貫井徳郎 Part5
新月譚読了
ミステリーじゃないから読むのが辛いかと思ったけれど、
ぐいぐい引き込まれて、あっという間に読了
財布は泣いているが、映画よりこっちに予算を割いたのは吉か凶かw
灰色の虹、もうすぐっすね。。
山名の過去を必要以上に目立たせるのは、話をわかりやすくするために仕方がないのかな >>200
つまり審査員の先生方のお好みの小説を書けば賞が取れると。 新月譚、まだ半分だが全く引き込まれないんだが・・・・
これで怖い話になればおもしろいとは思うんだが、違うんだよな 直木賞意識した作品ってことは、渡辺淳一先生好みに
仕上がってるってこったな@新月譚 俺も「新月譚」はどうにも食指が動かない(あらすじを見る限りは)。
でも、今のところ大絶賛してる人が多いみたいだね。
2千円か…どうすっかな。
あまりに密林で絶賛してるときは、胡散臭いんで絶対
手を出さないことにしてる。
図書館は8人待ち。
まだ知名度低いな。 ドラマ灰色の虹ヌルすぎ
何故ラストシーンを冒頭に持ってきた。。 >>211
ドラマでよくつかわれる手法で
珍しくない。結構よく出来ていたと思う、
ドラマとしては。さすがに和泉監督。
まあ、ただたいてい読めちゃうんだよね。
ストーリーが。ドラマだど仕方ないけどね。 灰色の虹のドラマ、実況も盛り上がったし
バッドエンドに厳しいドラマ板の2サススレでも高評価でしたよ。
キャストが皆良い人選だった。特に伊佐山刑事を演じた寺島進が
見事に伊佐山の下衆っぷり、悪人らしさを引き出してくれていた。
ただ7年前の真犯人が解らず終い、捕まらず終わりという点だけは
実況でも2サススレでも叩かれまくってたね…。これは予想通り。
原作通りで物語の本質はそこじゃないと解ってても
やっぱり初見の人はそこに突っ込むのは当然だしね。 新月譚、佐々木譲が直木賞取った「廃墟に乞う」に似てる。
勘違い情念がうっとおしい作品。
いかにも賞を意識してますって感じでいやらしい。 >>213
まさしく、そこが冤罪事件の最大の問題だよね。だからそれで正解。
犯人に仕立て上げられた無実の人間と、その家族も悲惨なんだけど
真犯人はお咎め無しで野放しになってて、人生を謳歌しているという。
それこそ殺された被害者が浮かばれないよな。 >>207
読了した
最後まで全く引き込まれることはなかった
あの小説のどこの引き込まれると言うのか
600ページの意味がわからん
>>214
結局「今度は●●先生あたりに取らせましょうか」ってことで、
選者の先生方好みの作品を書いて、ちょちょいと取らせちゃうん
だろうね。
新月譚、1年後にBookoffに並ぶだろうな。
「私の男」とかもずらーっと置いてあるもんな。 でもさー、直木賞取れれば、少々の駄作でも出せば売れるように
なるじゃん。東野みたいに。
貫井にはそろそろ、よい目を見て欲しいから、今回はマジで取って欲しいわ。
もっと話題になってもいいんじゃね?ってな過去作、いっぱいあるもんな。 貫井は作品の質はかなり高いのに、
どうも一般受けしないんだよな。本当に残念。
ミステリにしては文学性が高いのがかえって
うざいと思われるのかな。俺はそういう方向性が
いいと思うけどな。 灰色の虹、高視聴率だったらしい
695 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2012/05/21(月) 10:27:04.37 ID:dLt6S/Sh0
今年の単発ドラマ視聴率
1. 16.6「ナサケの女SP」米倉 もこみち(テレ朝)
2. 16.3「タクシードライバー30」渡瀬 平田(テレ朝)
3. 16.2「十津川警部46」渡瀬 伊東(TBS)
4. 15.7「必殺仕事人2012」東山 松岡(テレ朝)
5. 15.6「灰色の虹」椎名 塚本(テレ朝) ←New! 確か貫井は必殺オタだった筈なので、この順位は満足だろう。 「灰色の虹」ドラマ、録画してたのようやく見た。
自分は原作知ってるから興味持って見れたけど、
先入観なしに見た人からすると地味なドラマ…ってなるのかな。
山名刑事は確か他の貫井作品には出てきてなかったよね?
椎名桔平の山名はかっこ良かったけどシリーズ化は無理かあ。 貫井のはタッチが暗いんだよなあ。
中身はあるんだけど。結末にも救いがない。
そこらへんが一般受けしない理由だと思うぞ。 ttp://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488030537
> 創刊九周年記念号。『夜の国のクーパー』刊行記念、伊坂幸太郎インタビュー。
> 貫井徳郎、柚木麻子新連載。インドリダソン『湿地』を巡るアイスランド紀行などで贈る特集ほか。
来月発売の『ミステリーズ!』で新連載らしい。 食わず嫌いで手を出してなかったけど、
「空白の叫び」が面白かったので、
どんどん手を出していこうと思う。
そもそも貫井を「ぬくい」と
読める日本人が何人いるかw
珍しい姓じゃないらしいね、でも。 本屋で新月譚見たんだけど、厚さと文字の小ささと値段で
挫折しました。
すぐ図書館で予約します・・・orz >>233,234
いや、途中で放り出したくなるような内容だった場合、
取り返しがつかないかな〜と思って・・・
図書館で借りれば、途中で挫折しても、悔いは残らないし。
次のひとどうぞってことで、早々に返却すればいいわけだし。 図書館で借りようが途中で挫折しようが個人の
勝手だけど、わざわざ書き込む内容じゃないな。
ここはおまえの日記帳じゃねえ。 そういう雑談も楽しいじゃん。
神経質っていうか、難しそうな奴だなお前。 好きな作家でほとんど読んでるけど
貴志や東野に比べると1枚落ちるな
人物描写も、ミステリ要素も 東野圭吾がいわゆる「人間を書けてる」とは思わないけどな。
なんというか、テンプレというか想定の範囲内というか。
貫井は頑張ってると思う。乱反射では安っぽい感じの嫌なやつが大勢出てきたけど。 人それぞれだな
俺は全く逆だわ
貫井の描く人物は、
書き方に重厚さがあるだけでイマイチ安っぽい
まあ貴志や東野が凄すぎるだけで
貫井も十分金を払う価値のある作家 東野のやつは典型な謎解きミステリーであって
人間を描くという作品じゃないだろ。
貫井好きな人って、他にはどんな作家が好きなの?
俺は、「貴志」「薬丸」「深町秋生」「永瀬隼介」
あと評判次第では東野&歌野も買うかな。
松本清張、三津田信三、綾辻行人、
初期の道尾修介(カササギ以降、スイーツ化したと
思う。)
海外ではデニス・レヘイン、クリストファー・ライス、
ルース・レンデル、レジナルド・ヒル。
原書で読む。どっちかというと海外好き。
東野は面白いんだけど、
なんか嫌汁がしたたってるから
あまり手をつけない。 録画してた「灰色の虹」見たけど、やっぱ最後によけいな
「復讐あかん」な主張あったな。
やると思ったよw
原作にねえだろ、ほんとに。 愚考録の女の語りパートは、「別にあの人に悪気が
あるわけじゃないんだけど...」といい子ぶりながら
悪く言いまくる女のいやらしさがよく出てる。
男の語りパートでは、くだらねーことにプライド
傷つけられる男の卑小さがよく出てる。 愚行録は旦那の同僚の語りの方がよっぽど胸糞悪かったわ
なんでもかんでも自分の都合のいいように言い訳したり解釈したりして
めっちゃムカムカした >>251
愚行録はまさにそれが狙い。
どの語り手も身勝手のオンパレード。
だからこそこのタイトル。 そんなことどや顔で教えなくても
誰でも分かると思うが。 「愚行録」の頃の貫井に戻ってきて欲しい…が、自作があまり
評価されないことに怒ってた時期だよね、あの頃って。
直木賞とるまでは、もうあの路線はやらんのかなー。 新月譚がそこそこ売れてなんちゃら賞の候補にでも挙がったら
「こんなんでええのんけ??」ってそっち路線に行っちゃうかもね
内容省いて「小説の最高傑作できました」「○○して絶世の○人」に生まれ変わりましたで済むから
ミステリ書くよりよっぽど楽だろうし 評価されたいために渡辺先生の好みに仕上げたわけね。 かなり古い作品だけど「崩壊」読んだ。
面白かった。
もっと短編集書いてほしいなぁ・・。 崩壊?崩れるのこと?
短編集も面白いよね
光と影の誘惑がめっちゃ良かった >>258
あ、スマソ
「崩れる」だったw
「光と影の誘惑」、読んでみるわ。 愚行録読んで貫井は慶応出身なんかなと思ってたけど早稲田なのね 慶應卒だったら、あそこまで徹底的にいやらしくは書くまい。
早稲田だからこそ慶應の暗部をえぐれたんだろう。 慟哭ってもし実写化したら小説読んでない人は驚くだろうな。
まあ演じる役者次第だけどさ。
愚行録よりはドラマ化しやすいと思う。 >>262
慟哭なんかどうやって映像化するの?
無理じゃないの? 同時進行でデニーロアプローチ(役柄により見た目や
体型をがらっと変える)ができる
無名の役者を起用する。
いねえよそんなやつw 某Anotherみたいに眼鏡on/offすれば、別人になるんじゃね。 ネタバレになるから詳しくは書けないけど雰囲気の近い役者を
揃えればイケルんじゃないかね?
別に一緒じゃなくても良いと思う。 いま慟哭なんか映像化しても「古っ」って思うだけのような・・・ もう少しネタバレに気をつけたら?
なんでこんな普通に書いてんのか分からん 愚行録は実写化難しいか?
今流行の擬似ドキュメンタリーみたいなタッチで
やれば再現出来そうだけどな。
慟哭よりは期待出来そうな気はするけど。
貫井はこないのドラマで数字取ったから今後も実写化は
あるだろうと思われ。
貫井だから取れたのか?
復讐ものだったから取れたんじゃないかな。 慟哭の実写化なんて100%無理だわ
誰がやろうが、似てたらその時点でネタバレだし
似てなかったら「別人じゃねえか」とツッコまれる
無理矢理実写化するなら「整形した」というエピでも付け足さないと 単行本としてまとめられてない短編とかはどうなんだろう?結構多くないか 「空白の叫び」を読んだ
散々言われてそうだが、第一部で終わっておけば名作だった
それぞれの少年がどうやって人を殺すまでに至ったのか
だけで終わっておけばよかった
その後の心情、変化、オチ
すべてが蛇足、陳腐
というか、心情なんてとことん掘り下げても陳腐にならざるを得ないんだよ
人殺しでもない人間が
人を殺す少年の気持ちを描けるわけがないんだから
その辺は他の一流と言われるミステリ作家は心得ている
犯罪者の心情の掘り下げの「ある程度」加減を分かっている いやーオレはそうは思わんかった。
殺人までも、加害者の側なのに追い詰められてく感じが嫌だったけど。
その後の生き地獄も同じぐらい嫌だった(褒め言葉)。
まあ後、東野圭吾も殺人犯の弟が不幸になる話書いてたし
モラルの問題というかリアリズムというか、人殺したら損しますよ的な描写も必要なんだろう。 少年が何故人を殺すにいたったかなんて
凡庸なテーマだし。
前半だけだったら凡作だと思う。
後半のどんどんぐだぐだに墜ちていく感じが
おもしろかった。 殺人症候群や愚行録は「俺は大好きだけど、一般ウケはしないだろうな」と
納得できるんだが、「空白の叫び」や「乱反射」はもっと世間で評価されて
もいいと思うんだがなー(あと、「追憶のかけら」も)。
ブレイクしてほしい、マジで。 空白の叫びは少年院のエピソードがえぐすぎる。
あれだったら個人的には殺人症候群の方がまだマシ。
追憶のかけらは手記が長すぎて途中ダレる。
一般受けはしないよ。
それにしてもほんとよくあんなえぐい話書けるよな。
どの作品も大体「こういう展開だけはやめて!生理的に耐えられない!」っていう展開に持っていくよね。
逆に感心する。 追憶って、法月の「頼子のために」と展開似てない?
追憶の方が面白かったけどさ。 ぐだぐだとまさに中二病を患ってるやつら(特に葛城)
とっとと自殺でもしろよ下らねえ…と思って後半読んでたなあ、空白は。
読ませる文章力はさすがだけど
ありゃ駄作の域だろ。
「慟哭」のヤラレタ間と読み手が感情移入できるレベルの心理描写
あんな風にいい意味であっさりと終わった方がいいよ、貫井は。
超大作を書ける力量は持っていない。 殺人症候群は警視庁グループがギリギリのところでエンタメになってるからな。 メンツみたらあの駄作でも有力候補だなw
宮部の「理由」パターンか 殺人症候群は今振り返ると実にタイムリーだよな。
いじめとか無差別殺人とか。 症候群3部作を連ドラで見たい気がする
殺人症候群はほんとタイムリーだね 直木賞、取るの決まってんだろ?どうせ。
辻村とW受賞の予定かどうか知らんけど。 >>290
取るんかなぁ。。
前2作は審査員の評価が悪かったから、素直にそうとは思えん
直木賞は大切だろうけど、上質なミステリーを書いてくれればそれでいい ・山周賞をとっている
・文藝春秋から出ている
・ほかの候補作が豚
・恋愛、人間の心理について書いている
・3回目の候補である
というわけで有望だよね
もちろん受賞作なしの可能性もあるがね ・文藝春秋から出ている
・3回目の候補である
ほぼ確定ですね 愚行録読んだけど面白かった
まだ貫井さんの作品初めて読んだけど
他にお奨めの作品ってあるかな? 俺の中での貫井トップ3は
・殺人症候群
・追憶のかけら
・愚行録
次いで、「空白の叫び」「乱反射」。 自分は貫井ベストなら順不同で乱反射、殺人症候群、愚行録、慟哭、夜想かなぁ。
次いで修羅の終わりかなあ。プリズムも嫌いじゃない。
空白の叫びは↑にもあるけどちょっとエグ過ぎて・・・。
崩れるは世にも奇妙な物語みたいな感じでちょっと浅い感じが好きになれなかった。 貫井が直木取ったら作風が変わってしまいそうで嫌だな。