ハードボイルド総合スレ Part2
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
原寮は小説を余り出してないからこの際全部読んでみた。
面白かった。
ただ気になったことが2つ。
最後の1〜3章が常に蛇足。
チャンドラーは隠された本筋をいつも最後の1〜3章に持ってきているけど、この人のは蛇足。
大筋の構成が結構下手。特に「それまでの明日」は酷い。
海津はいなくても本筋は成立するが、それなのに無理やり絡めてる。
それでも最後以外は面白く読めるから、筆力はかなりある人だと思う。
初期の河野典生に比べると、かなり筆が滑るって余計なことを書く感がある。
チャンドラーもプロットがよく槍玉に挙げられるが、プロット自体は結構しっかりしていて、
人物の出入りがゴタゴタしていて、未解決の問題を残すだけだと、
和製チャンドラーの原寮を読むとよく分かる。 〜 の文字化け。多分
いい加減5chはUnicode対応すべきだと思う 木村二郎のジョー・ヴェニスシリーズは結構面白かった
やや軽めだけどハードボイルドになってる >>638
大薮春彦はいくつか読んだけど好きになれそうもない。やたらとメカのうんちくばかりで。車のエンジンがどうのこうのとか、
拳銃の種類や性能がどうとか、ついていけないものがある。 大藪春彦は過大評価だと思うわ
プロットがだいたい同じで主人公のキャラも似通ってる
車や拳銃についてもあれは描写じゃなくて説明
ネットが普及してない時代であそこまで詳しく長々と説明できてたのはすごいと思うけど ジャパニーズハードボイルドは池波正太郎あたりの時代劇につきる
あとは日本人じゃない人の暴力小説
北方謙三は許す >>659
血と暴力、セックスと女といえばミッキー・スピレイン。ハメットの『血の収穫』とか。 >>615
ロスマクはハードボイルド小説なんかね?
シリーズ中にどんどん探偵が空気化していくのは作者本人も書いてるが
それならハードボイルド小説じゃなくてゾラ流の自然主義小説なんじゃないか?
現代アメリカだから探偵が出てくるだけで社会告発小説に近い小説
トリックに重きを置かない社会派推理小説としては
非常に良くできてると思うが
登場人物の置かれてる状況が過酷なだけでは
ハードボイルド小説ではないと思う
探偵役がその状況にどう対応するのかが問われてないと
そういう幅広い基準、つまり過酷な状況に行動で抵抗しなくてもいいなら
蜻蛉日記もハードボイルド小説になるんじゃないか? >>662
ハードボイルドの始祖(と安易に信じられている)「日はまた昇る」には探偵なんぞ出て来ない。
探偵の存在はハードボイルドの要件ではない。
ハードボイルドというのはただの文体だ。
それ以上でもそれ以下でもない。
内容如何は全く無関係。
上の方のレスにもあるように、ラブコメだろうが日本古典だろうが充分ハードボイルドになり得る。 それでは、ハードボイルドな映画など存在しないんだな
映画は映像、文体ではないからな いわゆる乾いた文体だけがハードボイルドではなく、作者の思想、主人公の感情を入れない
徹底的な客観描写が必要なのでは? V・I・ウォーショースキーの第1、2作を読んだが、結構面白かった。
>>663
内容が関係ないなんてことはないよ。
ヘミングウェイは例の文体で女々しいとも言えるメロドラマも書いてる。 ある有名なハードボイルドな作家が
心理描写を書くくらいなら筆も折る、と言い切ってたな >>667
至言だな。
だからこそ全ての自称ハードボイルド小説は吉村昭や新田次郎の前では軟弱な抒情詩でしかない。 どなたかヒトラーが戦後のロンドンで私立探偵になるっちう本を読みましたか
面白かったですか ラヴィ・ティドハーの『黒き微睡みの囚人』か
気になってるけどまだ読んでないわ 185 名前:名無しのオプ [sage] :2019/02/05(火) 12:43:36.66 ID:XNqB5MCe
僕はおっぱいを強調する先生が大好きです
https://i.imgur.com/mjzJoci.jpg >>662
ロスマク好きだが、あれはハードボイルドじゃないと判断してる。特に後期。 久しぶりにチャンドラーに接近遭遇中
