泡坂妻夫
代表作
『妖女のねむり』 『乱れからくり』 『亜愛一郎の転倒』 『ヨギ ガンジーの妖術』 『折鶴』 亜はなんとなく伊勢谷のイメージで読んでた
実写化したら亀次郎だった やまみち ほい やまなみ ほい
おさるがね くさはらお はねだし はしるよ
あの つずみふえ
ひょるるり ぽんぽうん ぴぴ とぴい とね
もりのさる まってた あきぞらの
やまのおく やまびこの 泡坂さんの作品は傑作揃いなんだけど
個人的には亜愛一郎のインパクトが強すぎてどうしても亜のことばかり出してしまうな
最後みんな招んだとき微妙に肩書きが上がってるのが芸細かくてニヤリ 泡坂作品はやっぱり短編が好きだな
ただ結構、波があるというか・・・すげえ!騙された!!
っていうのもあれば、ぬるいな〜っていうのも結構ある
連城とよく比較されるけど、連城よりは短編の当り打率は低いと思う
でも傑作レベルのやつは、連城のより好き 【記者ノート】短編消失のトリック本復刊
ttp://www.yomiuri.co.jp/book/news/20140131-OYT8T00845.htm 泡坂の短編の最高傑作はなんだと思う?
個人的には亜の「砂蛾家の消失」か、
ヨギ・ガンジーの「王たちの恵み」 >>31
「椛山訪雪図」かな
「王たちの恵み」 も迷うが 広義のミステリとしては椛山訪雪図かな
本格としては色々あって迷う 本格じゃないのなら、紳士の園に一票
ユーモラスな語り口で、最後にいきなりゾワッとさせるのが素晴らしい 短編ベストを決めるなら、この人の場合はシリーズ毎に決めた方が良いような気がするw
それでも迷うけど。
亜ならホロボ、ヨギガンジーなら予言、佳城なら花火と銃声、夢裡庵ならからくり富、ノンシリーズなら紳士の園…… ヨギガンジーは、最初の王たちの恵みを読んで、トリックに衝撃受けたんだが、
他の話もこのレベルを期待してたら、正直ショボーンだった…
まあ予言とかもそんなに悪くはなかったけど
「妖盗S79号」は、わりとどれも楽しめたけど、あまり突出したのは
ない感じだった 王たちの恵み、良いよな。
こういうの読むと本家チェスタトンに匹敵する発想の人ってやっぱ泡坂さんしかいないって感じになる。 某地方局で今日放送されたのでようやく亜愛一郎のドラマを観た
事前に悪評しか目にしなかったが本当に褒めるところないな
こんなんなら別のタイトルにして欲しかったわ 「あなたの、お名前は?」
「あ」
「あ?」
「亜鉛の亜です」
「そりゃおかしい。ただ亜というのはないでしょう。あいさんとかあおさんなら話は判ります」
「ただ亜ではいけませんか?」
「いけなくはないが、妙でしょう。あいさんならよろしい」
「愛とも言います」
「それごらんなさい。私の言うとおりでしょう。ところであいさん」
「あい」 あなたの胸に抱かれたくて
またこの街の雨の降る夜
化粧を落として帰って来たの
わたしのこころにつく嘘を
あなたは救ってくれるでしょう 『生者と死者』増刷されてるね。第3刷になっていた。 「生者と死者」
近場の比較的ちゃんとした書店3ヶ所で探したが一冊も置いてない
うち「しあわせの書」を一冊だけ置いてたのが1ヶ所。4〜5冊平積みが1ヶ所
せっかく復刊したのにひと月経たずにこういう体たらく。
機を見るに鈍というか商魂乏しいというか、だから田舎はイヤなんだよ
そりゃネットに客も穫られるわ ターミナルとかの大きな書店いくと
なんと平積みで手書きポップ&ポスターとか
なにが起こったかと驚くこと請け合い 「しあわせの書」中国語版をamazon.comのマーケットプレースで購入してみた
ttp://www.amazon.com/gp/product/7513306427/
例のアレはamazon.cnでプレビュー出来る
ttp://www.amazon.cn/dp/B0084ALCRI/ ……もし、舞台で佳城先生の裸を強制するような男がいたら、僕もきっとその人を殺すでしょう ラストには不満はないが、文庫の表紙が高井研一郎ではなあ なんか魔法が解けて普通の女になってしまったような気がしてなー
神秘性が薄れてしまって残念
Amazonの直木賞受賞作家の本というくくりで生者と死者がベストセラー一位だったw
二位は宮部みゆきだからけっこう売れてるんだね。
三位にしあわせの書 「天井のとらんぷ」
「花火と銃声」
を持ってる人にも両方買わせるため、全集をシャッフルして文庫化 佳城の最終話、総まとめみたいな話なのに、登場回数最多の竹梨警部は何処に行ったのか 泡坂さんの文章って読みにくいかな?
