国産ミステリーオールタイムベスト10を考察する
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当方で古今東西の集計結果をまとめてみた結果
1 獄門島
2 点と線
3 虚無への供物
4 黒死館殺人事件
5 ドグラマグラ
6 本陣殺人事件
7 不連続殺人事件
8 黒いトランク
9 大誘拐
10 火車
次点 二銭銅貨 刺青殺人事件 戻り川心中 新宿鮫
となったところである 刺青は、土曜ワイド劇場版が断然デキがいい
現行版は、脂肪太り >>666
そうだったけ?じゃあエンジェルを昭和に入れて十角はバイバイしてもらおう
本当は彬光では、邪馬台国の秘密が一番好き
>>667
思いつきで書き込んだだけだよ >>663
不連続とか黒死館とか刺青とかがベスト10から転落。むしろ古典の聖域が崩れていく瞬間を目の当たりにした感があるんだけど。10位以下も昭和60年版とは様変わりしているし 東西ミステリーベスト100は
82年版からむしろ順位を上げてる古典
ドグラ・マグラ
砂の器
孤島の鬼
人形はなぜ殺される
りら荘殺人事件
半七捕物帳
あたりは本当にすぐれた作品ってことだろうか
まぁあれ有名なだけでそんな大規模な調査でもないから
単に審査員のちょっとした好みの偏りが出た結果と言えばそれまでだけど ドグラ・マグラはミステリーじゃなくてサイコ・サスペンスじゃないの? ハイハイ全部ミステリーでいいよ
ただし中国人を登場させてはならない 需要はあるのに現役の作家がなぜ読者を獲得できないか、つまらないからだ。
不味い文章なんとかしろ馬鹿。 違うと思うよ。前に東野圭吾がぼやいていたけど、賞をとっても売れず、賞をとっても売れずってのが長く続く。秘密とか手紙なんかの作品を書いていた頃だよ。
売れてるって思われているけど、収入はかなり低かった。
東野圭吾はあきらめずに続けたけど、普通の作家で賞とったー!売れたー!と思い込んじゃうタイプの作家ならたぶん続けられない。
いいミステリ書く作家だなあと思ってたら、次作が全くでないとかざら。 自分で書いててつまらないんだから、続けられるわけない。 ここの皆さんは作家になれる人いっぱいいるんでは?皆さん凄い読解力だと思う。 読解力と創造力は違う
ここの連中は、想像力は有りそうだが創造力は無さそう 作家って辻褄の合わない所とか突っ込まれそうな部分を
自分でもわかっていながらある程度妥協して押し通す
度胸というか図々しさがないとなれないと思う
自分で自分の物語にダメ出しして書けなくなっちゃう人って一杯いるでしょ 平成の文豪とか言われて全集も出てるのにラノベって想像すると笑える >>665
イニシエーションはミステリーじゃないだろ
大した事件は何も起きないし
代わりに「倒錯のロンド」でも入れとけ ☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、
衆議員と参議院の両院で、改憲議員が3分の2を超えております。
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は
すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆ 単純に自分の今時点ベストです。
暗色コメディ
夜よ鼠たちのために
殺しの双曲線
真夜中の構図
邪魔
レイクサイド
仮面山荘殺人事件
十角館の殺人
生首岬の殺人
姑獲鳥の夏 >>685
イニシエーションラブはミステリーだろ
このミス、本ミス、文春の東西ミステリーベスト100にランクインしている
ミステリーの定義なんて時代と共に変わるもんだ
いつまでも古い定義にとらわれるなよ 笠井潔って『鴉』『イニシエーション・ラブ』の仕掛けに気付かなくって、
他人に教えてもらったんだよな。
鮎川哲也も鮎川賞応募作の『慟哭』の仕掛けに気付かなかったらしいし。 >>689
>鮎川哲也も鮎川賞応募作の『慟哭』の仕掛けに気付かなかったらしいし
だから慟哭は鮎川哲也賞とれなかったの? ミステリの定義というより
むしろミステリじゃない定義が不明になってきている
SFとかデスゲームとかもミステリに含まれるなら
日常系じゃないラノベとか広義には大体ミステリだな……って思うわ おれはラノベの定義がよくわからん
ライトノヴェルを文字通り解釈したら
東野圭吾あたりってラノベだよねえ? >>693
ライトノベルレーベルから出版されている作品がライトノベルだよ
しいて言えば美少女とかゲーム内ファンタジーとかオタクが喜びそうな
素材で組み立てられているのが、ラノベ
別に内容の重い軽いで分けられているわけではない >>691
鮎川哲也は確か『鉄鼠の檻』(ノベルス本初版)の裏表紙にも、
「ホントに最後まで読んだのか?」と疑いたくなる内容の推薦文というかコメント載せてたし、
90年代後半以降の新機軸のミステリをあまり理解出来ていなかったような気がする。 90年代後半の鮎川哲也は80歳近かったからしょうがないね そう考えるとこの2人はすごいな。不老不死か。
辻真先(85)……去年『屍人荘の殺人』に授賞した選考委員の一人
皆川博子(88)…現役作家(父親は106歳で死去。弟はアンチエイジング・ネットワーク理事長で87歳) >>699
ジョン・ル・カレも去年85歳で寒い国から帰ってきたスパイを発表したな >>700
訂正
ジョン・ル・カレも去年85歳で寒い国から帰ってきたスパイの続編を発表したな 本格推理村の「最長老様」みたいなイメージの日影丈吉も、83歳で死去だもんな。
現代では寿命がのびたとはいえ、皆川一族はアヤシイ研究でもしてるんかなw >>703
土屋 隆夫(つちや たかお、1917年1月25日 - 2011年11月14日)
94歳没って言われても今時それほど珍しい気はしないが、
「ロシア革命と東日本大震災と同じ時間軸を生きた」と思うと、すごいな。
当然、関東大震災も体験してるわけだし(記憶にあるかはあやしいが)。 土屋隆夫も1作オールタイムベストに入れたいな
やはり危険な童話かな 流石にオールタイムベスト10だと、メジャーな作品じゃないと駄目だろう >>1
30年前のリストって気がする
スレが立ったのが2011年だとしても、2018年の今ならもう少し新しい作品も入れたいなあ 戦前から2作
40、50、60、70、80、90年代から各1作ずつ
21世紀から2作の計10作を
週刊文春の2012年版オールタイムベストの順位の高い順に選んだ10作
黒死館殺人事件
ドグラ・マグラ
獄門島
点と線
虚無への供物
大誘拐
占星術殺人事件
火車
葉桜の季節に君を想うということ
容疑者Xの献身
葉桜がちょっと浮いてる以外はかなり妥当じゃね? 21世紀枠を1つにして、葉桜の代わりの一枠を
年代関係ナシに>>710の作品以外で一番順位の高かった作品とすると
十角館が入って
黒死館殺人事件
ドグラ・マグラ
獄門島
点と線
虚無への供物
大誘拐
占星術殺人事件
十角館の殺人
火車
容疑者Xの献身
かなりいい感じじゃね? >>711
もう褒めてた爺さんたちも大半がこの世からいなくなったんだから、『点と線』をはずせよ
パンピーにミステリを広めた云々の歴史的意義はあるにせよ、そこに交じると一つだけチビスケ作品で異様だろ 文字の量で言えば
十角館や容疑者Xも大して変わらんだろ >>713
確かに点と線は歴史的価値以外の良さを見出せないなあ 黒死館やドグラマグラは怪作ではあるがベストの枠で語るのはちょっと違う そもそも黒死館は最後まで挫折せずに読破できた人が少なそうだし
ドグラマグラもたいていはチャカポコの部分を飛ばして読んでそう 俺はむしろチャカポコチャカポコの部分だけは面白かったし意味がわかったんだけど 黒死館はみんな挫折したというのにオールタイムベストでは必ず上位に挙がるよなあ なんか黒死館あげととかなミステリ好きとしての見識を疑われそうってのはある
自分が面白さを理解できてないってだけで 黒死館は黎明という意味では価値があるが、内容としては麻耶の翼ある闇の方がすっきりと分かりやすい。これを入れるなら翼ある闇入れろと言いたい。 黒死館とドグラ・マグラって
裸の王様のバカには見えない着物みたいなもんだろ? 黒死館は平均点を出しているサイトなんかでは順位は低い
でも人気投票では上位にくる
一部のマニアの票を集めて人気扱いされているわけだ
つまり、普通の佳作なら7点・7点・7点・7点・7点・7点・7点・7点・7点・7点みたいなところを
黒死館は10点・10点・10点・0点・0点・0点・0点・0点・0点・0点・0点
みたいな感じ
加点方式に強くて平均点に弱い作品 黒死館とかは、正統的な作品のベストじゃなく、癖のある作品を対象にした裏ベストの範疇だな >>726
黒死館ってのは要は大した事件でもないのに探偵が勝手に妄想を肥大化させて
宇宙的規模の壮大な事件に仕立てていくのが面白みなんでしょ?
ただ最初から最後までシリアスな雰囲気で貫かれているから
作者はマジで書いているのか、ネタで書いているのかが分からずに
困ってしまうのだが 黒死館ははじめに実験遺伝学とか言っててその段階で自らネタバレしてる 3大奇書の残り1冊である虚無への供物 はみんな楽しめたのか?
俺はあれもダメだった
やっぱり昔のアンチミステリーを読むぐらいなら
麻耶雄嵩とかいった現代のアンチミステリー風の作品を読んだ方がおもしろいよね 平成ももうすぐ終わりだし昭和ミステリーVS平成ミステリーで選んで見るのもよいかも 虚無は読みやすい
黒死館はつらい。 衒学的の部分ですっごく眠くなる。ティンカー〜の比じゃない
ってか小栗作品全般読みづらい 歴史的価値があるものが、必ずしも今現在読んで面白いというわけでもないんだよな かと言って
黒死館や点と線の代わりにじゃあ何を入れるかとなると
みんなめいめい勝手に自分の好きな作品を上げて全然意思統一できないから
アンケートとると結局無難な所でその辺の古典に落ち着くんだよな >>710
このラインナップで黒死館 ドグラマグラ
虚無への供物 点と線を抜くなら
代わりは戻り川心中 人形はなぜ殺される
りら荘or黒いトランク
この辺りが妥当では?
個人的には虚無への供物は抜かなくてもいいけど >>734
結局代わり映えしないのならまずは平成だけのベスト10を作ってみたい
それから昭和の定番と比較して入れ替えを検討すればいい 平成
奇想、天を動かす
生ける屍の死
時計館の殺人
双頭の悪魔
火車
哲学者の密室
魍魎の匣
模倣犯
レディ・ジョーカー
リング三部作
バトルロワイアル
白夜行
13階段
葉桜の季節に君を想うということ
容疑者Xの献身
イニシエーションラブ
首無のごとき祟るもの
告白
永遠の0
64
ミステリと言っていいのか微妙なのもあるが
あえて広義のミステリにして
平成候補20作上げてみた じゃあ昭和、完全に好みで選んだけど。
坂口安吾「不連続殺人事件」
江戸川乱歩「心理試験」
松本清張「点と線」
久生十蘭「黒い手帖」
連城三紀彦「戻り川心中」
赤川次郎「マリオネットの罠」
高木琳光「人形はなぜ殺される」
横溝正史「本陣殺人事件」
大坂圭吉「とむらい機関車」
筒井康隆「ロートレック荘事件」
鮎川哲也「りら荘事件」
和久峻三「雨月荘殺人事件」
夢野久作「瓶詰の地獄」
中井秀夫「とらんぷ譚」
山田正紀「人喰いの時代」
西村京太郎「殺しの双曲線」
木々高太郎「人生の阿呆」
夏樹静子「Wの悲劇」
森村誠一「人間の証明」
水上勉「飢餓海峡」
ついでに山村美紗のなんか。読んだことないからわからん。 >>738
山村美紗の代表作と言えば「花の棺」だろ >>737
ミステリー外のものはひとまず置いとくとして
13階段ってその中に混じるほど傑作だったっけ? 個人的にはあんま好きじゃないけど
かなり売れて話題になったイメージだったので……
(それだったら氷菓とか向日葵の咲かない夏とかも入れろよと言われてしまうか) 高野和明作品からとみてもジェノサイドのがいいんじゃね? 昭和推理作家十二傑
江戸川乱歩
小栗蟲太郎
夢野久作
横溝正史
坂口安吾
高木彬光
鮎川哲也
西村京太郎
赤川次郎
夏樹静子
山村美紗
森村誠一 坂口安吾は推理作家としてはさすがにない
あと連城 泡坂は入れたいな 内田康夫は?
坂口安吾は不連続殺人事件が有名なだけで推理作家ってくくりですらない気がする 島田荘司は活躍期間で見れば平成だけど代表作的に昭和寄りな気がしてしまう
綾辻行人は十角館が昭和とはいえ流石に平成かな 平成推理作家十二傑(昭和デビューも含む)
笠井潔
島田荘司
東野圭吾
綾辻行人
我孫子武丸
有栖川有栖
宮部みゆき
京極夏彦
法月綸太郎
森博嗣
二階堂黎人
貴志祐介 >>748
内田康夫にはこれといった代表作がないでしょう。
それより>>745で夏樹静子を入れるくらいなら佐野洋、都筑道夫、泡坂妻夫、山田風太郎のあたりの方が
格上な気がする >>750
我孫子、二階堂、貴志を外して
北村薫、麻耶雄嵩、横山秀夫の方が妥当じゃね 麻耶 横山はわかるし我孫子がそこまでじゃないのも同意
北村薫と二階堂はそんなに力量に差はないと思ってるからどっちのが妥当だろな >>754
いや、北村薫と二階堂だったら北村薫の方が格上感あるけどなあ
北村薫は日本推理作家協会賞と直木賞を受賞して、日常ミステリーというジャンルを確立した功績も大きい 笠井よりは道尾秀介か湊かなえだな
大衆的な方向になるけど 大衆的に選ぶなら、
東野圭吾、宮部みゆき、横山秀夫
綾辻行人、有栖川有栖、京極夏彦
伊坂幸太郎、道尾秀介、湊かなえ
森博嗣、米澤穂信、歌野晶午
とかになりそう
少なくとも著作の半分ぐらい絶版の島荘は入らない >>758
島荘は十分大衆的でしょ
日本を代表するミステリー作家である横溝正史だってほとんど
絶版だった時期はあるんだし、絶版かどうかは判断の基準にはならないよ 島荘は上でも言ったけどまず昭和に入るか平成に入るかをだな…… 個人的にはだが。
島荘、有栖に代表される密室などの物理トリックがメインの時代、叙述がメインに
なっている現在の、前平成、新平成に分かれるように思う。 ベストセラー作家なら
赤川次郎 3億部
西村京太郎 2億部
内田康夫 1億部
森村誠一 1億部
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アガサ 20〜40億部 新本格系は面白いんだけどオールタイムベスト入りするかは微妙なんだよな
なんか軽すぎるから >>761
有栖は物理トリックメインじゃなくてロジックメインだろ?
今でも青崎有吾、井上真偽などがいるように前期後期関係ない要素だと思う 叙述トリックも古くは横溝もやってるし
十角館も平成前期どころか昭和だからな
葉桜ですら平成の前半分に入るぞ 島荘、平成か昭和かなら平成だとは思う。昭和の範囲が広すぎるから、本来は戦後作家と赤川&西村なんかの新昭和世代と分けないとならない。
島荘は赤川&西村の後の世代になるから、島荘まで昭和にしてしまうと、もっと細分化しなければならなくなる。
指摘している方もいるが、島荘が昭和ならさらに後の綾辻まで昭和の作家になる。 知名度ベスト10ならこんな感じか
乱歩
正史
清張
次郎
京太郎
誠一
康夫
圭吾
みゆき
夏彦 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています