篠田節子ってどう? 4
影響を受けてる部分はあるかも知らんが、全然別物だと思う。
寿行はエグいから苦手だ。 銀婚式、地味だがしみじみ良かったー
同世代なので共感のツボが多い
早く文庫にならないかな
(スペースの問題でハードカバーは借りて返す、文庫で買い揃える派) >>204
ロズウェルは男女共に色んなキャラが出てきたけどな。
俺は薄暮や聖域のような小説をもう一度書いてほしいな。 >>218
小説を読むと右派っぽいけどなあ。
タカ派が好きそうなイメージ。クリーンとかリベラルて言葉嫌いだろ、この人。 この人に政治的偏向はないよ
ましてや特定宗教だなんて、阿呆らしいにもほどがある
嫌ってるとしたら独善的なもの全般じゃないの。ロハスとかさ 偏向は悪い事じゃないよ。
中道てある意味一番頭が悪い人達だと思う。 >>234
そんなことないよ。
意識して中道にいようとする人は、
色んなゆらぎがあることを分かっているから、
物事を多面的に考える人だと思う。 自分は聖域が好きです
聖域に出てくる作家のモデルの藤本泉という人を
追いかけたくなりました
自分の行ける範囲の図書館を検索したら
3冊ほどありましたので借りてみます
図書館にないものは(絶版ですので)中古で買ってみようかな
あんまり高かったら買いません
篠田さんの作品に文壇の大御所の三木という作家が
消息不明の作家を知る者として登場します
実際にモデルとなった藤本泉が小説現代新人賞をもらった時に
五木寛之も同時受賞しており
2人が知り合いだった可能性もあるかもしれません
篠田さんは五木寛之に藤本泉のこと聞いてみたりしたのかなとか
あれこれ想像するのも楽しいです
篠田節子/著
出版社:朝日新聞出版 (朝日新聞出版)
発売予定日:2013年1月4日ISBN:978-4-02-251045-7
食い詰めて就職した地元のサラダ工場で、栄実は外国人従業員たちが次々に体調不良に見舞われるのを見る。やがて彼女自身も……。その頃、最先端技術を誇るはずの剛のハイテク農場でも、想定外のトラブルが頻発する。
複雑な生態系下で迷走するハイテクノロジー。食と環境の崩壊連鎖をあぶりだす、渾身の大型長編サスペンス。週刊朝日連載の単行本化。 廃院のミカエル読んだよ
節子っぽさ満載だけど消化不良気味だね
今は短編秋の花火読んでる 更年期になった私だけれど、「秋の花火」はいいとつくづく思います。 篠田節子のクラシック音楽をテーマにした様々な小説は、よほど好きなんだろうと感心させられながら読んでいます。「秋の花火」もそういう佳作のひとつです。 「秋の花火」は、日本のセミプロオケの実情をよく把握していないと書けない小説だね。 篠田節子は名人だとは思うが、時によって文章のあくの強さに閉口させられることがある。 『ブラックボックス』
とても面白かったけど、中盤以降気になったのが、時間の流れをとらえにくかったとこ。
え?もうそんなに働いていたの?みたいに終盤で驚いちゃったよ。
生活の中での暑さや寒さの描写は確かにあったんだけど、
印象的な区切りとなるエピがなかったせいかな。 銀婚式、早く文庫にならないかな
持ち歩けるサイズでないと人に薦めても買ってもらえないよ 初めて弥勒読んだ
大地の子読んだ時と同じくらいの疲労感
癖になりそう 篠田節子は、極端に疲れる作品と爽やかな小品に分かれてる気がします。 >>251
お得意のバイオハザードものは安定感あるね
確かに時間経過は捉えにくかった
ピーナの年季明けだとかそのあたりで
えっこんなに経ってるの?と思う場面があった 今更ながら絹の変容読んでみた
これが節子の原点かと納得
ついでに逃避行も読了、ポポとババアの物語はなかなか楽しめた 弥勒読了
理想郷を目差すが故に歪んだ社会
色々と考えさせられる心地よい重さ
ゴサインタンも良かったがコレもなかなか
この勢いで聖域に手を出したよ 聖域読み終わった
う〜んこれは・・・
弥勒やゴサインタンを期待すると明らかに違うね
第四の神話も微妙だったから作家物は合わないのかなぁ
でも妖櫻忌は面白かったような ホーラは次に読むことにする
今はちょっと他作家の著書に浮気中
聖域はつまり神も仏も無いって解釈で良いのだろうか?
人間死んだら何もない「無」
節子の宗教観はこれが根源なのか俺の受け取り方がズレてるのか・・・ 『聖域』は弥勒・ゴサインタンと並べられるのが間違い
『賛歌』『薄暮』の系譜、すなわち
無名または二流の創作者(消息不明となっている)を
編集者的立場の人間が追うというパターン
弥勒・ゴサインタンと並ぶべきなのは仮想儀礼
これら「宗教モノ」で篠田節子は自らの宗教観を決して語らない
宗教に巻き込まれる人間の種々相を丹念に描いてゆくだけなのに
そのリアルさ凄まじさは他の追随を許さない なるほどそう考えるとスッキリする
ゴサインタンや弥勒が響いた俺は仮想儀礼に期待する
薄暮もちょっとだけ良かったけどね
ホーラは読み終わったけどこれもどう解釈していいのか悩む
不倫旅行で曰くつきのバイオリンに絡んで起きる不幸
これも節子の宗教観が語られているような気もするが若干消化不良気味かなぁ
イコンとか出てくるし廃院のミカエルを思い出した ホーラは駄作、くやしいので勧めて見た
後、夏の厄災もお勧め 私の中でホーラは
「ギリシア・エーゲ海の旅シリーズ」カテゴリだ
キプロスのインコは戦場、ホーラやミカエルは幻想と味つけは違うが
居ながらにして旅する、異国情緒を楽しむ読み方
このシリーズのキリスト教は舞台をリアルに描くための必須要素にすぎない
つまり宗教ではなく気候風土と同様その地の空気の構成要素 で、そういう読み方をするならホーラは駄作なんかではない
かなり上質の異郷幻想小説
善良な修道女もあの病んだ街の幻も、婆様の昔話も、オリーブ料理まで
自分はかなり気に入ったし再読もしてる 自分も篠田節子自身の宗教観は感じないなぁ
実際の事件がモデルとなっているパターンも多いし
小説をきっかけとしてその事件や人を知ることあって
そういう意味でおもしろい
最初は弥勒、ゴサインタンでハマったけど
謎を追いかけるのが好きなので、聖域とか薄暮とか
第4の神話が好みです
単行本の薄暮の表紙は印象に残ってます アクアリウム読み終えた
これは自分の好みで面白かったよ
途中で山本太郎を思い出した この人の本は文庫化が遅い、つか文庫化されにくい気がする
新作は図書館で読み、文庫になったら買う(本棚常時満杯ゆえ)自分だが
好きな作家の中でも篠田節子はいつも、ハードカバー買っちゃおうか迷うよ ブラッくボックス読んだけど
ジハードに匹敵する面白さだった。
読んでて止まらなくなる ブラックボックスでよく分からなかったとこなんじゃけど
アレルギーや病気が多くなっていたという現象はプレドレッシングの
せいということでOKですか? >>277
それもあるけど、深刻になったのは
いくつかの要因が複合して生じた結果であって
要因のひとつは剛のとこなどハイテク農場の野菜の成分異常も
(ってこれネタバレに該当したらごめん) カノン読んだけど女の生き方系だなこれ
この人山岳小説とか書けば面白そう な、なんで山登り?理解できん
「女の生き方系」ってくくりは知らんが
ジハードとかコンタクトゾーンは確かに面白かった
普通なら興味持てない種類の女どもなのに、と感服した覚えがある 全く期待しないで読んだ「変身」がそこそこ面白かった 夏の災厄で自衛隊の本質は軍隊で人を殺す組織、という件があってガッカリ
731部隊が実在しいかに非道なことをしたかと熱を振るって書いてるし
なんだこのババアは 自分は「夏の災厄」を読んだ十数年前は左巻きだったけど
今じゃ立派なネトウヨです。 廃院のミカエル
途中まで良かったけど尻つぼみかなー
他も読んでみよ ロズウェルなんか知らない読んだ
なかなか面白かった
こういうの好きだ ゴサインタン読了
感動した何回も涙がながれた。
ところでゴサインタンって別名アンナプルナのことかな。 ブラックボックス読んだ〜
丁度、群馬大泉の冷食工場で、残留農薬事件があったのが、自分的にタイムリー
これ映画化とかできなさそうかな?
この人の小説は、映像化は案外少ないよね。ロズウェルとか、ドラマ化したら
面白そうなのに。 夏の災厄読んだ
良くも悪くも淡々とした節子らしい内容
これパニック要素はなくて社会派小説なんだな 『ブラックボックス』読了。
野菜工場ではないけど篠田節子先生は食品工場の毒物注入犯罪を
作品のなかで予言しているね。
ま、シナの農薬混入犯罪もあって、そういう記述も当然ありといえばありだが。
『ゴサインタン』と較べて感動少なし割とクールな全体の流れではありました。
実際ウチでは中国、韓国製の食品は食べていない、ましてや冷凍食品、レトルト食品も。
この本は農産物の工場生産化けに対する警告にはなっている。 『ブラックボックス』読了。
野菜工場ではないけど篠田節子先生は食品工場の毒物注入犯罪を
作品のなかで予言しているね。
ま、シナの農薬混入犯罪もあって、そういう記述も当然ありといえばありだが。
『ゴサインタン』と較べて感動少なし割とクールな全体の流れではありました。
実際ウチでは中国、韓国製の食品は食べていない、ましてや冷凍食品、レトルト食品も。
この本は農産物の工場生産化けに対する警告にはなっている。 この人の作品は、最初の数冊は凄い感動なんだけど、
数を重ねていくと、古い作品の焼き直しっぽく感じるんだけど
まだまだ未読の本が多いので、そんなことないよ!って否定してほしい… 引き出しが少なくはないと思うけど、多いとも言えない。
手広くいろんな作家さんの作品を読んだらいいのではないでせうか? ディヴィット・マレルのオレンジは苦悩、ブルーは狂気とか
夢枕獏の歓喜月の孔雀舞いとか読めばいいと思うよ >>302
299ですが
わりと初めの方で弥勒読みました
あまりにスゴ過ぎて、その後その感動を超えるものがまだ見つからず…
読んだ順番が悪かったんでしょうかね
でも今も地味に篠田作品読み続けてます
>>300-301
ありがとうございます
読んでみます >>303
俺はロズウェルから、気に入っちゃって一気に数冊読んだけどね、当たりは正直仮想儀礼と弥勒くらいかな。評判の良い厄災とかゴサインとかは正直微妙だった。ホーラとか壁本だし。まあ好みもあるから一概には言えないけど、当たり外れの多い作家さんだと思うけよ >>301はアンチの方ではないでせうか
マレルはイビスの、夢枕さんのはゴサインタンのパクリ元だと言いたいのでせう。 リアル「賛歌」な二人、フジコちゃんと守君、同じ事務所に所属してんだね。 「コンセプション」の主人公のモデルは斉藤綾子かな?と、Wikiを見て思った。 >>304
>ホーラとか壁本だし
壁本ってなんの符丁だい
教えておくれ 304氏ではありませぬが、壁本=つまらなくて壁に投げつけたくなる本
ではないかと… >>309
解説ありがとう
どうもそうらしいね
しかしどこで使われている言葉だろうね >>310
304だが、普通にインターネットスラングとして使われてるものだとばかり思っていた。
気を悪くしたならスマン。 「長女たち」はどうよ?
かなり痛い気がするんだが… >>313
おお発売されたんを見落としてたわ
サンクス! 長女たち 家庭板ROMってると掃いて捨てる程ある話だよね 川本さんはかつて宮部みゆきさんと桐野夏生さんと篠田節子さんの対談を聞きにいったことがあったそうだ。
桐野さんと篠田さんはおすまし系の美人なので自分から話すことはなく、
宮部みゆきさんが旺盛なるサービス精神ひとりで話題をつくって、
そのふたりにふったりしていたという。
宮部さんはまことに好ましい人柄だと川本さんは感心したそうだ ハルモニア(文庫)読了
どうしても意味が分からないのが冒頭の1991年
バブルが崩壊して携帯電話が普及している時代のエンディングに続くモノローグのはずなのに
ナゼ?????
これはどこかに伏線や過去の回想に繋がるなにかがあったのでしょうか?? >>316の川本さんて川本三郎氏かな?
女流文芸(笑)の文庫解説やバレエ絡みの文しか読んだことないけど 誰も共感してくれないと思うけど篠田節子は長編より短編のほうがいいと思う。
個人的に好きなのは「友と豆腐とベーゼンドルファー」(「天窓のある家」)
あと、「灯油の尽きるとき」は今まで読んだどんなホラーやオカルト小説より怖かった。
傑作だとは思うけど、もう二度と読み返したくない。 私、デパ地下に直営店がある、お高い豆腐の製造に携わっております。 30代後半で漫画家になろうとしている童貞ひきこもりなバカを発見
2chねらーに荒らされている。足立区に住んでいるそうだ。
http://inumenken.blog.jp/archives/7002197.html 篠田さんの本で一番興奮するのは、地味な目立たないオバサンが怒りだすところだな
読んでて、キタキタキタキター!ってなる
リアル篠田さんみたいなサバサバしたおばちゃんに、「あんたはまちがってる」と説教されたい… 夏は「アクアリウム」で涼むか、「夏の災厄」で涼むか >>321
確かに篠田節子は短編の方が面白いのが多いかも。
ハヤカワJAから出てるSF短編集もよかったから(短編作品の入門としてもいい)
「友と豆腐とベーゼンドルファー」は痛快だったが「灯油の尽きるとき」はあんまり過ぎるかな
どちらの話も男の身勝手さがよく出ているね。
そう思うと「一番抵当権」はかなり痛快だった。オチはすぐ読めるけど >>326
短編はゾクソクゾワゾワしますね。
月とコヨーテは何度も読み返しています。
そのたびにゾクゾクゾワゾワ