アントニイ・バークリー Part2
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キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!! >>7
去年でたパニック・パーティで全部じゃないか。 ジャンピング・チョコレート・銃声を読んだ。
やばい、面白すぎる!
作品の構成やキャラクターの造形が素敵だし、時代の匂いもたまらん。
・・・けど、これら以外の作品はなかなか手に入らないのかな?
あと、チョコレートは題名でかなり損してる気がする。
「美少女探偵がきゃるーんと事件を解決!」みたいなタイトルじゃないか。 >>14
ハードカバーでもよければほとんどの作品がまだ入手可能だと思う。
「毒入りチョコレート事件」は確かにケレン味のないタイトルだが
>「美少女探偵がきゃるーんと事件を解決!」
すまん、この感覚はワカンネ 伸びないね
人気ないのかな
とても優れたミステリ作家だと思うんだけど 「地下室の殺人」だけいつまでたっても再販されないんだよな。
ひどよ……。 >>17
「きゃるーん」でググってみたらこんなのが出てきた。
ttp://www.wdic.org/w/MOE/%E3%81%8D%E3%82%83%E3%82%8B%E3%80%9C%E3%82%93%E2%98%86
>>18
こりゃ創元あたりで文庫化するな、と睨んでいたんだけど
見当違いだったようだ… チョコレートの人って印象しかなかったけど、ジャンピングジェニーにやられた。
文庫でもっと出してほしいな。 殺意と被告の女性云々と毒入りチョコと第二の銃声を買った
殺意はかなりおもしろかったものの、次に読んだ第二の銃声は、期待したほどではなかった
やっぱ同一人物でも著者名が変わると、作風もがらっと変わるのな 二千円以上するハードカバーで買っても価値のある人ではあるが
地下室の殺人だけ絶版になってるのは理由があるんだろうか。
なんせそのレーベル(国書刊行会の世界探偵小説全集)でも不自然にこれだけ絶版だし。。。
メールで問い合わせても再販しませんって言われてしまったし。。。 ふひひ。酔った勢いで一気に3冊、6000円分ポチッてしまった・・・ 「殺意」の主人公、身勝手すぎワロタ。
しかし、ラストはどう考えればいいんだろう?
誤認?
あの嘘つきにはめられた? >>27
ああ、そうか。
自分の超人性に酔っていて、
彼の命程度、
もはや記述する必要もない、路傍の石のようなものだったのかな。 殺意のラストは
自分が実際に行った犯罪については罪を問われなかったが
身に覚えのない犯罪について罪に問われ、結局死なされてしまうっていう皮肉じゃないかね この人の作品は本当に面白いよね
唯一のハズレはパニックパーティーくらいじゃないの? >>27
>>31
お前らもう一度読み直せ
裏読みしすぎてるのはお前らのほうだろう 試行錯誤ってもう絶版なんですか?
しばらく復刊されませんかね? >>33
>>26と>>30じゃ言ってること全く違うけど… 毒入りチョコレート事件面白かったわ。
何年も前に気まぐれで購入、即放置していた自分の愚かさを呪う。 俺も言い続けている。
絶版でもない第二の銃声なんて後回しで良かったのに。 同じアイルズ名義の「殺意」の話題は出ているのに、
「レディに捧げる殺人物語」は無いのは、探偵小説ずれした者にも
ある意味でトリッキーなバークリー名義の作風を好む者が多いからか?
(スレタイも今回はバークリーだけだし)
ヒチコックのハピー、ハピ、ハッピーに脚色してしまった映画版(タイトルは「断崖」)には萎えたが、やや大部ながら、レディの原作は、是非、手にしてみて欲しい。
勧善懲悪、遵法精神、ハッピーエンド、この辺には興味無しなバークリー名義作品との共通性も感じられる読み応えある作であり、
「文学」が書ける作家だったとわかるはず。
話題に出ないのはアイルズ名義の作品が大して面白くないからでしょう
殺意とかレディとか退屈の極み
バークリー名義の傑作群と比べると大して語る価値も意味も意義もあると思えない レディが糞つまらんのは同意だが殺意が退屈とか無いわ 荒しの書斎とその名無しの自演のレスにいちいち反応するなよ。 俺はレディと殺意ならレディ>殺意だった。
当時は、創元推理文庫ぐらいでしかバークリー=アイルズ作品を読めない時代だったが、
やはり、毒入りやトライアル&エラーのような遊び心に富むトリッキーな作を好むタイプには
アイルズ名義作品は不人気。
まあ、これは嗜好だから仕方あるまい。
名義を変えた創作の意義もここにあるわけだし。 バークリーなら最上階の殺人が一番好きだな
一番奥が深いと思う 毒入り、第二、最上階が最高なのは言える。
推理にほとんど根拠も意味のないジャンピング・ジェニイとか、
地に足つかない推理振り回すのを有り難がるのは馬鹿みたい。
毒入りは物理トリック、心理トリック、など並べたあげく、
そこまでして事件に迫って、コントロールし、
そこまで事件にコミットしてるなら……。
第二はあの犯人像は七十年早かった。
殺人犯したあげく、僕はここにいていいんだと報われる。
憎しみでも人を救うためでもない、ただ空虚な世界で試すための、
ただできるシチュエーションがあったからの殺人。
最上階は地に足ついた現実的な推理を積み重ねたあげく妄想や狂気と、
紙一重に物語が壊れかかりながら、それさえ意味がない、
突き放し方がすごい。
どれも推理に意味がある。空虚なまでの意味のなさの果てに。
毒入り前は、コンセプトと推理のレベルが乖離してたし、
最上階以降はただ推理を振り回すだけでテーマを受け止められてない。 俺は個人的にはすっとぼけたテーストなヴェインの謎が好み。
これぞパロディやね。
「ロジャー・シェリンガムとヴィンの謎」は俺も面白いと思う。
ハリーポッターシリーズの何十年も先をいってるよ!