西澤保彦・11杯目
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講談社の手から離れ始めた時期の作品はちょっとすれてる感じがある
黄金色、聯愁殺、神ロジはいずれも面白いけど展開や結末が読者を選ぶと思う >>100
初西澤とかライトな人だと、どんなのかなと思って買って読んだらあまりにぶっ飛んでて
あらすじさえもうまく伝えられず、「これ、なんか、もう、すごく変で、なんか、もう、すごい」とか
誰かに言いたくなるだろうな、とは思う。 新訳だったらいいんだけどな。>>毒チョコ
表紙お洒落にしたってなんか読み難い感じ。折角定番なのに。 毒チョコ新訳になってないのか。
誤訳とか直ってるって話だったが。 「聯愁殺」近所の本屋で、平積みではなかったけど、棚にあったので手にとってみたら
なんか帯が頑張ってた。
(ちなみに腕抜き三冊は平で並んでました)
表は手書きPOP風に
「こんな奇想天外な犯罪小説はこれまであったろうか」とかなんとか。
裏は
「この小説は裏表紙のあらすじのようなよくある話ではありません。
最後の最後まで必ず読んでください」
みたいな感じで、最初の文庫担当者の仕事を全否定する勢いで煽ってた。
いつからこのバージョンになったんだろ? なにはともあれめでたいじゃん
腕貫から流行り始めて、きっとそういう読者が次に気に入りそうなのが聯愁殺だったのかな?
俺としてはジェンダー全開気味の毒気たっぷりな作品より茶目っ気溢れる初期SFで入門して欲しいがなあw 個人的にファンのミュージシャンが腕貫探偵を登場人物の名前がちょっと変わってるけど
全般的には面白かったとツイッターで評しててほっこりした おすすめされた殺意の集う夜を読んだのですが…
こんなのってありですか?!?
これ最後の行読む前に見破れた人っているんでしょうか? このスレでお薦めしてたらごめん。あれ賛否両論だから許して・・・ 許さないつもりはないです、、でもすごくびっくりしました。
途中で解けたひとなんているのかなーと思うくらい
アンフェアだなあと。 そんなこと言ってたら新本格の作品は読んでらんないぞw
大体が読者を騙す為の小説だし でも殺意はアンフェアに両足突っ込んで沈みかかってるような気がする
世の中がいくら広くても(目欄)ありえないってw タックも超能力もない、初期西澤のある意味一番意欲作だとは思う> 殺意
どうでもいいけど山荘のクローズドサークルってきくとあぁ90年代だなって感じがする >>114
どういう意味で>>115目欄なのか意味を捉え損なってるかもしれんけど、
【目欄】といって殺しにかかってるから、
必ずしも>>115目欄だったわけじゃないんじゃないかな。 >>117
そうだったのですか……だいぶ前に読んだので忘れてました(汗)
確かに(目欄)ってのは確実ですね 作者の掲示板で、2月21日付の読売新聞中央版に『聯愁殺』の広告が打たれて
その大きさにびびってしまった、とあったので図書館で確認。
一面開いた3P。
確かに大きい。広告面全体を、ハリポタ文庫版の広告と並んで二人で占領してる。
「幻の衝撃ミステリー、突然のブレイク! 全国書店で話題沸騰!」だそうです。 >>106
これも作者の掲示板によると、『聯愁殺』の現在の帯は、昨年12月の3刷からだとか。
ブレイクのきっかけはやはり"帯"、なのかな?
しかし、文庫版『七回死んだ男』が23刷で10万部いってないらしいのに、
6刷で10万部とは、中公も攻めるなあ。 八日目の蝉か今邑彩リバイバルあたりから注目され出したからでは。
それまで中公に文庫があることも知らなかったゆとりです>< 前は森博嗣と一緒に出版されることで便乗しようとしてたのに(保科補正 10年経ってようやく来るとか
ドマイナーな原書房よりマシかも知れないけど中公もそんなになぁ、とか思ってごめんなさい
俺の近くの本屋では推されてないから実感無いけどさ 中公は読売傘下になったから新聞広告って点だけならでかい 近所の本屋で、角川の東野圭吾と、神林長平の「敵は海賊」に挟まれて
6刷が平積みされてた。
なるほど、力はいってるんだなあ、と実感。 せっかくいい流れになってきてるようなんだから、講談社と幻冬舎で話し合って
『解体諸因』はまあともかく、『麦酒の家の冒険』は幻冬舎文庫からも出して
シリーズの時系列をわかりやすくするようにした上で、タック・シリーズをプッシュする。
講談社は講談社で、初期作品の新装版を出すなりなんなり。
とか、できないもんかな? しかし、代表シリーズのタックものや、いかにも「手堅く売れそう」な腕貫、ポップなSF新本格じゃなく、
まさかの聯愁殺で売れるとはなあ
この勢いならタックシリーズや神ロジや黄金色も流れに乗れるんじゃないか 一度は埋もれたはずの猟死や瞬間移動が急に新装で蘇ったり
過去作を見直す流れは出版社を越えて多少は出てきてるんじゃね多分
何がきっかけなのかは、よく解らんけど ついでにチョーモンインシリーズにも火がついてアニメ化なんかされらた
続き書いてくれるかも試練。最終話でもいいけどね。 チョーモンインアニメ化はなんか少女マンガっぽくなりそうで嫌だなあ
むしろ実写化…なら殺意や神ロジ、聯愁殺とかのクローズドサークル物の方が向いてるか
極コロやインシテミルみたいになるかもしれんけど
なんにせよタックとチョーモンインのケリ付けてくれ 演技力が試される人格転移の殺人希望w
>>130
ゴシックだったっけ。アニメ化と原作完結だいたい同時期だったの。 人格転移の演技に関してはココロコネクトがあったしまぁできるんじゃないだろうか 実業之日本社文庫 20130405 必然という名の偶然 西澤保彦/著 >>134
単行本からまだ2年経ってない気がするんだが
でも腕貫的に考えて今が好機だもんな
赤い糸の方が好きだけど
聯愁殺来てるんなら、同じ中公の幻視の文庫化も近いだろうな 赤い糸、俺も好きだけど当分文庫化はないだろうなあ……
出版社的に考えてw 幻視時代が出て震災があって赤い糸の呻きという当時の流れだけ妙に覚えてる
ああ、うん、正確には赤い糸の前に必然という名の偶然が出たような気がするけどさ ストレートチェイサー読んだから久方ぶりに来てみたけど、
タックもチョーモンインもぜんぜん進んでないんだな。
俺がスレ覗いてた頃から1作しか増えてねえ 単発作品に限っていえば
幻惑密室以前、いわゆる初期の作品はまぁどれも面白い
チョーモンインがやってた期間98〜06年辺りはハズレもあるけど、初期とは別方向で面白い本もある
ソフトタッチ以降の数年間はニッチなやつが多かった
みたいなイメージ 生贄を抱く夜とソフトタッチ・オペレーションは最初タイトルだけ見た時
チョーモンインとは気づかなかったな
特にソフトタッチはその前後に出ていたファンタズムやマリオネット・エンジンみたいな作品かと 人格転移の殺人は面白いけど、七回死んだ男に比べたら・・・って感じだった
それほど七回死んだ男は完成されてる
あれは個人的に新本格の中でベスト3に入る 講談社 5/15 講談社文庫 いつか、ふたりは二匹 西澤 保彦 西澤が唯一児童、ヤングアダルト向けに書いた作品だっけか> 二匹
そのおかげで珍しく小学生主人公
でも「二日酔いには味噌汁がいい」みたいな事が書いてあって
あ、これ西澤だわ、と実感した作品
児童向けを意識した故か、ちょっと教訓めいた事を
言わせようとしている節があるのが鼻についた記憶がある
猫は好きだから、この作品自体は嫌いじゃない 創元6月の近刊案内(予定)
◇『ぬいぐるみ警部の帰還』西澤保彦著(四六判並製)
音無警部&則竹女史コンビが活躍する、ユーモア本格推理。5編収録。 いきなり「帰還」なの?「冒険」とか「回想」とか抜きで? まるでぬいぐるみ警部シリーズが既に何冊も出てると思わせる巧みなトリック 事件が起こるたびに新しい家族(ぬいぐるみ)が増えるよ
やったね、音無ちゃん 何か最近の西澤の新刊はどれもシリーズ化して続きを出しそうな雰囲気
だがタックとチョーモンインは… >何か最近の西澤の新刊はどれもシリーズ化して続きを出しタックとチョーモンイン化しそうな雰囲気 西澤先生、こんなところで油売ってないで
仕事してください>< なつこの事もたまには思いだ……やっぱりこのまま忘れてください タックはこのままフェードアウトでも諦められるけどチョーモンインだけはきっちり締めてほしい タックもチョーモンインも、時間線でいえばだいぶ先まで判ってるからなあ 巻が進むほどタカチがスーパーガールになっていって、どこの御手洗かと思った 俺の中でタカチはリサ・ステッグマイヤーで変換されてる 初期タカチの布を巻いただけみたいな服(うろ覚え)ってなんかモデルが有るのかな
幻想即興曲の妹も同じような表現の服を着てたけど全くイメージできなかった クールって意味では栗山でもおかしくはないけど
栗山では圧倒的にタッパが足らんのだよなあ 風貌的には俺も栗山千明だなあ>イメージ
格好はフランスあたりのオサレファッションショーあたりの
ちっとも実用的じゃない服あたりがぼんやりとイメージされてるわ
つーか大学受験が終わった後自分へのご褒美()で依存のハードカバー買ってから
もう10年以上経つのかと思うと・・・
腕貫シリーズブレイクを機にタックシリーズも売り出してみては如何かね
こないだ近所のツタヤでもポップ付きで腕貫プッシュされててびびったよ うう、2〜3行目であたりあたりうるさくてスマソorz 西澤の筆致による美人描写は、例えばPatrick Nagelが描くような(画像検索よろ)
まかり間違えば男にも見えてしまいそうないかつい、かっきりとした感じの美人を
タカチに限らずイメージしてるんじゃないかと思える節があるんだが、
あまりごっつい美人は胸焼けするんで読む時はもう少し自分好みに柔らかく脳内変換してる。 聯愁殺、今やっと文庫版読み終わったんだけど、練習と掛かってる? 練習で殺されそうになったと、そういうことかと思ったんだが。 読んだのだいぶ前なんで自信ないんだけどそれネタバレ大丈夫? ふたりは二匹読んだけど、なんかうーんな感じだったなあ タイトルだけで良し悪しを嗅ぎ分けられるようになったら中級者 帰還、単行本だったのな。文庫落ちまで待と
てゆかゲッターいないのか? ()必然では『鍵』がいいな。救われの無さがすごくいい なんか赤い糸の呻きが西澤保彦のキャリアで最後の輝きのような気がしてきた 赤い糸は良かったな
ホワイがぶっ飛んでいて、かつ説得力高かった。
特に表題作は年間ベスト級の短編だと思うわ
ぬいぐるみ刑事も同じ創元だから期待してたんだけどなあ…… 彼女はもういない、読み終わったけど、ダブルが持ち歩いてたAV4本って何か
意味あったの?単に拾って持ち歩いてただけ? 『彼女はもういない』って、ストーリーとか全然覚えていないのに
登場人物が女を犯しながら言う
『産んでー、産んでー、ボクの子、産んでー』
が忘れられない。
よくこんな気持ちの悪い台詞思いつくな(ほめてます)。 どっかのレビューで「僕も同じことを言います」って書いてあってわろた 彼女が死んだ夜で、それはまた別の話って出てくるやつって
他のどの作品に出てくるかってきいてもいい? >>190
何のエピソードだっけ?
七回死んだ男の兄弟がバイトしてるってやつだっけ? >>192 それ仔羊たちの聖夜
どのエピソードか判らんけど刊行順的に解体諸因では?
どうでもいいけど彼女が死んだ夜って文庫よりキンドル本の方が高いんだな。 ボアン先輩が教師になってどうたらじゃなかったかな
それなら解体諸因に収録されてるはず えーと、ハコちゃんの両親と同僚と婚約者がどうとかいう話のオチに関して そうなのか
全部どこかの別の話になってるわけじゃないんだな マリオネット・エンジン収録のシュガー・エンドレスが読んでて妙に
リアルに感じたな。べジ・レモネールのような飲料水って実際にありそうだし。 >>191
『彼女はもういない』の改題文庫化らしいね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています