる展開もよかったと記憶しています。
最近「スターヴェルの悲劇」が復刊されましたが、「フローテ公園」と比較して読むと面白いかと思います。おすすめです。 >>706
ありがとう
今度「スターヴェルの悲劇」も読んでみます 「最大の事件」読み始めた
クロフツの文章は無駄がなくわかりやすいくてええな 「製材所の秘密」て20年前に読んだけど全然内容覚えてないな
再読か? 「12:30」も再読
そーとー始めから犯行ばれテテワロタ >>714
奇蹟の輝きと残酷な方程式以外全部持ってる… 『ホッグズ・バックの怪事件』読了
一人の人間が失踪して、殺人か誘拐か逃亡か分からないまま話が進んでいくのはもどかしいところがあったが
何も分からない中で少しずつ謎を解き明かしていくフレンチ警部の捜査の過程は面白かった。
序盤がスローテンポだったのに対して別の人間が失踪してからは一気に話が動いてそっからは怒涛の展開で最後まで読めたな。
真相が分かってみると、かなり複雑な犯罪計画でこんなものよく犯人は実行できたものだなと思ったし
作者もよくここまで凝った話を書けたものだと感心したな。 そこまで話題に上がってない作品のようだけど
個人的に『ホッグズ・バックの怪事件』はクロフツの中でも上位に入る作品であるように思う 心配するな
あれを評価する人は多い
個人的に手がかり索引はいらなかったように思うけど