【佐野洋の推理日記 そのU】
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>>113
図書館で小松左京について書いたところ読んだら、
昭和38年ごろ小松に南極について聞かれた
(俺: ああ、「復活の日」のことか)
数ヵ月後「日本沈没」が出た
(俺: ええっ!?) 推理小説界の重鎮、短編の名手…佐野洋さん死去
読売新聞 4月28日(日)0時8分配信
短編の名手でコラム「推理日記」でも知られた推理小説界の重鎮、
佐野洋(さの・よう、本名・丸山一郎=まるやま・いちろう)さんが
27日午後9時25分、川崎市内の病院で肺炎のため死去した。
84歳だった。
故人の遺志で葬儀は行わない。後日、お別れの会を開く。
東京都生まれ。東大在学中に、日野啓三さん、大岡信さんらと
同人雑誌「現代文学」を創刊。読売新聞地方部時代の1958年、
「宝石」「週刊朝日」共同募集の懸賞探偵小説で「銅婚式」が2位入選。
59年、長編第1作「一本の鉛」で作家専業に。日本推理作家協会賞の
「華麗なる醜聞」など、スマートで技巧的な推理小説で、人気作家となった。
作品は短編だけでも1000作を超える。
73〜79年に日本推理作家協会理事長を務めたほか、「小説推理」誌で
73年から2012年まで39年間、474回にわたって名物批評コラム
「推理日記」を連載。現役作家による推理文壇批評として親しまれ、
09年には菊池寛賞を受賞した。死刑廃止運動や辰野事件、布川事件などの
冤罪(えんざい)事件にも積極的に関わった。1997年に第1回
日本ミステリー文学大賞。 南無
果たして氏の追悼文を書いてくれる推理作家って誰が残ってるんだろうか
ところで今の出版市況じゃ全集刊行とか無理だろうな えーこれはビックリ!!
推理日記辞めて、張り合いがなくなってしまったのではないのか!?
哀悼の意を表します むかし札幌医大で日本最初の心臓移植手術があった。(和田教授)
その疑惑を取材したのが当時読売新聞の札幌支局記者の佐野洋(後に推理作家84歳没)。
取材に協力した結果、病院に居づらくなった医者がいた。
その医者は佐野洋のアドバイスで作家に転進した。
彼の名は「失楽園」の渡辺淳一。 うおお悲しい。
もうあのねちっこい考察が読めないのか、、、
推理日記、全部文庫化・電子化してくれ。 ちひろっこ ?@787Rainbow
佐野洋子さん ご冥福をお祈りします。彼女の作品『おじさんの傘』読みたくなりました。素晴らしい作品ばかりでした。
2013年4月28日 - 12:20
ちひろっこ ?@787Rainbow 8分
100万回いきた猫
http://www.youtube.com/watch?v=x6aldhcxpT0&sns=em …
笑えるwwwwwwwwww
この人佐野洋子になんか興味ないだろう?
もう数年前に亡くなっているしw
佐野洋と佐野洋子を間違えて自信満々ツイート乙w ご冥福を、お祈りします。
「透明受胎」がSFかどうか、弟と論争した頃を思い出しました。 東野圭吾入会まで、推理作家協会で一番の長身だったんだっけ?
推理日記は何度も読みかえしました。ご冥福をお祈りします。 長編だと「轢き逃げ」「蜜の巣」「二人で殺人を」なんか好きだな 推理日記は読んだことあるけど、小説のほうは読んだことないんだよね。
作品数1000くらいあるらしいし、どれから読めばいいのかわからん。
まあ、ご冥福をお祈りします。 http://web.archive.org/web/20030829071607/http://home.s00.itscom.net/acier/special/sano/b-sano.html 「死ぬまで連載やって、亡くなって終了。」
みたいな事態は本人の性格的にも不本意だったろうから
まだ分別のあるうちに、終わったつーのがせめてもの幸いだった、のかなー >>153と同じで、小説読んだことないんですが、
試しに何冊か読んでみるなら、何という作品がいいんでしょうか。
あるいはまた、いわゆる「代表作」と言えるのはどれなんでしょう。 密会の宿シリーズなんかも好きだなぁ
短編集なら、自薦集なんかもいいよね
野球やゴルフをネタにしているのも好き 光文社文庫から自選傑作選「千の謎から」が出てる。
やっぱり短編がよかったと思うのでこのあたりからではどうかな。 あと推理作家協会年鑑に収録された短編だけの短編集もあったが
今は品切れかなあ。
Kindleにも少しある。自作解説つきでオススメ。 長編は特に「代表作」っていうのがないと思う
どれも「佐野洋」って感じでブレがない、そこがいいんだけど
まあたまにSFっぽいのとかでビミョウなのはあるけどw 細かい描写の人称の揺れとか知識のミスとかを突っ込んでたりしてたのって
実際作者側からの釈明とか反論とかがどうだったのかって全部知りたいよね
今となってはわからないままの話が多いけど
作者側からの反応が次回に載ってたりする回もあるがねー 不謹慎かもしれないが
追悼としていろいろ復刊してほしいよ。 でもコレっていう作品がなあ
推理日記完全版だったら買うけどw どっかの出版社が
短篇傑作選でも文庫5冊くらいでやってくれたら
買う
でもそれやるような酔狂なとこは無いかなー 昔々文庫が安かった時代、よく買っていたよ。
たぶん、一番買った作家だと思う。
天使の連作短編週とかも面白い。
寝る前にちょっと読みたいときなんかにピッタリ。 >>166
創元。やるとしたら創元推理文庫しかない。
そして、言われてみるといかにもやりそうな企画だ。 小説推理出してるし双葉文庫あたりで全集出してくれんかねえ それなら推理日記がまず入手しにくいのを何とかしてくれ
講談社文庫版もずっと出てないし この作家ヘビースモーカーの割には長生きだったんじゃないの?
さらに若い時はよく徹夜して執筆してたそうだし。オレなんか75歳以上
生きてたのに驚いている。特に推理作家は75前で亡くなってる人多い
からね。乱歩も71くらいだったろ。笹沢が72、山村美佐が65か。 天城一が88歳
島田一男が89歳
土屋髟vが94歳 山沢晴雄が88歳
鮎川哲也が83歳
松本清張が82歳 草野唯雄はまだ生きてて今年98歳
推理作家ではおそらくこの人が歴代最長寿だろ >>178
イーデル・フィルポッツが享年98の記録に並んだか 講談社文庫の初期自選短編集
光文社文庫の年鑑収録作による年一代表作集
文春文庫のテーマ別自選短編集
ここらへんを復刊・新装して追悼BOXとか出してほしい 確かに。
短編は絶品が多いけど正直長編はあまり面白くないような… 推理日記は読みたいけど
小説は正直どうでもいいやw というか評論家でも実作者でも
現在あのレベルの突っ込んだ評論できる人いるのかな?
かつては推理日記では名探偵論争とか
作品の記述に関する作者との論争とかあったけど
今はそういうのないよな
かつての新本格論争とか容疑者X論争とかも若干レベル低いよな 読書量や教養が今の人と昔の人とじゃ全く違うもん。
昔の人はものすごく幅広いけど、今の人は狭いもんね。 作者も読者も似たようなものじゃない?
古典を知らない人多すぎる。まあ、仕方ないのか… >>189
オレも長編はクイーン、ヴァンダインは読んだことないなあ。時間が
あれば読むけどあの年代はドイルとクリステイあたり読んどけばいいや
という気持ちもある。 本格ミステリに興味があるならクイーンは基本だと思うぞw >>192
ご意見の通りクイーンは最低でも長編5冊は読んどくべきだろう。 短編の名手と言われた頃の作品はどれも上手いと感じたが、なぜか記憶に残らないんだな。
推協の年刊アンソロジーの連続記録保持者だと思うんだけど… >>198
うまいんだけど、パターンが似てるのが多いんだよね。
都会の中年エリートサラリーマンの浮気が妙に発展してとか、
過去の男女関係が事件の遠因になってるのとか、色がらみの
作品が大部分じゃないの。1度読むとオレも内容忘れてしまう
のいが多いわ。 週刊誌で流し読むには丁度いいが短編集買って読むほどのもんでもない
個人的にはこの人の短編集で新刊で買って読んだのは競馬物だけだな 阿刀田さんなんかにも言えることかもしれない。
短編量産型の作家はどうしても同工異曲になるんだな。自己模倣と言うか… >>199
あれだけパターン化を否定してた人なのに皮肉。 確かに何作も読んでいると終わりが読めるのもあったけれど
私は一番好きな推理小説家でした >>202
同意
そして、いま読むと、とにかく人物造形が古いわ
つまるところ「当時の人間を描いてた」ってことだろうけど、人間の表層だったんだな オール読物に大沢さんと北方さんと逢坂さんによる佐野さん追悼の鼎談がのっているそうだけど、
読んだ人います? 「二人で殺人を」を読んだんだけど、あんまり感心しなかった。
かなりご都合主義に感じた。
佐野洋の小説は探偵役の設定が不自然なのが多いね。
素直に警察に捜査させればいいのにと思う。 光文社辺りで長編2本で1冊で5冊くらいの選集出してクレイ 「終の希み」の、作中人物のセリフに含まれたオチってなんなのでしょうか?
私は、それに気づかない、半分の読者っぽいです。 推理日記も読んでいて明らかに取り上げている作家を小馬鹿にしたような
表現が時々出てくるので後味悪い場合があるなあ。特に伴野朗の回なんか。 >>226
反応が欲しくて、ケンカ売ってるんでしょうね >>227
佐野はワープロで書かないのは時代遅れだとは一切言ってないと主張していたが、
前の文章からは言外にそう取れ易い。伴野が佐野のトラップに引っかかっていい恥
さらしたように思えた。 鉛筆数十本に自分で縦横升目の数を決めた執筆用紙だったなあ。
しかし同じ元新聞記者でも伴野の方がずっと若く死んじゃった。 「推理日記3」を読み直してるんだけど、
和久俊三の「佐野洋氏へ答える」の文章が妙にとげとげしいな。
佐野洋は、「廷吏が『起立』、『礼』、『着席』なんていうのは聞いたことがない」と書いただけなのに。
(代作の件は次の回で、「佐野洋氏へ答える」と同時に掲載されてる。)
>この作品の作者は、現職の弁護士でもある和久氏である。
>専門家なら、いくら筆が走ったとしても、こんなふうには書かないのではないか。
というような、代作者やゴーストライターをにおわせるような文章はあるけどね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています