【グリーン家】S・S・ヴァン・ダイン【僧正】
先月末ベンスンも新訳されたしそろそろスレ立ってもいい頃かなと 笠井スレや「後期クイーン問題」スレを荒らしてた奴か。 >>103みたいな2ch番長は何故か自分の反対派はひとりだけと思うんだよな
実社会で人間関係構築した経験がないからそういうおかしな考え方するんだろうな ヴァン・ダインの中では、僧正の犯人が一番極悪人だな。 グリーン家読んで
おー!最後に長々表が書いて有ったぜー!さすが本格!
とかって喜ぶバカがいるんだろ?聞いたことあるぜ >>109
そうも言えるかもしれないけど、俺は『カブト虫』の
犯人こそ極悪人だと思う。
『僧正』の犯人は精神病者っぽい。 ヴァン・ダインは自身の意見としてはミステリはパズルだ、と言ってるのに
いざ作品を読むとパズル的要素や謎解き要素より小説的な要素によってなりたってる
芸術評論家だし そこらへんを無視することができなかった
パズルと割り切ることができなかったのではと考えてしまう >>114 ヴァン・ダインは単に頭が悪いので、犯人が一意に決まる証拠を前もってさりげなく書く、ってことができなかったんじゃない?
グリーンなんて探偵が、なぜそおいつが犯人と一意に決まるのかきちんと推理を示ししてないもんな。
「オォーーー!何十項目の表が書いてあるぜー!さすが本格!!」とか言う馬鹿な読者が、多かったので一時的に売れただけ グリーンなんて探偵が、なぜそいつが犯人であると一意に決まるのかきちんと推理を示してないだがや。
「オォーーー!何十項目の表が書いてあるぜー!さすが本格!!」とか言う馬鹿な読者が、多かったので一時的に売れただけちゃうけ? ぶっちゃけグリーン家よりも評判の悪いドラゴンの方が
パズル的なミステリーやってると思う 後期の作品はもう少し評価されても良いと思うんだけどなあ 山田正紀の「僧正の積木唄」を読んだが
ヴァンスがボロクソに描かれていてワロタ >>121 ネタバレしちゃうけど
僧正殺人事件の犯人はあいつではなくて別のやつだった
って設定なの?
そりゃ、やりすぎな気がする。
僧正殺人事件なんて今や大して有名じゃないんだし、同人誌の二次創作の駄作って感じやな いくらなんでも ファイロ・ヴァンス完全に間違えてました、は
やりすぎじゃね?
ヴァン・ダインそれほど好きでもないけど、いくらなんでも山田正紀ごときが、そりゃ、調子乗りすぎだがや ってことは犯人でないのにあの人は・・・?
ヴァンス・・・どうすんだよ・・・w 「積木唄」はヴァンスの推理は実は間違っていたという話。
ざっと説明すると
マーカムは検事としての名声を足がかりに知事を狙う野心家として描かれていて
FBIが創設された今はヴァンスの探偵法は時代遅れなので
自分の出世の妨げになるかもしれないヴァンスをお荷物に感じている。
ヴァンスは大衆に人気があるので今までマーカムも自分の名声のためにうまく
利用していたが、今ではいつボロが出るかわからないヴァンスを切り捨てようと考えている。
ヴァンスはベンスンとカナリヤをまぐれ当たりで解決、
マーカムとヒース部長刑事はグリーン家でヴァンスの推理法に初めて疑問を感じ、
ヴァンスによる僧正の解決(真実)には今も不信感を持っているという設定。
僧正事件から数年後の教授邸で「僧正」を名乗る犯人による新たな殺人事件が発生し、
現場検証をしていたヒースの所へマーカムがヴァンスを連れてやって来るんだけど
ヒースが表向きは『やあ、ヴァンスさん、あなたが来る頃だと思ってましたよ』と
にこやかに対応するんだが、ヒースは直後にマーカムをにらみつけて
ヒース『この道化(※ヴァンスのこと)は事件に関わり合いにさせないっていう約束だったじゃないですか!』
マーカム『すまない・・・。仕方なかったんだよ・・・』
と、二人がアイコンタクトで会話するひどい場面があるw で、その場でヴァンスが新たな殺人に対して推理を披露するんだが
現場検証中にそれが間違っていた事が判明、
『僕はもう時代遅れかも』とヴァンスは自信喪失気味。
マーカムは気分転換に海外旅行でも行って来いよと言って、
自分の足を引っ張る可能性の高い邪魔なヴァンスをヨーロッパへ追っ払ってしまう
(最後にまた帰って来るけど)
その後は激化し始めた排日運動をマーカムが政治的な思惑で利用し、日本人容疑者を強引に逮捕。
NYの日系移民コミュニティに呼ばれたアメリカ放浪時代の金田一が冤罪事件を解決という内容
僧正と積木唄は続けて読んだんだが
僧正のしっくりこない疑問点を具体的に指摘して
それなりに納得できるような真相を描いてはいるものの、
ヴァンスが裏ではマーカムとヒースに完全に見放されていて
二人のヴァンスに対する本音があまりにひど過ぎて泣けてくるw これってこういう芸風のギャグなんだよな?
真面目にやってるとしたら酷すぎる >>126
万能細胞小保方晴子や影武者佐村河内守やゴッドハンド藤村新一の
捏造みたいなインチキくさい話だな 坂下昇訳のグリーン家を読んだんだが失敗した
翻訳年が一番新しいからわかり易いと思ったんだがなんじゃこれ >マーカムは検事としての名声を足がかりに知事を狙う
この設定からしてレーン四部作のブルーノ検事の設定の‘小保方ってる’だろ 僧正は読み返す事もあるだろうから手元に残したけど
山田の積木唄は二度と読まないのでブックオフに売ったよ そうかもしれんw
これから積木唄を読もうという人は立ち読みで十分だよ
クライマックスは安っぽい二時間ドラマのような展開だった 山田正紀の僧正ソングって、つかみが、ヴァンスの推理は捏造だった!なの
小保方晴子か佐村河内守だな このシリーズは、必ずラストに登場人物たちの後日談があるな。 >>131
いや。原作でもマーカムはマンハッタンの地方検事からNY知事になっているよ。一期で落選したけど。
ブルーノの設定がマーカムの小保方、というよりアメリカ政界では地方検事は若手政治家の登竜門だから日本の小説の東大→官僚→代議士のような定番キャラ設定。 嶋中文庫の僧正/宇野利泰訳を発見
このシリーズは和田誠の表紙もあって
他の翻訳を持っていても買ってしまう >>139
「ニューヨーク郡」地方検事だな。
マーカムは知事になってたっけ? 一期で落選したのも地方検事職の方だと思ったけど。
「おそらくは再選されるところだったが、反対派の陰謀で票がすっかり割れてだめになった」(井上勇訳)
と『ベンスン』にあったような・・・。いま手元に本がないから断定できないけど。
へー、地方検事って公選なんだ・・・と違和感覚えたのは記憶にある。 グリーン、僧正が傑作とされるのは
スリラーとして面白いから
推理する部分は全く無いと言っても過言ではない そうだね。そこが後輩のクイーンに追い越された所以。 >>62
ガーデンで被害者が競馬に全財産賭ける話があるけど
日本の競馬みたく前金で馬券買ってる訳じゃなくて
電話でやりとりしてるだけだよね?(つまり後払い)
お得意様だからって分割で許してくれる訳でも無く
怖い人が来て取り立てていくのかなぁ 『ガーデン』に出てくる馬券屋だか何だかが、『誘拐』にも
取り立て屋みたいな形でちらっと名前出てなかったっけ? 当時の海外の馬券は、大部分が日本でいうノミ行為だったので、マフィア等の組織がバックにある。
金を払うか、死ぬかを選ぶことになる。 >>146
国税よりも怖いんでしょうね(・ω・`) 小学生のとき読んだジュブナイル版がいちばん面白かったなあ。 好きなキャラクター (ヴァンス、マーカム、ヒース部長、ヴァン・ダイン以外)
■事件関係者
1 シガード・アーネッソン
2 ミュリエル・セント・クレア
3 スプルート
4 アリス・ラ・フォス
5 アヌプ・ハニ
■レギュラー・準レギュラー
1 カーリー
2 ドアマス医師
3 スニトキン
4 ヘージドーン主任
5 モーラン警視 カバーが真鍋博デザインの創元の旧版カナリヤとウインターを
ブックオフでそれぞれ108円で手に入れた
1984年の版なのに前の持ち主は読まずに仕舞ってたんじゃないかと思う位の美品だった
これをきっかけに、ネットは使わずに町の古本屋だけで
真鍋博版のコンプリートを目指そうと思ったのだが道は険しそう 積木唄はなあ・・・
ヴァンスつかヴァン・ダインになんか恨みあんのかと思った ラストも安っぽい二時間サスペンスみたいな感じだしね
ルパンageのために無断でホームズを使って
馬鹿キャラに仕立て上げたルブランと同じだ 名探偵コナンのアニメオリジナルの中に、ドラゴンのトリックを使っている。
あと、グリーン家の犯人が^^衝動に目覚めるきっかけが、今から見れば
読書への偏見が入っているみたい。 >>156
偏見と言うかニーチェ的にはその通りなんじゃないの? ファイロ・ヴァンスの長編12作が99円で買えるとは。
持っているひとはいるかな?
現在99円、ボーナスエッセイ「ヴァン・ダインの二十則」も収録
http://www.amazon.co.jp/dp/B00FAV3ES4
こっちは現在200円、長編12作のみ
http://www.amazon.co.jp/dp/B00MOQHL8C グーテンベルクにありますね。
しかしパラグラフが変わるたびに1行空きをしていて気持ち悪い。
会話文になると
"****"
"*********"
"*****"
こんな具合になって間が抜けて見える。
Kindle版はサンプルを見る限り書籍版に近い体裁になります。 いくらなんでも新訳滞りすぎだろ
創元クイーンだって1、2年に一冊のペースぐらいで出てるのに 新訳やる気ねぇなーって思う。僧正も新訳って言うわりには
微妙だなって思った。もうやる気ないならグリーン家とカナリ
ヤだけやってくれれば個人的にはおk ヴァン・ダイン自体の評価が微妙だからな
新訳で後期7作の再評価が進むかな、と思ったけど無理ぽい
ガーデン、ドラゴンあたりを筆頭にそこそこ読めたんだが、ウィンターとグレイシーアレンは駄目だったな 俺、当時中学生だったけど真犯人が分かった時ビックリしたよ。 ヴァン・ダインの作品を読むと「おお、伯母さん!」と言いたくなる まあグリーンを含む初期3作はデビュー前の持ち込み作品なんでしょ
新人が書いたと考えれば驚異的 あの時代の本格ミステリーの法則知ってると、
グリーン家なんか最初の登場人物一覧のところで犯人わかっちゃうからな。 『カシノ殺人事件』読了
あまり評判の良くない作品だけど面白かった
全盛期の作品に比べると物足りないかもしれないがアイディアは良くてなかなか個性的な作品だったと思う
この作品のレビューを見るとアンフェアだという意見をちょくちょく見るけど、個人的には特にアンフェアだとは思わない
(メール欄)なんだから、これをアンフェアだと言うのは厳しすぎる、あるいは最後まで作品を読んでないのかと疑ってしまう 真相が検死でわからないはずがない、作品内の論理が実情は超論理だから
アンフェアだといわれるんだよ カシノ今更読みたいんだけど店頭にないんだよな
新本派なのでつらい 色んな作品を読んでると明らかにグリーン家に影響を受けたと思える作品がたくさんあるな
そこまでたいした作品だとは思ってないけど、後世の影響を考えるとグリーン家は偉大な作品だったなと思える グリーン家も僧正も少なくとも日本の本格ものに対する影響は甚大 そこから発展・派生して行った後の作品を読むからな、後世に生きる俺たちは
源流を見ると「あれ?意外としょぼい」と思うのは仕方ないかも ヴァンダインって現代にいたらツイッター炎上させまくりそう つい最近、久しぶりに僧正読んだらやっぱりおもろいわ。
ストーリーは判ってるハズなんやけどツボに嵌まる。
クラシック聴いてて盛上がる部分でキター!!って感覚やな。
再読に耐えうるのは名作の証しなんやろな。 >>187 ポーもドイルもクイーンも後世の派生作品を読んでから読んでも面白い
ヴァン・ダインは面白くない。ちゅーか、当時、なんで、ベストセラーになったのって感じだよな グリーン家の推理って、なんじゃ、ありゃ。あほらしい。
あんなん、推理ちゃうっちゅーねん。
僧正は一応推理してたけど、あんなんが、心理的証拠なんかよ!あほらしい。
どっちも、不要に本が厚いので、余計に怒りがこみ上げてくるよな
だらだらした話を何百ページ我慢して、どんな推理を披露してくれるのかなあ、
と期待して、あんな推理聞かされたら怒るのが当然。
まあ、今、あんまり読まれてへんのは当然だわ グリーン家より、あまり評価の高くないドラゴンやカシノとかの方が今読むと新鮮味があって面白いなと思う
まあ評価が高くない故に模倣されなかったという事なんだろうが >>185 グリーン家の影響受けた作品って、まさか、大きな家で大家族で連続殺人は全部グリーン家の影響って言い張るつもりか?
そりゃ、無茶でっせ。
グリーン家は、クイーンがYの悲劇としてブラッシュアップしてソフィストケートしたからな
グリーン家だけだったら、忘れられとる グリーン家は再読してみてもやっぱり面白いし、
クイーンがYを出さなくても、ミステリー史的価値の高さは覆らないだろう。
ただ、グリーンも僧正も、ギリシア棺もエジプト十字架もだが、
犯人を指定するギリギリまで、もう一人有力な容疑者がいて、
そちらを否定できるネタを保留したまま、読者をミスリードさせていくのは、
ちょっとアンフェアな印象を受ける。 >>194 推理小説でミスリードが良くないって、そんなん、言うたら、倒叙ものしか書けへんのんちゃうけ
グリーンとYを同等に論じたり、ミスリードしたらアカンとか言ったり、
おまえはアホだがや
グリーンのいちばんのつっこみどころは、最後に披露した推理、あれ、なんやねん!だろ
>>194は、グリーンのヴァンスの推理(と一応、ヴァン・ダインは言ってるやつ)を、どう思うか述べてみろ グリーン家殺人事件って 最後の推理、なんやねん!
長々と、今まで起こったことを表みたいなのにして書いただけ。
この表をこの順番で考えたら犯人はわかるって、注に書いてあるが、もちろん、
それでは犯人を一人に特定できない。
あの表に書いてあることは〇〇が犯人であるための
(数学で言うところの)必要条件ではあっても十分条件ではない
ヴァン・ダインって根本的に論理能力がないんじゃね?
それを、なんか表が書いてあってすごいぜ!とか本気で感想書いている馬鹿がいっぱいいて呆れるな
クイーンがグリーン家、読んで、こんなんだったら俺らの方がもっと面白いのかけるぜって思ったのは当然だな グリーン家をアレンジしたのがYの悲劇なら
グリーン家に僧正を足してアレンジしたのが、靴に棲む老婆だろうか Yはグリーン+僧正。
靴はYのセルフパロディ。
ネタバレになるからそれ以上は言えんが。 グリーン家殺人事件って 最後の推理、なんやねん!
推理披露の章は、 長々と、今まで起こったことを表みたいなのにして書いただけ。
一応章末の注に、この表をこの順番で考えたら犯人はわかるって書いてあるが、あれでは犯人を一人に特定できない。
あの表に書いてあることは〇〇が犯人であるための 必要条件ではあっても十分条件ではない
(数学で言うところの必要条件、十分条件な)
要するに、あれでは犯人が〇〇って特定できない
ヴァン・ダインって根本的に論理能力がないんだろうな
しかも笑うのは、グリーン家の感想とかネットで探すと
なんかすごい表が書いてあってすごいぜ!さすか本格!
とか本気で感心して感想書いている馬鹿がいっぱいいる。呆れるぜ
クイーンがグリーン家、読んで、こんなんだったら俺らの方がもっと面白いの書けるぜって思ったのは当然だ グリーン家のおまけ推理表なんてまだいい方だよ
ガーデンのおまけ出走表はなんの意味もない