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作家別爆発音スレ
0001名無しのオプ
垢版 |
2012/11/04(日) 08:51:11.76ID:FKJgtKVo
小説
「後ろで大きな爆発音がした。俺は驚きながら振り返った。」

ラノベ
「背後から強烈な爆発音がしたので、俺はまためんどうなことになったなぁ、とか そういや昼飯も食っていないなぁとか色々な思いを巡らせつつも振り返ることにしたのである」

山田悠介
「後ろで大きな爆発音の音がした。俺はびっくりして驚いた。振り返った。」

司馬遼太郎
「(爆発−−)であった。余談だが、日本に初めて兵器としての火薬がもたらされたのは元寇の頃である…」

村上龍
「後ろで爆発音がした、汚い猫が逃げる、乞食の老婆が嘔吐して吐瀉物が足にかかる、俺はその中のトマトを思い切り踏み潰し、振り返った。」

奈須きのこ
「――突如、背後から爆発音が鳴り響いた。その刹那、俺はダレよりも疾く振り返る―――ッ!」

京極夏彦
「凄まじい音とともに地面が揺れる。――爆発、ですか?私が問うと、彼は白湯とさして変わらぬ出涸らしをすすり、 ――だから何だと言うのか。と答えた。りん、と、何処かで風鈴の音がした。」

西村京太郎
「後ろで、大きな、爆発音が、した。十津川は、驚いて、振り返った。」

馳星周
「爆発音――偶然にしてはタイミングが良すぎだ――頭の中で警報ベルがけたたましく鳴り響く――舌打ちしたいのをこらえながら後ろを振り返った。」

村上春樹
「やれやれ、そして僕は爆発した。」
「後ろで大きな爆発音がした。あるいは気のせいかもしれない。とりあえず今は驚いて振り返る前に、まずパスタをゆでようと思った。」
0185名無しのオプ
垢版 |
2018/11/11(日) 11:53:11.47ID:DSFShzfi
Age
0186名無しのオプ
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2019/02/11(月) 22:33:04.06ID:wX4WGqYN
保守
0187名無しのオプ
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2019/02/12(火) 00:36:10.52ID:Sqz4nV2S
>>184
まともな感覚
「驚いて振り返った」だよな、人並みの文章力があれば
0188名無しのオプ
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2019/02/17(日) 16:13:56.91ID:eLHJ1drX
保守
0189名無しのオプ
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2019/05/02(木) 09:48:48.09ID:WYRWl5nQ
捕手
0190名無しのオプ
垢版 |
2019/09/28(土) 02:36:24.82ID:we5EdrGJ
魔夜峰央

爆発音がした。
ロンドン大使館の決算報告書をチェックしていた若手武官が、操作していたPCのキーボードに突っ伏しながら、恐る恐る首をねじ曲げ音の聞こえた方向を振り返った。
「1号!6号!」
この部屋のもっとも奥まった位置にある少しばかり大きなデスクで、並んで決済待ちの書類の山と向かい合っている二人の武官に震え声で呼び掛けた。
「うん?」
1号と呼ばれた年長の方がおもむろに顔を上げた。
年齢と威厳と、何よりこの部隊のリーダーを長年勤めてきたことによる心労の深さがそのまま目尻の皺となって刻まれている。
「なんだ新入り君。下読みは終わったのか?」
爆発音など皆目意に介していない落ち着きぶりである。
「いや、だって今の音!」
「6号」
1号が傍らに座って黙々と書類に目を通している、やや年下らしい同僚に声をかけた。
「なんだい」
「いま殿下は何をやってる?最近古巣の陸軍に出張ってたから顔を見てないんだが」
嘆息しながら彼らの主人の動向について尋ねた。
「最近は…そうそう、例の“20ミニッツ”か、あれを改良したいらしい」
「改良?」
「と言ってもスペックダウンしたいらしいけど。今のままじゃ使いづらいからってね」
「確かにあのままじゃ殿下も含めて誰も得しないしな。せめて7デイズくらいにしないと話にならん」
新入りの恐慌をよそに話し込んでいる。
「あ、あの!」
「なんだい」
1号6号が声を合わせステレオで応えた。
「その、さっきからおっしゃってる20ミニッツって何なんですか?それが爆発したんでしょうか?」
「大丈夫だろう」
もはや爆発音そのものには何の関心も持たない様子で、書類に視線を戻して1号が答えた。
「全人類を20分で滅亡させる大量殺戮兵器だ。それが爆発していたらこうやって仕事はしてない」
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