笠井潔 part9 『魔の山の殺人』
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サマー・アポカリプスを読んだけど、前作の方が面白かったかな
前回は探偵役の喋ってることが面白かったのに、そういう意味で今回は期待はずれだった
ちょっと情景描写が多すぎたのとワトスン役がボンクラ過ぎたので読んでて疲れちゃった
殺人事件の真相とか秘宝の歴史とかは良く出来てると思った
とりあえず薔薇の女も読むけどね 朝日新聞に「日本劣化論」の広告が出てるんだけど
笠井って今こんなルックスなんか
大森望と変わらんやんw 書評シリーズがあったじゃん、妄想的暴力とかの。あれは良かった
ミステリ時評家にはありがちな作品のセールスポイントに陥らず、作品の肝を押さえて踏み込んで論評してて
例外社会は全然ダメ
いや全部ダメというわけじゃなく日本社会の問題点や出自を解析してる箇所はいい、秋葉原の襲撃事件や日本のサブカルチャーの生成・内実とか
が、千年王国主義運動とか笠井さんが独特のテーゼを立ち上げようとすると、訴えたい概念を説得的に提示しえていない
用語や思想が十分こなれてないまま生のまま放り込まれてる印象が残る
引用がところどころ恣意的に感じられるのも気になる
日本劣化論はまだ読んでない 実は笠井さんの小説は大好きで大好きで仕方が無いんだけれども
評論とか社会批評とか小難しいものは3秒で眠れるので読みきれない 正直文体とか内容とかほとんど変わらないと思うんだけど
そういうもんなんだw
面白いね イラストレーターで収入が少ないからと30代後半で漫画家になろうとする、ひきこもりのバカ発見。
足立区に住んでいるそうだ
http://inumenken.blog.jp/archives/7002197.html >>283
そりゃ厳しい感想だな
「サマー・アポカリプス」がシリーズの頂点なのに
「薔薇の女」はずっこけるぞ
「哲学者の密室」以降は、評論の自作自演が延々と続く それこそ人それぞれでしょう
薔薇の女は前評判よりよかったから印象はよかった 「アポカリプス」は本格としての完成度が高い
ヴァン・ダインやクイーンの後継としてはシリーズの頂点
本格としてはちょっと微妙だけど、
笠井にしか書けないだろうって名作が「エンジェル」と「哲学者」だな
あと「エディプスの市」もいい短編集だと思う
このスレじゃコムレサーガ自体あんまり話題にならないけど オイディプスと青銅は読むの辛かった。興味深いエピソードはあったけどね
密室が上記二つより読みやすかったのは起承転結がハッキリしていたからかな おれのエピステーメーをしゃぶれッ!このドクサレがッ! >>295
エディプスの市は
あんまりにも小さい時に読んだので
笠井の作とは気付いてなかった
どうというほどの作品でもないけど、まあ覚えてるのは
それなりだったのかな 宇野亜喜良の表紙が綺麗だったことしか覚えてないな>エディプスの市 講演というかトークショーね
凄い良かったよ
笠井さんも元気そうだった 元気なのは良かった
同い年だった連城さんが亡くなったのは結構重かったからな
同い年の島田さん共々、まだまだ頑張ってほしい
魔の山完結してからんなんだろうけど煉獄・夜と霧の単行本はよ なんというかいい意味で
憎まれっ子世に憚るで長生きしてほしい なんか単なる右傾化憂慮のやっすい左翼言説に興ざめ
一番劣化したのは笠井先生の方じゃないのか? あと白井聡(だっけ?)の40、50代の男が右傾化しているのは性的能力が減退しているからみたいなこと、冗談にしても失礼過ぎね? と思ってたらマジメに言ってそうだったな。
大丈夫からあれ? >40、50代の男が右傾化しているのは性的能力が減退しているから
へんてこな推論だが、別に失礼というほどではないだろwww 講演後サイン会とかなかったの?
Twitterみてると外山恒一(来てたの?)講演後話をしてカンパ会員だけ内容を
書き起して教えるとか書いているのがなんか商売っ気がありすぎていやん。 失礼以前に、発言した本人が知性を疑われるだろ
「なら、左翼は永遠の童貞」と返されるぞ 心理学者に聞いたんだけれど人が怒りを覚える時って
痛いところを突かれた時が多いんだってさ
人を罵るときのセリフは自分が言われたら嫌なことなんだってさ
冷静に考えればそうだよね
これ言われたら痛いだろうなって判断してるんだから
自分の中の価値基準でしか考えられないもんね ネトウヨってネトウヨって言われるのすごく嫌うもんね
自分たちはカテゴライズ大好きなのにw テロルの現象学を8割がた読み進めてみたけれども
何を言っているのかさっぱり頭に入ってこない
やっぱり教養がないからダメなんだろうなぁ
小説はちょっとぐらいわからなくてもなんとなく理解できるのに テロルはちょっと若書きの感じもあるしな
それ以降のやつはもうちょっと分かりやすい…はず
ミネルヴァの一冊目とか今読むとすげえ面白いよ
このミスの匿名座談会に噛みついてる下りとか、罵倒の仕方がいちいち上手いんだよな >>320
そんなに難しくない
観念を観念で埋めるな=「頭でっかちになるな」って言うだけさ
それこそ著者の「痛いところ」を自分で衝いている本 過去の文学作品や哲学者からの引用が多く、歴史的な事件を引き合いに出すことも多いから、それらに関する知識とかがある程度ないと
何のことか分からなくなってしまうのはあるだろうね。あさま山荘とかの連合赤軍はともかく、三菱重工とかの連続企業爆破事件なんかは
前者に比べると、いまとなっては有名とは言いがたいところもあるし しかし、自分たちの左翼運動のなれの果てが現在の日本というところに何か責任は感じてたりするんだろうか そんな疑問が平然と出るあたりとりあえず読んでないことは分かった あの時代の運動家は結局革命なんか起こせなかったし
起こった国でも悉く失敗してるのを目の当たりにした、ただの敗者だからな
で、笠井が出した結論が「永続する敗北それ自体が勝利だ」だっけ?
メンタリティはむしろ今のネトウヨに近いんじゃないの
まあそういう転向ならぬ展開?左翼が多くメディアに流れ込んでるから
テレビやネットが世界の全てのネトウヨには
「今の日本の有り様は左翼の責任」っていう風に短絡的に思い込めるんだろうね テロルの本編と違って補論が非常に読みやすくてびっくりした。 >>326
もちろん読んで無いよ
あんな文章に何の価値があるのかさっぱり分からんからすぐ投げた 俺リベラルだけど、やっぱカウンターとしての左翼が微妙なことばっかしてたから今の安倍みたいなのがのさばってるんだとは思う
笠井の言説が自己弁護のようにしか聞こえないという意見も良く分かる
だからといって読まずに価値が無いというのはイマイチ
「読んだし、理解はした。ただし賛成はしない」ぐらいまでいかないとそれこそ意味がない >カウンターとしての左翼が微妙なことばっかしてたから今の安倍みたいなのがのさばってる
いや笠井ってまさにそういう意見でしょ
とはいえ反原発デモがラディカルに見えちゃうのはちょっとどうかと思うけど とりあえず笠井さんには今は駆シリーズ完結に全力を注いで欲しいところ >>330
サイキック戦争でしたっけね。難しい哲学書とか読んでも内容が理解できなくて、それでも理解してた振りをして高説を垂れてた革命家崩れなんてのが
出てきてたのは 残響のテロルをどういう風に見てるのかは気になるけど、それよりも小説書いてほしいな >>320
言ってることは、最後のまとめみたいな部分を読むだけでもいいけどねw
あれは一種の文学だよw
理解するんじゃなくって感じるんだw しかし、笠井って、収入どれくらいあるんだろ
今の著作ペースでくっていけるとは思えん
内容も、売れ筋とはさっぱり外れてるし
もう本職は、田舎で農業とかになってそう まあ、一流大学(笑)卒なのに、最終学歴が高卒や中卒以下な現状とか、みじめすぎるでしょうしね 337の文章が日本語になっていない件
誰のことを揶揄しているのかすら不明
(そいつが一流大学を卒業したのなら、最終学歴は大卒だろ?) アニメについて久々にツイートしてるな
残響のテロルについては終わったばっかだし長くなるから留保してるんだろうか 日本劣化論の対談
ttp://toyokeizai.net/articles/-/48795 売れてるのな
しかし、笠井も指摘してるように、表現の自由が対国家権力の自由だっていう基礎的な知識すら無い人がいるのはちょっとどうにかならんのかなぁ 憂国も結構なんですけどちゃんと小説の続きも書いてね!
っていうか本にして出してね! 『吹雪の山荘』と『天使は探偵』の文庫化よりも
書籍化されていない作品を本にして出して欲しい
すべてもれなく本にして欲しい 「天使は探偵」が文庫になるなら、「黄泉屋敷事件」が単行本になるんじゃないかなあと思う >>347
でもその条件が天使は探偵がそれなりに売れたらとかじゃないのかな?
個人的には吹雪の山荘はかなりつまらなかったんだけれども
文庫で再読とかしたいと思わないぐらいの・・・
リレー式小説って正直文体も違うし違和感あるし無理がありすぎる >>189
遅レス
支部で駆を描いてみようかとも思ったが、
ツタンカーメンみたいな顔のロンゲやろ?
で、ブルゾン着てる…
うーん、どう描いても批判が出そうだ
あと、イリイチのビジュアルが思い浮かばん イリイチは昔の天使イリイチか吸血鬼のときのような化物イリイチかによる 何が原因か、化け物イリイチが
すんげぇ恐ろしい形相のハゲのおっさんに思えて仕方ないのは
物語の読み違えなんだろうか…
天使イリイチは厭味ったらしいほどの白人美形に思えるけれどもw 確か藤田宜永が「駆のモデルは若い頃の俺」とか言ってたはず
本当かどうかは知らんけど、参考にしてみては?
まあピクシブなんかでイラストが見当たらないのは
島田荘司や新本格系の作家に比べて極端に女性読者が少ないせいだろうな
駆とイリイチなんかは、如何にも腐女子が好きそうな関係だと思うんだが
レビューとか読むと、兎に角女性には「ナディアが好きになれない」って意見が多い
小難しい哲学問答以上にそこが問題なのかも知れない さんくす
藤田と笠井自身の若い頃を参考にしてみる
ただし、かっこよく描ける自信はない(ドヤァ
ああ、ナディアが腐女子に嫌われそうなのはわかるわ
腐女子ってフツーの女の子、大っ嫌いだもんなーw
ナディア、けっこうリア充だし
けど、物語の装置としても必要な存在だし
駆に恋するなんてムチャ、応援してるがな ナディアはいいね
すごくがんばってるし
でもまず叶うことのない恋だからねえ
そこが否定神学的なのかもしれないw ttp://imgur.com/b8LKYjB
>>110のを描いてみた
「バイバイ、〜」が今手元にないので
アントワーヌとジルベールの容姿の詳細がわからん
色々許してほしい 千葉県9条の会会員
?@m1891_30_
長野の噴火ですが、どうも米軍のオスプレイが絡んでいるようです。後ほど報告します。
こりゃ人口噴火の可能性もありですね
オバマの安部ぴょんに対する警告でしょうか?
安部ぴょんの行動に要注目ですね
こういうの見ると、ネトウヨ以下かも知れないwww
カルト宗教かよww まあ似たもの同士よね
たまたまどっちかに振れただけで やっと対談読んできた。
笠井はサブカル言いたかっただけ違うんかとw
まあ、アメリカはええ加減
「アジア人はこてんぱんにしたら尻尾振るようになる」
という認識を改めた方が良いと思う。
日本人が特殊なだけだから。
左翼闘争してた人ですらオタク文化に飲み込まれてく国だからw 日本人論って大半がどこの国の人間にでもあてはまることをあたかも日本人特有の特徴の如く言ってるだけだからなww
占いや血液型と変わらんww
こういうことを真剣に語っちゃうから文系は馬鹿にされるんだろうww という言い方が何にでもあてはまるパターンの言説だっていうギャグなのかな? テロルの現象学、取り上げられてる小説を知らないからなかなか進まない… >>364
紹介?されてる本を全部読んでからだと
もんのすごく時間かかるんじゃね? テロルの現象学は引用文献はむしろ少ないでしょ
少数の文献だけを使って代わりに自分の頭で考え抜いたとかどこかで言っていた >>363
ちゃんと統計調査とかすればいいだけじゃね? まだ単行本になってない作品、ちゃんと出してくれるよねえ…
雑誌読んでないからもどかしくて、もどかしくてさぁ 日本劣化論読んだ
だいたい同意なんだけど、これってどのくらいの広がりで読まれてるのかねぇ
数が売れてもリベラルとか左翼の側ばっかりが読んでたら発展性ないよね
さすがに日本大好き安倍ちゃん大好きなネトウヨは読んで無いんだろうけど、どのくらいの中間層が読んでるのか カケルシリーズ終わらせて、単発の重たい伝奇モノ書いてみてくれないかなぁ
それを押井守がアニメ化とかなるとすごい俺得展開 なんで食ってるのこの人。
思想もつまんねえし。
小説はもっとつまんねーし。 またネトウヨ?
せめてどこがつまらないか具体的に書いてくれ
釣りにしても盛り上がらない 日本劣化論、共著じゃなかったら全く売れなかったろうねw
相方が売れっ子だから便乗して売れてるだけだなw
情けないwww あの人売れっ子なんだ
正直相手が面白くなさそうと思ったからまだ読んでないや お、笠井アンチが事実捻じ曲げてまで批判しに来たのか? なんか最近の若い人の中では、観念論とかそういうのもブームになったりするんじゃないかという気がします。そして歴史は繰り返すみたいな テロルの現象学を読み終わった今、立花隆の中核VS革マルを読んでるんだけれど
連合赤軍などよりよっぽど恐ろしい・・・
総括で殺しちゃうよりもリンチ殺人のほうが恐ろしいよ >>381
思想とか何とか飾り立ててるけどさー
結局、「人」が「人」を殺してるんだよねー
…って思うのはおかしいかな?
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