一昔前の面白いミステリ教えてください
一昔と言うと俺なんかは昭和の時代の感覚なんだが、
二十代ぐらいだと昭和は一昔どころか大昔になるのかも知れないな。 20代だけど一昔前はやっぱり90年代のイメージかな ミステリと言えば国名シリーズとか、占星術だろ。
これ以外のミステリはクズばかりだよ。 バブル以降の不況が延々と続いて
時代が停っちゃってるんじゃないかと思う昨今。
京極のデビューなんか16年も前なんだもんなあ。 >>73
占星術ってまさか「タロット日美子」とか?! >>75
占星術ってあれだよ。
洋館の中にマネキンがたくさんあって、
どれも、一カ所づつ欠けているってやつ。 逢坂剛の作品が挙げられているのに驚いた
探偵小説と呼ばれていた頃の作品のスレかと思った
ホントに「一昔」の解釈は人によって違うんだな >>81
百舌や禿鷹はもう一昔前でいいだろ。
倉木や禿富を抜く強烈キャラっていまや他の作家では
無理だろうな。
ハードボイルド小説と銘打ってるのは女が犯されて
復讐するパターンものの3流小説ばかり。 十年一昔だよね
百舌の叫ぶ夜なんて一昔どころの話じゃない気がするけど 古本屋で90年代のミステリを「これ最近のやつで
お気に入りのシリーズなんですよ」っていったら
レジのババアに「え、かなり昔のですけど?」って即答された。
その古本屋にはもう二度と行かない。 全部ロムってないけど、横山秀夫さんの「第3の時効」 >>87
その人がいくつか知らないけど古本屋で
90年代の作品をかなり古いってなんか感覚がズレてる気はするね 一昔っていうと一般にはだいたい10年かな。
だけどバブル崩壊以降、時の流れが停ってしまったようで、
10年前でも全然古くさい感じがしない。 新本格以後は、ミステリ全体に影響するような大きなムーブメントは起きてない気がするので、
俺の中では綾辻以後は全部最近だ
ちなみに、自分的な大きなムーブメントは、順番に書くとこんな感じ
戦後すぐのミステリブーム→社会派推理→80年代冒険小説→新本格 >>90
感覚がずれてるというか、「いまさらそんなの読み始めたの?プ」
みたいなニュアンスだったので一瞬「え?」と驚いた。というか
すごく嫌な気分がしたんで。 >>92
国名シリーズは戦前だぞ。
それと、ありすがわもいれてやれよ。 この前、ちょっと年上のミステリ好きな人と「新本格」の話をしようとしていたら
こちらは綾辻あたりのつもりだったが、先方は森村・西村時代のつもりだった。 「新本格」って言葉は、出版社が「宣伝の為」
に勝手に付けた呼び方だからね。
国名シリーズも占星術も綾辻も
漏れにとっては「本格ミステリ」でしかない。 >>93
ブックオフみたいなチェーン店なら未だしも古本屋で90年代以降の作品を買うのは
新しすぎてちょっと恥ずかしいんだけどこっちの方がずれてるのかな
どっちせよ店員とは思えない態度だね 「本を読むならベストセラーをまず読め、今年のベストセラーを。 は? 去年のベストセラー? おっくれってるぅ〜♪」
という感覚のヤツは、確かに存在するわな。 テレビやファッションは時代の流れが速いからな
流れを気にせず読めるのが本のいい所なんだが >>96
70年代後半ぐらいにも「新本格」という呼称は存在したが、あまり一般化したとは言い難いみたい
笹沢左保・草野唯雄・天藤真ら、本格とサスペンスを折衷させたような作風がこう呼ばれた、と新潮選書「日本ミステリー事典」にある 綾辻の十角と人形読んだけどああいう変化球的オチばっかりなの?この人 人形館はともかく、十角館は変化球かなぁ?
