道尾秀介 part7
◇プロフィール◇
1975年 5月19日生まれ 玉川大学農学部卒業
2002年 「手首から先」で第9回日本ホラー小説大賞短編賞候補。
2004年 『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。
2006年 『向日葵の咲かない夏』が第6回本格ミステリ大賞(小説部門)候補。
「流れ星のつくり方」が第59回日本推理作家協会賞(短編部門)候補
2007年 『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞。
2008年 『ラットマン』で第21回山本周五郎賞候補。
2009年 『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞、
第140回直木賞候補、第30回吉川英治文学新人賞候補。
『鬼の跫音』で第141回直木賞候補、第22回山本周五郎賞候補。
2010年 『球体の蛇』で第142回直木賞候補。
『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞受賞、第31回吉川英治文学新人賞候補。
『光媒の花』で第23回山本周五郎賞受賞、第143回直木賞候補。
2011年 『月と蟹』で第144回直木賞受賞。 ◇作品リスト◇
2005/01 『背の眼』 ( 幻冬舎 / 幻冬舎ノベルス / 幻冬舎文庫 上・下 )
2005/11 『向日葵の咲かない夏』 ( 新潮社 / 新潮文庫 )
2006/03 『骸の爪』 ( 幻冬舎 / 幻冬舎ノベルス / 幻冬舎文庫 )
2006/09 『シャドウ Who's the shadow?』 ( 東京創元社 / 創元推理文庫 )
2007/02 『片眼の猿 One-eyed monkeys』 ( 新潮社 / 新潮文庫 )
2007/08 『ソロモンの犬』 ( 文藝春秋 / 文春文庫 )
2008/01 『ラットマン』 ( 光文社 / 光文社文庫 )
2008/07 『カラスの親指 by rule of CROW's thumb』 ( 講談社 / 講談社文庫 )
2009/01 『鬼の跫音』 ( 角川書店 / 角川文庫 )
〔 鈴虫 / ケモノ / よいぎつね / 箱詰めの文字 / 冬の鬼/悪意の顔 〕
2009/05 『龍神の雨』 ( 新潮社 / 新潮文庫 )
2009/08 『花と流れ星』 ( 幻冬舎 / 幻冬舎ノベルス / 幻冬舎文庫 )
〔 流れ星のつくり方 / モルグ街の奇術 / オディ&デコ / 箱の中の隼 / 花と氷 〕
2009/11 『球体の蛇』 ( 角川書店 / 角川文庫 )
2010/03 『光媒の花』 ( 集英社 / 集英社文庫 )
〔 隠れ鬼 / 虫送り / 冬の蝶 / 春の蝶 / 風媒花 / 遠い光 〕
2010/05 『月の恋人〜Moon Lovers〜』 ( 新潮社 / 新潮文庫 )
2010/09 『月と蟹』 ( 文藝春秋 / 文春文庫 )
2011/02 『カササギたちの四季』 ( 光文社 / 光文社文庫 )
〔 鵲の橋 / 蜩の川 / 南の絆 / 橘の寺 〕
2011/10 『水の柩』 ( 講談社 )
2012/06 『光』 ( 光文社 )
〔 夏の光 / 女恋湖の人魚 / ウィ・ワァ・アンモナイツ / 冬の光/
アンモナイツ・アゲイン / 夢の入口と監禁 / 夢の途中と脱出 〕
2012/09 『ノエル: a story of stories』 ( 新潮社 )
〔 光の箱 / 暗がりの子供 / 物語の夕暮れ 〕
2013/01 『笑うハーレキン』 ( 中央公論新社 )
2013/09 『鏡の花』 ( 集英社 )
2014/04 『貘の檻』 ( 新潮社) 2014年04月22日発売予定 エッセイ
2010年05月 『プロムナード』 ( ポプラ社 / ポプラ文庫 )
アンソロジー
「どうして犬は」 〈 ショートショートの広場13 / 講談社文庫 〉
「流れ星のつくり方」 〈 本格ミステリ06 / 講談社 〉
* 改題 〈 珍しい物語のつくり方 / 講談社文庫 〉
〈 ザ・ベストミステリーズ2006 / 講談社 〉
* 分冊・改題 〈 曲げられた真相 / 講談社文庫 〉
〈 七つの死者の囁き 新潮文庫 〉
「箱詰めの文字」 〈 不思議の足跡 カッパ・ノベルス / 光文社文庫 〉
「光の箱」 〈 Story Seller 新潮社 / 新潮文庫 〉
「盲蛾」 〈 眠れなくなる夢十夜 / 新潮文庫 〉
「夏の光」 〈 Anniversary50 / カッパ・ノベルス 〉
「ケモノ」 〈 ザ・ベストミステリーズ2009 / 講談社 〉
* 分冊・改題 〈 Spiral めくるめく謎 講談社文庫 〉
「弓投げの崖を見てはいけない」 〈 蝦蟇倉市事件1 / 東京創元社 〉
「夏の光」 〈 ザ・ベストミステリーズ2010 / 講談社 〉
* 分冊・改題 〈 BORDER 善と悪の境界 / 講談社文庫 〉
「冬の鬼」 〈 暗闇を見よ / カッパ・ノベルス 〉
「病葉」 〈 短篇ベストコレクション 現代の小説2011 / 徳間文庫 〉
「すいかさん」 〈 怪談実話系6 / MF文庫ダ・ヴィンチ 〉
「橘の寺」 〈 ザ・ベストミステリーズ2011 / 講談社 〉
「やさしい風の道」 〈 あの日、君と Girls / 集英社文庫 〉
「ゆがんだ子供」 〈 短編工場 / 集英社文庫 〉
「暗がりの子供」 〈 奇想博物館 最新ベスト・ミステリー / 光文社 〉
〈 Story Seller annex / 新潮文庫 〉
「」 道尾秀介の作品 単行本未収録作品 (2014年3月現在)
「ゆがんだ子供」 (集英社『小説すばる』2007年8月号)- 掌編小説
「駄洒落好きな義父の六つのネタ」 (『新潮ケータイ文庫』)
「潮だまり」 (角川書店『野性時代』2009年11月号)
「弓投げの崖を見てはいけない」 (東京創元社『蝦蟇倉市事件1』2010年2月)
「静物/Still Life」 (新潮社『小説新潮』2011年1月号)
「すいかさん」 (MF文庫ダ・ヴィンチ『怪談実話系6』2011年6月)
「盲蛾」 (新潮社『小説新潮』2008年12月号)
「夕霞」 (新潮社『yom yom vol.11』2009年5月号)
「病葉」 (新潮社『yom yom vol.15』2010年5月号)
「埋火」 (新潮社『小説新潮』2010年7月号)
「貘の檻」 (新潮社『yom yom vol.19』2011年3月号)
「透明カメレオン」(学芸通信社を通じて地方新聞七誌で連載中)
シリーズ
* 真備シリーズ 『背の眼』 『骸の爪』 『花と流れ星』
* 貘シリーズ 『貘の檻』 「盲蛾」 「夕霞」 「病葉」 「埋火」 「貘の檻」
* 十二支シリーズ 『片眼の猿』 『ソロモンの犬』 『ラットマン』 『カラスの親指』
『龍神の雨』 『球体の蛇』 『鬼の跫音』 老けるのはしょうがないが、
直木賞以降ぱっとしないのが気になる。 直木賞の連続候補になってた頃はいつ受賞するか
注目されてたのにいざすると全然見なくなったね 月の蟹だっけ
確かにあれ以来読んでないわ
球体の蛇とかはまだミステリーのテクニック使ってたのに完全に文芸方面にいっちゃったしな 貘の檻 2014/04/22
あの女が私の眼前で死んだ。かつて父親が犯した殺人に関わった女が、今な
ぜ? 真相を求めて信州の寒村を訪ねた私を襲う異様な出来事。果たして、誰
が誰を殺したのか? 真実は「悪夢」の中に隠されている――幻惑の極致に誘
(いざな)う待望の書下ろし超本格ミステリー! 貘の檻読みおわった
今までのホラーやどんでん返しや家族といったテーマを全部上手く盛り込んでる感じかな。
普通に面白かった いろんな意味で連城みたいな経緯を追ってるな
才能は明らかなのに今ひとつ売れないところも 「とか」じゃなくて大ヒットしたのは向日葵だけだろう
デビュー後の第二作だから仕方ないとはいえ以降の作品と比べて構成も文章もまるで洗練されてないのに
突出して売れてしまったせいで代表作扱いされるのは不憫に思う そうか?向日葵の咲かない夏が一番好きな自分としては、
あれは代表作と呼ばれるに値する作品だと思うけどね。 「花と流れ星」読んだ。
これ、最初のやつ以外はかなりひどいな。
今じゃ黒歴史なんじゃないの、これ? 流れ星の作り方だったっけ?あれ以外はうーんって出来だったな ミステリーを期待すると肩すかしを食うってことなのだろうか。
でも、向日葵とかカラスの親指とかの路線でずっとやるのは無理がある。 いや、だからずっとあの路線でやるのは無理があるって言ってんだが。
いつかネタも尽きるし陳腐化する。
そっちが、異色作だからなんだって言いたいのかはしらんが。
異色作とやらのそっちの定義も知らんしね。 とりあえずお前が追いかけて読んでるわけじゃないことはわかったよ >>28
あのさあ、分からないなら絡まないでくれるかな?
こっちはちゃんと説明してんだからさ。
そっちは自分の意見ちゃんと説明出来る頭もないみたいだからさ。
馬鹿の相手は時間の無駄だわ。
お前がどう勘違いしようがこっちは痛くも痒くもねえわw
あと、エンタメ作家追って読んでても自慢になんないからw 獏の檻、下手な横溝正視だった。
ちょっと現代でも無理ありすぎてついていけない。 獏の檻、横溝正史とは思えなかったけどな。それっぽいのはお経のとこ位だろう。
夢の描写とかは「火星の運河」や「パノラマ島奇談」を思い出して、むしろ江戸川乱歩
っぽく感じた。
あと、トマスクックや連城三紀彦の影響が色濃いな。 今更ながらノエルの一話目(光の箱)だけ読んだのだが、
何というか、この人の悪いところが凝縮されたような出来だな
安易な叙述トリック、ミスリードの為だけに出てくる一部の登場人物(その後のフォローなし)
ミスリードの為だけに配置された安っぽい悲劇、辻褄合わせの為の偶然の多用、
取ってつけたようなハッピーエンド、等々 最後に怒涛の伏線回収があるところといい
登場人物の言い回しが達者過ぎて妙に現実感がないところといい
この人は伊坂の影響受けてるの? 連城に似てると言われるらしいけど、実は全然違う
この人が一番影響受けてるのは伊坂と乙一
作品によってはまんまw 伊坂の言い回しとは似てないと思う。あっちはエンタメに徹してる。 初期は伊坂とかと比べられるのも分かるけど今の道尾秀介と伊坂じゃ全然違うだろ
文章力に差がありすぎる 伊坂に似てるとか言ってるのはカラスあたりまでしか読んでないんだろ
純文風の作風になってからは明らかに玄侑宗久やら連城三紀彦に影響されてる 最近になって「水の柩」「光」「ノエル」あたりの作品を読んでみたんだけど、重松清に似てるなーと思った
ただ、重松清と違ってちっとも泣けないし感動もしない、浅くて薄っぺら過ぎて どっちも読むが全然似てないわ お前少年が主人公だったら何でも重松清重松清言いそうだな プロムナードってエッセイ集文庫で2冊出てるんだけど内容違うの? コウバイの花、あんまり面白くなかった
この人、ストーリーは上手いけど文章が下手 向日葵の咲かない夏読んだけどお爺さんが60センチ四方の百葉箱に入ったときは生まれ変わりの動物なのかと思った 10月から朝日新聞夕刊にて新しい連載小説が はじまります。「子ども」をテーマに、片岡義男さん、道尾秀介、よしもとばななさん、 あさのあつこさんがリレーで中編を連載します 向日葵とソロモンの犬しか読んでないけど何かもう一作読みたいのでおすすめ教えてください 本当は骸の爪が一番好きだけどシリーズ二作目で背の目を読んでないと面白さ無くなるから
一作だけ挙げるなら『カラスの親指』 朝日新聞夕刊のまめとでっかちの小学生コンビ連載はなかなかいいと思う。
セリフ回しとか家族の描写とか秀逸。
ただ、プロローグで遺影専門の写真館にこの二人の写真が飾られてたってのは
事故か何かで一緒に死んじゃう展開なんだろうか。 僕が私がお母さんを殺したのと言ってるけど、それ嘘だよね つついたら別のコメント出してくるだろうw
とりあえずヤバイ!とやってみようwww 初めて作家のサイン会行くよ。大阪の紀伊国屋。
いままでミステリどころか本すらまともに読んでこなかったけど、
シャドウを読んで以来本にはまって、そのきっかけを作ってくれた人だし緊張するわ
どんな感じなの? まだ整理券は残ってたぞ
初のサイン会参加して来るは 新本格って言われてるのをよく読むんだけどそんな俺に合いそうな道尾本ってなに?ラットマンだけ読んだことある 新本格でも何が好きかによる。
とにかくどんでん返し大好き!綾辻大好き→『向日葵の咲かない夏』
名探偵による華麗な名推理大好き→『真備シリーズ』 ブランチ出てたけど、頭がフサフサしてたのが目についた
昔はもっと……だったはずなのだが 透明カメレオン 読了
系統としては猿が一番近い、ヒロインはイマイチ
文量の割に盛り上がりに欠けるしこのスレ住人には不評かも 楽しくは読めたけどね
正直ハードル上がりまくってるから余程の傑作でないと絶賛は出来ない なんか文学方面に行ってから読んでなかったんだけど
ミステリに帰ってきてくれた感じなんかな? ミステリー路線ではないかな
映像化狙いで
深夜のドラマでアリキリの石井主役のドラマとかすれば
そこそこ面白くなりそう サイン会行ってきた
男女比半々か少し女が多い感じ
サインのときの対応は女に優しく男はちょっとぞんざいな感じ
まあ女ファンのがサインのときがっつき気味で話をしてたからそうなるものかもしれんが
抽選で10名に特別プレゼントありだったらしいが外れた 行ってきたよー。女性ファン多いね。こういうの初めてだから何喋ればいいのかわからなかったよ。
しかし達筆だね。 文庫本のサイン本を取り置きお願いしたんだけど少々不安
例えばだけどm.sとか略字だったら多分泣く…サイン会行けたやつがうらやましいです 透明カメレオン公式ツイッターでサイン画像色々上げてたよ 流石にそれはないだろう
自分の名前も書かれてるんでアップ出来んが結構達筆よ 82です
そうだよね、さすがにないよね。届くのが楽しみです 月と蟹、水の柩を一気に読んだけど、国語の教科書や入試にでそうな文体と思った。 どこをどう読めば大野とかイメージして読めるんだろうか・・・ 朝日新聞夕刊の口笛鳥、昨日で終了。
いい作品だったと思う。単行本になったら挿絵はに多少は載るのかな? 実は知り合いだったりする、しかもかなり近い。
直木賞とってたなんてビックリしたわ >>93
いや、某時代に、某団体でいっしょに活動してた、
すごくかっこよくて賢くて、男でも惚れそうな人だよ >>74
透明カメレオンはカラスの親指みたいな軽いノリのやつだと思ったら
ラストは道尾らしい哀しさだった 酒鬼薔薇聖斗の自叙伝の猟奇描写を読んで道尾秀介の「向日葵の咲かない夏」を思い出した
本の中で市橋達也への言及あるし酒鬼薔薇も読んでたりするのかな?(市橋が身柄確保した時に所持していた文庫本が『向日葵〜』で有名)