つまらなかったミステリー小説 一冊目
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
地雷から凡作まで何でもどうぞ。ただし信者はお断り。つまり、あ(ry あなたが泣くしかなかった本の駄目さっぷりを熱く語って下さい。 ※あなたの書き込み、大丈夫? スレタイ読んだ? テンプレは? 書き込む前に、もう一度読み返しましょう! あらゆる擁護は一切禁止となります。いかに的外れな批判や誹謗中傷でも許されます。 それではどうぞ、買ってしまった悔しさやたぎるリビドーをぶちまけて下さい。 北の夕鶴2/3の殺人 このシリーズ初めてだったというのもありそうだけど主人公が全く好きになれない 怪我しても頑張ってるオレ!みたいな感じでわざとらしくてものすごく寒かった 大型のトリックはともかく警察と怪奇の相性が最悪 題材はいいのに雰囲気作りがまったくできてないから怖くも何ともない 警察物としても隙間風がひどいと感じる。誰だよ社会派とか言ってたの どっちの目で見ても中途半端な駄作だった 一か所「ゆうずる」とか誤字してたのも何かもう神経が行き届いてない感じがして萎える 北海道が舞台っていうのも首を傾げてしまう。 あんな乾いた大地に怪奇趣味は似合わない。 「ドラゴンフライ」河合莞爾 この作者は読者を騙すためにプロットを複雑にし過ぎるきらいがある 複雑にしたぶんだけ辻褄を合わせるのに無理が生じている なんでそんな回りくどいことをしたのかの連続 行動原理に説得力がない あと、ミステリーを読み慣れてしまうと 盲人がキーパーソンで出てきたら何を狙っているか想像つくけど まったく想像どおりだったから驚きは皆無だった 水魑の如き沈むもの シリーズものの何作目かをいきなり読んだこととか 怪異が実在する世界観でミステリーとホラーの境目にある独特さとかを 差し引いてもというかそれ以前の問題でというか読みにくかった。 主人公の推理作家、ヒロインの編集者、(序盤で退場するが)解説役の民俗学者の 三人ともがそれぞれ別方向にキャラクターが濃い上に全員ウザい。 変死事件や幽霊騒ぎが続く雨乞いの儀式が題材だが舞台となる湖は「深沈湖(しんちんこ)」 下ネタぽいネーミングだと思っているとすかさず「チンチンコじゃないぞ」と作中で解説役がかましやがる。 つーか架空の地名でそういうおふざけをやるのって、絶対そのためだけに設定考えてるだろ。 年代設定が戦後間もない頃で、引き揚げ者の姉弟とか元特攻隊員とかがキーパーソンになってるにも関わらず 京極堂シリーズ以上にそういう時代の雰囲気とかを微塵も感じさせないというのも… 「儀式の裏で何があるのか、何が起こったか」というミステリーとしての構成自体はきちんとしてたけど、事件発生が後半からなのに総論推理型とはいえ探偵役の言動が迷走して無能にしか見えない。 主人公が事件を小説にまとめた、という体裁をとっているのに語り手の一人が消息不明というのもよくない。 「ダンデライオン」河合莞爾 このシリーズは突拍子もない死体ばかり扱うけど 今回は滅茶苦茶だった サイフォンの原理を応用したアレも到底無理だし 空中浮遊死体?の種明かしも100%無理 これがアリなら奇想天外なトリックはいくらでも作れる 物理学や力学を完全に無視すれば良いだけなんだから 一応警察小説ということになってるけど、軽すぎてそうも思えないし もちろん本格とはほど遠い 何を書きたいのか、何を売りにしたいのか、イマイチ伝わってこない 犯罪者側のウエットすぎる心理描写を書きたいのかな? だらだらと言い訳がましくて、それもつまらないんだけどね >>792 ちょうどテレビ大阪でTVドラマ版を放送していたのを見たんだが 映像化するとトリックの「ぜってームリ!」感が倍率ドンさらに倍だったわ。 「水族館の殺人」青崎有吾 ラブコメ系だけど推理はストイックなほどに論理的だし ミステリにおける犯行の動機は不可思議な犯行であればあるほど なんでそんなややこしいことをしたのかという 読者を納得させる理由は難しいけど(今まで納得したことがほとんどない) この作品の犯行の動機は、あり得る話だと思った 正直面白かったけど、このスレでは腐さないといけないので、あえて言うと いくら秀才でも、高校生の探偵が大人の刑事を「あんた」呼ばわりしたり 常に上から目線すぎるのは可愛げがないし それに対して誰も注意もしないのは不自然というより読んでて不愉快 若い人が読むと痛快に感じたりするのかな? あと探偵の人生の裏側にある謎みたいなので引っ張ろうとしてるけど そんなサイドストーリーは興味ないしいらない >>799 何故ここで書く? それなら、って訳ではないがこちらは「掛け値なしにつまらないがそもそもミステリーなのか?」ってのを 『受難』帚木蓬生 舞台はセウォル号事故に揺れる2014年の韓国 日本と韓国に跨がって研究所と病院を開いている細胞医療の権威のもとに依頼が舞い込む。 とある資産家の孫娘が母親ともども滝に落ちて死んだのを生き返らせてほしいというのだ。 かくしてこの世に甦った少女は祖父に引き取られるが、やがて自身に纏わる秘密を知ってゆく… いくら有名な実在の事故だからって、「船の沈没」の話題の最中に「水死者」が出てきたら 読者目線では「本当はセウォル号に乗ってたんだろ」と見え見えだし ヒロインが母子家庭で、死んだ母親というのが依頼者の娘と思いきや 死んだ息子の嫁の面倒を見てきた、という時点で本当は愛人と隠し子だろうと察しがつくし そもそも依頼者の正体が、現実同様に自殺したとされるセウォル号のオーナー(一応名前は変えてる)なのも 「あの自殺死体絶対替え玉だろ」という話題とか出身地が同じこととか伏線があからさますぎた。 ヒロインがセウォル号事故に強い関心を抱いて調べはじめるのもちょっと強引だし。 日韓の観光地やグルメ描写がふんだんに盛り込まれてたりすることや ヒロインが祖父(父)を追い詰めるクライマックスの雰囲気など、悪い意味で二時間サスペンスぽいけど こうまでバレバレな真相だらけでは、読者に推理させる余地が全くないぞ。 セウォル号事故の詳細に多くのページを費やされており 事故そのものやその背景にある韓国の暗部に対する憤りが根底にあるようだけど その一方で韓国(朝鮮)の文化や歴史や価値観には愛着がこもってるので 悲しいかな日本においてこういう題材を好む層にはまず受けなさそうではある。 大体、ヒロインの蘇生方法が「万能細胞と3Dプリンターで肉体を丸ごと複製して脳を移植」とか 数多のクローンものSFや蘇生医療もののフォーマットが一気に安っぽくなった感じだし、 作者自体が初読だから知らなかったけど院長自体も既に二作に登場しているシリーズキャラクターで 特に二作目では、北朝鮮にてロイヤルファミリー暗殺を謀ったという設定だったりする。 ホームパーティーの席でいきなり「暗殺成功かと思いきや結局失敗だった」と述懐しだして 過去のシリーズを知らない読者には唐突だし通して読んでる立場でみたら前作ラスト台無しというひどい図 現実とは決定的に解離するような終わらせ方をしたストーリーに安易な続きを作るのは駄目だろう その作者の本一冊読んだ事あるわ 題名も内容も全く思い出せないって事はつまらんかったんだろうな 作者の名前が珍しくて覚え出た 鮎川哲也賞受賞の『千年の黙』 中盤の池の中の島からの人間消失事件。 松の木の上に登っていましたという脱力真相は我慢するとして 島の上に松の木があるという描写が謎解き以前に見つからないんだが。 法月さん『生首に聞いてみろ』 とにかく全てがつまらなかった! 「星読島に星は流れた」久住四季 おもしろかったんだけど、人物描写にラノベ作家の限界が出てた まず、造形に深みがまったくない、浅い 主人公以外のほとんどが外国人なのに、どれもメンタリティが日本人的だし いかにもステレオタイプのアメリカ人風の描写ばかり これなら件の法律を無視しても日本を舞台にしたほうが良かったかも あと、博士が絶世の美女だったり、主人公がやたらタバコ吸いまくったり 理系女子院生とコンビを組むなど、森博嗣の影響を受けてるっぽいのも気になった ところで「星読島」の読み方は「せいどくとう」なのか「ほしよみじま」なのか ハッキリしてほしかった >>806 久住四季はトリックスターズの方がミステリとしても楽しいので、わざわざ脱ラノベ志さなくていいと思うけどね。 本格好きならラノベでも問題なく手を出すだろうに。 「ミステリなふたり」太田忠司 これミステリーの範疇に入るのか疑問だけど つまらないから買わないほうが良いね 読後に激しく後悔するほどじゃないけど時間の無駄だね 「貴族探偵対女探偵」麻耶雄嵩 自分で調査も推理もしない探偵(それが貴族探偵)って成立してないよね 自分は一切何もしないんだから存在価値がない キャラに魅力があればまだしも、いけ好かないだけの野郎だし 女探偵のほうも自称名探偵だけど穴だらけの推理ばかりで 毎回無能ぶりを露呈するだけ 面白いと思える部分がひとつもなかった この人、文章も下手だと思う 笹沢左保 「どんでん返し」 まさに、タイトル詐欺の名に相応しい ムーディ勝山も 「左から右へは〜 どんでん返さない〜」 と歌うであろう エラリー・クイーン「Xの悲劇」 久しぶりに読み返してなんとまあご都合主義の駄作であることかとびっくりした あんなイソギンチャクみたいな猛毒トゲトゲをいつもポケットに忍ばせているのかね >>811 いつか読もうと積んであるんだけど後回しにしよう ありがとう シャーロック・ホームズの不均衡 似鳥鶏 いわゆる名探偵が水平思考の天才的素養「ホームズ遺伝子」の持ち主として狙う闇の機関があって 候補者として目をつけられた兄妹が機関と敵対する財閥御曹司に保護され 以後は「機関が演出した不可能犯罪を候補者に先んじて解決する」という活動に駆り出されるんだが ストーリー上謎解きが完全に添え物で機関の実働部隊と御曹司の私兵とのドンパチが 毎度のハイライトになってしまうのはどうにかならんかったのか。 「本来名探偵なのは妹だが機関が誤って目を付けたのは凡人の兄」という捻れから 「妹の推理を代弁し謎解き役をする主人公が囮となる」という基本設定にしても 「天才=変人」というステレオタイプを大前提にして妹もその例に漏れないので 何度も事件に介入し続けたら遠からず真相がばれてしまうだろとしか思えない >>799 そもそも「高校生探偵」自体が非現実的なんだから、それを楽しめるか、楽しめないかじゃないかな。 個人的には俺は楽しめないタイプ。 「福家警部補の報告」大倉崇裕 シリーズ3作目だけど今回はイマイチ ヤクザの話が無駄に長すぎるし、全話で福家が天才すぎると思う ちょっとした引っかかりから推理の糸口を掴むわけだけど そこからの飛躍が天才的すぎるから現実離れしてるんだよね 現場検証の段階でほぼ犯人を特定してるし まるで最初から答え知ってるかのよう それと警察手帳を見せるときに毎度モタつくのはお約束だけど べつに面白くもないし、もうその天丼はいらない、しつこい あと、最後の話はスッキリしないな 福家vs●●みたいな構図を作ってしまうと シリーズは続けやすくなるんだろうけど エンタメに寄りすぎて確実にリアリティは失われていくんだよね 作者は間違った選択をした >>98 超亀レスだけど、伊坂は漫画で例えるとワンピースみたいなもんだから 読む必要は無いんだよ 評判良さそうだし、映画にもなったことだし、ということで読んでみたゴールデンスランバーが あまりにも糞であきれた。 . . 東京都三鷹市 元ニコ生主の莉里子です (整形後) http://i.imgur.com/SLcz3dS.jpg (整形前) http://i.imgur.com/zPvxpx5.png 不倫・浮気・密会・不道徳な行為は著名な小説家でしている人がいるので真似しちゃう池沼です http://i.imgur.com/vZeIuO3.png ■2015年2月 釣りニコ生主コジコジと沖縄旅行でオフパコ 2015年2月2日-3日...釣り生主コジコジと沖縄旅行でセックス/やり捨てされ逆ギレ 2015年2月4日.........莉里子の父親から電話があって脅されたとコジコジに放送で暴露される 2015年2月6日.........リスカ画像UP 2015年2月9日.........ツイ全消し/コミュ爆破逃亡 http://imgur.com/a/58WQC ■2016年6月 バンドマン兼ニコ生ツイキャス配信者と密会 その3日後に穴るセックス〜継続中 http://imgur.com/a/Lx8o2 ●早川莉里子●土井莉里子●土井寧々●土井剛●早川剛●星崎●りりこ●りりこし●にゃんぱす ●ね子●にゃこ●みんち●めう●ねね●猫又●剛 ※名古屋ゲイ風俗ホストとも体の関係※ オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、 全員事件の起こる半年前より後に越してきた人達だった。 そのうち五世帯が創価の会員世帯。 神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。 その矢先に城内康光県警本部長の婦警へのセクハラ疑惑や 生活安全課の警視がノミ屋(もぐりの馬券売り場)を開帳していた疑惑が突然次々と出始めて、 行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及は止まった。 それで勢いが付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。 当時の官房長官だった野中広務は 北朝鮮詣でから帰ると出所不明の大量の金を政界にばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり 公明党を政権に引き入れた。 ネトウヨもいないし、韓流ブームもまだ無い頃だったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。 >>823 乃南アサの作品って本当につまらないよな どうしてあんなに沢山書かせてもらえるのか不可解だ ミステリーだ 「獄門島」 横溝御大の長編の中でも犯人の動機と被害者たちの殺される理由に 最も説得力のない作品。知人から被害者達を守ってくれと頼まれて何一つ出来なかった 金田一のダメっぷりも極め付け 「さよならシリアルキラー」バリー・ライガ クッソつまんねえ 大仰な設定の割りには殺人鬼オタク程度の知識と発想力しかない主人公 無能な警察、ろくでもない周囲の人間、痛々しい友人たち へっぽこラノベならへっぽこラノベらしく爽快感を重視するとかしてくれなきゃさ 三部作(笑) 「配達あかずきん」大崎梢 日常の謎系は好きなんだけど、これはつまらなかった 一見関係なさそうな人物が出てきて これが伏線になるんだろうなと思ってたのに 最後まで全然関係なかったりで、登場させた意味がわからない 短編にはそういう無駄はご法度 それと地元の小さな本屋ならまだしも 客と書店員がそんなに親しくならないだろと思う 極めてプライベートなことを事細かに打ち明ける客なんているわけないし 読んでて白けてしまった シリーズ物なので面白かったらコンプリートしようと思ってたけど これで終了 大崎梢は元書店員とかで書店の内幕的な話は少し面白いけど、 ミステリーとしては総じて糞。 「極限推理コロシアム」 設定に惹かれて買ったが単なるクイズ本レベルでロクなトリックもないし文章も稚拙 デビュー作だからしょうがないのかな、他の作品では成長してるんだろうか 「レミングスの夏」竹吉優輔 夏だから夏を感じさせるものを読もうと思って 手を出したけど失敗した 構成が下手だしテンポが悪い (過去に何があったのかを最後の方まで明かさない) (言葉の端々から想像できるし想像どおりだし) (別に驚きもないんだから勿体つけなくていい) キャラ造形がいかにも頭の中で作り上げました的で辛い 文章も下手 (どう読んでもイメージできない箇所がある) すべてがご都合主義に進む 全員がやたら内省的で読んでて疲れる (みんな元気がない) 作者は情感たっぷりに描いてるつもりだろうけど まったく空回りしてると思う 「Yの悲劇」エラリー・クイーン ぜんぜん楽しくなかった 真相や犯人にこれと言った意外性も感じなかったし、ロジックが美しいとも思わなかったし、事件の幕引きもハァ?何やってんの?って感じで探偵の好感度もだだ下がり これがクイーン作品の入り口だったので、他のを読むのが億劫になってしまった もう一作、最近のやつ 「パラダイス・クローズド」汀こるもの ひたすらだるい… 凄惨な事件にまきこまれ犠牲になる幼気なこども…って雰囲気にしたいのか、此岸彼岸の魑魅魍魎を引き寄せてしまう魔性の美少年って事にしたいのか これがこるもの作品の入り口だったので、他のを読むのが億劫になってしまった こるものは読む必要ないよ。ミステリを舐めてる。 メフィスト賞の汚点だ イケメンの双子男子高校生を出して悦に入ってるオバハン。気持ち悪いだけ。 メフィスト賞ってハズレばっかりのイメージなんですけど 障害ワーストは、「隻眼の少女」だな。 これをミステリにカテゴライズするならば…だが。 >>838 同じ作者の作品ではあれでマシな部類だったと思うが アリスミラー城、あのオチは無理だった 筒井康隆の似たようなトリックのやつは許容できたんだけどな... >>841 禿同、俺も無理だった。てか反則すぎるだろ、これでドヤァって言われてもなあ、ロートレック荘も同じく自分には合わないってわかったから良いか、好きな人もいるだろうしね 海外の古典とか正直今読んだら大体苦痛なレベルでつまらないが とりあえず読んどかないとミステリファンを名乗れないから読んでる クリスティだけは別格だけどな 四人の署名 コナン君が面白いって言ってたから読んだけど 目ん玉飛び出そうなほどつまらなかった。 途中で容疑者候補になった奴がそのまんま犯人で全然犯人当て推理の余地がないし 殺害方法はまんま土人が殺しましたでなんのトリックもないし 四人の署名ってのになんか深い意味とかどんでん返しがあるのかと思ったら単に犯人とその仲間ってだけだし これのどこをミステリーとして楽しめばいいの? 崇徳院を追いかけて 西行と崇徳院の謎解きも終盤に、駆け足で取って付けたようでつまらんわ。 邪馬台国は面白かったんだけどなあ。 >>843 自分はクイーン以外駄目だなぁ クリスティもつまんない ルート66 今春あたりに創元推理文庫で出てたのをタイトルに惹かれて買った なんだこの女は……? 主人公のキャラ設定が不快でストーリーに入り込めないし シリーズ物を途中で読み始めた人への配慮も見られない やたらと体言止めが多くて気取った感じの文章も気に障る(これは翻訳者のせいだけど) 女性の書いた小説って嵌らないなあと思い始めた矢先にこれだよ 世の女性はこの主人公のような女に憧れるのか……? 私には理解できない 黒祠の島 実績のある作家だし、あらすじだけ見ると横溝御代を連想させる設定で面白そうで期待した(実際100ページくらいまではそこそこ面白いの)だが 最初の殺人から大きな事件は起こらず延々と主人公の聞き込みパートが続くだけで糞つまらない 主人公の聞き込みの中だけに個性の無いキャラクターが無駄にたくさん現れ、家計図でも載せてくれなきゃさっぱり頭に入らんし 排他的、閉鎖的な島という設定も特に主人公が危険にさらされたりすることもなくテレビゲームのRPGのように順々に聞いてきゃヒントくれてるような作業にしか見えず 途中何度か寝ながら頑張って最後まで読んだが、メイントリックは使い古されたような、ミステリをある程度読んでりゃ誰でも連想するような入れ代わりネタ 出来とか以前にとにかく「つまらなかった」 しあわせの書 泡坂妻夫 仕掛けは凄い。凄すぎる。 ただ物語的には途方もない駄作だと思った。 期待しすぎたのがいけなかったのかな。 11枚のとらんぷは 途中の延々と続く講義の部分のつまらなさがヤバかったので 動機に関係するんだろうことはわかったけどそこはパラパラと飛ばした それで特に問題はなかった >>849 これ古本屋で何回か手に取ったけど小野不由美で警戒してたw 屍鬼と残穢を読んでて、屍鬼はアニメを観た後で読んだから冗長でも楽しめたけど 残穢はどこまでもひたすら続く聞き込みにウンザリして2回途中で断念して 1年後に手元に読む本が切れた時に3回目のトライでやっと読了した その割りにネタはあの時流行ったアレかあ、みたいな 円居挽のルヴォワールシリーズ 二作目まで読んだけど悪い意味でラノベ化してる 相変わらずの麻耶ネタも寒いだけ 全体的に作者のやりたい放題が過ぎてついていけない感じ セットで買ったから三、四作目も積んでるけど読む気が起きない 『蟇屋敷の殺人』 甲賀三郎 「三つ子ならば可能! いっそ四つ子でもいいです!」 二階堂黎人「巨大幽霊マンモス事件」 ゲドババアアア!!!と絶叫する宇宙人とか、「おほほほほ」「ですわ」「じゃなくて?」とか言う女が出てくる古臭い本格と比べりゃ 多少はマシだが、トリックがもろに「トリックのためのトリック」という感じ。 山口『生ける屍の死』 読みにくいし、無駄に長い。 何故評価が高いのか謎 折原一「望湖荘の殺人」 かなり期待して読んだけどちゃちな叙述トリックが一つ二つあるだけで普通につまらなかった。仮にサスペンスだとしてもこのオチは到底許されないと思う。蛇足というか駄作。 歌野晶午の作品全般 読ませる力はあるのにラストのまとめかたが下手なのですごくモヤモヤする。 投げっぱなしにしなけりゃ最高なんだけどなあ アガサ・クリスティのスタイルズ荘の怪事件。古すぎてワケわからん。 ワケはわかるけど確かに面白くは無いな クリスティ女史は当初自分の薬学の知識をミステリに活かしたかったらしいが 読者からすればそんな専門知識を小説で披露されても「どうでもいい」し「つまらない」 結局クリスティの作品で「名作」とされてるのはそんな専門知識とは無縁なものばかり 売れっぷりから見て当時は色々と画期的だったんだろうとは思う 西村京太郎 雪国殺人事件 何で依頼者の息子がヒロインを好きなのに、その妹と最後に無謀な逃避行を始めるのか分かりません。 泡坂妻夫 湖底のまつり うーん……ってなった。 全体の雰囲気は好きなんだけどね。 横溝正史の金田一シリーズ短編もの全般 金田一耕助の冒険なんか読むのが苦痛ですらあった >>843 小説だけでなく昔のミステリーゾーンなんかも古典になるんだろうけどテンポがスロー過ぎて見るに耐えない オチもないなんの捻りもない話も多いし 一話三十分にも満たないけど、長く感じるし気付いたら寝てたことも多々あった >>845 崇徳の母親に西行が惚れていたから 崇徳の恨みを晴らそうとして 後白河への復讐を画策したんだっけ。 崇徳も後白河も母親は同じだということは 突っ込んだらダメなんだろな。 鯨といおうか 宮田って、邪馬台国の秘密と後発作品でいっていることが別人かよレベルで違うんだよな。 邪馬台国「文献なんて作者の都合でどうとでも書けるから信用できない、こんな風な解釈もできるじゃないか」 その他「文献を信用しないのなら、どんな解釈だって好きなようにできてしまえるじゃないか」 邪馬台国はどこですか?も よくできていたのはイエスとブッダの話程度で 残りのやつはどこが面白かったのか分からない。 勝海舟の話はよくこんなアホな解釈をこじつけたなと 別の意味で感心できたけれど。 アホな解釈と言うなら高田のQEDシリーズもひでーぞ QEDの場合 推理や解釈がどうこうの前に 前提になっている史実の時点で間違いが多いから… 鯨と高田は作風から受ける印象と実際の資料調べがあべこべぽい。 鯨が通説や入門書程度はいちおう押さえた上で新説を作っているとするなら 高田はムー界隈の歴史オカルト本や雑学本しか読んでない感じがする。 モー娘。でドラマ化されたやつのことなら関係ないが 高田崇史のQEDも漫画化されている。 高田があまりにもアレだから相対的にマシみたいな流れになっているが、 鯨の説も無茶苦茶であることに変わりはない。 小説として面白ければそれでもいいが、最近はそれもない。 横溝の三つ首塔 登場人物多すぎて収拾がついてない ヒロインも感情移入できないし、話もつまらないんで途中で投げた 横溝でエロいといえば 「珠子(だったかな?)のからだは恐いほど大人になって」 いう描写にはぐっときた いやいや、鯨もいろいろいい加減だが、 だからといってQEDのハイレベルな酷さは動かんよ。 こっちの方が見かけはちゃんと調べたふりしているから余計にタチ悪い。 ちょうど教科書問題が話題になっているから『龍馬暗殺』を例に挙げるが、 俺の手元にあるやつは文庫オチの重版分だけど、 龍馬暗殺の報復で、天満屋に板垣退助が斬り込んだ。 なんてことが書いてあるんだぜ? 考証ゆるんゆるんな時代小説でもこれはないだろう。 どうやったらこんなことを間違えるのかは分かんないが、 全編こんな調子で事実誤認多い。 こんなものを証明終了といって売り出している編集者も、 納得の真相だとかいって感心している読者も、 誰もおかしいと気づいていないんだから呆れる。 歴史の勉強を入門書からやり直した方がいいレベル。 編集者も校閲も 誤字脱字のチェック程度しかやってないんじゃないか。 QEDシリーズのある本では 意識不明の重体で病院へ運ばれていった被害者が ページによっては殺されたことになっているという矛盾があって、 もう考証が間違いだとかのレベルじゃなくて、前後で設定が繋がってない。 高田って、参考にした本の文章を写しているだけで、自分でも本当に理解できてないんじゃないか。 上に挙がった『龍馬暗殺』の例だと、暗殺の原因になったといって「船中八策」を持ち出してきたんだけれど、そこで掲載されたのは「船中八策」じゃなくて名前が似ている「新政府綱領八策」だった。 内容は違うし、最後に日付もちゃんと書いてあるんだから、写している途中で気づくでしょ。 発表年にかかわらず作中の設定年代は1990年固定のため 時々作中の年代にあってはならないものが出てきてしまうのが高田のQEDシリーズ 発表年=設定年代で登場人物は年齢を取らないサザエさんワールドの住人のため 時系列上は前作よりも前でも、作中の年代は前作よりも後になってしまうのが鯨の邪馬台国シリーズ 微妙絶妙 ×作中の設定年代は1990年固定のため 〇作中の設定年代は1990年代固定のため QEDって 百人一首の呪〜伊勢の曙光までで7年経っているんだよな。 ヒロイン、三十路ですよ。 ヴァン・ダインって精神病患ってた1923年からの2年で2000冊推理小説を読んだらしいが 当時の時点でそんなに推理小説が存在していたことにも驚きだけど 正直大半が恐ろしくつまらなそうだよなw よく病気が悪化しなかったもんだと思ってしまう。 西村京太郎の志賀高原殺人事件。ベタベタ過ぎて何だかなぁ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる