中町 信
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もう故人になられましたが、忘れられない作家です。 読了本の感想語りましょう。 今、十四年目の復讐を読んでいます。中町作品10冊目くらい。 浅草の寿司屋親子の人情味ある言い合いが面白いです。メジャーには なれなかった中町氏ですが、読んでて味わいがあります。 「特にナシ」っていうダイイングメッセージの作品には呆れた あと女性化乳房症候群とかいう病気のネタにも呆れた >>4 死者の贈り物でしたっけ。よくもあんなメッセージ思いつくなと、自分も 呆気にとられました。道理で珍しい○○だったんですね。作品自体は楽しめ ました。短編集の新刊、復刊でればいいんだけど。 得意の温泉ツアー物も、どれを読んでも自分の場合飽きが来ない。 今まで読んだ中での1番は、散歩する死者。空白の近景と自動車 教習所が中々ない。 新人文学賞殺人事件で乱歩賞取ってたら、人生ガラリと変わってだろうな。 しかしこの人といい、折原といい、この手の作品書く人にとっては乱歩賞鬼 門だわ。 飛騨路殺人事件読んだ。このダイイング・メッセージには脱帽。 サラリーマン時代の経験だなあ。読む前は大して期待しなかった んだが、かなり面白かった。 恥ずかしながら初めて知った作家です おもしろい代表作を教えてください! 読んでみたいと思います とりあえず創元文庫から出ているものを読んでみては? 『模倣の殺意』は『新人賞殺人事件』の改題ね >>9 自分も若い時推理小説結構読んだが、外国物が多くてこの作家は 全く知らなかった。けれども高木彬光が乱歩賞の選考でヶチョン ヶチョンにけなしているのを知り、興味が湧いてその作品読んだ らかなり楽しめた。それから何冊も読み出した。 >>10 >>11 ありがとうございます! このスレのおかげで知った作家なので、お勧めの上記作品読んでみます! 小豆島殺人事件を読んだ。事件関係者のひとりのとんでもな?偶然には首を かしげたが、まあ、いいか。 この作家、江戸川乱歩賞の最終に3回も残ってるんだよね。それに1960年代 から活躍しているから、並みの受賞者よりは実力あると思う。合わせ技であ の賞あげたいわ。 もう亡くなって3年くらい経つのか。奥さんもっと長生きしてたら 判んなかったな。 急行城山読むと、労働争議にからめてるんだよね。これも実体験によるものだろ。 あの作品からは作者のサラリーマン生活の悲哀を感じたなあ。 十四年目の復讐を読んだ。多分作者の最も長い作品か。このダイイング・メッセージにも びっくりしたな。作者は余程言葉遊びが好きなんだろ。浅草の寿司屋親子も面白かった。 学校問題も取り入れ、少し社会派がかったいい作品。 >>11 高木彬光は好きだけど、そんな話があったのかw 「新人賞殺人事件」の時か? ぶっちゃけアレ系の作品だったら「能面〜」よりも「新人賞〜」の方が出来は上だと思うが 高木はけなしているというか、怒ってたな。他の選考委員はそうでもなかった。 仁木は逆に評価してたし。オレもこれだったら受賞に値すると感じた。なんたっ て突拍子もなく面白いと感じたからね。推理小説にはあんな遊び心もあって悪く はないと思う。高木が真摯過ぎたんだろ。 新人賞殺人は、アイデアの勝利だと思う。それまで外国の推理小説にも あんなのなかったんじゃないか? 鮎川がべたほめなのもよく判る。 >>21 原理的には[メ欄1]だけど、アリバイ崩しを前面に押し出すことで効果を上げている。 あとは[メ欄2]の手がかりによるフェアプレイ (清張の選評から、これは応募原稿の段階からあったのが分かる)。 「模倣の殺意」として「小説推理」に連載したものは、 その応募原稿「そして死が訪れる」を書き直してるはずだけど、 だったらどこがいけなかったんだろう? 紙上で読者をペテンにかけるのも、ひとつの技法だと思うのだが、高木や 中島は古い人なのでそういうのはずるいと感じるだけで許容できなかった のかな? 新特急草津の女を読んだ。列車内であんなにタイミングよく殺人ができる ものか? もし被害者が○○○に行かなかったらどうしたんだろ? 若い 医者があんなこと考えるか? と思いましたが、あくまで小説なので我慢。 裸の密室 昭和46年発表 を読んだ。 短編ながらこの作者得意のプロローグとエピローグがあり、それがバッチリ と決まっている。巨人の星が出てくるのも時代を感じた。少ない登場人物を効 果的に使っている。 >>23 古い人ったってもう物心ついた頃には普通に有名作があったやろ このスレではじめて知った作家なんだが、みんなの評価がすこぶる高いですね 既出の作品でも読んでみようかな 故人だから情けで評価してるわけじゃないっすよね? ところで一番の本格モノはなんでしょうか? 「模倣の殺意」(新人賞殺人事件) 「天啓の殺意」(散歩する死者) 「十和田湖殺人事件」 「榛名湖殺人事件」 「田沢湖殺人事件」 「阿寒湖殺人事件」 「奥只見温泉郷殺人事件」 「空白の殺意」(高校野球殺人事件) 「自動車教習所殺人事件」 「殺された女」(「心の旅路」連続殺人事件) ↑とりあえず上の10作品を読むべし(順位なし。ただ並べただけ) 「新人賞」「散歩する死者」を最初に読んで気に入ったら 「高校野球」「〜湖」もの、「奥只見」あたりをどうぞ 上記以外のものから始めると嫌いになるかも どっぷりはまると、どんな愚作も好きになる >>27 どうもありがとうございます。 上記2冊をアドバイスいただいた通り読んでみます! 錯誤のブレーキ、作者にしては長い方でこれも楽しめた。きっと構想 練るのに1年以上かけたんだろな。真犯人の予想はつかなかった。 錯誤のブレーキ、これまた自動車教習所職員が登場する。あの人が犯人? それともこの人? そういうふうに読者に思わせるのが面白かった。実質 作者の最後の新作だったかな。 短編動く密室を読んだ。これまた自動車教習所が舞台。一見不可能犯罪風で、 エドワード・D・ホックのサム・ホーソンシリーズを思い出した。作者のミス リードに今回もうまく引っかかり、真相判明まで不思議感を味わわされた。 五浦海岸殺人事件を読んだ。この作者の多くの作品群の中では余り有名でない 部類か。作者独特の展開で事件が続発する。犯人やっぱり判らなかったなあ。 疑心暗鬼でじっくり読んで伏線に気付けば、カンの鋭い人は判るのかな? >>27 丁寧な書き込みだけど、『高校野球』はマストじゃね? 評価の高い田沢湖殺人事件がなかなかない。題は平凡なんだけどね。 この作者出版社から一方的に題決められてるのかな? 地名プラス 殺人事件じゃ、そうそう部数伸びない気がするんだが。 湖ものはおもしろいよね 「十和田湖殺人事件」は推理作家協会賞の候補になった でも佐野洋のけなされたね オレは好きだけどなあ >>27 のようにこの人の良作は初期に多い 後期はひどいのが多いから初めて読む人は注意したほうがいいぞ >>36 ごめん 「佐野洋にけなされたね」だった 佐野洋が選考委員だったんだ 佐野洋の好みの範疇外の作家なんだろかね? 警察の捜査とか、佐野洋から 見たら?な場面が多いかな、みたいなのは自分も読んでて感じる。 「十和田湖殺人事件」が推理作家協会賞の候補になったのは1987年度 長編部門 受賞 逢坂 剛 『カディスの赤い星』 昭和61年/1986年7月・講談社刊 受賞 高橋克彦 『北斎殺人事件』 昭和61年/1986年12月・講談社刊 強敵ばかりで受賞は無理だったな 候補 逢坂 剛 『百舌の叫ぶ夜』 昭和61年/1986年2月・集英社刊 中町 信 『十和田湖殺人事件』 昭和61年/1986年5月・徳間書店/トクマノベルズ >>40 受賞作のレベルの高さが半端じゃなかった。ホームランと二塁打くらいの 差かな。 >>39 逆に佐野洋の小説にも重箱の隅突きたくなるような作品があるよね。 題は忘れたが、長編で被害者女性が都心のビルの上階から昼間自殺と 見せかけて突き落とされるのがあったが、場所柄、時間帯を考えると、 悲鳴聞かなかった通行人いないわけないだろと思った。 日本語がおかしかった。すいません。 訂正 悲鳴を聞いた通行人がいないわけないだろと思った。 急行しろやまを読んだが、ある部分が作者の都合のいいように構成されている という感は否めなかったが、巧妙なアリバイトリックには舌を巻いた。初期か らかなりな技巧家だったんだと、再認識。 中町作品って読者に推理させようとするストーリー運びや伏線の張り方とか構成とかトリックの発案はいいんだけど その分殺害動機がおざなりというか後付感ひどいんだよな キャラの感性は現実的で地に足ついてるから殺意シリーズも古さを感じさせないけど その分「そんだけの理由でここまで手の込んだ殺し方するか?」みたいな気持ちになる この作者の場合、ストーリーのための連続殺人が定番化してるからね。性格が 合理的・真面目な人はついていけないだろ。新人賞殺人事件大いにけなした高 木彬光なんかも京都大学工学部出たくらいから、その両方兼ね備えた人間だっ たと思う。昔笹沢佐保がやたらとトリック盛り込んだ作品連発したが、それに 似た印象受ける。あと、プロローからエピローグへの驚愕性を盛り上げるため にも、多数の死者を出す必要があるんだろね。 『カディスの赤い星』はともかく 『北斎殺人事件』はそんな出来がいいわけでもないんだがなー。 歴史ミステリとしても美術品ミステリとしても。 やっぱり 書き手が少ないジャンルだから点数が甘いんだろうか。 乱歩賞も推協賞もあと一歩で手が届かず。本人さぞ悔しかっただろうなあ。 >>47 この作家の作品は、同業者の中では評価する人が少ないような気が する。ダイイング・メッセージとか、面白くは有るけど懲り過ぎて いるし。そういうのが賞選考になると、他の候補作品に一歩遅れを 取る要因になったんじゃないのかな。 >>38 推理日記で奥只見温泉郷殺人事件を取り上げてるけど、悪い評価じゃ無かったよ。 (推理日記4の「26.ひとりよがりの論理」) 気になった点について書かれた文章ではあるけど、 「最後に断っておくが、こんなふうに気になった点はあったものの、『奥只見・・・』は私には面白かった」そうだ。 「力作と呼ぶに足る作品」とも書いてる。 佐野洋は本格物が嫌いだから好みの範疇の作家ではなかったと思うけど、 湖モノあたりまではキチンと目を通してる感じがする。 >>51 この作家、読んでてバカバカしくなる時もあるが、読後感は悪くない。 アマゾンで教習所とか奥只見、田沢湖買えるが高いんだよね。うちの市 の図書館にもこれらの作品はない。 「悪魔のような女(殺人病棟の女)」を読了。 ストーリーは非常に面白いと思う。 ただ、小説の作りがかなり雑で、良い評価ができない。 刑事たちの捜査にリアリティーが無いし、頭が悪すぎる。 (この小説のプロローグは要らないだろう。) この作家は、人を殺しすぎる。 あと、殺人事件は犯人が捕まればいいと思ってるようだ。 でも、この小説には相続の問題もからんできてるんで、 そっちの方の問題も読者を納得させなきゃダメだ。 >>53 この作家の多くの作品で犯人だと思わせる人物が次々に死んじゃうからなあ。 まあ、それなりに面白くはあるんだけど。 誰が犯人でどういうトリックなんだろう、と考えさせられて そういうことだったのか!と膝を打つところまでは面白いんだよね そっから先の犯行動機とか警察の動きの不自然さとかが引っかかって絶賛しにくい 模倣が一番面白かったな 真犯人が判らないよう読者を徹底的に煙に巻くのに主眼を置いてるから、 読み終えると他の面ではずっこける場合が多い感じ。自分も散歩する死者 は特に面白かったなあ。 天啓のプロローグ&エピローグが一番ワクテカした コピー持ってきた店主のくだりとかおおおおお〜ってなったw 中町作品を十角館の前に読んでたら新本格見る目が厳しくなってただろうなー 純粋に読者をはめようとする創作姿勢をオレは高く評価する。短い人生、 こんな遊び心は大切。 三幕は雪の山荘で閉じ込められる奴だっけ ドッキリな仕掛けはないしトリックも地味だけど最後にざまぁwとなれるので読後感はいいよ 中町作品みたいにキャラがめちゃくちゃ普通の庶民ばっかで どんでん返しや仕掛けにこった作品でオススメないかな 焼き鳥屋の主人が出てくるのは特に庶民的だと感じたなあ。 キワモノ探偵とか出てこないしキャラのラノベっぽさは全くないんで、読んでて疲れないのはいいな >>63 確かにこの作家、オレも読んでて全く疲れない。探偵も近所にいるオジサン オバサンみたいで超人肌ではない。埼玉方面の情景もよく出てきて飽きない。 確かに疲れない。 だけど、二人も三人も殺されていながら、ツアー旅行が予定通り続けられたり、 頭の中が「なぜ?」で一杯になることはある。(特に、氏家周一郎モノ。) 昭和レトロな雰囲気が好き 町の雑踏の描写とかも懐かしさが感じられる あと登場人物に身近なセコさがあっていい 秋子さんだっけ、捜査するのにタクシー代経費で落すのとか妙にインパクトあったw この作家の最初の乱歩賞最終候補作と今年度受賞作のよろずで1箇所同じ シチュエーションがあったのには少し驚いた。よろずの作者新人賞読んで自 作に取り入れた気がした。 ブコフで創元推理文庫の「模倣の殺意」と「天啓の殺意」と「空白の殺意」を買って読んだら 面白かったので他のも読もうと思って本屋とかブコフとか行ってみたけど全然ないね。 >>68 うちの近くの複数のブクオフでも、もはやその3冊以外は見ない。 オレは運が良かったのか3年前までに他に8冊ほどブクオフで105 円で購入できた。それでも教習所とか田沢湖、Sの悲劇は1回も 見たことがない。 オレは25冊くらい持ってる。 別のスレで「模倣の殺意」の評価が高く、 ためしに読んでみたら面白かったので、この2、3年、積極的に集めた。 この作家は、1987年までに発表された、初期の長編は面白いけど、 それ以降の作品は、ガチガチの本格ファンにはストレスが溜まる作品が多いな、 というのが正直な感想。 つい最近、「夏油温泉殺人事件」を読んだのだけど、これはつまらなかった。 個人的なベスト3は、「奥只見」、「模倣の殺意」、「自動車教習所」かな。 >>70 よく短期間で25冊も集められたな。オレも似たような感想。もう再版出る 可能性はなさそうな感じ。うらやましいわ。 本の顔写真見るとオレには全く推理作家には見えなかったんだが、人は 外見だけじゃ判らんもんだわ。 逆に、「推理作家らしい容貌の人」っていうと誰になるのか教えてほしい >>74 オレの場合、高柳芳夫、森村誠一、戸川昌子。 有栖川、綾辻、我孫子、京極らへんはコテコテのミステリ作家ってイメージ 中町氏は口髭あるし大工の棟梁みたいにも見えるからなあ。 俺も松本清張なんか、推理作家以外の職業が想像付かない。全く サラリーマンの顔はしてないからな。 松本清張のタバコ吸ってる顔写真は「わるいやつら」の表紙の人より(ry もう新作読めないのがつらいわ。短編集とか出ないのかいな。 2時間ドラマの『能登路殺人行』見たけど、探偵のキャラもストーリーも別物だった。 トリックや手掛かりはしっかりしてるんだから、そういう活用の仕方もありかと。 サラリーマンやりながら執筆、喫煙、飲酒と、脳梗塞になるべくして なってしまった感じだわ。 今日っていうか昨日、古本屋を7〜8軒ほど回ったけど 全く置いてなかった。(´・ω・`) おれんとこ(九州の田舎)も、3年位前までは結構見かけてホクホク顔で フタバとかケイブンシャノベルズ105円で買ったんだが、今見かけるのは 創元社で再販された 〜の殺意 ばかり。アマゾンは高いしなあ。教習所 なんか1回も見かけたことはない。再販ルートにも在庫なくなりつつある んかな。東京の図書館はうらやましい。 1週間くらい前に戸田のブックオフ(ドイトの隣)に行ったら、 105円コーナーに「悪魔のような女」と「夏油温泉殺人事件」があったぞ。 どっちも持ってるんで買わなかったが。 >>86 オレ面白かったよ。確か○○○がコロコロ変わる。分厚いが、退屈しなかった。 晩年の作でもいいの書けるんだと感心したわ。 古本屋でなかなか見つからない中、津和野の殺人者があったので買ってきた。(・∀・) オレも結構古本屋回ってるが、〜湖殺人事件は全くない。図書館にも 蔵書がない。 ↑ 見たけど在庫切れ多い。ここでも教習所はないね。 >>94 ホントだ。教習所が1冊あったわ。早速注文。助かりました。 〜の殺意3冊以外は再販の話全く聞かない。このまま埋もれる作家でもない と思うんだが、商業的には出しても厳しいんだろな。青少年には向いてなさ そうな作風だし。 専業作家になってからの方が微妙という稀な例 どうしてこうなった 医学書院に勤めていたので医療ネタが多い 兼業の時のほうがよかったね 会社をやめて筆一本になって落ちた 量産タイプじゃないし 兼業の時に新鮮なネタが出尽くしたんだろね。それに乱歩賞狙ってたから 意気込みも凄かったんだろ。サラリーマン生活長かったから、辞めてから しばらくはその貯まっていた疲れがドッと出て疲弊していた気がするわ。 サラリーマンで休日執筆するのって、並みの人間にはできないだろなあ。 その分他の趣味を捨てなくちゃいけない。大変だ。すごい中町先生。 やった!! 「自動車教習所殺人事件」…300円 「阿寒湖殺人事件」…250円 「榛名湖殺人事件」…250円 本日、車を飛ばして約1時間、ゲットしてきました。 すごく嬉しい!! またいつ買えなくなるか分からないので 「女性編集者殺人事件」 「四国周遊殺人連鎖」 「佐渡金山殺人事件」 この3冊もゲット。 (値段が書いてないので店員に聞くと1冊50円で良いとのこと) 総額950円。良い買い物でした。 ナンも重複しておりませんけど。 穴場にはある! 漁っちゃったんで、後は「山陰路ツアー殺人事件」(剄文社)が2冊と 講談社が少しだけ。 「阿寒湖殺人事件」「榛名湖殺人事件」「佐渡金山殺人事件」は欠点もあるけど、かなり面白いよ >>102 うらやましい。この作家の諸作は再販の可能性ない気がするので、自分も 古本屋ではいつもマークしてるんだが、それでも昨今は棚にない。まあ、 居住地が田舎なので仕方ないか。 この作家の雑誌掲載のみで単行本未収録作品 愛と死の映像(1970) を読んだ人、感想どんなだった? といっても半世紀近く前のことだ から、いないだろうなあ。 自動車教習所が読みたいよ〜 免許取ってる途中だから余計に気になる >>108 乱歩賞最終に残った作品だから評価高いんだよね。ブックオフでも ありそうでない。 >>104 「山陰路ツアー殺人事件」は面白いんだぞ。 バカミスとしてはなかなかのものだ。 >>110 大丈夫です「山陰路ツアー殺人事件」は既に取得済みでしたので 購入しなかっただけです。 ご安心あれ また近所のブコフに「錯誤のブレーキ」(ノベルズ版)が105円で置いてあり 購入しなかったけど、面白そうなので今度行ってあったらゲットしてみます。 >>111 錯誤は自分面白かったなあ。結構長いんだけど退屈しなかった。105円は 超お得だわ。 神保町で「自動車教習所」売ってたよ。400円だった。 カレーのまんてんの手前にある、初夢みたいな名前の店ね。 この人の場合そもそも発行部数が少ないからそうそう出回ってはいない んだろうなあ。Sの悲劇なんか、目黒区図書館の倉庫にあるの引っ張り 出してもらって読んだが、100件以上回った古本屋では見たことがな い。 >>114 あったね。徳間のノベルス版だった。 持ってるので買わなかったけど。 密林の「心の旅路」連続殺人事件……値段高騰すぎ! 先週まで確か4千円台と思ったのに、今日見たら7千円台。 異常値です。 最近読み直してる。見事に忘れているので新鮮だ。 前は叙述トリックばかりに注目していたが、あらためて読むと ミスディレクションがすごくうまい。 というか、探偵役が間違った方向へ驀進するあとを読者は 必死で追いかけていくしかないのだが。 今日行った新宿の古本屋で教習所の文庫有りました。 155円です 今日行った新宿の古本屋で教習所の文庫有りました。 155円です 田沢湖殺人事件は高校生時代に100enで買って読んだが、はっきり言ってびっくりした。ええっそんなのありか〜!!て思った。模倣の殺意も最高だった。 『自動車教習所』のノベルズ版の帯には、鮎川哲也の「推薦のことば」があるんだよね。 いま手元にあるやつ列記してみた。 中町さんのは大体一通り持ってるつもりなんだがなあ。 タイトルが違って中身が一緒というのも多いので、少し重複してるのもあるかも。 もし漏れがあったら教えてくれるとありがたい。 良かったらたたき台にしてくれ。 Sの悲劇、女性編集者殺人事件(殺戮の証明)、悪魔のような女(殺人病棟の女)、佐渡金山殺人事件、四国周遊殺人連鎖、山陰路ツアー殺人事件、草津・冬景色の女客、夏油温泉殺人事件(不倫の代償)、 萩・津和野殺人事件(新特急「津和野」の女)、能登路殺人行、越後路殺人行、奥利根殺人行、信州・小諸殺人行、新人文学賞殺人事件、「心の旅路」連続殺人事件(殺された女)、自動車教習所殺人事件、 高校野球殺人事件、散歩する死者、田沢湖殺人事件、奥只見温泉郷殺人事件、社内殺人、十和田湖殺人事件、榛名湖殺人事件、秘書室の殺人、天童駒殺人事件、阿寒湖殺人事件、浅草殺人案内、浅草殺人風景、 南紀周遊殺人旅行、飛騨路殺人事件、小豆島殺人事件、湯野上温泉殺人事件、人事課長殺し、老神温泉殺人事件、密室の訪問者、五浦海岸殺人事件、推理作家殺人事件、奥信濃殺人事件、下北の殺人者、 湯煙りの密室、津和野の殺人者、津和野の殺人者、目撃者 死角と錯覚の谷間、十四年目の復讐、死者の贈物、錯誤のブレーキ、模倣の殺意(新人文学賞殺人事件)、天啓の殺意(散歩する死者)、 空白の殺意(高校野球殺人事件)、三幕の殺意(湖畔に死す) >130 いやぁ凄いですね!! 収集コンプリート達成じゃないですかぁ これだけ集めるのにどのぐらい掛かりました? アンソロジー本に入っている、短編は面白いですか?ブックオフに行くと 色々なタイトルで中町短編がよく入ってるのですが。 >>133 『伊豆ミステリー傑作選』の「旅行けば―」は楽屋落ちなので、本格を期待して読むとがっくり。 『日本列島殺人』の「傾いた風景」はノベルス作家時代の作風だけど、短い分まとまりがいい。 他は兼業時代の手堅い本格ぞろい。 中央線沿線ですが。吉祥寺とか荻窪。 日本列島殺人(天山文庫)、愛憎発殺人行−鉄道ミステリー名作館は持って いるますが、他にも山前譲や中島河太郎が編集した本を度々目にします。 >>135 手堅い本格ぞろいですか。見つけたら購入したいとおもいます。 >>130 乙です! すばらしい! もしかして、あなたは日下三蔵さんですか? 130は、本格冬の時代に大学生だったぐらいの人だろう 「中町に希望を託す」と集めまくったと拝察します wikipediaに書いてあったわ 新人賞殺人事件 双葉社 1973 「新人文学賞殺人事件」徳間文庫、「模倣の殺意」創元推理文庫 殺された女 弘済出版社 1974 (こだまブック) 「「心の旅路」連続殺人事件」徳間文庫 殺戮の証明 日本文華社 1978.2 (文華新書・小説選集) 自動車教習所殺人事件 徳間ノベルス 1980.2 のち文庫 高校野球殺人事件 徳間ノベャ泣X 1980.12 bフち文庫、「空粕窒フ殺意」創元瑞�摯カ庫 散歩する死者 徳間ノベルス 1982.6 のち文庫、「天啓の殺意」創元推理文庫 田沢湖殺人事件 徳間ノベルス 1983.3 のち文庫 奥只見温泉郷殺人事件 徳間ノベルス 1985.11 のち文庫 十和田湖殺人事件 徳間ノベルス 1986.5 のち文庫 Sの悲劇 青樹社 1987.6 (Big books) 榛名湖殺人事件 徳間ノベルス 1987.12 のち文庫 女性編集者殺人事件 勁文社ノベルス 1987.10 のち文庫 佐渡金山殺人事件 勁文社ノベルス 1988.6 のち文庫、「佐渡ケ島殺人旅情」青樹社 殺人病棟の女 青樹社 1988.1(Big books) 「悪魔のような女」ケイブンシャ文庫 山陰路ツアー殺人事件 勁文社ノベルス 1989.7 のち文庫 四国周遊殺人連鎖 立風ノベルス 1989.3 のちケイブンシャ文庫 下北の殺人者 講談社ノベルス 1989.12 のち文庫 南紀周遊殺人旅行 徳間ノベルス 1990.2 草津・冬景色の女客 勁文社ノベルス 1990.4 のち文庫 (つづき) 天童駒殺人事件 大陸書房 1990.8 不倫の代償 勁文社ノベルス 1990.12 「夏油温泉殺人事件」文庫 小豆島殺人事件 徳間ノベルス 1991.9 飛騨路殺人事件 徳間ノベルス 1991.2 津和野の殺人者 講談社ノベルス 1991.7 のち文庫 新特急「草津」の女 勁文社ノベルス 1991.7 「萩・津和野殺人事件」文庫 推理作家殺人事件 立風ノベルス 1991.11 社内殺人 課長代理深水文明の推理 徳間文庫 1991.10 能登路殺人行 勁文社ノベルス 1992.4 奥信濃殺人事件 双葉ノベルス 1992.9 湯野上温泉殺人事件 課長代理・深水文明の推理 徳間ノベルス 1992.9 湯煙りの密室 講談社ノベルス 1992.8 のち文庫 越後路殺人行 勁文社ノベルス 1993.4 秘書室の殺人 課長代理・深水文明の推理 徳間文庫 1993.4 人事課長殺し 課長代理・深水文明の推理 徳間ノベルス 1993.6 奥利根殺人行 勁文社ノベルス 1994.1 阿寒湖殺人事件 徳間文庫 1994.2 目撃者 死角と錯覚の谷間 講談社ノベルス 1994.3 のち文庫 密室の訪問者 徳間ノベルス 1994.10 老神温泉殺人事件 徳間ノベルス 1994.6 信州・小諸殺人行 勁文社ノベルス 1995.4 浅草殺人案内 徳間文庫 1995.5 五浦海岸殺人事件 徳間ノベルス 1995.7 十四年目の復讐 講談社ノベルス 1997.8 浅草殺人風景 徳間文庫 1998.5 死者の贈物 講談社ノベルス 1999.7 錯誤のブレーキ 講談社ノベルス 2000.6 三幕の殺意 東京創元社 2008.1 (Crime club) 自分の年は45です。 新品で購入した創元推理文庫の三部作に魅せられて、5年前に都内のブックオフに通いまくって3年ほどかけて集めまくりました。 ブックオフは大型店を回るのがコツです。もっともここ数年ですっかり品薄になっているので探すのは難しいと思いますが・・・。 久々の最新刊である三幕の殺人(サイン入りw)が遺作となってしまい、残念な限り。 ちなみに自分は日下三蔵さんではありませんw Sの悲劇、自動車教習所殺人事件、十和田湖殺人事件、小豆島殺人事件、阿寒湖殺人事件 この辺はレア度が高いと思うので、見つけたら即入手することをオススメします。 俺は>>70 だけど、>>130 さんは「オレか!」と思うほどソックリw >>143 の中では「Sの悲劇」だけ持ってない。古書店で見たこともないなあ。 >>140 の「殺戮の証明」と「女性編集者殺人事件」は同じ作品だ。 なんか読みたくなってきたな 創元推理文庫で選集を出してくれるといいんだけど… >>146 いいね。『Sの悲劇』にアンソロジーの分を増補。 徳間のアンソロジーからは鮎川哲也の「解説」も転載。 これならいけるんじゃない? >>130 少しばかり伺いたいので、良ければ教えて下さい。 収集に当たり5年前(2006年頃でしょうか)に約3年間ほどブックオフに行き来されたと有りましたが、 都内の大型店というと思いつくところで「秋葉原」「池袋」「五反田」「荻窪」「高田馬場」が考えられますが、 やはりこの辺りをを言われているのでしょうか? また殆どの作品をお持ちなので、ご自身の中でのベスト5ぐらいを教えていただけませんか? 今後の参考にしたいと思います。 自分が通った大型店は「町田」(5年前とは場所が変わりました)「永山」「荻窪」「原宿」(すでに閉店)「五反田」「白金」「清瀬」「八王子」あたりですね。 「秋葉原」は5年前はなかったような記憶がありますが(勘違いかも知れません)。 新しいのがゲットできるのを楽しみながら、同じ支店でも根気よく数ヶ月おきに足を運んで、本当に少しずつ揃えました。 都心のブックオフよりも、少し郊外の方が「当たり」が多かったです。 東京の郊外に十数店舗を持つ「ブックセンターいとう」でもかなり掘り出し物をゲットしました。 中町さんの作品は、新書サイズのものが約半数を占めるので、文庫コーナーだけでなくて新書コーナーを回るのもお忘れなく。 自分のベスト5は、「自動車教習所殺人事件」「模倣の殺意」「天啓の殺意」「田沢湖殺人事件」「心の旅路」連続殺人事件(殺された女)」になります。 ちなみに次点は「十和田湖殺人事件」です。ベスト5を挙げると、どうしても初期の作品が中心になってしまいますね。 補足です。 高田馬場は複数あって両方とも2、3度ずつ行ったことがあります。池袋というのはあの繁華街の2〜3階にあるところでしょうか。 両方ともあまり印象がないのは、いいのがゲットできなかったせいかも。 むしろ中型店ですが近所の「目白」はよく行きました。ここでは1,2冊ゲットしたので覚えてます。 まあ、これは運も大きいですからね。 確率論からいって、やっぱり大型店に行くのが効率がいいと思います。 あとは仕事で地方に出張するときは、ブックオフが近くにないか調べてあれば必ず寄ります。東京でほとんど見かけないのが見つかることもしばしばありました。 それと、中町さんの本は、東京の東部(北千住、葛西ほか)ではほとんど見かけませんでした。なぜだろう。たまたまかも・・・。 以上、少しでも参考になったらいいのですが。 149です。 早々に書き込みいただきましてありがとうございます。 「原宿」にブックオフがあったのは知りませんでした。私も仕事柄ですが、都心を中心に行った近辺のブックオフや 古書店には顔を出し、覗いております。今年に入り既に20冊はゲットできました。(すべて文庫) 書き込みにも有りましたように約半数が新書(ノベルズ版)なんですよね。なかなか新書コーナーが充実している ブックオフが少なく、個人経営の古書店は陳列すらしていないところも間々あります。 私も都心よりかは郊外店舗の方が、ゲットできそうな感じがします。 既に中町さんの本は30年〜20年近く前のものになりますから、仮に一時のファンが売却するにしても郊外型店舗に車で来て まとめて放出というのが、可能性が高そうです。(都心だと駐車場もなく、場合によっては売却額より駐車料金の方が高いかも知れません) 「高田馬場」はご存じのように2店舗有ります。(線路際は小さく、少し離れた店舗の方が大きい)ここは確か新書が充実しているのと 早稲田界隈に近いので、書籍の流通が有り中町さんではありませんでしたが、お宝を何度かゲットした記憶があります。 「池袋」はサンシャイン通り店で、高校野球殺人事件とあと何冊かゲットしました。 (ここがブックオフの良いところでもあり、恐いところだと思います) 私は家が千葉なので、「八王子」「町田」方面へは足が伸ばせませんが、休日車両を使い近県の大型店で何冊かゲットできました。 時間も経過し状況は厳しいですが、これからもコツコツ集めたいと思います。 ベスト5ありがとうございます。 以前、別な方の書き込みにもありましたが1987年以前の作品の方がやはり人気が高いようですね。 「心の旅路」だけ持ち合わせておりませんので、今後の楽しみにしたいと思います。 いろいろとありがとうございました。 なんか良い流れだな 俺もマジで読みたくなったわ みなさんありがとう! ブコフだと文庫の場合、著者のあいうえお順以外に出版社別にも本を置いてあるよね? あっちのほうにも中町信の本があったりするんだろうか? 今まで著者順の「な」のところしか見てなかったんだけど、あっちもチェックしたほうがいいのかな? 短編(中篇か?)急行城山も、長編にできる内容だった感じがする。 面白かった。松本清張の作風に似てた。 いわゆる「な行」の作家欄ということですよね? 勿論捜された方が宜しいかと思います。 なかなか無いので、もしかすると1冊か2冊埋もれている可能性はありますよ。 自分の田舎のブックオフにも2〜3年前まではノベルズの棚にたまに 中町作品があって阿寒湖とか佐渡島は買えたが、最近はとんとない。 文庫本のな行も3年前女性編集者買えた時はうれしかったが、今は あっても創元再販3作ばかりでほかがない。 >>152 こんばんは。 中町さんはノベルズ版よりも文庫の方に秀作が多いので、文庫20冊ゲットということは、内容的にはすでに満足の域に達しているように思います。 でも、せっかく乗りかけた船、一通り揃えてみたい気持ちになりますよね(私もそうでした)。 千葉にお住まいということであれば、ブックオフ千葉美浜店に行かれたことはありますか? 大型店で、しかも電車の最寄り駅(JR稲毛海岸)から遠いので、中町さんやそれ以外のレア本に遭遇する確率が高いのでオススメです。 私は味を占めて、東京在住のくせにわざわざ電車賃をかけて5度くらいは行きました。 >>154 私もブックオフでその観点から中町さんの本を探したことが何十回もありますが、ほとんど無駄骨に終わるのでやめてしまいました。 文庫コーナー(通常価格と100円両方をチェック)では作家の「ナ行」と「中町信」を、新書(ノベルズ)コーナーでは100円のところをチェックするのが一番効率的ですよ。 >>157 確かにノベルズコーナーで中町さん作品を見かけることは少なくなりました。 私は5年前にブックオフ町田店で中町ノベルズが15冊も並んでいる場面に出逢いましたが(ほとんど買い占め状態w)、こんなのはごく稀なケースでしょうね。 >>159 中町信の初期の頃の作品は徳間文庫が多いようなので 出版社別の徳間文庫のところも見たほうがいいのかなと思ってたんですが、 そっちのほうにはあまり置いてないみたいですね。 どうもありがとうございます。 それにしても15冊並んでるってすごいなぁ。 130さん こんにちは 書き込みいただいたブックオフ千葉美浜店は正に自宅からピンポイントで、 距離にして車で15分程なので、休日家族とよく行っております。 千葉美浜店のように郊外型で(駅から遠く)、駐車場が多く、他の商業施設と共存している店舗は ヒット率が高そうな雰囲気ですね。 ただ今のところ千葉美浜店では、残念ながら1冊もゲット出来ておりません。 しかし昨日無くても今日有ったりするところがブックオフの良いところなので やはりこればかりは運としか言いようがありませんね。 他の方も書き込みされておりますが、町田店での15冊は凄いです。それも全てノベルズとはまた圧巻ですね。 まるで内田康夫や西村京太郎状態ですね。 私もまとめ買いが出来たのは文庫6冊が最高でした。 あの時は帰り道でひとりニヤニヤ状態でした(笑) また来月ぐらいに未開拓地である町田方面へ出向こうかなと思っております。 あるかないかは時の運に任せ、流浪したいと思います。 貴重な経験談と、その他お心遣いいただきありがとうございました。 ブックオフがなかったら、再評価されずに埋もれていった可能性のある 作家かも知れない。自分も10年前までは存在を知らなかった。 ミステリのブックガイドなんかにもあんまり取り上げられる機会のない人だしね 自分の場合、「このミス」のアンケート回答で、毎年必ず中町信について一言触れてる人がいて(今年は中町の新作が読めなくて残念、みたいに)、それで知った。 実際の作品読めたのは、創元で三冊出てから。 自分はネットでこの作者を知ったのだが、『マニアがいるが一般には印象 の薄い作家』的な紹介の仕方だった。それで興味を持って最初に読んだの が温泉ツアー物で、内容はいまいちだったが探偵役が売れない作家に設定 してあったので作者のイメージとダブって思わず笑ってしまった。そんな 独特のユーモアセンスに引かれて模倣の殺意を読んだら一挙にはまってし まいました。こんな作家もいたんだねえ。 >>157 ブックオフについて、私も大体同じような印象を持っています。 5年前は、創元3部作以外では講談社文庫の何冊かを見ることが多かったんですが、ここ数年はそれも減りましたね。 ノベルズ版は文庫と比べると恐らくもともと売れた数が少ないせいか、5年前から出逢う頻度は少ないですね。 でも、今でも見かけることはあります。 私なんぞすでに持ってるくせに、中町さんの本を見つけたとき嬉しいのは、やっぱファンだからなのかなあ? >>161 こんばんは。 千葉美浜店はご存じでしたか。 私はここで、他のブックオフではほとんど見かけたことのない梶龍雄、小泉喜美子、樋口有介のレア本をゲットしたことがあります。 私がブックオフ巡りを始めてはや15年、行った支店を数えたら大小含めて200店になります。 そこで、ブックオフに関してポイントを書くと、次のような感じです。 ・駅からの距離:駅に近い支店は人の出入りが多いので、本の質がイマイチ。回転も速いので、余程の頻度でチェックを入れないとレアものをゲットするのは困難。駅から遠い支店でも駐車場が充実しているとレア本が入荷される可能性が上がる。 (例:地方の多くの支店、千葉美浜店、東京では例えば、永山店、北烏山店、立川栄店、八王子大和田店など) ・店舗の規模:大型店は小型〜中型店では扱わないタイプの本や古めの本の品揃えが充実している。 中町さんの本のように、ちょっと古めで入手しにくくなった本を探しているコレクターは、 あまり都心にない大型店を定期的に回ってみるのが結局は効率的なのではないかと考えてます。 ブックオフならば比較的状態がよい本であっても発売時期が古ければだいたい1冊100円で手に入ります。 あとは私みたいに「ダメもとで楽しみながら少しずつ探す」のがコツかもしれません。 「そんな時間ないよー」という方は、Amazonで中古を探す方がはるかに手っ取り早いと思います(ネット経由だと採算度外視になりますけどね)。 ここまで盛り上がっているのに当の作者が故人になっているのがまことに 残念。現存だったら作家へのインタビューとかできるのに。 ここ数年はブックオフよりも、ブックセンターいとうや古本市場での 遭遇率が高いような気がする。ただ、ブックオフのように100円では 買えないことが多いが。ちなみに、>>166 さんが紹介している立川栄店 での購入冊数が一番多い。 元々この作家の場合出版部数が少ないからブックオフでももう在庫切れ に近いのかな。新刊でも自分みたいな田舎住いでは、県庁所在地にある 大きな本屋で見かけただけで、その他地方都市の本屋には売ってなかっ たなあ。 130さんへ あれから約10日ですが、何冊か取得いたしました。 『新人文学賞殺人事件』…「模倣の殺意」や「散歩する死者」は持っているのですが、 巻末の解説が鮎川哲也だったので。 『社内殺人〈課長代理 深水文明の推理〉』表紙のイラストからして気軽に読めそうですね(帯付きでした) 『天童駒殺人事件』アマゾンの評価は低そうですが……楽しみです。 「四国周遊殺人連鎖」と「散歩する死者」も有りましたが、取得済みなのでパス。 ブックオフ亀戸南店 あとネットで『小豆島殺人事件』『老神温泉殺人事件』『信州・小諸殺人行』『能登路殺人行』 安価だったので、買ってしまいました。 というのも先週の日曜日ブックオフを7店舗ぐらい廻りましたが、結局一冊も無く 徒労に終わってしまったためです。 (特にノベルズは皆無で絶滅危惧種に登録されそうです) 結局の所、あまり遠出しても往復の交通費だけでネット通販の1冊〜2冊分になってしまい 意味がないもので…。 駄作はとてつもなく駄作、傑作はとてつもなく傑作。それが中町作品 >>170 さん ネット購入、いいんじゃないでしょうか。 中町さんの作品のいくつかは、Amazonあたりで今はまだリーズナブルな値段で入手できるので、買い時かもしれませんよ。 私が5年かけて未だに揃えきれずに苦労している梶龍雄さんの作品などでは、何万円とか足許を見るような法外な値段が付いているので、余計にそう思います。 あと、中町さんのノベルズはお書きの通り、最近じゃほとんどお目にかかれないので(でもたまーに見かけます)、もし見つけたら「即買い」するのがいいですよ。 ヘレン・マクロイの 暗い鏡の中で が去年創元で再販される前、 ネットで数万円で売り出していたの見て仰天したことがある。元は 500円くらいの定価だったのに。あくどい業者もいるもんだな。 絶版なのはまだしも、新刊がまだ出回っているのに、新刊より高値をつける業者って一体? >>177 ジョン・スラデックの「見えないグリーン」でも同じようなことがありましたよ。 故人の作家は親族が再販許可与えないとかあるらしいね。それで結構古本の 値が張る。見えないグリーンは自分の田舎のブックオフでは1回見たことあ る。マクロイの鏡は全くなかった。 >178 確かに絶版ではないのに新刊購入価格以上の値付けは理解できませんね。 本屋に行けば定価で購入できるところ(少し経てばブックオフの可能性も) それ以上の値段で送料も付加されるのは解せません。 >181 再販される前の「暗い鏡の中で」は私が知っている古本屋で5千円の値付けが されておりました。(勿論買いませんでしたけど…笑) 本当に一部のアマゾンの足元を見た値付けは憤りさえ感じます。 確か一ヶ月半前は「心の旅路 連続殺人事件」は2千円台だったはず、 その後4千円台から知らぬ間に値上がりし今は16,851円ですよ。 たかが文庫本とはいえ異常です。 昔「不倫の代償」が10万円台まで行ったと聞いたことがありますが、 尋常ではありません。 マクロイの再販前の「幽霊の2/3」初版もヤフオクで10万で出品されておりました。 同じ故人の大阪圭吉の戦前本だと数十万円の値が付いてるのもあるね。 こうなると骨董品・芸術品扱いだわ。元はワラ半紙か週間少年誌の紙質 なんだろうけど。 >>186 「香水夫人」という満洲で出た本には百万の値がついていたよ。 >>187 ビックリ仰天。大阪は未発表の長編が行方不明らしいが、中町氏は もう全部出尽くしているんだろうかね。雑誌掲載のみの短編とか、 まとめて文庫本にして欲しい。 中町さんの本も入手難ですが、大阪圭吉の「銀座幽霊」「とむらい機関車」も 同様に入手難ですよね。 「とむらい機関車」は持っておりましたが、本当に偶然ですが「銀座幽霊」は 先週ブックオフの荻窪で入手いたしました。 >>182 >>185 どっちもブックオフで見かけたことある もちろん後者は新訳前 目を疑った もちろん買った >>190 鏡は新訳前に5年間ブックオフ詣でしたがなかった。 もう中町先生亡くなって3年くらいなるんだなあ。未読の高校野球 読むの楽しみだわ。 ◇『三幕の殺意』 中町信著 吹雪の夜、山荘の離れに住む男が撲殺された。著者渾身のアリバイ崩しが はじまる! 創元メルマガ近刊案内から 文庫化されます ちょうど三幕の殺意を図書館で借りて読み終わったんだけど、 結局のところ(目欄)ってなんだったの? どこかに書いてあった? オレも楽しみだわ。いかんせん田舎住いだから近くの小さな図書館にはない。 「三幕の殺意」は、アマゾンのマーケットプレイスで買った。 新刊の文庫本を買うより、間違いなく安い。 創元推理文庫は解説が充実してるのが多くて好きだな。 創元は1ページの文字数が多くてなんか読みにくい感じ(´・ω・`)。 三幕の殺意文庫化なんだ 解説も読みたいし未読だから買うが 個人的には初期長編あたりも文庫化してほしいな この作家埼玉県在住だったんだけど出身は群馬県沼田市なんだよね。 一度訪れてみたいわ。 ちょっと質問があるんですが、この前ゲットした四国周遊殺人連鎖を読み始めたところ、 最初のほうで氏家周一郎が阿寒湖殺人事件を脱稿したばかりで〜とあって、またその後に妻の早苗が 佐渡のときも北海道のときも〜とあって、この佐渡は佐渡ヶ島殺人旅情(佐渡金山殺人事件)の ことだと思うんですが、このまま四国周遊〜を読み進めて言った場合、途中でこれらのネタバレとかが あったりするんでしょうか?もしそうなら、シリーズ物を読む場合、○○○を読む前に 必ず△△△を読んでおいたほうがいいよというのがあったら教えてもらえないでしょうか。 長文ですいませんが分かる方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。 愛憎発殺人行 鉄道ミステリー名作館 山前譲編 ブコフで105円でゲット! 今読んでるやつを読み終わったら読もう 「急行しろやま」は良い出来だよ 鉄道短編は何本あるんだろう? この週末に「三幕の殺意」を読んだんだけど、面白かったよ。 中町信の作品の中では、かなり上位にランクされる作品じゃないかな。 >>205 どうもです。読むのが楽しみです。 鉄道短編に関してはここにいくつか書いてありますね。 tp://homepage3.nifty.com/iwawi/dozou/kura6/bmt.htm 「鉄道、旅、地方・地域テーマ 篇」 ってなってるから、すべてが鉄道ではないかもしれませんが。 それと、 tp://www7b.biglobe.ne.jp/~tdk_tdk/nakama.html ここを見ると、小学生向けの推理クイズなんてのも やってたんですね。中町信のことを知ってからまだ 日が浅いから全然知らなかったなぁ。 武蔵新城のブックオフにノベルスの阿寒湖殺人事件が 1週間くらい前から置いてあるよ。 先着1名だけど、欲しい人は行ってみたら? 「十四年目の復讐」を読んだんだけど、非常につまらなかった。 物語の進め方がかったるくて、中町信の作品の中でも出来が悪い方だと思うのだけど、 >>2 や>>17 では褒めてるのでビックリだ。他の中町作品を読んでないのかな。 >学校問題も取り入れ、少し社会派がかったいい作品。 どう読んでも、この感想はないな。 創元の「殺意」三部作や教習所、「湖」シリーズ、 今度文庫化される「三幕の殺意」なんかは面白かった。 初期の作品をもっと復刻して欲しい。 >>98 にもちょっと書かれてるけど、読んでて突然 わけのわからない病気が出てくるとかなり(´・ω・`)なんだけど。 こんなの知るかー(ペシッ)ってなっちゃう…… 俺だけかなぁ? >>212 ぺしっと古本屋に売っぱらって頂戴な。 中町さんの本、欲しい人沢山いるんだから。 三幕の殺意の印税は誰にいくんだろう? 中町ご夫妻は亡くなっているし、子供さんいるのかな? >>237 息子さんがいると思うよ。折原一の過去の日記で なんか書いてあるのを見たような気がする。 >>217 以前のスレには、息子さんの同級生の書き込みがあったな。 ミステリも多い出版社の光○社に中町という人がいるが、息子さんかな? ケイブンシャ文庫の「佐渡金山殺人事件」を見つけたので買ってきた。 あんまり安くはなかった(定価以下ではある)けど、 ブックオフで探してたらいつ読めるか分からないので、買っといた。 この人の場合過去の作品が再販されるのは、大阪圭吉みたいに 死後数十年経過した頃のような気がするわ。 佐渡金山殺人事件は、中町作品では上の下くらいのレベルかな 只今三幕の殺意半分近くまで読んだ。面白いし昭和の時代が懐かしい。 解説読むとまだまだ埋もれた中短編ありそうだなあ。創元発行してくれないかなあ。 17日は命日だったんだな。少し経ったが群馬方面に合掌します。 三幕の殺意読了。凝ってたなあ。面白かった。解説もかなり参考になった。 「佐渡金山殺人事件」を読了したけど、面白くなかった。 中町作品としては、ごく並みの作品。 氏家シリーズに面白い作品はないと思う。 冒頭の方に、 >氏家周一郎は、売れない推理作家の一人だった。 >筆一本の職業にはいるまでは、医学書関係の出版社に勤めていたが、 >今では当時の編集生活をなつかしく思い、会社を辞めたことを半ば後悔してる氏家だったのだ。 >氏家が意欲的に創作に取り組んだのは、職業作家になった二年ほどの間で、 >その後は作品の売れ行きがかんばしくないこともあって、創作意欲は極端に減退していた。 という文章があるのだけど、これは中町信の本心だったのだろうな。 >>232 他の作品にも確か似たような記述があって、自分も作者自身の心境だと 思った。知名度低かったから売れてなかったのは間違いないだろ。 現役時代の本の売れ行きから察すると、奥さん主婦だったら会社勤めの頃より 一家の年収は若干少なかったかも知れないかな? たまにテレビドラマ化されて 放映権料がドンと入っていたのかな? まあ、メジャーじゃない限り推理作家の 年収は五百万円超えない気がする。森雅裕でも何年も前から食うや食わずの生活 だもんね。 >森雅裕でも 例えがおかしいwあの人は超特殊事例だろ 今、山陰路ツアー殺人事件を読んでるんだけど、これにも、 できうることなら以前の会社に再就職したいね、と氏家は思わず本音を口にした。 みたいなことが書いてあるね。これも中町信の本音かな? 氏家シリーズは早苗のキャラがけっこう好きなんだよなぁ。俺だけかな? >>236 おしどり探偵シリーズはオレも好きだな。ほのぼのとなるわ。 中途退職した中町氏、たまにサラリーマン時代の望郷に浸って たんだろうなあ。 出版社勤務だったら外周りで喫茶店で休憩とかできたんだろ。 七人の刑事 山前譲 編 (ノベルス) を買ってきた。前にこの人の愛憎発殺人行をゲットしてから ブックオフで「や行」もチェックしてたんだけど、今回たまたまこれを見つけて、 ひょっとしたら中町信の作品がないかな?と思って手にとって表紙を見たら 裸の密室 中町信 って書いてあった!Sの悲劇がぜんぜんゲットできないので嬉しい。 これ以外にも、Sの悲劇に収められてる短編の中で他の人の短編集に 入ってる作品はあったりするんだろうか? >>240 「そして謎解きへ」(双葉社) 山前譲/編 小説推理に掲載された作品をのアンソロジーで「動く密室」が読める 自分が見たのは単行本で文庫版ノベルス版があるかはわからない 短編も独特の筆致・アイデアがあって面白い。ホントもっと評価されていい 作家だと思うなあ。 >>241 どうもありがとうございます。 今後もチェックしてみようと思います。 ちなみに今日ブックオフで天童駒殺人事件をゲットしました。 「迷宮の旅行者」(鮎川哲也監修、山前譲編 青樹社文庫)にも、 「濁った殺意」という作品が入ってるよ。 大津市のいじめ事件のニュースに触れる度、 十四年目の復讐を思い出す。 >>241 「動く密室」は飛天文庫『真夜中の密室』にも入ってますね。 今日の夕方、自由が丘のブックオフにいったら、 迷宮の旅行者が売ってたよ。場所は105円の鮎川哲也のところ。 空白の殺意読了。さすが作者が一番気に入っている作品だったなあ。 本家の嗅ぎタバコ入れよりもずっと面白かったわ。ただ追貝は高3 くらいに設定しといた方が現実味があって良かったと思う。16歳 じゃなあ。 創元から出た殺意3作にはどれも引っかかった。 >>254 「引っかかった」とは肯定的な意味? トリックに引っかかったのか、何か気になるところがあったのか >>255 騙された方の引っかかったですね。どれも結末に唖然。 うまく煙に巻かれた。 空白の殺意は、猫は知っていた という題の方が合ってるような気がするが、 仁木さんの先例があるからなあ。 殺人列車は走る トラベル・ミステリー4 鮎川哲也編 をブックオフで買ってきた。 メジャーにはなれなかったが、読むと丹念に作られていてどれも面白かった。 浅草殺人案内読んだ 最後の最後に「出生の秘密」を明かされてガッカリ 最近、本屋で模倣の殺意が平積みになってるのをよく見るな〜 >>266 版元の仕掛け 作家が生きている時にやってやったらよかったのに >>267 中町先生がご存命だった頃はどの版元も売り出しの仕掛けはしなかったのが残念 「弁護側の証人」みたいに 読んでみて「なあんだ」とがっかりされなければいいね 俺は『新人賞殺人事件』にも『弁護側の証人』にも大驚愕したなあ。 そしてミステリーが益々好きになった。 >>269 のような擦れっからしで嫌らしい読者になる前に読めて、本当に良かったわ 「弁護側の証人」はミステリー初心者で読んだけど あまりぴんと来なかったな 「新人賞」はまあまあ。傑作ではないけど モホーの殺意 文庫増版されてた。 これ面白いの? 万引きしてこようかな? >>268 創元はかなり力入れてただろ 模倣、天啓、空白と改題復刊3連発で新作まで出してやったし >>270 模倣の殺意で大驚愕出来るなんて単純で可愛い奴だなあ ありゃこじつけの部類 驚けるのは天啓だよ 初心者だ単純だと嘲笑われようと、素直に驚けた方が幸せだよね。 可愛いい奴で良かったわ。 それと >>270 では『新人賞殺人事件』と書いてる。『新人文学賞』でもない。 それを『模倣の殺意』と脳内変換しちゃうような >>275 は叙述トリックの一番のカモだよね。 単純で可愛くなった方が幸せになれると思うよ 今日読売朝刊の文芸欄に「模倣の殺意」が取り上げられてた。 『模倣の殺意』ずっと昔に刊行されたやつの増刷なのに 東京創元社の先月の売上良好文庫本一位だったりするし。 かわいい奴です。犯人はわかったんだけど、トリックはまんまと騙されました。 同時進行だと思ってたやつがじつは時系列がずれてたっていうやつ? 折角『模倣の殺意』が大ブレークしてるんだから、『自動車教習所』と「湖シリーズ」など 初期の10作くらいは文庫化復刊して欲しいよな。 東京創元社は反応遅すぎ。徳間文庫の復刊でも良いし。 今なら採算が取れる程度には売れると思うけど。 でもここに書いても無駄か? いや そんなことないと思うよ 業界関係者が見てるから 確かに、普通は何か1作売れたら同じ作者の他の作品もプッシュするもんなのに、全くやってないな。 自動車教習所・高校野球・奥只見温泉あたりはぜひ売れてほしいもんだが 朝日新聞の書評欄に載ったら、一気に売れ出したようですね。 amazonnでは文庫売上1位、書籍の売上で22位にまでなりましたね。 こんなとき他の著書も買おうと思っても、『三幕』も含めて全部品切れだからなあ。 何やってるんだか出版社は。 商売下手だよな。 それにしても朝日の書評の影響力はすごい。讀賣だと大した反応ないのに。読者層が違うのかね。 江戸川乱歩賞受賞していたら生前もっと注目されてたんだろなあ。 新人賞殺人事件もロンドも、あの手の作品は選考委員の中で必ず 受賞に反対する作家がいる感じだわ。オレは同時受賞でもよかった と思うんだがなあ。 >>287 私も同意。 しかも、反対する人が大反対だから、取りつく島がないんだよね。 新人賞殺人事件は、仁木悦子が推してるけど、高木彬光と中島河太郎が大反対。 ロンドは、海渡英祐が推してるけど、日下圭介と中島河太郎が大反対。 中島河太郎が審査員じゃなければ受賞の可能性があったかも。 中島河太郎は「新人賞殺人事件」「倒錯のロンド」みたいなものが嫌いなんだろう 鮎川賞では貫井の「慟哭」も推してなかったんじゃないかな 中島河太郎は超保守派というか、江戸川乱歩のような探偵小説こそ王道だと思っていた 評論家だからなあ。それだからこそあの時代長年選考委員に選ばれていたんだろ。選考 理由読むと今の募集規定にある広義の意味でのミステリーという応募作品には鼻から拒絶 反応を示していた節があり、選考委員としては一方に偏り過ぎていた感がある。それに比べる と仁木さんや海渡さんは選考理由に柔軟性があった。オレもロンドや新人賞は純粋に 面白かったんだがなあ。 自分の場合この作家の作品はどれも再読が利く。ほかの作家にはない味わいがあるなあ。 「急行しろやま」を読了。 鮎川哲也の影響が強い作品だね。 鉄道ネタということじゃなくて、文章の書き方なんかが鮎川哲也的。 被害者がなんで急行に乗ってるのか疑問だったけど、 まだ、新幹線が大阪までの頃の話なのか。 出来がいいという人もいるけど、あのトリックは微妙だな。 書けないけど、細かい問題点がいくつかあるように思う。 この人の作品おもしろいねー って思ったら、亡くなっててすごい悲しかった・・ ブクログでも模倣の感想が日々続々とうpされてて、 あー売れてるんだなーとしみじみ思う 模倣、天啓、三幕の三冊を古本で購入一気に読んだがなかなか面白かったわ。 調子に乗って図書館で心の旅路、自動車教習所、田沢湖の三冊借りてきた それにしても昔の○○殺人事件の表紙は酷いなこりゃ売れんわ、まあこういうのが当時の流行だったんだろうが 存命中に、このブームが起きたら、どんなに喜んだことだろう・・・・ 存命中は晩年を除いて評価が低過ぎたなあ。オレなんか世間では高評価の 宮部よりずっとこっちが面白いわ。 1.近刊案内(2013年8月以降の刊行予定分) ◇『追憶の殺意』中町信著 自動車教習所を舞台にした連続殺人事件。鉄壁のアリバイを崩せ! まーたヘンテコな改題かよw とはいえ、『田沢湖殺人事件』『奥只見温泉郷殺人事件』『十和田湖殺人事件』までは出して欲しいな 『自動車教習所』が売れれば、次も出る可能性が有るんじゃないか? たとえ既読でも、買っとこうぜ それにしても創元にしては対応が早かったな 中町信のベスト3は「模倣の殺意(新人賞殺人事件)」、「自動車教習所殺人事件」、 「奥只見温泉郷殺人事件」だと思うんで、自動車教習所の復刊はうれしい。 加筆や修正ができないから、小説自体は徳間文庫と同じかな? 解説は誰だろう。 「天啓の殺意」とその後に「散歩する死者」読んだけど、改変は蛇足な気がしたなー。 あの人の心理描写を多くしたら粗が出るだけだと思うんだが。 確かに指摘された点は非常に問題なんだけど、そこはもうどうしようもないだろうコレ。 だからもう何も言わずに知らん振りして「そこは想像にお任せ!」の方がまだいいと思う。 この人の作品、推理作家がよく登場人物になっているところが面白い。 模倣読んでるんだけど挑戦状的なものがでてきた 久しぶりの挑戦状なんでまた一から読んで挑戦しちゃる 神保町の三省堂の入口のところにワゴンを出してる古本屋に、 中町信のノベルスが何冊もあったんだけど、 値段を見たら1000円とか1500円で驚いた。 模倣ブームはスゴイね。 本の状態や作品にもよるだろうけど、 中町信のノベルスなら、去年までは数百円程度で買えたよ。 入手しにくくても、作家の人気がなければ古書店の価格はそんなに高くない。 「追憶の殺意」(自動車教習所殺人事件)読んだ。 「模倣」以下の創元推理文庫で既刊のやつとはちょっと毛色が変わった感じだけど、面白かった。 手懸り得る→推理の筋道立てる→容疑者に当たる→新事実判明で壁にぶち当たる→以下繰り返し こういう話は好き。蒼井雄の「船富家の惨劇」みたいな。 地味だけどよく考えられた手堅い佳作、って感じだな。 「模倣の殺意」のヒットに乗って、他の中町作品もどんどん出してほしいわ。 と思ったら、「暗闇の殺意」っていう短編があるね。 短編集? おっ、中町信上がってるね。 これを機に、光文社、徳間書店でも文庫を出してくれ。 そのためにも売れてくれ、買うぞ! 久々に嬉しい情報だ! 俺間違いなく持ってない奴だな 楽しみだ 死後にブーム来てんのが腹立つよなあ 今復刊されたならまだしも存命中に次々復刊して新作も出たあのタイミングで何故来なかったんだと 来ないよりゃいいだろ 死後忘れ去られていく作家の方がはるかに多いんだぞ >>328 「本格ミステリー集」って書いてあるから、短編集だね。 商品説明- 「暗闇の殺意 本格ミステリー集」 転落死した男は、勤務先でかけられた横領の疑いを苦にして自殺したと思われていた しかし、彼の住んでいたマンションで同僚が撲殺され、事件は連続殺人の様相を帯び始める…。 表題作ほか、書籍未収録作品を含む全7編を精選。 楽しみですね(`・ω・´) というか表紙 ディヴァインの兄の殺人者と同じじゃねーかw 暗闇の殺意は、Sの悲劇から3+同書未収録4=7でしたね いよいよ明日発売でとても楽しみ。 しかし作者は生前こんなにブレイクするとは夢にも思っていなかっただろなあ。 今からでも乱歩賞授与したいわ。 プチブレイクはしたからまだましでしょ 奥さんの言葉を引き合いに出して喜んでいたじゃない 奥さん生きてたらもっと長生きしてた気がする。 病は気からって言うからなあ。 >>341 それだと、専業作家以降の作品はキビシイねw 『Sの悲劇』半分てことは、もう1冊出るのかな? 例によって、これが売れればなんだろうけど。 死者の贈り物のダイイング・メッセージは強烈だった。 単行本未収録作品のクオリティが結構高かった 「手を振る女」が良かった 解説読んで未読だった黒い白鳥を早速図書館に予約した。 新刊購入したけど、おいしいものは最後に食べる感じになり、 題だけ眺めてゾクゾクっとなり解説以外はまだ読んでない。 「暗闇の殺意」を購入。 頭から三作品を読んだけど、微妙。 「Sの悲劇」は短編集のタイトルにもなった作品だけど、個人的には評価できない。 >>341 さんと一緒で、ダイイングメッセージの作品が好きじゃないというのもあるけど。 Sの悲劇は、姉小路の短編に似たようなのがあった。 そこでは確かサッカー選手だった。 「Sの悲劇」はタイトル狙いだけで、中町作品としては最凡作のレベルだから。 同じダイイング・メッセージを『殺戮の証明』(『女性編集者殺人事件』)では別解釈していて、 こっちも微妙ながら中町信らしさが出てる。 自分もSの悲劇は背景や流れは楽しめたんだが、あの結末はギリギリ及第点 といったところか。 「暗闇の殺意」は、いかにも中町信の短編集!という感じの本だけど、 正直にいうと、感心した作品はなかった。 サラリーマンやりながら長編執筆するってのは大変だったろね。 白色の残像の坂本光一は午前5時起床で二時間作家活動してた って言ってたけど、持久力の維持に感心する。 短編読んだけどやっぱり叙述だなこの人は 初期の作品しか読んだこと無いけど ダイイングメッセージの何が面白いのかまったくわからん 一部省略のプロローグで読者を誤導するスタイルを発明したのが画期的。 が、その後は、そのスタイルの中で、トリックや手がかりといった細部を違えるだけの作風になってしまったから、 本気で謎を解きにいかないと、味わい尽くせない感じ。 プロローグのある長編幾つか読んだが、全部作者にひっかけられた。 かなりな技巧派だね、この作家は。昨今の乱歩賞受賞者よりずっと 上手。 出張先のブコフで榛名湖殺人事件105円でゲット! 寒い中往復4キロ歩いた価値があるといいが…… 近場のブックオフにはもう〜湖殺人事件物はここ5年位棚にない。 そのうち再販されるのを待つか。 湖シリーズって面白いの? 後期の作品だから何かハズレっぽいな 榛名湖は割と初期の作品でしょ。 まだ兼業作家だった時代の作品じゃないかな。 榛名湖あたりまでの作品は悪くないと思う。 >>362 「4キロもの道を歩くのは用意じゃない、 まして寒い中となるとなおさらだ」 榛名湖殺人事件は、豊田商事みたいな悪徳商法の会社の社員の死について、 被害者に話を聞きに行くというのが、常識として考えにくい。 いろいろ話をしてくれる被害者も被害者。 田沢湖は旅客機の墜落だったっけ。 こういう時事ネタを入れてるのは、出版社の指示なのかね? >>369 編集者からアドバイス的な発言が次作の打ち合わせの時出るんじゃない? 『殺された女』ってのが手元にあった。これは大丈夫? 「暗闇の殺意」って、ここではあんまり評価されてないみたいだけど、僕は面白かった。 文章はお世辞にも上手とは言えないが、いい意味で推理クイズの延長みたいなところもあって楽しめた。 >>373 >文章はお世辞にも上手とは言えないが、 これが中町信の最大の欠点だろうなあ。 この作家の作品は、どれも例え推理小説的にはつまらなくとも味があるん だよね。自分の場合読了後鼻からダメだと思ったのは一作もない。 >>375 点が甘すぎる。 氏家モノなんて、評価できるところがないでしょ。 観光バスで死人続出なのにツアー中止にならないという ワンパターンは確かにあるなあ。 しかしこの作家、なんで改題が多いんだろね。全部初版の題名に統一して 欲しいわ。 改題しないと〜殺人事件だらけになっちゃうからな 笹沢左保も改題多い 『殺人は癖になる〜メソポタミアの殺人』みたいにすればいいんじゃない? 創元の〜の殺意ってのが続くのもいまいちだなあ。もっと工夫すればいいのに。 同じ作家の作品だってわかるから、タイトルの一部を固定するのは別にいいんじゃないの 綾辻の館シリーズとか折原の〜者シリーズとかあるしさ タイトルの一部を同じにしないと同じ著者の作品と判ってもらえない場合なんてあるのか? タイトルを統一させるのはシリーズ化作品の場合だろ 「地名+殺人事件」とかセンスねーなと思ってたけど 「○○の殺意」も何作も出したら同じなような気がする 短編Sの悲劇再読。 伏線の張り方が絶妙で、まるで教科書みたい。さすが。 17日で没後5年。九州の田舎から沼田市の方角へ合掌します。 某短編読んだが、ダイイング・メッセージには思わず笑っちゃった。 中町先生、かなりあんな手法が好きでこだわっているんだなあ。 好きというか、単にトリックの引き出しが少なかっただけじゃなかろうか 珍しい姓の登場人物が作品の謎に関わっている某長編も、愉快だったなあ。 推理小説読んでてあんなに笑ったことはなかった。 ご本人、自作ベストが「空白の殺意」(高校野球殺人事件)と言っていたので意外だった。 いや、なんとなく本人は一般人気と違うものを自分のベストに選びそうだったので。 ベスト5に入る作品が僅差の印象を受ける。晩年の三幕の殺意も面白かった。 光文社 10/09 光文社文庫 疾走する殺意 中町 信 キタ━━━ヽ( *´▽`)人( ´▽`*)人( *´▽`)人( ´▽`*)ノ━━━ !!!!!!! また短編集か、それとも長編の改題か? 光文社予告見たが 判らんかった。 オレは○○湖殺人事件のどれかの改題ではないかと思う。 短編はもう数が底ついてるんじゃないか? 「偽りの群像」と「急行しろやま」を主軸に短編集だと思う というか、それを期待 江戸川賞の二回目か三回目の応募作品の可能性がある。 知っているとは思うけど、中町作品リスト ttp://www7b.biglobe.ne.jp/~tdk_tdk/nakama.html 俺も鉄道ものだと思うけど、「新特急「草津」の女」(萩・津和野殺人事件)だったら嫌だな。 >>412 あれは中町作品でも下位の方だから多分違うと思う。 この作家の、最後のページで犯人がわかる作品が好きだった。 「疾走する殺意」って、光文社文庫の「本格推理5」に同名の短編があるな。 作者は中町信ではなくて土屋理敬という人だけ。 自動車教習所の職員がからむ、創元から出たのとは別の某長編だと思う。 疾走=車 「模倣の殺意」で一番驚いたのは、メイントリックより、(メ欄)だった。 >>406 空白の近景、あるいは、殺された女、あるいは、「心の旅路」殺人事件、だっけか? >>419 そう、それ。やっぱ何回も改題してるね。 でも今日アマゾンに出たが、どうやら短編集みたいだね。 「疾走する殺意」から「偽りの殺意」に変更になったみたいだね。 >>421 ということは、偽りの群像が入るんだろなあ。 > 東京から来た教科書会社の営業マンが、吹雪の中、崖から転落死した。 > 前日の夜に猿ケ京温泉に同宿した若い女と、被害者を恨む男が疑われるが、 > ふたりには強固なアリバイが…。デビュー作を含む、極上の中短編3編を収録。 「偽りの群像」とあと2編ということだろうか? この3編の評価はどう? 暗闇の殺意のダイイングものは好きじゃなかったんだが 光文社はいい仕事したなあ。もう読めるとは思ってなかった。 >>428 「偽りの群像」と「急行しろやま」は鮎川さんがアンソロジーに採録してるね。 トリックをよく消化した佳作というだけでなく、 底に流れる鬱屈とした感情を評価したのではないかな。 この作者がサラリーマン時代に書いた作品は、森村誠一の社会・会社に 対する怨念まではいかないものの、それにやや近い情念が表現されている。 教科書会社にいたんだっけ? 同僚だった津村秀介と別方向のタイプの作家だよなw >>432 医療書籍系の会社にもいたから珍しい病気にも詳しい。 労働量の割には給与が低かったので義憤が強い。 今回のは自分が子供の頃の昭和40年代の雰囲気が懐かしいなあ。 >>436 パソコンも携帯も、宅急便もなかったあの時分、ホントのんびりしてたなあ。 当時は中町先生の存在さえ知らなかった。 「偽りの殺意」は似たような設定の話ばかりだね。 40〜50年前の列車のことがわからないから、 列車からの転落死というのが理解できない。 どこから突き落としてるの? >>438 昔は乗降口が自動ではなく手動だったので、走行中でも乗客が内側から開けれる 場合があった。オレも1回開けて外の景色見てたら急に揺れて落っこちそうになった ことがある。 確かに昭和40年代あたりまでのの鉄道は、出発前に駅員が全車両の乗降口がちゃんと 閉まってるか確認してたね。 自動になったあともチェックしてたから チェック=手動だったとは限らない 中町さん亡くなってたんだ… 模倣の殺意で最近知ったんだけど、推理やトリックの質は荒削りで好きじゃないけれど 一杯食わされた感が良かった プロローグで引っかかる快感があった。再読しても飽きない。 偽りの殺意 鮎川哲也の作品かと勘違いするみたいな感想だった 派手なトリックもいいけど こんな作品も時折無性に読みたくなる 全体に漂う時代の感覚が心地よい 自分の子供時代を思い出した この作家、画家みたいに存命中だった時より死後に名声が上がってる感じ。 ネットの効力もあるんだろね。 亡くなったのが2009年で、「模倣の殺意」が文教堂のフェアをきっかけに大ヒットしたのが2012年。まあタイミングだわな。 今の世の中、何がきっかけになって突然売れるようになるかわからん。 最近だと、今邑彩「ルームメイト」とか東川の「謎ディナ」とかな。 小泉喜美子も死んでるんだね。確か酒飲んで自宅の二階の階段から 落っこちたんだよなあ。松尾和子もそうだった。 ダイイング・メッセージの出てくる某短編を読んだが、作者はこんな(ばかばか しい)こと思いついてこの作品書いたのかと、苦笑いしながらも面白かった。 実際の殺人事件ではダイイング・メッセージが残ってたっていうのはあるのかな? 自分は聞いたことがない。 ダイイング・メッセージじゃないけど、アシモフの黒後家蜘蛛の会 に出てくる暗号みたいなのも少しバカバカしいが面白かった。 最近のミステリではめっきり見なくなったよね、ダイイングメッセージ。 密室・時刻表トリックと並んで、20世紀の遺物となってしまったかな。 ダイイング・メッセージは中町以外多発する作家はほとんどいない感じだね。」 客が皆殺し状態でも中止しないツアーは中町以外多発する作家はほとんどいない感じだね。 暗闇の殺意ダイイングメッセージばかりでつまらなかったが 裸の密室だけよかったかな 自動車教習所の職員を登場させるのも中町以外多発する作家はほとんどいない感じだね。 いろいろ書いてるけど、それだけ詳しいってことは中町ファンだろw 素直になれよwww 朝日11/1土曜版b4面下段「再読こんな時こんな本」に 模倣の殺意の紹介あり。有隣堂店員さんの推薦。 >思っても見ない結末。どこか懐かしい雰囲気もいい。 >推理ファンをうならせる佳作です。 この作者、出版社の戦略で改題が多過ぎるのが読者にとっては難だなあ。 >>466 小豆島、いいか? 甘く見ても、おもしろいのは佐渡金山や阿寒湖あたりまでだと思うけど。 斬新なアイデアが尽きた?後期は西村京太郎のトラベル・ミステリー連発 に似ていて、小豆島含めて全国各地が舞台となってる。これも出版社の要請かな? >>466 小豆島殺人事件を読み直してみたけど、ひどい作品だった。 こういう作品を「良い」というような奴は、推理小説の読み手としてレベルが低い。 最近のお気に入りは「榛名湖殺人事件」 登場人物が悪人ばっかりで、ちょっとしたハードボイルド叙述ミステリ もっと筆力があったら大傑作になったのでは。 人気のダイイング・メッセージも出てくるしwww まあいいじゃねえか。 中町さんのファン同士、啀み合うのはよそうぜ。 そりゃ、人によって好みの違いはあるだろうよ。 でも、推理小説の読み手としてレベルがどうだとか無記名の掲示板に書いても、 単なる自己満足の発露としか思われないぜ。 473の気持ち悪い自己陶酔レスのほうが自己満足の発露と思いますわ 作家は今流行の世襲ができない実力のみの超厳しい職業なんだなあ。 中町先生のような作品読みたいんだけど、現役作家だとやっぱり 折原一だけに手が伸びる。 実際は作家でも親のコネで雑誌に連載もらってるやつとかいるんじゃないかね >>477 何故か椎名桜子という名前が頭に浮かんできた。 江戸川賞受賞者の某女史も、旦那さんが某月刊誌の編集長だったな。 推理小説の読み手としてなんちゃらとかド素人が書いても滑稽なだけw >>480 じゃあ、あなたの小豆島殺人事件の感想は? 荒れてるなぁ。 中町っつぁんが草葉の陰で泣いとるわ。 『模倣の殺意―新人賞殺人事件』 『空白の殺意―高校野球殺人事件』 『天啓の殺意―散歩する死者』 『追憶の殺意―自動車教習所殺人事件』 みたいに、既刊作の『―殺意』題でも考えてみたら? もう埋もれた作品はなさそうだから、今後はずっと改題路線で既存作品の再発売に なるんだろなあ。 吉田類の酒場放浪記に出てくる都内のどこかの鰻屋の焼き場の人に そっくりだった。 「秘書室の殺人―課長代理深水文明の推理」が手に入った。 ブックオフで108円だった。 創元推理文庫じゃない中町信の本は久しぶりなんで、うれしい。 読み終えても、そのうれしい気持ちのままでいられましたか? 川口市のブックオフに「湯煙りの密室」があるんだけど、誰も買わないな。 西口のサンクスがあるところ。 文庫じゃなくて108円の新書ね。 田沢湖殺人事件を読んだ。これも作者の過去の経歴からヒントを 得たのだろう。またまんまと騙されてしまったが、うまいなあ。 湖畔に死す(三幕の殺意の原型短編) カブトムシは殺される サンチョパンサは笑う 旅行けば(山村直樹とのリレー小説) 死の時刻表 312号室の女 出場辞退 裸好きな天使 虫も殺さない女 傾いた風景 こんだけあるんだからもう一冊短編集あめそう。 >>141 阿寒湖殺人事件 1989.2 徳間ノベルス のち文庫 古谷一行と木の実ナナの2時間ドラマ「混浴岩風呂連続殺人」シリーズの 第2作目「にせ夫婦東北ツアー 運ばれた全裸死体」が、 夫婦(ドラマでは偽装夫婦)によるバス温泉ツアーとか、 殺人事件があってもツアーが中止にならないとか、かなり中町信的だった。 夏油温泉が舞台だったんで、「夏油温泉殺人事件」という作品もあるし、 氏家周一郎ものが原作かと思ったら、原作のクレジットはなかった。 ドラマは1983年の作品で、氏家周一郎(佐渡金山が1988年)より早いようだ。 氏家シリーズのネタ元は、「混浴岩風呂連続殺人」シリーズだったのか。 中町信のテレビドラマ化作品は確認できるだけで3作品 「高校野球殺人事件」1982年、火曜サスペンス劇場 監督:井上芳夫 脚本:井上芳夫、佐々木守 出演:水沢アキ、岡本富士太、西田健、仲谷昇、小山明子、高林由紀子、小林昭二、下條正巳 「湯煙りの密室殺人 死を呼ぶ電話メッセージ! 岩風呂から消えたながい髪の女…」1994年、土曜ワイド劇場 監督:広瀬襄 脚本:田部俊行 出演:沢田亜矢子、中尾彬、長谷川初範、池波志乃、武田久美子、谷村昌彦、岡本茉利 「幻の推理作家〜能登路殺人行! 和倉温泉・能登金剛に浮かんだ女! 不倫?復讐?迷走する捜査は京都へ! 死者が告発した真犯人「ショーセツ」の正体とは…」2003年、女と愛とミステリー 監督:奥村正彦 脚本:古田求 出演:西郷輝彦、柴田理恵、秋本奈緒美、石橋蓮司、山下容莉枝、渡辺哲、甲本雅裕 スタッフ、キャストを見る限りでは火サスの「高校野球殺人事件」に期待 中町信初心者におすすめならこんな感じですか?(基本は図書館利用で) 「模倣の殺意―新人賞殺人事件」 「空白の殺意―高校野球殺人事件」 「天啓の殺意―散歩する死者」 「追憶の殺意―自動車教習所殺人事件」 「忘却の殺意―「心の旅路」連続殺人事件」 「点睛の殺意―十和田湖殺人事件」 「奥只見温泉郷殺人事件」 「榛名湖殺人事件」 「田沢湖殺人事件」 「阿寒湖殺人事件」 >>512 やっぱりその10冊だと思う。 ただ、忘却の殺意とか点睛の殺意って何? 創元から文庫で出るのか。 512です。 ロムったのを参考にしたのでタイトル無いやつあったんですね。すみません。 で、とりあえず図書館で「模倣の殺意」「天啓の殺意」「追憶の殺意」 心の旅路」連続殺人事件」「「奥只見温泉郷殺人事件」を借りました! 嬉しくてどれから読むか迷います! 十和田湖殺人事件 榛名湖殺人事件 田沢湖殺人事件 阿寒湖殺人事件 以上4作、順位付けするならどうなりますか? 田沢湖殺人事件 十和田湖殺人事件 榛名湖殺人事件 阿寒湖殺人事件 ですね 「奥只見温泉郷殺人事件」面白かった〜 全部とは言わないけど上で名前が上がってるのはすべて復刊してほしいね 512が書いてる10作制覇まであと「十和田湖」「追憶」! この次は何読めばいい? >>524 了解。「三幕の殺意」読むぞ。 >>523 君は札幌在住かい?w で、短篇集でおすすめ教えて。 短篇集はSの悲劇と光文社文庫の2冊だけ。どれも長篇に比べるといまいち。私のお気に入りは自動車教習所と高校野球。田沢湖読みたいよ〜〜 「殺人病棟の女(悪魔のような女)」は、前半は割と面白かったんだけど、 後半がだめだった記憶がある。 氏家周一郎ものは読む価値なし。 田沢湖もツイストが効いてたなあ。この作者の作品読むとツイスト されまくりという快感がある。 >>512 俺なら 「奥只見温泉郷殺人事件」 「田沢湖殺人事件」 「十和田湖殺人事件」 「阿寒湖殺人事件」 「榛名湖殺人事件」 の順かな。 正直あまりに昔に図書館で読んだんでどれもうろ覚えw 創元の5冊では、高校野球と自動車教習所と三幕がよかった。世評の高い1冊め2冊めより全然よかった。田沢湖読みたいよ〜〜 創元の5冊では、高校野球と自動車教習所と三幕がよかった。世評の高い1冊め2冊めより全然よかった。田沢湖読みたいよ〜〜 中町先生は殺意シリーズ以外の主要なのは全部図書館で借りたよ。 復刊しないかなぁ。 空白の殺意読むとフィクションとはわかっていても野球部ってクソだなって気分になる 短篇集もう打ち止めのようだから、田沢湖とか湖シリーズ復刊してほしい。現代のゴミみたいな作家の感想文は要らないから、千街さんあたりの解説付きで。ほんと頼みます。 TVQ九州放送 5月30日13:00〜 幻の推理作家 能登路殺人行 事実は小説より奇なり!?寡作の作家と担当編集者が、ひと組の夫婦の連続不審死の謎に迫る! 「 課長代理 深水文明の推理・秘書室の殺人」が108円だったんで、 深水文明シリーズは、何か持ってなかったなあと思って買って来たら、既に持ってた。 持ってないのは「社内殺人 課長代理深水文明の推理」だった。 三幕の殺意再読。この作品ってあんまり評判にならないけど、 結構傑作じゃないのかなあ? 確かに昔の作品なので、今の 読者にはピンと来ない部分もあるけど。 三幕面白かった。前にも書いたけど、創元の文庫5冊のなかでは、あとの3冊がいい。 三幕の殺意は、クローズド・サークル物だよね。 もうちょっと登場人物加えて、その分死者も出したら、 尚更面白くなっていたと思うわ。 オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、 全員事件の起こる半年前より後に越して来た人達だった。 そのうち五世帯が創価の会員世帯。 神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。 その矢先に城内康光県警本部長の婦警へのセクハラ疑惑や 生活安全課の警視がノミ屋(もぐりの馬券売り場)を開帳していた疑惑が突然次々と出始め、 行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及は止まった。 それで勢いの付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。 当時の官房長官だった野中広務は 北朝鮮詣でから帰ると出所不明の大量の金を政界にばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり 公明党を政権に引き入れた。 ネトウヨもいないし、韓流ブームもまだ無い頃だったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。 ブックオフで「四国周遊殺人連鎖」を見つけたので購入。 創元文庫以外の中町信の本を見つけたのは久しぶりだな。 氏家シリーズなんであんまり期待はしてないけど、掘り出し物であればいいなあ。 帯に惹かれ、模倣の殺意、を読了 途中でまさかそうじゃないよな、がそのまま綴られていた 爆発的な思いを書きたいが、すでに故人ということで、止める 合掌 湯煙の密室 読了 この作家の作品は、どれも味があってそれなりに面白く、読んで つまんなかったというのが今のところない。 551に追加で 折原一なんかは中町より知名度が高いと思うけど、読んで面白くなかった 作品も数作あった。 神保町のエロビ屋の表に女性編集者殺人事件が100円であったよ 俺は持ってたから買わなかった ☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、 衆議員と参議院の両院で、改憲議員が3分の2を超えております。 『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆ 午前中、秋葉原のブックオフに行ったら、文庫の108円コーナーに十和田湖と田沢湖と浅草殺人案内があった。 俺は全部持ってるんで買ってないけどもうないだろうなあ。 奥只見温泉郷 と 田沢湖 噂通りの傑作で読み終えて興奮してしまった とくに奥只見温泉郷 ラストで不覚にももらい泣きしてしまった 「天啓の殺意」読んだけどメ蘭だけ理由が分からなかった 解説か誘導をお願いしたい それはトリックの示唆じゃないの 注意深い人はそこからも仕掛けに気づくように >>559 レスありがとう 他は徹底しているんで、読み終わってモヤモヤが残ってしまったんだ 真の理由は読者への手がかり(フェアプレー精神)的なことだろうけど 作中の設定的にはうっかりミスだろうね ミステリの真相解明にはつきものの 三幕の殺意は、もう3回読んだ。 読んでしばらく経つと内容を忘れるので何回でも 楽しめる。 >>562 そう読者に思わせるのが得意なのがこの作家。 >>562 この作家の場合、推理小説と言うより、読者ひっかけ小説という作品が幾つかある。 >>562 偶然過ぎる偶然がポイントになってるからなあ。 あれは現実には有り得んだろ。確率的にはあるんだろうが。 偶然の殺意、別シリーズを勝手に改題したうえに解説もついてない。 実に不誠実な仕事、作者に失礼だな。 模倣、天啓、三幕、偶然w と読んできて 次は追憶の殺意かな >>572 創元推理文庫収載作品は「解説=ネタバレ」になっているから良し悪しだと思う 『奥只見温泉郷殺人事件』が10月に徳間文庫から復刻らしいです。 >>574 どゆこと? 他作品のネタバレしてるの? ついに奥只見温泉郷殺人事件出るのか 未読なので楽しみだな ミステリの解説って作者の略歴、その作品にまつわるエピソード、くらいしか書くことないやろ 正直要らん ミステリの性質上ネタバレは厳禁だしな 「悲痛の殺意」こーてきて、半分くらいまで読み進めたところ 日記の叙述トリックは見抜けたと思うけど、それがどう事件とつながるのかがまだ見えない でもこう見抜けたと思わせるのもトリックだったりして・・・ 悲痛の殺意今日読んだ。何となく引っかかって途中もしかしてと思った人で当たりだったけど読み終えて全体の仕掛けに感心してしまう。模倣、天啓より好きかも 秘書室の殺意、酷評が多いけど、絶賛社内連続殺人中!でも普通に業務してるっぽい会社の設定とか笑えて、意外と面白かったは 作者の死後の改題って、著作権を持ってる人の許可があればいいの? 悲痛の殺意は作者が中町信、そしてあの書き方で大体オチが読めてしまった 面白かったけど 湖シリーズが気になってamazon見てみたら 数万円とかばっかりで買えないや ブックオフでも模倣の殺意と天啓の殺意しか置いてないね 死の湖畔 Murder by The Lake 三部作#1 追憶(recollection): 田沢湖からの手紙 (徳間文庫) 三部作ってことは十和田湖と榛名湖も出るかな。 復刊はめでたいけどタイトルがダサい つーか、なんで改題するんや >>596 少し前まで「2時間サスペンスドラマのタイトルみたいなので 若い本格マニアがスルーしてしまう」という意見が(ごく一部で)強かった。 >>597 健在中の改題なら「仕方ねえか」と思えるけど、死後改題はどうもね。 2時間サスペンスドラマ風のタイトルだっていいじゃん。 そんな下らない理由でスルーするのはマニアでも何でもねえし。 すでに原本持ってる読者の購読欲を刺激する意味もあるんでしょう >改題 でもいろいろ複雑な叙述トリック作品を読んできている若い本格マニアが、 中町さんの作品を読んで、どういう感想を持つのか楽しみのような怖いような。 >>598 >そんな下らない理由でスルーするのはマニアでも何でもねえ 「ニワカ連中はタイトルでスルーしちゃうだろうけど、私は惑わされずに 中町先生の神髄を味わっているんだ!!」という傲慢さの裏返しで その辺を主張しているブロガーがいましてね・・・・・・ 湖シリーズって4作だったっけ 阿寒湖だけ毛色が違ってたような 模倣の殺意しか読んだことないニワカだけど田沢湖予約しました 楽しみ 田沢湖殺人事件読んだ このスレで「そんなのありかって思った」って言ってる人がいたのも納得 気持ち良い不意打ち でも結構大胆なヒントも書いてたりしてアンフェアじゃないのもすごい 最高でした >>609 今後復刊される「十和田湖」「榛名湖」も楽しんでね 同じく田沢湖殺人事件読みました これまで復刊したのをほぼ読んできたから、犯人だけはわかってしまったけど トリックが盛りだくさんで楽しめました! 特にピンポイントで炸裂するミスリードがすごい いやさすがにあれは気づかないわ… 念願の田沢湖読了 十和田湖榛名湖もこのクオリティだとすると楽しみだな 田沢湖、今1/3ぐらいまで読んでる途中 この作家なんだから絶対プロローグに何かあるんだろうと、何度もプロローグを読み返すも、まだピント来ない >>590 『田沢湖〜』には「著作権者の許可を得て改題しました」との表記がなされていた。 秘書室の殺意の課長代理シリーズも全部復刊してほい 何作あるのか知らないけど >>617 「社内殺人 課長代理深水文明の推理」 「湯野上温泉殺人事件 課長代理・深水文明の推理」 「秘書室の殺意」(秘書室の殺人 課長代理・深水文明の推理) 「人事課長殺し 課長代理・深水文明の推理」 の全4作 「社内殺人」は文庫化されたこともあってたまにブックオフに転がってることがあるかな 「またしても社内殺人ですな」 「よく事件の起こる会社ですなあ」 〜の殺意を5作品読んでみたら面白かったので たまたまブックオフにあった佐渡金山〜買ったけどこれはいまいちだった 氏家シリーズってのはあまり評判良くなさそうだな 氏家シリーズのベストは「四国周遊殺人連鎖」 一部難があるけどかなり良くできていると思う 復刊はいいんだけどラノベみたいな表紙なんとかならんのかね 最近比較的安価な過去作を買って読んでいるが なんとも独特な物悲しさみたいなのがあって味わい深い 全部読みたいけど相当高値がついてるのもあって・・ 告発(accusation) 死の湖畔 Murder by The Lake 三部作♯ 十和田湖・夏の日の悲劇 (徳間文庫) 発売日:2022/12/08 年取ってきて、 昭和-平成初期のこれくらいのボリュームと内容の文庫本が妙にしっくりくるようになった。 さいきんの本はリラックスできず、読後しんどい。 >>633 単発作を「湖三部作」と括ったそうなので、氏家シリーズの『阿寒湖』は仲間はずれ >>634 自分も最近大谷羊太郎とか草野唯雄とか古めの作品買って読んでますが ブックオフにももう売ってないですね 12/14 CSファミリー劇場 「幻の推理作家 能登路殺人行/主演・西郷輝彦」の放送あります 十和田湖よかった よくこんな複雑な話をまとめられるわ 田沢湖 十和田湖 阿寒湖 あとほかにあったか どれが1番面白いかな 幻の推理作家 能登路殺人行のドラマ見たけど これ氏家シリーズじゃないのか あまり面白くなかったけど原作でどんな叙述トリックになってるかは気になった 「またしても社内殺人ですな」 「よく事件の起こる会社ですなあ」 『暗闇の殺意』『偽りの殺意』、これってタイトル変えて80年代の復刊したんじゃなくて、 正真正銘2014年に初めて出版された短篇集だったのか・・ しまった、読み損ねていた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる