冒険小説・エスピオナージュ総合スレ その2
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>>847
俺は冒険小説を書いてた頃の佐伯センセの作品はまだ読んだことはないんだが、この人の時代小説は
よく読んでる
このスレ住人としてはわりとすんなり入っていけた
てぇか舞台が江戸時代だけでノリはもう冒険小説よ。
いろいろ恐れず言わせてもらえば、池波正太郎ほど独特の臭みはなく、藤沢周平ほど暗く重くもなく、読みや
すくていい意味で大人のラノベよw
気分転換に手に取ってみることをお勧めする
おれも冒険小説のほうよんでみるよ >>850
イージスもいい加減おファンタジーだった記憶が
ファンには悪いが まぁ、防大生の論文?ひとつで事変クラスの騒動が起こるのはヘンなんだけど
それだけの勢いはあった
ただ個人個人のディティールは「兵士に聞け」シリーズが元ネタだよな ドン・ウィンズロウ「報復」
ウィンズロウは初だがストレートな「復讐コマンド」モノで長さも然程
気にならず愉しめた。
今までは何故か「読まず嫌い」でせっかくの「サトリ」も長く積読だったが
ここまで面白い本書ける作家なら旧作も追っ掛けてみようかと思う。 『殲滅の銃火』はどうなんだろう?
筆者は空挺部隊出身で現警官、しかもSWATらしいが… >>856
表紙で衝動買いしてしまったが積読だなぁ。
まあ最近の竹書房文庫の冒険小説(伝奇モノがメインではあるが)では
今のところ「読んで損した・・」はないのでそれなりに期待はしてる。
扶桑社や二見がちょっと元気なくなってきた分、頑張ってる気はするし。
後、マグノリアブックスはもっと頑張れ。 トランプの懐刀にして実質トランプを操ってるともいわれるバノン。
顔つき、雰囲気ともいかにも悪役っぽいが、そのうちこいつをモデルにした
悪役が出てくる冒険小説を誰かが書くことだろう。 「殲滅の銃火」読了
一言で言うなら粗い
訳文のせいか原文でも粗いのか
キャラ付けが不十分なまま人名が飛び交うので、主人公らのセリフの中に出てきたり、あとで唐突なシーン切り替えでそいつがしゃべったりしても「こいつ誰だっけ?所属は?立ち位置は?」と混乱する
悪役の動機付けと、どのような陰謀を進行させているのかも言葉足らずで不明瞭
大国と匹敵する謎すぎる万能情報支援能力を持つ恩人が、なぜ主人公に肩入れするのかもわからない
ヒーローやヒロインの造形も不十分で、どんな外観なのかがイメージしにくい
とくにヒロインは金髪であることと「連絡員の家を仕事で訪ねるとその妻が不機嫌になる」くらいで、美人であると明確に言われるのは下巻になってから
それでもどんな顔立ちなのかは不明
主人公らはデルタ上がりだったり特殊部隊コミュニティに所属したりのプロだが、少数で多数を相手取り戦局を打開したり自分たちだけで切り抜けたりはしない
作者は空挺上がりとのことだが、それらしく決定的な場所に切り込むのではなくそうした特殊部隊の支援のため周辺を固める準特殊部隊的な技能が板に付いているかのような戦闘描写だ
撤退にドローンの支援を要請したり
いいところもある
妙に臨場感があり、とくに作戦指令所への出入りなどは明確に場面が想像できる描写力
プレートキャリア装備の、ぶん殴り合いのような戦闘シーンも迫力がある
続編前提のややカタルシス不足な結末であり、自分としては続編を待望することもないが書店で見かければ気分次第で購入するだろう
処女作にしては可能性を感じる方だと思う 冒険小説か
クリストファー・ハイドの「大洞窟」は面白かったな
映画「地獄の変異」なんかはかなり影響受けてると思う 今日の深夜にBSで「裏切りのサーカス」やるな。
酷い放題だ……。 こちらなら、井上淳「赤い旅券」を…無理か(´・ω・`) もうまるっきり救いがないけど、傑作なんだがね。 原作より少し派手にしてたけど原作並にわかりにくい映画だったw
原作読まずに映画だけ見てたら死んでたかもしれん。
スマイリーは外見は全然違ったけど内面にスマイリーらしさが感じられて良かったです。 ジョン・ル・カレはしんどいから映画だけ見とこ、と思って録画したんだが
やっぱ原作読まにゃだめなんかい!? 多分小説より読みやすそうな自身のMI5,6時代とかのこと書いた
「地下道の鳩─ジョン・ル・カレ回想録」が来月出るぞ >>870
映画の感想を見ても一回見ただけじゃよくわからないというワードがよく出てくるw
見て損はない映画だと思うけどね >>872
ありがとう・・・原作がんばって読んでみるよ・・・
ってこの新訳版、ホントに村上博基の翻訳なんかい!? アウトサイダー 陰謀の中の人生 単行本 – 2016/12/28
フレデリック・フォーサイス (著