友人に佳城の本を貸したら、文章が酷くてダメだったと言われたんだが…
あまりそう思ったことがないんどけど、みなさんはどうですか? 文章の読みにくい読みやすいって相性による。
俺は有栖川有栖が読みづらくて麻耶雄嵩が読みやすいと思ってるけど
逆の人もいるらしい。
泡坂の中では佳城は読みにくいほうかもしれん。
というか泡坂は短編だと詰め込みすぎるんだよ。 >>60
相性って確かにありますね。
私は麻耶雄嵩さんはかなり読みやすいですが、宮部みゆきさんが合わないようです。
相性が合わなかったから文章がダメに感じたのかな?
泡坂さんはむしろ文章力がある作家だと思ってるので、友人の感想が謎でしたが、相性ということなら仕方ないですね…
次は長編貸してみます。 下手どころか上手だと思うけど、独特の世界観があるからそこで好き嫌い分かれそうだなー
幻影城新人賞の選考で中井英夫が
>ペンネームも感心しないし、登場人物が最初から宮前空港の羽田刑事というのも余計な混乱を招くだけだし、
>”ああ””だぶだぶ””端麗”という呼び方もしっくりしていず、”ひょろりとした青白い男”が緋熊五郎で”ふよふよした白い男”が柴でとなると、
>作者の語感そのものに問題がある気がしてくる。
って書いてるけど、その辺りのセンスが合わないってのもあるかもしれないし。 中井英夫のはさすがにイチャモンな気がするけどなw
シリアスな作品でこれならともかく、ユーモア作品なわけで ヨギガンジーや亜愛一郎とかの文章は読みにくい気がする
いろいろ仕掛けがあるから仕方ないんだが
紋をモチーフにした作品は文章が巧みで良かった 電子書籍で曾我佳城全集の(秘の巻) と(戯の巻)を買って、
短編集だからどちらから読んでも同じだろうと
当てずっぽうに(戯の巻)から読んだら
終わりの佳城の結末に唖然としてしまった。
意気消沈の思いで(秘の巻)を読み出してる。
なんだかなぁ・・・ 「生者と死者」買ってきた。
ラッピングされてて立ち読みできないようになってるね。
まずは短編を読んでみたけど
これがどう長編に変身するのか後のお楽しみだなw >>65
最近読み出したんだけど、紋をモチーフにした作品ってなんてやつ?気になる マジックのクリエイターとしての厚川さんについて少し
「穴を動かす」は傑作だと思う。それほど難しくはないし 準備も
それほど必要ない。
松田道弘氏の「クロースアップマジック」(ブッキング)
に収録されてるので 興味が あれば読んでみて。 >>70
その本の中では、「増山雁金」が一番好きだ。
「口をつぐんだ二羽の雁」の紋が象徴的で。 両隣が半分ずつ土地かすめとってたってのが
ある意味すげえ消失トリックだと思った
つか都内の一軒や・・・ あんまり推理小説は読まない読者の戯言。
しあわせの書を買って来たけど、物凄く面白くない。
作者は面白い様にしようとして変な主人公をだして易者とかやらせる
けど、だからどうなの?って感じでギャグが空回りで全然楽しくない。
おまけに、宿屋の火事で失踪者が出たけど、その後全然話が前進
せず。教団の中に潜入した所までかなり我慢して読んだけど、そこで
ギブアップ。
ここまで読みにくいと言うか面白くない本は初めてだった。
本の仕掛けと言うのも、トリックの有名なネタっぽいからあまり読み進む
気になれなかった。結局1月に買って5回ぐらい挑戦するが結局教団の
所で挫折。今まで清涼院流水が最悪作家と思ってたがそれを超えたかも。
もし最後まで読めたらもう一度来る。 ぶっちゃけファンから見ても話としてはつまんない部類だよ
無理に読まず仕掛けだけ確認しても 文章の相性はあるわな
俺も実は泡坂、麻耶の文章は合ってないのかスゲー読みにくかった
どっちの作家も内容は大好きだし文章最近は慣れてきたけど しあわせの書、あの本自体の仕掛けだけじゃなくて、
作中の逆説トリック(メル欄)なんかも俺は好きだったけどね
いかにもチェスタトン直系の泡坂節!って感じで 人物のほうにやられたぜ!
というか『しあわせの書』は一発逆転さよなら満塁ホームランの大トリックじゃなくて、
小ネタの詰め合わせで、こつこつ点数を稼いでるタイプだよね。 ぶった切るけど、
「湖底のまつり」は素直に感動した。
これってこのスレではまだ出てきてないけど、
一般的な評価ってどうなの? 割と評価高いんじゃね?
俺はフランスミステリ系統だと迷蝶より好き、花嫁のさけびよりは下って感じかなー評価は BSの亜ドラマ観たけど、これじゃない感が凄かった。
愛一郎って、美男子って設定じゃなかったっけ? まあミス・キャサリンがかたせ梨乃ぐらいの変化球だな 角川より11枚のとらんぷが発売。なんかカラフルw
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4041019176 発売前なのに、もう7件もレビューがあるというのがすごいな。 >>88
2003年のレビューとかもあるから、
創元のレビューを引き継いでるんじゃない? 有栖川も奥田英朗も乃南アサも篠田節子も都筑道夫も好きだけど
自分には泡坂妻夫こそが最高峰
仕掛け本や奇術より、時代物・呉服業界ものがいい
特にエロティシズムの濃い謎めいた恋愛譚は
他に並ぶものがないと思っている
なので最近新装再刊される本の選択があまり納得できない
全集が出てほしい… 仕掛けや奇術なら間違いなく日本一だけど、謎めいた恋愛譚ってなると
どうやっても劣化連城だしなぁ……。
まぁいつか全集が出てもおかしくない作家ではあるけど。 11枚のトランプって11話の短編が本編に絡んでくると聞いて
物凄く楽しみにしてたんだけど、実際読んでみたら全部トラン
プの話だったんだね。
思いっきりガッカリした。
推理じゃなくても、短編が本編に絡んでくるようなドグラマグラ
みたいな感じのそう言う話無いのかな? 過大評価だよな、11枚のとらんぷ。
乱れからくりの方がずっと面白い。 >劣化連城
そんな見方があることに驚いた
いや蓮杖もとい連城もそれなりに好きだが
自分にとっては完全に別モノで、似ていると思ったことすらない
まあ読み方は人それぞれだから喧嘩する気は無いけど 11枚のトランプ、初めて読んだ
作中の小説の最後のネタ、(メール欄)が分からない 劣化連城って
何読んでんだよ?
曾我佳城全集の中の掌編(朝顔の話)とか○○カラス(タイトル失念)とか最高峰のラブストーリーだと思うけどな
俺が勝手に異常性愛シリーズと呼んでる「斜光」とか「湖底」とか一歩間違えばポルノになる素材の扱いとか秀逸過ぎるんだが
むしろ連城はあざとすぎて1,2作読めばお腹一杯だけどな 連城との比較で言うなら、長編は泡坂の方が好きだな。
玉石混交の連城と違ってハズレがほとんど無い
それも奇術とか紋章とか、泡坂じゃないと書けないようなネタのやつが特にいい
短編は連城の方がいい。泡坂もいろいろトリッキーな技を
使いまくってはいるが、連城ほどはあざとくないのが、
かえって中途半端でヌルい
短編ならあざとい人工性なんていくらあってもいいと思うタイプなんで
泡坂も連城を「小説作りが過激」って賞賛してたし 連城は大好きなんだけど、よくよく考えたら反転のパターンが大抵同じ(それでも騙されるんだがw)なのそういう意味では泡坂のが上な面があると思う
ファン層がかなり被っていると思うから対立煽りみたいのはしたくないが。 まあ人それぞれ好みじゃないの?
両方ともよく読んだけど
連城作品は、だんだんイヤになって読めなくなった。
「人間そんなふうに動かないだろ」って思ってさ。
泡坂作品は、逆だな。
年を取れば取るほど好きになる 二人とも大好きです
ただ、連城さん読んだ後に泡坂さん読むと文章の拙さが際立ちすぎて… 作家性が違いすぎるし比較しても荒れるだけ
はい、この話題終わり どっちの作家さんのことも尊重することを前提にしておけば、ファン同士でワイワイ話すの別に良いと思うけど……
ゆきなだれ、ようやく読んだんだけど凄いね。
傑作ばっかり 「ゆきなだれ」「折鶴」「風神雷神」
個人的には泡坂さんの三大泣ける話ですわ 「ダイヤル7をまわす時」読みました
ハズレが一つもない粒揃いの傑作短編集でした
文章も亜愛一郎シリーズより格段に上手くて読み易く文句なし 「しあわせの書」
本を少しかじってしまった・・・。 亜愛一郎シリーズが大好き(*´▼`*)
イケメンなのにへっぴり腰で臆病なのがイイ! 今日が奇術の日と聞いて真っ先にこのスレを思い出した…
生者と死者買ってから半年以上経つけど短編まだ消してないやorz 何度も挫折した「しあわせの書」をやっと読了した。
なんて言うか、ほんのトリックだけ考えて後は行き当たりばったり
で書いた様なひどい内容だった。
肝心のトリックのネタが誰でも知っているであろう既知のネタだし、
本の紙質についても想像つくしでつまらん。
もっともダメなのがストーリー。
最初は死んだはずの人が生き返ってるみたいな感じの話で興味
が持てたが、その後死んだはずの人が死んでないことがわかって
も警察に通報するわけでもなくさも当たり前のように接してたり、
どうでもいいことに首突っ込んで、同でもいいとこで唐突に話が終
わってポカンとした。
金返せと言うか、時間返せ!とコズミック以来久々に思った作品。 しあわせの書はどちらかと言えば泡坂の中では奇書って感じだから、
そういう意味ではコズミックと同じような括りに入るかもしれんな。
俺はどちらも好きだけど。 >>113
しあわせの書は本自体の仕掛けの方が主眼なんじゃないの
書くの大変だったろうなと思う >>113
オマエはたまたまトリックネタを先に知らされた
可哀想なヤツってだけでしょ?
みんなこれ読んでしあわせになれたんだよ。
オマエほんと不幸だなw >>116
しあわせの書読んでしあわせになれた派だけど、流石にお前は必死すぎw
本当にしあわせなら他人に対してそこまで余裕のない態度はとらない。 「湖底のまつり」「妖女のねむり」「花嫁のさけび」といったロマン・ミステリ系統が好き
もともとボワロー&ナルスジャックみたいなフランス物が好きだからこういう心理サスペンス系に惹かれる
ドラマ化された「乱れからくり」(火曜サスペンス 1982)と「花嫁のさけび」(土曜ワイド・島田陽子版 1981)もぜひ見てみたい
あと「猫女」を火サスでドラマ化した「猫に憑かれた花嫁」は泉ピン子主演ってのが微妙だけど怖いもの見たさでちょっと興味ある・・・ > 泉ピン子主演
おおう、これはキツイ。たしか妖しげな魅力をもった女性じゃなかったか?
前に亜愛一郎を市川猿之助が演じたけど、こんなの亜愛一郎じゃないって思いながら見てたわ >>118
ほぅ、「乱れからくり」にテレビ版があったとは。
・・・でwikiって後悔。
なんじゃいこのネタバレ記述満載と宇内の設定変更は
円谷の●●落下の特撮だけは見たいと思ったがw