まあ、十角館を大喜びで受け入れたファンから辛口の評価を浴びてるらしい「水車館」は、正真正銘ストレートだと思うぞ。 なんか意外性を狙いすぎな気がする
まあ十角は結構おもしろかった
あとトリック臭わせて華麗にスルーする所もワロス 水車、迷路と読んできてこその人形館なのにもったいない
先に時計館を読んだせいで迷路館がちょっと残念なことになる人も多いよね
>>107
そんな話はいいよ
笹沢左保や佐野洋も新本格だった……とか、初心者のマニアぶりっこに転がるだけ 十角館・・・。
ひとつだけ11角なんて、わかんないよ・・・。 133 名前: 怖いコピペ [sage] 投稿日: 2010/10/24(日) 02:49:27 ID:lKp975MJO
私は、日本橋や世田谷の美術館に行ってきた。
何をかいてもリアルでは
あなた達は残念ながら私には一生勝てないから頑張ってw
●図書館司書だけでなく学芸員免許も持ってます。
●実家は都内の一等地に住むお金持ち。
●旦那は優しい、高身長でイケメン。
●自宅は花火の見える素敵な高級分譲マンション。
前にも書いたんだけど、健常者でリアルも充実してますよ。
医療系の大学に居た時は学生を車椅子に乗らせ、図書館内を周回させる実習がある位力を入れていたのです。
国試合格者が多い学校だったからみんな物音せずにひたすら勉強してましたよ。
このスレ見てると勉強もせず、他人の生活を理解しようともせず、小学生以下の馬鹿な文面ばかりで情けないです。
私のいる所は商品の企画室の付属の図書館なんですけど開発した商品が健常者にも障害者のどちらにも便利(ハンズフリーなど)って結構あるんですよね。
そのうちもっと便利で身体に優しい商品が増えますよ。
そろそろこのスレからも消えます。
健常者が差別する人間ばかりでない事を理解してください。
最後に今日浅草に行って来たので憧れのドラ焼きをゲットしたので浅草らしい写真をついでにはります。
http://d.pic.to/19pja4 496:名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/12/08(水) 00:18:06 ID:lhkfePd/
前にほかのスレにかきこみしていた図書館司書です。
あなたがここに辿りついたということは私のたてた作戦が大成功したってことですよね。
うれしいです。
図書館業務では分類と目録の知識と同等に検索スキルが重要なんですけどハンデ板の特定のスレを
故意に検索上位にあげる方法を思いつきました。
それは.わざと反論されるようにリア充キャラを強調してそのたびにスレを伸ばし検索上位にあげることで
いろんな人の目にふれさせる
ということでした。
該当スレが削除される前にいろんな人がコピペで拡散してくれる人まで現れて
思った以上に広まってくれたのでスレ削除されたあとでもネット上のあちこちに情報が残ってくれたのはうれしい誤算ですよ。
だってもうとりかえしがつかないくらい広まってくれてますから。
家や職業に関してのことはほぼ事実ですけど、自慢したかった訳でもないし見下す
目的で書いたわけじゃありませんよ。
すべて情報をひきだすための作戦の一つです。
書き込み内容などからどういった人たちが書いているかが少しづつわかってきたので
次回は差別している人たちの情報をネットじゅうにひろめていこうと思います。
私は図書館障碍者サービスの業務のときに障碍者の方と一緒に働いたこともありますが、
健常者と接するときと同様にご飯食べにいったり
飲みにいったりもしてたことがあります。
ほかのスレにも前にかいたんですけど
障碍者も健常者も同じ人間として接するだけで、差別も、特別扱いもしないという考え方なんです。 「法月綸太郎に海外作品の解説を書かせるとなんでもクイーンに結び付けたがる」まで読んだ ★熟女AVクイーンって誰なんだろう?2010★まで読んだ 話は変わるけど、例えばデクスターの作品紹介で「現代本格の最高峰」とか言われたりするの
あれそろそろきつくないかな
「ウッドストック行き最終バス」なんて1975年発表だからもう36年も前だし その後有望な本格作家は出てきてるの?
というかデクスターにあんまり本格ってイメージがない ペリー・メイスンって完全に忘れ去られてない?
ウィキペディアでもまともな作品リストすらない 良かった
十角館 水車館 弁護側の証人
悪かった
迷路館 人形館 殺戮にいたる病 密室殺人ゲーム王手飛車
なんかおすすめください 水車館が良くて迷路館がダメな人って初めて見た気がする
殺戮・密室殺人ゲームがダメということは、残虐描写がダメなのかな
倉知淳「過ぎゆく風は緑色」「星降り山荘の殺人」
我孫子武丸「探偵映画」
歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」
中町信「新人賞殺人事件(創元推理文庫版タイトルは「模倣の殺意」)」
殊能将之「鏡の中は日曜日」
思いついたのを適当に挙げてみた
我孫子と歌野は、殺戮・殺人ゲームとはそれぞれ違う作風のやつなんで、一度試してみるといいと思う
飛鳥部勝則「殉教カテリナ車輪」
西澤保彦「殺意の集う夜」
今邑彩「ブラディ・ローズ」
折原一「異人たちの館」
近藤史恵「ガーデン」
D.M.ディヴァイン「悪魔はすぐそこに」
草野唯雄「瀬戸内海殺人事件」
高木彬光「人形はなぜ殺される」 >>121
カテリナ車輪は壁に投げつけたくなった。
あれはねーわw >>124
10年前どころじゃない作品もあるってこと 一昔
もう昔のことになったと感じられるほどの過去。(デジタル大辞泉) ひと‐むかし【一昔】
もう昔だと感じられる程度の過去。普通10年前をいう。
もとは17年・21年・33年前などを意味したこともあった。
平家物語(長門本)「昔は三十三年をもて―としき。
今は二十一年をもて―とす」。「十年―」
このスレタイ的には西暦2001年前後のミステリ以外はスレ違いなんだな >>121
「人形はなぜ殺される」は56年も前の作品だから一昔には違和感があるなぁ。
「瀬戸内海殺人事件」も40年ぐらい前かな
まあ、たかだか40-50年じゃ「もう昔のこと」とは感じられないよなあ。 黄金時代でライン引いたり戦前・戦後で分けたり清張ブームで区切ったり
新本格で潮流が変わったり20世紀と21世紀で時代が移ったり
単に自分の生年や読書を始めた時代で印象が左右されたり でも普通スレタイだけ見たら2000年前後の作品だよね >>133字義を厳密に解釈したらそうなるんだろうが、
僕は、スレタイだけから連想したのは、「新本格ムーブメント以前の」というような括りだなぁ。 80年代は世代によって微妙かもしれないが
それ以前はもう完全に昔だよなあ 「一昔」というのは辞書的には「もう昔のことになったと感じられるほどの過去」
という意味だけど、その裏には「今の流行とは外れている。時代遅れと感じられる」
という思いがあるのではないか。
例: 刑事が靴をすり減らしながらかけずりまわって時刻表トリックをあばくミステリ
まあ、そう解釈した方が面白そうだというだけだが。 90年代の小説でもやっぱ古いって感じてしまう。
やっと後半になって携帯の話がでてくるからね。
刑事ものなんか、ポケベル→公衆電話から本部定時連絡
なんて文章みると時代を感じてしまう。 それはそういう時代設定だと思って読むものじゃないの?
時代を感じるっていうのは違和感ないけど、「古い」って言うのはちがくね?
時代小説読んで「ちょんまげww」とか「馬車ww」とかって思わないのと同じで、
90年代が舞台の小説って思うもんなんじゃないの? >>142
別にそれを「悪い」とは一言も書いてないんだが・・・ ドヤ顔でポケベルとか鳴らされるると
なんだかなあって思っちゃうよな。 >>145それは被害妄想だろうよ、何じゃいwドヤ顔ってw しかし、新本格の作品を一昔って言うとかなり違和感あるよなあ……
そこは感覚に任せるしかないのは分かってんだけどさ
折原一作品で多用されてたワープロとか確かに過去の遺物だからな
作中に於けるパソコンの取り扱いとか時代によって差ができるし 星新一はプッシュフォンの出現を予測していたので
「電話のダイヤルを回す」などの描写は避けていたそうだ >>151
逆だな。
星新一は、版数が上がる度に、「ダイヤルを回す」などの
時代にそぐわない表現を改訂していった。 阿刀田高の小説では今でも電話はルルンと鳴るんだろうか うーん、そういう修正は良し悪しだなあ。
当時の雰囲気を味わう楽しみがそがれる。 星新一はSFだからOK
ミステリだとトリックの成否に関わるから手が付けらんないモノは多そうだが >>154
新井素子がビーバップハイヒールでそう言ってた。 星新一本人じゃなく新井素子経由というだけで証言の信憑性ガタ落ちw 星新一が時代にそぐわない表現を改訂していたという話は
最相葉月の「評伝・星新一」に詳しく載ってた。
「一昔前の」作家と見られるのを極度におそれていたらしい。 90年代に刊行された水野泰治の密室殺人講座ってどうよ?
まんまとしてやられたんだが…。
まあ、今なら尼ゾンで中古品1円より、だけどね。 「99%の誘拐」が面白いというやつの気が知れない。
リアリティーが全然ないじゃん。
俺は、読みながら「こんなに上手くいくわけないだろ」って、ずっと思ってたよ。 岡島では、「そして扉が閉ざされた」「殺人!ザ・東京ドーム」「99%の誘拐」が、自分内ベスト3。
>>163逆に「99%」を評価しない人の存在に驚くw他のスレでも見た気がするが、同じ人かな?
後、「東京ドーム」の方も、合わなかった人も結構いるみたいやね。 >>164
たぶん同じ人ですw
「99%の誘拐」は、1988年の段階でよくこんな小説が書けたものだ!と驚く人が多いのだけど、
そこが、読者に「面白いミステリだ」と思わせる、岡嶋二人のトリックなの。
ほめる人は、岡嶋二人に騙されてる。
>逆に「99%」を評価しない人の存在に驚く
他のスレでは、同意してくれた人もいたけどね。
あと、私は「そして扉が閉ざされた」も面白いとは思わなかったなあ。
(どうも、岡嶋二人は私の好みに合わないようです。) もはや岡嶋スレに書いた方がいいような気もするが…私も「99%」は評価しないクチ。
世間的には「99%」「そして扉が閉ざされた」「クラインの壺」が岡嶋のベスト3と目されてるっぽいが、私はどれもダメだった。
いや、つまんないとは思わないけど、名作・佳作ぞろいの岡嶋作品の中では落ちるんじゃないかなと。
私のベスト3は「あした天気にしておくれ」「焦茶色のパステル」「チョコレートゲーム」
まあ、個人の好みなんで、見逃してくださいな。 >>164
東京ドームは意味不明
犯人がキモ杉だし内容もたいしたことなくね?
え???なんで???
解決まではあと6人は隠れた名作 僕は、その「殺人!ザ・東京ドーム」と、我孫子「メビウスの殺人」が好きで、一時枕元に置いて、かなりの回数読み返したな〜
犯人側と捜査側と第三者側が、最初は接点もなく交互に描写されていくだけだが、その内少しずつ接点が出来ていき、最後に全てがまとまる、
こういう、いわゆる「ザッピングシステム」ってのが、結構良かったと思ったのよ。 >>168
ただのカットバックだろ
森村誠一の大半の作品がそれだ