タイトルは推理っぽいのに推理小説じゃなかった作品
タイトルだけ読めばミステリー・推理小説っぽいのに実際は全然違った、っていう小説を挙げてください。
・「西の魔女が死んだ」
魔女と呼ばれて気味悪がられている女性が古城で殺害され、その事件を追うゴシックミステリー……かとおもったら全然違った。
・「家族ゲーム」
見知らぬ男女が何者かによって一つの家に集められ、奇妙な家族生活を強いられる。そして擬似家族はまるでゲームプレイヤーのように何者かの掌の上で巧妙に操られていくというサイコスリラー……かと思ったら全然違った。
俺としては上記二つはガチですね。むしろミステリーじゃないと知ったときの驚きは物凄かったです。
こんな感じの「タイトルから感じた予想と全然違った」「ミステリーじゃなかった」みたいな作品を挙げて下さい。 背表紙タイトルの「密室」に惹かれて手にとってみたら
官能小説だった って経験ならある >>2
逆に「○○の密室」みたいなミステリーを読んでたら「やらしい」って言われたことあるわ 『スパイスのミステリー』
ブコフで見かける度に「お、ジョーカー・ゲームみたいなやつか?」と一瞬思ってしまう 1とは逆にウィンドブルドンってミステリーがスポーツのコーナーに入ってた事ならある 秦建日子の「推理小説」
推理小説じゃなくて推理小説がテーマの警察サスペンスだった 大ヒットした「桐島、部活やめるってよ」なんて正にそう。
恐ろしい事件を目撃した結果、
部活を辞めて廃人状態になった少年の深層心理に迫るサイコスリラー……
かと思ったら全然違った。 >>14
それはお前の思い込みだw
俺からすると全く推理っぽさを感じないタイトルだ >>1とか>>14とかはむしろ
「古今東西の小説タイトルからミステリーっぽいストーリーを考える」
て感じのずれを感じる 「魔の山」とかは冒険小説もしくは山岳ミステリっぽいタイトル 「予告された殺人の記録」はいかにもなタイトルだけど文学だから
ミステリじゃないと見せかけて以外と推理小説してた
何故殺されたのかを倒叙的に推理する小説(ただし登場人物は推理しない)
スレチすまんな 日本推理作家協会のアンソロジーで何回か読んだが
池袋ウエストなんとかシリーズ 不連続殺人事件
(読んだことないからひょっとしてミステリーかもしれないが) そうなんだw
坂口安吾だから純文学だと思いこんでました >>32その理論でいったら、大岡昇平の『事件』も作者は文学者、作品はミステリだよ
大岡昇平、坂口安吾、丸谷才一あたりは文学者で推理小説愛好家 最近スレタイみたいなの多くないか?
ミステリと謳いつつ、ホラーやファンタジー的ないわゆる超常的な要素が入ってるのが。
なんちゃってミステリと呼びたいんだが。 >>1
ミステリかと思ったらミステリじゃなかったという表題にしかけられた叙述トリックに引っかかってるからミステリ イラストレーターで収入が少ないからと30代後半で漫画家になろうとする、ひきこもりのバカ発見。
足立区に住んでいるそうだ
http://inumenken.blog.jp/archives/7002197.html 奥泉光のものは大概そう。
「グランド・ミステリー」
「軍艦橿原殺人事件」
こんなタイトル付けて、論理的解決はまったくなし。ほとんど詐欺。 下はともかく上なんかむしろ論理解決なんか望めそうにないタイトルじゃん 「キャサリン・カーの終わりなき旅」とか、ハヤカワポケミスは時々ミステリじゃないので騙される。 予告された殺人の記録
予告されたって言葉で、途中まで叙述系だと思いながら
読んでいた >>40
奥泉は純文学では評価に値する作家だが、
どうして中途半端なミステリーを書こうとするのかね。
クワコーのシリーズもキャラはともかく、ミステリーとしては駄作だし。
本人が書きたいならしょうがないが、売れ線を狙って編集者が書かせているならやめるべきだと思う。 ウロボロスの偽書
ディスコ探偵水曜日
など片仮名が入るとそんな感じが増すでしょう
というかこれらは何小説だったのかさえわからん 雫井脩介「クローズド・ノート」
ミステリーというかいわゆる謎解きものでないのは構わないんだけど、
学園物の少女コミックみたいな展開で読むのかなり苦痛だったし恥ずかしかった >>49
乱歩の「屋根裏の散歩者」はタイトルのヒントは宇野のこの作品からもらったそうだけどな。 タイトルのヒントどころか、乱歩は探偵小説と異常性愛がなかったら
初期宇野浩二の下位互換にしか過ぎない
「さういふ私は、凡ての事実を夢と見ることが出来、凡ての夢を事実と
見ることが出来る様に思はれる」
宇野「清二郎夢見る子」 「だれも知らない小さな国」(佐藤さとる/講談社)
謎の小国の秘密を探るスパイの物語かと思ったら、すばらしいファンタジーだった。
40年前のお話しです オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、
全員事件の起こる半年前より後に越して来た人達だった。
そのうち五世帯が創価の会員世帯。
神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。
その矢先に城内康光県警本部長の婦警へのセクハラ疑惑や
生活安全課の警視がノミ屋(もぐりの馬券売り場)を開帳していた疑惑が突然次々と出始めて、
行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及は止まった。
それで勢いの付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。
当時の官房長官だった野中広務は
北朝鮮詣でから帰ると出所不明の大量の金を政界にばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり
公明党を政権に引き入れた。
ネトウヨもいないし、韓流ブームもまだ無い頃だったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。 >>40
>>45
奥泉光の小説は十冊くらい読んだが、どれも中身が同じに思えて仕方がなかった
違うのははくワコーだけだったような気がしてならない 「フランダースの犬」結局最後までホームズが出てこなかった 何の予備知識もなく、手に取った
ホラー好きには魅力的なタイトルだ
鬼畜系カニバリズムを堪能できるに違いないぞ
ワクワクしながら、頁を捲った
「君の腎臓を食べたい」
・・・・・・・お涙頂戴系ラノベだった・・
_| ̄|○ ガクッ・・時間を返してくれ
つーか、途中で気付けよ 腎臓だと臓器移植を絡めた医療ミステリっぽさ全開だな 坂口安吾の「桜の森の満開の下」
死体が埋まっているミステリーかと思いきや鬼が出てくるホラーだった
傑作だけどね 「探偵はもう死んでいる。」(MF文庫J、二語十・著)
ライトノベルで、2021年7月よりTVアニメ化。
「アニメ見るより先に読んでおかなきゃ」と思って読んだのだが、異能力バトル物だった。
まあ、せっかくなので、アニメは見てるけど。 「2X殺人事件」ハヤカワHi! Books 豊田淳子著
2xの部分の読み方は「ツーバイ」だったはず。
殺人は起こるし二人組の刑事が主人公だが全然ミステリじゃない。
ミステリじゃないなら何なのかと問われると答えにくいが。 『未来少年コナン』を名探偵と間違えた奴は結構いるかもしれんw
(原作小説版は『残された人々』というタイトルだが、アニメ公開時に『未来少年コナン』で出たものがある。) 角川文庫の横溝作品は推理小説前提で集めたはずなのに、
SFよりな冒険活劇や、ファンタジーより耽美物はまだしも、
明らかに違うだろなのがちょこちょこある謎。
特に時代劇物で正統派な捕物帳の人形佐七より先に
ドラキュラ翻案な『髑髏検校』(ガチの吸血鬼登場)を
単行本に出しているのはよく分からん。
(『髑髏検校』第19巻、佐七シリーズ1の『羽子板娘』第48巻) 「見晴らしのいい密室」小林泰三、ハヤカワ文庫JA
ミステリ要素が無いわけでもないけど、メインはSFだった。 このスレタイで一番最初に出てくるのが
「熱海殺人事件」だろ
演劇でもっとも有名なくらいの作品かな >>52
正史の「蔵の中」もじゃね?
正史は宇野浩二を好いてたから。
あと正史の「蔵の中」ってミステリなの??