イギリス、フランス、旧東ドイツ、イスラエル、旧チェコスロヴァキア、ナイジェリア、国境を超えて描かれる小説のような人生を初めて明かした衝撃作! >>862
「大洞窟」って面白いのか。
何回か100円本をスルーしたような気が・・・
orz >>875
買いかと思う。
42 : 書斎魔神 ◆BVdqSIZJw0RM
2016/02/14(日) 22:37:25.17 ID:ZgI9buAY
クリストファー・ハイド「大洞窟」を読む。
これも早川の「新・冒険小説ハンドブック」にセレクトされた一編。
恋愛沙汰と感動的(?)な旧人ネタにやや筆を割き過ぎ気味なのと、
冒険行(ちゅーか、パニック)が始まるまでの前置きが長い感があるものの、
地震による地底内への生き埋めによる、それ=冒険行が始まってからは、
リアル黄泉の国をゆく、息詰まるような展開に魅せられるものあり。
今風な感覚で、結局、若い恋人たちとかは助かるハピ、ハピ、ハッピーなんでしょとか
思うていると、これも大きく裏切る展開。
この手の作を読み慣れた者でも、最終的なサバイバーを全て予想するのは難しいの
ではなかろうか?
作品冒頭から登場の冷静沈着な日本人地質学者原田以蔵がカッコ良すぎ、
80年代前半に西洋人(カナダ)作家により、日本人がメーンとなる冒険小説が
書かれていたとはな・・
ただし、キャラを見る限り、こんな哲学者にしてストイックな武士みたいな日本人は、
当時でも、もうおらんだろと。
地底舞台の冒険ものといえば、今でもあの懐かしいヴェルヌの「地底旅行」が思い浮かぶが、
(本作でも皮肉っぽく軽く言及あり)
冒険の契機が意図的か突発的かの違いはあれど、あのようなどこか牧歌的で楽しいムードは皆無、自然の脅威、セックス、エゴ、そして死が渦巻く世界がビビッドに描かれてゆく。
(映画が大ヒットしたP・ギャリコの作がヒントかなという死に様なキャラもあり)
地底怪獣も地底人も登場しない(この辺も作品中にユーモラスに言及される)ものの、
現代(当時)のリアルな地底舞台でこんなにサスペンスフルな作が書けるわけである。 「アムトラック列車66強奪」じゃ元ルフトヴァッフェ戦闘機パイロットの化学者老人が格好良かったけど、「大洞窟」じゃ日本人なのか。読んでみるかな。
(…「盗まれた空母」とか、「南極大氷原漂流す」とか、日本人キャラが妙に格好いいのは何故だろう。「WORLD WAR Z」のはいくらなんでもやりすぎだけど) 原田は太古に同じように閉じ込められて部族の者を率いて脱出を図った
ネアンデルタール人の族長・汗(カン)になった夢を見るんだよな
その夢の中の汗の選択が脱出ルートの選択に大きく関わってくる 「正男暗殺」
かつての独裁者の遺児、独裁国家に君臨する異母弟、女殺し屋・・・
いかにも「古き良き冒険小説」みたいな要素てんこ盛りではある。 オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、
全員事件の起こる半年前より後に越してきた人達だった。
そのうち五世帯が創価の会員世帯。
神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。
その矢先に城内康光県警本部長の婦警へのセクハラ疑惑や
生活安全課の警視がノミ屋(もぐりの馬券売り場)を開帳していた疑惑が突然次々と出始めて、
行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及は止まった。
それで勢いの付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。
当時の官房長官だった野中広務は
北朝鮮詣でから帰ると出所不明の大量の金を政界にばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり
公明党を政権に引き入れた。
ネトウヨもいないし、韓流ブームも無い頃だったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。 バグリイ「高い砦」面白かったな
自分が生まれるより前にもあんな作品が書かれてるなんて フレデリック・フォーサイスが、自伝『アウトサイダー 陰謀の中の人生』を著した。
インテリジェンスに詳しい作家の手嶋龍一さんが、本書の読みどころを案内する。
文句なしに面白い――昨今、そんな新刊に出遭うことは、万馬券に当たるほどの幸運と言っていい。 旧作「地獄の天井」を読了
大統領をかばって負傷した元シークレットサービスのお話
とくにアクションをしてはいない
舞台がアクション向きなだけで、謎に翻弄される内にお話が進むハードボイルド探偵ものの亜種だった __________
<○√
‖
くく
大統領、ここは俺に任せて先に行け!
題名からするとこんなのが思い浮かんだ↑ 「ルインズ 廃墟の奥へ」
テーマは完全にホラーだけど、登場人物たちの追い込まれた環境や行動は完全に冒険サバイバルと言える
映画は知ってて、ストーリーをなぞったり違いを見ていく感覚だったから特に衝撃的な感覚は無かったけど、
昼寝前にちょっとのつもりで読み始めた下巻を一気に読んでしまったからかなり面白かったんだと思う
ちなみにラストは映画と大幅に違ってる 「アラスカ戦線」読んだ。古本屋で買ったハヤカワのソフトカバーのだけど最近復刊したのと訳は一緒だよな
いいじゃんコレ。
黒髪が流れ落ち、のくだりには笑った。いまの漫画でも昭和45年刊の小説と似たようなことやってるんだなw 小峯隆生「拳銃王」
週刊プレイボーイ編集者にして大藪小説愛好家兼ガンマニアな小峯が
ガンマン&ゲリラ&特殊部隊を灼熱の戦場で大暴れさせたガンアクション小説。
処女作だからか妙に力みすぎなトコもないわけじゃないが、荒さもそれなりに魅力的。
暇つぶしにはいいな。 マンガの拳銃神は1巻と最終巻が完全に別のマンガになってるな 私見ながら、名作との定評がありながら結果的につまらなかった作品群、
「ナヴァロンの要塞」「鷲は舞い降りた」「シャドー81」。
面白かったのは「ジャッカルの日」「オデッサファイル」「ブラックサンデー」
「大洞窟」。 >>892
「ジャッカルの日」は小説も新旧の映画も面白いよな
まあどれもジャッカルを応援したくなる訳だが 史実的にジャッカルが失敗するのは分かりきってるのに、あれだけ面白いのは凄いよね。同じ新作の映画はブルースウィリスの時点で萎えた。 「ノース・ガンソン・ストリートの虐殺」読了。
全米最悪の荒廃しきった街で繰り広げられる刑事VS殺し屋のホラー映画並みの
デスマッチを描いたバイオレンスモノ。
脇のキャラも立ってて確かに読み応えはあるが、展開がとにかく陰惨すぎて
「何もここまでしなくても・・・」という描写もチラホラ。
作者のザラーは”精神病院で職員が患者相手にサバイバル”する「インシデント」
や”ガンマンと食人族が戦う”「トマホーク」なんて映画の脚本書いてるからか
ある意味「得意分野」なんだろうが、もう少しストレートなポリスアクションを
期待していたこちらとしては多少の「コレじゃない」感は拭えないのも確か。
しかし何だかんだで途中で止まれない面白さはあるので次回作に期待。 http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051001105&g=int
ドイツ連邦軍兵士が難民に寛容な前大統領らの暗殺を計画。
小説にしてくれといわんばかりの事件だな。 ゚ *. (_ヽ + 。
' * ∧__∧| | + ちょっと遅くなったけど報告っ
. (´∀` / / 。 トム・クランシーの「機密奪還」イヤッホォォォォウ!
+ y'_ イ * GWがまるごと巻き上げられたので代休で読了してやったぜっ!
〈_,)l | * 。
ガタン lll./ /l | lll +
lll
lll Λ_Λ すっげぇ面白れぇと思ったらそういやここから中の人がマーク・グリーニーなんだよな
ストン /,'≡ヽ::)、 思想的に嫌味なところばかり末期のクランシー節で鼻についたけどアクションシーンはちゃんとマーク・グリーニーで
 ̄ ̄ ̄ ゙̄-' ̄`--´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ちょいと複雑な気分。ていうかずいぶん前からマーク・グリーニーがゴーストライターやってんじゃね疑惑が持ち上がる
くらい悪い意味で違和感なかったわ 「アイス・ハント」上下巻
全てが死に絶えた基地内で動く影、雪山での逃走劇と掴みはバッチリ
その後も退屈させない展開・アクション等々が続いているはずなのに
色々詰め込み過ぎて逆に全体に冗長で盛り上がりに欠ける
「映画化どうですか?チラッ」みたいな描写も多い印象
コンパクトに1冊に収めていればまだ印象も変わったかも知れない 旧作「堕ちた工作員」読了
著:テッド・オールビュリー
現場工作員がいかに日常・一般の生活から隔絶した存在かが描かれている
気まぐれに助けたのに偽装の使うとかヒロインをあてがうご都合はあるが、さすが元諜報員のリアリティ スティーブン・レザーの「チャイナマン」が
ジャッキー・チェン主演で映画化かあ。 GIGAZINEで見たんだけど驚いた。主人公の名前忘れてたもんで、チャイナマンかよと途中まで心中突っ込んでたらそのまんまかよw
http://gigazine.net/news/20170627-the-foreigner-trailer/
流石に「チャイナマン」はいろいろ不味かろうってんで題名変更なんだろうけど、邦題はなんになるかな。原題直訳なら、「余所者」か、「ガイジン」ってとこだろうけど…
漢字の意味だけなら、「東洋鬼」ってのが一番ぴったり来ると思うんだが、余計な意味が歴史的に付きすぎててチャイナマン以上に論外の問題外か(´・ω・`) 旧作「合衆国を売った男」著:テッド・オールビュリーを読了
地味な作業で大きな陰謀を阻止するお話
あれ?あいつどこ行った?と思ったら、最後のページで「それかい!」的な登場人物の管理の甘さはあるが、制度を考慮しながらの諜報機関の暗躍は描かれている
冷戦が遠くなった現代では、読んだときに多少スリルは減じられるかも知れない
保守age >>896で知って、 ノースガンスンストリートの虐殺今読んでる
これ面白いわ、刑事たちの発する下品なジョークも、にやりとする。 「ノースガンスンストリートの虐殺」、俺も買って読んだ。まさに一気読みだな
デカプリオとジェイミーフォックスで映画化かぁ 旧作「沈黙の向こう側」読了
テッド・オールビュリーに嵌まっているのだ
キム・フィルビーが「英国に帰国したい」と接触してきたことから動き出す物語
容認派と拒否派に分かれる情報部
フィルビーとは何者だったのか?
事実をフィクションを交えてフィルビー事件にまつわる当時の情勢を描き出した佳作 「横須賀ブロークンアロー」
読む前は「話は面白そうだけどこんなにぶ厚くて大丈夫か?」とか要らん心配してたが
全くの無駄だったと分かって一安心。
核をテーマにしてるからって下手にスケールでかくせず、あくまでも
「横須賀で密かに進行している陰謀」に拘った点も巧い事テンポのよさに繋がってるし、
何より主人公を陰に陽に助ける連中が揃いも揃って魅力的。
多分こういうのは陳さん好きだろうな・・と勝手に思った。 「殺し屋を殺せ」
標的は殺し屋のみという「元特殊部隊の殺し屋」が主人公のアクションスリラー。
シリーズ物の一作目という事でキャラ紹介も兼ねた一編なので読み応えに関しては
若干の物足りなさがあるもののまあ及第点。
「旭日の代紋」
鳴海章お得意のバイオレンスモノ。
「相棒の死を契機に『復讐者』と化し猪突猛進していくベテラン刑事」という良くある?話だが
やはり鳴海章ならではといった感じで読ませてくれる。
ただちょっと敵(黒幕)の設定が風呂敷広げすぎでは・・という部分は気になるが。 >>909
内藤陳、懐かし〜
そういえば陳が死んでから冒険小説が急に盛り下がったよな 陳さんのお薦め本を全て読んだわけじゃないが、少なくとも読んだ限りでは
「こんなの読むんじゃなかった・・」ってのはなかったな。
西村健もこの人のおかげで知った作家だし、「ビンゴ」なんて、もし陳さんが
帯で褒めてなかったら未だに読んでないかも知れない。 内藤陳はガキの頃に当時は目新しかった通販雑誌のコラムで存在は知ってて
ガリガリのヘビースモーカーでハードボイルド好きの変人ってイメージだったけど
それなりに功績があったという事か 陳さんの部屋の写真を見るたびに、よく床が抜けなかったものだといつも思うw
この人とか、殿山泰司さんの読書日記とか、
読みたい気持ちを盛り上げてくれるという点では画期的な文章だった
いまの評論家みたいにヒモ付きっぽい臭みもなかったしね 「暗殺者の飛躍」読了。
うむ、読む価値はある。
ある意味期待を裏切られた感と、違う期待感がないまぜだなぁ。 ブリジット・オベール「鉄の薔薇」
内容的には冒険小説なんだろうが、読後感が冒険小説を読んだ時のそれとは
あきらかに違い妙に疲れた。
なんというか「パズル小説」を読まされたといった感じ。 小川一水「老ヴォールの惑星」
SFの短編集だが、冒険小説的な作品が4編中2編あり、楽しめた。
残りの2編は純然たるSFでイマイチw
特に最初の短編は、社会が形成される様子が描けてるのが凄い。 「暗殺者の飛躍」読了
狩られる者から狩る者へのパラダイムシフト
鋭い観察やトレードクラフトはいい感じ
でも「武器持ってなくても小さいナイフあれば敵から調達できるからいいや」というスーパーエージェントっぷりは、なんか辟易するなあ
それに輪をかけて(一部能力が)優秀な女ヒロインもどうなの?
彼女でスピンオフ作る気満々だな
初期作とは大違いで、描写が整理されてプロットも練られてる
フィッツロイ関係が安易に過ぎるけど…クランシーとの共著で大きく成長したんだなと感じた クリス・ライアンの新作が10/12発売なのな
「神火の戦場 SAS部隊ナイジェリア対細菌作戦」
主人公ダニー・ブラックが弟のバイカーに機密漏らしながら戦うシリーズだっけ? >>920自己レス
バイカーの弟云々は、「殺戮者のウィルス」と混同してた すみません、トム・ウッドのヴィクターシリーズの続編についてなにか情報有りませんか?
映画化の話でもいいんですが。 >>922
ブログやアマゾンレビューだと、原語では5作目まで刊行されているようですね
しかし日本語訳で出版されるかは不明
ブログ主だったり英語で情報収集されているのでしたら、>>922さん以上の情報はこのスレでは触れられていませんのでご愁傷様です >>924
ありがとうございます。第3作のThe game が翻訳されないんですよね。
早川に二年ぐらい前にメールしたら、予定なし、とのこと。
評価も高いのになんでだろう・・・ >>925
自分もトム・ウッドの新刊は熱望してる。
グリーニーと同時期に日本に紹介されて
同じくらい衝撃的に面白かったのに
グリーニーのように翻訳が続かないのは何故だろう。
北上さんみたいな熱烈な応援団がいなかったから? >>916
面白かった、一気読み。
下巻はクスッと笑わせるシーンも多くて、最後の最後がちょっとほろ苦。
>>919
「トレードクラフト」ってどういう意味か教えて下さい。
ググったら、ダニエル・シルヴァの作品の中に使われているのは分かったけど、
「トレードクラフト?」 「課報の世界の専門用語だ」
ってやり取りまでは表示されたけど、この後の意味を説明するとこのテキストまでは表示されなくて。
何となく推測は出来るけど、どんな風にとらえたらいいのかと思いまして。
過疎スレだからムリかなと思いつつ。 >>928
英和辞典に載ってましたよ
リーダーズより
スパイ技術, スパイ活動の手順 >>929
そうでしたか。
ありがとうございます。
覚えておきます。 「ドッグメーカー」読了
侵入・盗聴までやらかす警察の監察官のお話
ハードボイルドだが、諜報戦のような趣で事態が展開する佳作 ゴーストマン消滅遊戯
窮地に陥った師匠を助けにマカオに行くゴーストマン
待ち受けるは謎の殺し屋と中国マフィア
面白いが前作よりは若干落ちる感じ 「機密奪還」読了
クランシーから引き継いだグリーニーの外伝
本編のザ・キャンバスシリーズは未読で、ライアンが大統領になってからは追ってないので外伝のみ読んだ形
面白い
けど主人公が追跡して追いついたところであまりアクションもなく、目標を横からかっ攫われるという繰り返しでやや飽きる
あと細かいことだけど、ヒロインとの会食場面でのセリフ訳が変
主人公が女言葉の様になって、会話のやりとりが混乱する
きっと下訳のバイトが、どっちのセリフかが分からないまま無難に訳したのか誤解して訳したのを、そのまま採用してしまったのではと勘ぐりたくなるほど言葉遣いが中性的で、文語的な性別表現が曖昧になっている >932
ゴーストマン、大量の札束を見て、
これまでに稼いだ額より多いと思うって、
それほど稼いでいるわけでもないのか。 スパイたちの遺産
ジョン・ル・カレ
11月刊。スマイリーが帰ってきた! マジすか。 「パナマ文書を追求していた女性ジャーナリストが車に仕掛けられた爆弾で死亡」
「車+爆弾」というと中東やアフリカ辺りでテロ組織が爆弾積んだ車で特攻させて・・な
ニュースは良く聞くが、個人を殺す為に爆弾仕掛けるのは最近あまり聞かない気がするから
ふと、一昔前のスパイ小説っぽいなぁ・・とか思ってしまった。 クリス・ライアン最新作「神火の戦場」いま途中
前作からの因縁を解決するホットスタート
ここまではよくある構成だが…
その序章が終わって次章が始まるところに登場人物一覧のページがあるのに驚いた
本当に映画やドラマの構成を意識しているなあ
それが成功しているかはわからない >>939
訂正
登場人物一覧はきちんと巻頭にあったわ
俺が寝落ち寸前でしおりを2枚使っていたのが原因
すみません ロシア国防省が米帝がISISと協力してる証拠!つってTwitterに上げた画像が
ゲームのスクリーンショットで速攻バレて炎上とか現実が上回りすぎて頭痛い…
スプートニクならまだしも 「相剋のスナイパー」読了
面白かったわ
初期グレイマンよりも好きだね
やたらと家族が上層部にいたりして、スケール小さくしてるけど アルゼンチンの原潜が行方不明になったニュースを聞いて
真っ先に「私を愛したスパイ」を想像してしまった。 「ブロッケンの悪魔」
樋口明雄だからまあハズレはないんだが、
「軍人が軍(自衛隊)から兵器を強奪し、それを盾に政府を脅迫(実は告発目当て)」・・てネタが
松浪の「導火線」同様明らかに「ザ・ロック」を下敷きにしてるのが気になった。 佐藤大輔の征途が愛蔵版出たんで読み返したけど
この人のエスピオナージュ作品をもっと読みたかったなと
東京の優しい掟シリーズだけだと食い足りない
仮想戦記の名作として名高いけど
後半は南北に分断された日本の謀略戦、それに共産主義日本内の権力争いの比重が高いのね
あとベタになりがちな共産主義風会話がさすがに上手くて草 故人が好きだったレン・デイトンも読み返しとけ(´・ω・`)
歴史改変ものつながりでSS-GBあたり復刊しても良さそうなもんだったけどな。こないだCATVでもやってたし。
(次回放映は12/29、1600より一挙放映 https://www.mystery.co.jp/programs/ss_gb) 「シンパサイザー」をがんばって読み通したぞ。
こういうのアメリカじゃ受けるんだろうなあ。 井家上隆幸
何故か60代だと思ってたけど84歳だったんだな。 レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。