国産ミステリーオールタイムベスト10を考察する
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。
当方で古今東西の集計結果をまとめてみた結果
1 獄門島
2 点と線
3 虚無への供物
4 黒死館殺人事件
5 ドグラマグラ
6 本陣殺人事件
7 不連続殺人事件
8 黒いトランク
9 大誘拐
10 火車
次点 二銭銅貨 刺青殺人事件 戻り川心中 新宿鮫
となったところである >>881,882
◯孤島の鬼(冒険、サスペンス[戦前])
こんなんかな?
>>883
短編は除く方針に現状なってるよ >>885
短編ってことでクビになった笑
一応、覚書として()づけで載せてるだけ! 陰獣もトリック要素はあまり無いし本格と言えるかどうか >>889
いやいや、そもそも陰獣は当時とてしては奇抜なトリックを使ったことで
有名な作品だよ
今となっては大したことないけど 根本昌夫(島田雅彦、よしもとばなな、小川洋子、角田光代のデビューに立ち会う)
小説志望者に提示している「最低限」「読む」リスト
【ミステリー】30作
松本清張 『点と線』/横溝正史 『犬神家の一族』
江戸川乱歩 『パノラマ島奇譚』『D坂殺人事件』『人間椅子』
宮部みゆき 『龍は眠る』/東野圭吾 『百夜行』
天童荒太 『家族狩り』/西沢保彦 『七回死んだ男』
島田荘司 『異邦の騎士』/井上夢人 『ダレカガナカニイル』
柴田よしき 『RIKO―女神の永遠』/綾辻行人 『十角館の殺人』
折原一 『沈黙の教室』/土屋隆夫 『危険な童話』
新津きよみ 『流転』/北村薫 『スキップ』
井沢元彦 『狼火幻視行』/小峰元 『アルキメデスは手を汚さない』
京極夏彦 『魍魎の匝』/篠田節子 『ゴサインタン』
有栖川有栖 『月光ゲーム』/二階堂黎人 『悪霊の館』
乃南アサ 『凍える牙』/法月輪太郎 『―の悲劇』
森村誠一 『高層の死角』/山ロ雅也 『ミステリーズ』
連城三紀彦 『戻り川心中』/高村薫 『マークスの山』
中島らも 『ガダラの豚@〜B』 【ハードボイルド・冒険小説・ノワール】36作
船戸与一 『山猫の夏』『猛き箱舟』
志水辰夫 『裂けて海峡』/大沢在昌 『新宿鮫』
原寮 『私が殺した少女』/北方謙三 『檻』
真保裕一 『ホワイトアウト』/打海文三 『されど修羅ゆく君は』
内山安雄 『上海トラップ』/大薮春彦 『野獣死すべし』
小川竜生 『桜と龍』/香納諒一 『炎の影』
今野敏 『陽炎』/藤田宣永 『銅像の騎士』
樋口明雄 『狼は瞑らない』/稲見一良 『ダックコール』
東直己 『残光』/谷恒生 『喜望峰』
白川道 『流星たちの宴』/佐々木譲 『エトロフ発禁急電』
福井春敏 『亡国のイージス』/藤原伊織 『テロリストのパラソル』
森詠 『冬のつばさ』/馳星周 『不夜城』
風間一輝 『男たちは北へ』/花村萬月 『ブルース』
結城昌治 『ゴメスの名はゴメス』/浅田次郎 『プリズンホテル』
阿佐田哲也 『麻雀放浪記』/生島治郎 『追いつめる』
逢坂剛 『カディスの赤い星』/菊地秀行 『魔界都市《新宿》』
夢枕獏 『神々の山嶺』/熊谷独 『最後の逃亡者』
黒川博行 『封印』/多島斗志之 『密約幻書』 そこのリストに上がっている本人である
横溝正史はそこにあるのを一冊も読まずにデビューして大作家になってるし
海外作家なんか当然一冊も読んでないだろうに「最低限」とか正直何を言ってるんだかって思う 今の日本で、そのジャンルでデビューするなら
って意味だろうに
海外なら海外で同じようなリストがあるんだろ、きっと >>895
確かにww
しかも選定基準が全く解らない いやらしい言い方しないで単に俺の好きな小説って言っとけよ
って話だな 国産ミステリーオールタイムベスト10なんていやらしい言い方しないで
単に俺の好きな国産ミステリーベスト10って言っとけよ 一人で決めるならそうなるから
皆で意見を出し合うのがこのスレだろ >>902
確かにベスト10では少なすぎて決められないな
自分の好きなベストならともかく話し合いで決まることは永遠にないだろう ベスト100を選んでもランキングで順位付けするのは本当はダメだよな
ネタとしては順位がついてる方が面白いけど 他のジャンルの小説はあまりランキングしないと思うけど
ミステリーがランキングに拘るのは乱歩の影響? かもな
現に海外では100選とかはあっても
順位はつけない >>892
>小説志望者に提示している「最低限」「読む」リスト
小説家で食っていくなら
赤川次郎とか西村京太郎とかクリスティとかエド・マクベインみたいな
ベストセラー作家の作品の方が参考になるんじゃないの? 才能ないやつは何読んでも無駄だし
売れるやつは売れる世界だろ >>908
売れっ子の作家になりたいか、それともランキング企画をした時に
上位に選ばれるような名作製造機になりたいかによって違うだろ
お金は生活に困らない程度あればいい
それよりも名作を書きたいという人だっているだろ
両立を目指すならクリスティや東野圭吾あたりかな なりたいと思ってなれるもんじゃないから同じことだな >>911
なれるかなれないかとい話ではなく、>>908の売れっ子作家のリストにすべきという
考えに異論を挟んでいるだけだよ
それに確かにそれらの本を読んでも作家になれるとは限らないだろうが
売れる奴は何をしても売れるという考えはどうかな?
才能がある奴だって努力をしなければ才能も錆びてしまうよ
才能のある奴が努力するテキストとしてそういうリストがあっても別に
いいのえはないかな? まずはシリーズ物で、固定客と火サスの放送権で最低限の収入は確保
その後、書きたいものを書く
ファンを喜ばす職人と、自分の創りたいものを形にするアーティストを兼ねるべき 今時、火サスでもないやろ
このミス1位をとってベストセラーを目指そうぜ むしろ自分が目指す作家像の作品なんか
意識したり他人に提示されるまでもなく勝手に読みたいから読んでるだろうから
作家になるための参考として読むならむしろ
普段読まないような作品を読んだ方が見識が広がるだろうな 男性ベストナイン
1894江戸川乱歩
1902横溝正史
1909松本清張
1919鮎川哲也
1920高木彬光
1929都筑道夫
1933泡坂妻夫
1948島田荘司
1963京極夏彦
女性ベストナイン
1928仁木悦子
1929皆川博子
1931戸川昌子
1934小泉喜美子
1938夏樹静子
1951桐野夏生
1953栗本薫
1953村薫
1960宮部みゆき >>916
見事に古い作家ばっかだな
そして一番新しい京極は完全にお前の好みやろw
(客観的に考えれば新本格ブームの火付け役の綾辻か、知名度・売り上げ的に東野圭吾あたりだろう) ミステリの祭典のレビュー数と平均点から俺様が独自に算出したランキング
(※平均点の10乗×レビュー数で計算)
1、十角館の殺人
2、占星術殺人事件
3、魍魎の匣
4、殺戮に至る病
5、白夜行
6、異邦の騎士
7、双頭の悪魔
8、悪意
9、首無の如き祟るもの
10、容疑者Xの献身
11、時計館の殺人
12、人形はなぜ殺される
13、奇想、天を動かす
14、獄門島
15、絡新婦の理
16、ハサミ男
17、奪取
18、クラインの壷
19、クリムゾンの迷宮
20、七回死んだ男 俺は「人狼城の恐怖」がベストだが
食わず嫌いの奴が多すぎると思う 食わず嫌いっていうか流石に長すぎるからだろ
個人的にはトリックはいいけど
犯人と動機にはなんじゃそりゃってイメージ 楽しく読むには読んだが一部二部で同じようなこと繰り返してる印象が長すぎ感を強めるし再読するには腰が重くなる >>921
『人狼城』の一部・二部、自分はリアルタイムで読んだんで、
ドイツ篇の読了後、しばらくして発売したフランス篇を読む頃にはドイツ篇はいい感じに忘れてた。
続けて読んでいたら、たぶんあなたと同じ感想を持つと思う。
初読時の面白かった記憶だけにとどめておいたほうがいいんだろう。 オールタイムベスト
単純に作品の質だけで決めるとトップ10の半分くらい島荘になりそうだよな 恐ろしく贔屓目に見て
占星術、斜め屋敷、異邦の騎士、奇想天
が入るとしたとしてもあと一つなんだ? 島壮は驚かすのは上手いが、あれで納得するには慣れが必要だな 島壮は、結局オチは有り得ないほど都合のいい偶然というのが多すぎる
ベストセラー作家四天王の
赤川次郎
西村京太郎
内田康夫
森村誠一
はどうなの? 赤川次郎 三毛猫ホームズの推理 マリオネットの罠
西村京太郎 終着駅殺人事件 殺しの双曲線
森村誠一 高層の死角 人間の証明
ベストセラー作家で
浅見光彦と言う日本で知名度トップ10には入るだろう名探偵を産んだのに
内田康夫の名作・有名作のなさは異常 >>934
無理矢理代表作を挙げるなら平家伝説殺人事件かな? 「不安な産声」 土屋隆夫
面白いけど、忘れ去られている。 ファミコンでゲーム化された某原作を読んだのみだけど、
あれが最高作ならちょっと。 ベストテン常連が腑に落ちない作品
・虚無への供物
冗長かつ滅茶苦茶、矛盾が解決されず
・獄門島
○○の一言以外は、ふーん...って感じで刺さるものが無い
・双頭の悪魔
論理的とか言ってまったくありえないトリック
何でこれが評価されているのか理解不能
自分のベストテン候補
・影男(耽溺犯罪枠)
・ドグラマグラ(怪作枠)
・大誘拐(ユーモア枠)
・戻り川心中(美しい日本語枠)
・占星術の殺人(超絶トリック枠)
・十角館の殺人(新本格枠)
・魍魎の匣(ぶっ飛び枠)
・火車(社会枠)
・レディジョーカー(警察小説枠)
・コズミック(糞バカ枠)
まあ「蓼食う虫も好き好き」ですので コズミックは
「1200の密室で1200人が殺されるという、密室卿を名乗る
正体不明の人物からの犯罪予告」
をある意味合理的に解決するのだから空前絶後の糞バカ作品
(ただしカーニバルは見事に壁本となりました) >>951
量産型売れっ子作家はアベレージはよくても突出した傑作がないから忘れられる運命だよ
内田康夫もすぐに忘れられるだろう。 あんだけ量産して名作と呼ばれる作がたくさんある西村寿行先生はスゴイ >>953
西村寿行は異質だね
でも、そんな彼でも全盛期は長く続かなかった
傑作を連発していたのはせいぜいい10年で、
それ以降は急速な質の低下が見られる >>951
島田みたいなトラベルミステリーはテツには人気あったな
奴らは鉄道に関するものには何でも喰いつくんで 泡坂「迷蝶の島」、連城「白光」、夏樹静子「第三の女」
岡嶋「(新題)解決まではあと6人」「そして扉が閉ざされた」等々
尤も綾辻作品も好きだが、「十角館」の大学生のやり取りなどは、
鮎川の「りら荘」を思い出したくらい懐かしかった記憶もある。
只、個人的にはそれ以前の泡坂、島田、笠井、岡嶋に慣れてると、
綾辻以降は やはり”新”扱いになるのだろうね。 >>956
白光は同意だわ
連城の長編の中でも最もよくまとまってる >>958
白光は俺も大好きだが、連城三紀彦の他の代表作と比べると評判はあまりよくないようだ
最後に謎解きをするタイプの作品ではないので本格色が薄い、
ドロドロしていて重苦しいなどといった理由で >>961
半七捕物帳はいいよね
江戸川乱歩がデビューするより前の作品だけど
読みやすくてミステリーとしての質も高い
まさに日本版『シャーロックホームズの冒険』
なんでオールタイムベストの企画なんかで上位にランクインしないのか
不思議でならない 半七捕物帳はタイトルでチャンバラ時代劇だと誤解している人が多そう >>949
吉村達也の新魔界百物語シリーズ
全100作の大風呂敷どころか僅か3作で頓挫したが、
コズミックに通じる糞バカ作品だけに完走して欲しかった
もちろんオールタイムランキングとは無縁の凡作 皆川博子の「開かせていただき光栄です」「アルモニカ·ディアボリカ」は入りませんか? 密室物ベスト10
人狼城の恐怖
密室キングダム
赤い密室
本陣殺人事件
七つの棺
哲学者の密室
無限と微小のパン
斜め屋敷の犯罪
匣の中の失楽
ローウェル城の密室 >>967
匣の中の失楽は傑作だが密室ものとしては論外
ここには挙がっていないが「虚無への供物」も同様の趣向
ちなみに俺の密室ベスト10はこうだな(年代順に表記)
本陣殺人事件(横溝正史)
妖婦の宿(高木彬光)
赤い密室(鮎川哲也)
花の棺(山村美紗)
求婚の密室(笹沢左保)
三毛猫ホームズの推理(赤川次郎)
斜め屋敷の犯罪(島田荘司)
人狼城の恐怖(二階堂黎人)
密室キングダム(柄刀一)
マツリカ・マトリョシカ(相沢沙呼) >>967>>968
バカトリック好きかよ
仲良いなwww >>969
じゃあ、君のおすすめ密室ミステリーを教えてよ 1200の密室で1200人が殺されるという、密室卿を名乗る... >>967-968
こう言うの参考になる
また気が向いたら書いてくれ 「高天原の犯罪」天城一
「雪密室」法月綸太郎
「世界は密室でできている」舞城王太郎 雪密室は密室ものとしてみると微妙だわ
トリックは大分ちゃちだし
ロジックはスマートですき >>974
「世界は密室でできている」はめっちゃ面白いけど、密室トリックに
期待している人にすすめると怒られるぞ
バカミスであることを先にいっておかないと >>979
密室物はカーがやりつくした感があるからな
やっこさんの密室講義を読めば大抵のトリックは見破れる
そんな強者読者相手にはかなり強引なトリックを使うしかないから
必然的にバカミスになる 「長い家の殺人」歌野のデビュー作
簡単なトリックだがシンプルで良い
密室殺人ゲームシリーズも面白いけど >>980
トリックがやり尽くしていてもミスディレクションで気付かれないように
するのが作家の腕前というものじゃないか
アガサ・クリスティとか当時でもすでに使い古されたトリックを使いまくっていたが
ミスディレクションを駆使してうまく真相を隠していた
密室トリックの場合も同じことがいえる 文句ばかりじゃなくて
お薦めの作品品群を挙げてくれ レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。