深水黎一郎
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ジークフリートのレビュー読んでると、
「主人公が好きになれない」とか書いてる奴が多くて笑えると言うか萎える。
好きになれないように書かれている理由とか、考えない読者が多いんだな。 「大?見(おおべしみ)警部の事件簿 光文社 (2014/9/18) ¥1728
あと2週間で発売です。 10月3日発売
「ミステリーの最終定理」・河出文庫・¥734
これですね。 その河出文庫、タイトルが「最後のトリック」に変更されたのかな
今amazonにそのタイトルで出てる
そんでもって、書き下ろしではなくてどうもデビュー作の文庫化のようなのだけれど ウルモチを絶賛してた奴らw
全面改稿の失敗作だったわけだw 綾辻の館シリーズはほとんど失敗作だったのか。
いや、文章的には失敗だったけどさ。 おおべしみの事件簿、
なかなかの怪作でした。面白かった! テンペスタの賢一とミドリ達の苗字って描写されてる? ウルチモは現代文学の「信頼できない語り手」を意識したものだが、
アンフェア扱いされたので文庫ではミステリー的にフェアな形に書き直したらしいな。
ソースは深水のツイッター。 今『ウルチモ・トルッコ』を漸く読んでるんだけど、止めて『最後のトリック』を読むべきなのか? 全編推理合戦とか予告されると、つい期待してしまいますな 荒らしにレスしなくても・・・。
「ミステリーアリーナ」はダビンチの来年の隠し玉のコーナーに載っていたが、かなり面白そうだ。 ツイッターでこの作家の本の感想書くと御本人登場するんだな
俺はこき下ろすような事は書かないからいいけどエゴサしてると否定的な意見も目にしちゃうんじゃないのか 作家はほとんどエゴサーチしてるだろ。否定的な意見も当然目にしてる。
この人はスルー力あるけど、それがない作家はキツいだろうね。
相沢某のように鬱になるか、古野某のように訴えると言い出すか、百田某のように噛みつくか。 >>150
IDストーカーで有名なラノベおばさん忘れちゃダメだろ。 『ウルチモ・トルッコ』読了。
文章が上手くて、内容も面白かった。
けど、「犯人はあなた」ではないよ。
ところで、「ULTIMO」は「ウルティモ」じゃないのか? 作中で言及されている「外国語の読者にも有効」という条件は
クリアできていないんじゃないか。
あえてそういう設定にしたようにも読めるけど。 時間的制約の問題の方は、改題された文庫版の方はうまく処理していたと思うけどね >>155
>時間的制約の問題の方は、改題された文庫版の方はうまく処理していた
そうでしたか。
『最後のトリック』を読んでみようかな。 そこが改稿の最大のポイントですね。
あと、最後の方に挿入された「私」という作家の存在意義についての加筆はよかった 大べし見警部読んだけどギャグのセンスが古くて頭が痛くなった
ミステリーの皮肉もあんまり珍しいものでもないし
名探偵の掟は二十年近く前の作品だから許されてたって感じ
でも最後のキリストネタは少しクスリとした おおべしみは古臭いギャグを飛ばすキャラじゃないのかw ここまで言っていいのかなと思うくらいタブーに切り込んでいると思うけどね。
後期クイーン問題とか、西村京太郎批判とか。
名探偵の掟なんて目じゃない。 そうかな、面白かったけどな。
パタリロ読んでる気分になった。 逆にパタリロを知らんのだが、あんな感じなのか。ならば今度読んでみよう。
俺がいいと思ったのは、上にも書いたけど、
「後期クイーン問題なんてくだらない」「西村京太郎どうでもいい話でページ稼ぎすぎ」
等々、みんなが思っていても言えないようなことをズバリ言ったことだな。
そのためにおおべしみを初期から「育てて」いたんじゃないかと思ったくらい。 パタリロの単行本40巻代以降がオススメ。
傍若無人なキャラとか、メタっぽさとか。
話自体もミステリネタが多いし。
おおべしみ警部の事件簿、いろいろ揶揄してる部分はありつつも、
それも含めてミステリへの愛を感じたよ、自分は。 おおべしみの事件簿、本格ミステリー大賞候補記念あげ
だが評論部門とは!
聞いた時は意外だったが、それもアリだな。北村薫の前例もあるし。 あげと言いつつあげ忘れたw
おおべしみが獲ったら面白いんだがどうかな。 霜月が本命だろうが、例年目立たない評論部門に注目が集まるならば、
それだけでも予選委員GJだろ。
今さら千街とか候補にしたってしょうがないし。 それより、最後のトリックの売り上げがまだじわじわ加算してるのがすごい。
じわじわ売れ続けてる。 読者が犯人とか話題性ありまくりの本を、
売れない講談社の営業が無能だったんだろw 河出はニッチで面白そうな本に手を出してくれるから好きだわ 【傍若】悪名高いおおべしみ組の一員だけど質問ある?【無人】 クイーンのパクリっぽいのそこそこあるような、でも気にせんでいいか。 まぁ今の新本格系でクイーンの影響を受けてない作家の方が少ないぐらいだし。 深水黎一郎ってどこがいいの?作風は誰に似ているの? >>177
門井慶喜に似てるような気がする。
ミステリとしては深水の方が上出来だけど、
門井の方がより博識で頭良さそう。 >>180
門井の新刊「東京帝大〜」を書店注文中。深水の大ファンなので、楽しみ倍増だ。
薀蓄大好き! テンペスタはもっと評価されていい。
ただのドタバタじゃない。 深水が好きならば門井も好きになるんじゃね?って話でしょ。
個人的には深水は門井の上位互換だと思ってる。 美術系の蘊蓄 門井>深水
ミステリー 深水>>>門井
こんな感じ >>187
本格ミステリとしては、格段に面白いし洗練されている
羽目を外した作品もあるが、流水みたいにダジャレとアナグラムではなく知的言語遊戯
だから深水が「作家として上」「偉い」とは言ってないよ 西尾と流水は個人で一ジャンルになってるから他の作家との比較は不可能 >>183
テンペスタはうさぎドロップと同じオチになるんじゃないかね。 179=184=187=190は少し自分で読んでみる気はないのか? >>191
確かに賢一とミドリには血の繋がりはないからなあ。
でもそれだけは止めて欲しいな。 美人薄命読んだ。この人初めてだったけど、すごく良かった。
次は何を読めばいいかね?やっぱり最後のトリックかね? ミステリーとして楽しみたいならエコールドパリ殺人事件
小説として楽しみたいならジークフリートの剣 >>196
おおサンクス。どっちも芸術探偵シリーズみたいだけど、順番に読んだ方がいい? 順番はどっちでも良い。
発売順はエコパリ→ジークフリートだけど
物語の時系列はジークフリート→エコパリだし。 両方ポチってみた。読むのが楽しみ。
気が向いたら感想を書きに来るよ。ノシ いやミステリー・アリーナ、メチャクチャ面白いぞ。
多重解決ものの傑作だが、今後これを越える作品が生まれるかどうかは疑問。
それくらいすごい。
何を言ってもネタバレになりそうなのでこれ以上は言えない。 >>205
間違いない。
一位もあり得ると思うぞ。 >>204
原書房石毛さんに書き込み引用されてますぞw 読書メーターだと最後のトリックなかなか酷評だな。
帯のせいだろ、と思う。でも帯のせいで売れてるだろ。とも思う。 ミステリーアリーナ、確かに評判いいみたいだな。
このミススレで話題もちきりだ。 アリーナ読んだよ。確かに>>204の言っていることは嘘ではないな。
多重解決という分野では、今後これを越える作品はでないかも知れない。
何より根気が続かないww 本文で「ミステリーの最前線にある記念碑作品」とか持ち上げておいて、
4・5点だったからあれっと思ったのさ。じゃあどんな作品が千街の5点なの いたなあ中学校の時に、絶対100点出さない国語の教師。
誰かが100点取りそうになると、漢字の止めはねで1点減点するのw。そういうタイプかw アリーナは、なぜ多重解決でなければいけないのかが
ちゃんと内的動機付けされてて良かったね。フライ・プレイ!はそこが弱かったし
ただ10通りを越える豪華な多重解決にしなければいけなかった分、
事件のミステリ部分がフワフワとした条件の甘いものになってるのが残念
極論コレ誰が犯人でもいいじゃん的な出題
あとTVで読書会方式が不自然でラストのオチ(メ)が見え見えすぎる >>極論コレ誰が犯人でもいいじゃん的な出題
えっ、正にそれがテーマじゃないのか!?
その気になれば誰だって犯人にできるという、
既存のミステリーに対する強力なアンチテーゼと思って俺は読んだけど。 そうだよ
アンチテーゼ提示しつつ、書くのも楽になるという一石二鳥 どういうふうに推理するか、順番読めないから出場者+1の階乗、
15!通りの展開用意してたのか?
まあ、序盤はそんなに推理する余地はないが。
後、警察は善いことしてるふりしてるが臓器くじやってる、
国家の方が異常だわな。 後期クイーン問題みたいなもんだな
神(作者)でない以上、作中の人物(回答者)は正解を証明できないという >>222
それは俺も思った。おおべしみの事件簿の一章で後期クイーン問題をパロっていたから、
それを壮大に戯画化したものがミステリーアリーナかなと。
>>221
まあある程度は証拠の出し方で誘導できるんだろう。
それから「最大多数の最大幸福」って勿論ベンサムだけど、
一時期鳩山由紀夫のスローガンでもあったよな。
するとあれは民主党政権が続いていた場合の、
近未来ディストピア小説として読むこともできる。 ミステリーアリーナのポイント
「はうあっ」
「アーッ!」
「ぐぬぬ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています