殺戮にいたる病は本格トリックを外したら、ただ残酷描写と岡村孝子が印象的な駄作に成り下がるでしょ。
きっかけは宮崎事件の余波でホラーバッシングを受けてのミステリ作家の反抗だしなぁ。
綾辻も同じ理由で、殺人鬼を書いたし。両作品とも残忍な描写で叙述トリックを包み隠してるから、そういう意味では成功してる。
映画化するなら、イニシエーションラブのように、原作ファンにも納得いく映像トリックで。