ある時期からロスマクにこだわってきたが、俺のハードボイルドの初恋はチャンドラーだった(チャンドラーを語る時はやっぱこういう比喩が似合うよなー)
これを機に、久しぶりにあの歴史的御三家に向き合ってみようかと思う
ハードボイルドファンは皆、御三家の誰か1人に肩入れして党派を形成する風潮があったと思うが(俺もロスマク党の時期が一番長かった)
もののけ姫のセリフじゃないけど、曇りなき眼で3人を読み直してみようかなと >>670
ハードボイルドとは関係ないよ。作者がイスラエル人だけにヒトラーがさんざんな目に
あわされるところが面白い。最後のオチも皮肉過ぎる。 ロスマクはどうも退屈だ。村上春樹も称賛してるように文学的にはたいしたもんなんだろうが、スリリングな展開が
まるでないから読むのが辛くなってくる。J・M・ケインみたいにあざとい展開にならんもんかね。 >>677
ロスマク党の俺でさえ時々かったるいなあと思うから無理もない
話は変わるが、プードルスプリングス物語がチャンドラー作品で一番映画に向いてたんじゃないかと思う 乳を強調する女流作家がええハードボイルドを書く時代になったんだな
https://i.imgur.com/mjzJoci.jpg >>679
そういうの要らねーから
いい加減イライラする あからさまなあらしに触っちゃう>>681さんマジカッケーっす >>666
女探偵、相手複数が殺す気で拳銃持って来てるのに
素手で空手使って撃退したりするw
しかも何度も
話は社会派でロスマクに近く、探偵はマイクハマー的 >>678
そりゃほとんどロバートBパーカー作品だから
けどプレイバックは結構いい脚本だと思うけどな
死体遺棄についてちょっとご都合主義的なのが問題になったのかな? 1920〜1930あたりの時代背景の小説は何かわありますか?
マーロウはもう少し後ですよね? そりゃあ『華麗なるギャツビー』でしょう。狂乱の20年代と言われた時代。 マックス・アラン・コリンズのネイト・ヘラー物は1930年代だったかな。
すげえ面白いと思っていたんだけど、なぜかノヴェライズしか紹介されなくなって悲しかった >688
スーティブン・ハンター『Gマン 宿命の銃弾』はボブ・リー・スワガーの祖父の物語
1934年のFBIの前身司法省捜査局での活躍話 1920年代の件、みなさんどうもありがとう。見てみますね。 >>689
フラッパーと結婚しても所詮書斎派の書いた小説だから世間が狭いよね
象徴的には時代を書けてるけどディテールは緩め
作者自身の世俗的野心を大きく反映した話
主人公は実在のギャングをモデルにしてるけど
自分を投影してるから絵空事に終始 >>688
ポール・ケイン 裏切りの街
ジャームズ・M・ケイン 郵便配達は二度ベルを鳴らす エイモス・ウォーカー物は面白いなあ
二十五作くらいあるのに四作しか翻訳されてないのか
好きじゃない人にはちょっとマーロウっぽすぎるのかね ジョン・エヴァンスのポール・パインものも面白かった。
「灰色の栄光」が面白かったよ。
昔にチャンドラーの亜流って言われてしまった人は結構面白いのも未読だなあ。
一時ネオハードボイルドってのが流行ってて読み逃したのかも。
以下ネタバレ気味注意
「灰色の栄光」は結構マーロウものを混ぜ合わせて作っていて、
メインストーリーは「大いなる眠り」
イベア・コンテリースの「マーロウ もう一つの事件」もそういう感じの作り方だけど、
あれはポストモダン小説的な作りで、こっちはかなりスタンダードなマーロウもの。 >>700
こんなサイトがあるの知らなかった。
サンクス。 >>701
ほんとだ。古い作りのサイトだから、ファンの人か誰かの有志でやってるのかな。 東京創元社から新訳「血の収穫」(田口俊樹訳)が出てるんだね
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488130060
原書のペーパーバック持ってるから、小鷹信光訳と読み比べしてみるかな(´・ω・`) ひところはやたら過熱してたノワールだが、今は結構な事にだいぶ下火になった
本来それまでハードボイルドにカテゴリーされてた作家たちまでノワールに再編しようとした動きには辟易したが。 >>705
ハードボイルド探偵小説⊂ノワール小説なんじゃないのかな ノワールて日本でそんなにはやってたの?
ン十年前、馳がデビューした頃がピークな印象なんだけど ピークはジム・トンプスンが再評価された時でしょ。ピークと言うかそこだけと言うか。
不夜城の時なんてノワール小説なんてジャンル分けなかったんじゃない。クライムノベル扱いだった気がする。
たいして流行ってなかったというのには同意する。 不夜城にかんしてはむしろ「ノワール」ってラベリングつけて売り出さなかったっけ?
当時香港ノワールも流行ってたし なんか書き方悪かった
当時、小説としては下火だった「ノワール」ってラベルつけて売り出した記憶が
ノワールってジャンル名自体は映画方面の「香港ノワール」で定番化してたし
って事です そうだったかな。
香港ノワールのような……みたいな話は出ていたけど、暗黒(ノワール)小説とは読んでなかった気がしてたんだけど。
昔の話だから記憶もあやふやになってるな。 日本人でハードボイルド小説家って言えば誰になるんでしょうか? 小説家の開高健は、日本で唯一ハードボイルドの文体を持つ作家は山本周五郎だと言った
一方、日本で国産ハードボイルドというジャンルを定着させた最初の作家は大藪春彦だと思う >>713
藤沢周平の彫り師シリーズは最高のハードボイルドだと思う。 山周
栄花物語なんてのは
今の時代にこそ読まれるべき傑作だね このように極論おじさんが常駐しているのでこの手の質問が不毛になるのだ でも、嫌味を言うだけで持論が述べられないのでは無力にひとしいのだ >>713
大薮春彦は「日本で『ハードボイルドっぽい感じ』の定型イメージを拵えた人」だ。
それがハードボイルドであったか否かは別にして、ハードボイルドノヨウナモノを売れるジャンルにした功績はある。
日本のロック史におけるキャロルみたいなものだな。 ♪聞き分けの無い女の頬を♪一つ二つ張り倒して♪
今だったら絶対むりだ、こんな歌詞 最近は、女から別れ話を切り出された聞きわけのない男が、その後ストーカーに
なって、ついには女を殺してしまうなんて事件が後を絶たないからねぇ >>723
差別、暴力、死、性、犯罪、煙草、政治、薬、(部分的に)酒、
現在の我が国でこれらの項目に関して吹き荒れる病的な忌避と言葉狩りは既に狂気の域に達している。
あー病も狂気もいけねえんだったーテヘペロ(嘔吐)。
沢田研二でさえ無理なんだから、ましてや
♪盗んだバイクで走り出す〜♪
とか
♪Seventeen 初めての朝〜♪
なんて一瞬で発禁だろう。
薄気味悪い世の中になったもんだ。 でも、差別語が見逃されていた時代には、それだけ多くの人たちが様々な差別や
偏見に対して無自覚のままだった、ということも事実なんだよね
クリスティ 「そして誰もいなくなった」 に登場する人形も、最初は黒○ぼだったものが、
インディアンに変わり、今ではさらに兵隊へと原作の設定が変えられている >>725
言葉狩りを契機に改心して言動を改める奴なんかいねえよ。
うるさく取り締まったって解んねえ奴は解んねえ。
何も云わずとも解る奴は解る。
何一つ変わらない。それだけ。
差別も偏見も未来永劫、人類が存在する限りは在り続ける。
それが無くせるなんて思う楽観主義者は人間ってモノを知らねえ御花畑だ。 >>726
差別も偏見も無くならないだろうけど、差別語というもので、心ない連中をあぶり
出すことや、それらことばを通して、差別とはなにかを考えるきっかけにはなる
人間の場合、ことばを持つことにより差別というもの生み出した面も大きいから、
そうしたことばの持つ負の力をつねに意識することは必要
差別語とされるものが増える一方で減ることがなかったとしたら、それは差別と
いうことを、私たち人類が増やすばかりで減らせないのが原因
そんなものが存在することの薄気味悪さは、そのまま人類の薄気味悪さの反映
でもあるわけだから、その不快感を抱えつつ、みんなで逃げずに現実と向きあえ
ということなのだと思う ただし、現在の誰がどう決めているのか不透明な差別語認定には
賛成できない面も多い 傍から見ると人を助けたいんじゃなくて人を殴りたいだけなんだろうなと思う
それで本当に助かる人がいればまだいいけど腫れ物扱いになるだけだな >>728
日本の場合は単に、どっかの団体に噛みつかれる前に臭いものに蓋しとけってだけだからね。
その行き着いた果てが、ちびくろサンボが10年間も発禁になった件。 故船戸与一は、帝国主義の一断面を切り取ってみせたものが優れたハードボイルドだ
と定義していたけど。
まあこれはハメットのレッドハーヴェストに多くを負った結論と言える。 >>732
つまりマルクスの「共産党宣言」が最高のハードボイルドである、と。
まあ当ってないこともない。 ウラジオストクから来た女 函館水上警察
単行本 – 2010/10/28
高城高 (著
函館を訪れた美貌の女。彼女に秘められた切ない過去とは……。北の精鋭の活躍を描く、明治警察物語。
池澤夏樹・逢坂剛氏など各氏が絶賛した『函館水上警察』の続編が登場!
ラッコ密猟船員の殺害事件、英国軍艦の水兵失踪事件……異国情緒があふれる明治24年の函館を舞台に、颯爽と活躍する水上警察署の事件簿。
著者約40年ぶりの新作登場! 『湖中の女』レイモンド・チャンドラー 読了
この作者に対する持ってるイメージとは違って割かし本格ミステリー色の強い作品だったな
女に翻弄される男たちの物語といった感じで、これもハードボイルドの一つの形だろうか ハードボイルドは無翻訳kindleが最高だね
リズム、格調が違う
最近、新訳がたまに出るけど小鷹氏のは例外として
おおむね多少の誤訳があっても、古いやつの方がいい
ノーベルかぶれのやつが最低 ようやくマッキヴァーン入手出来た。まずは緊急深夜版から読もう。 おれもマッギヴァーンが読みたい。全部、絶版になってるので古本まつりなるものをまめにチェックしてるが、なかなか手に入らない。
かろうじて図書館に「殺人のためのバッジ」が置いてあったので、読めたのは今のところそれだけだ。 マッキヴァーン、面白いの?
読んだことないから読んでみるわ。
最近読んで面白かったのは、
レックス・スタウト「編集者を殺せ」
ネロ・ウルフシリーズもハードボイルドでいいと思うけど、
探偵本人は安楽椅子探偵だな。助手が外で働いて。
ネロ・ウルフシリーズも全部読まなないといけないけど、
ほとんど翻訳されてないんだなあ。 「編集者を殺せ」 は解説にビブリオ・ミステリの秀作って書いてあったんで、
ちょっと警戒したんだけど、実際は法律事務所の人間関係がメインだった。
対象の領域についてこだわりが強すぎるミステリーはあまり好きじゃないので。
HMMで作家に好きな推理小説家をアンケートした時に、
人物描写に優れた作家がスタウトを挙げていたとも書いてあったが、
その通りで、人間関係を書くのが上手い。
両親がクエーカー教徒だったからか、
モラルについて題材に盛り込んでかなりうまく処理していて好みだ。
最近は露悪的なのが流行りだから、あまり流行らないかもしれないが、
自分はアンクル・アブナーみたいなのが好きなので。 >>732
ハメットも王様稼業なんかは全然違うよね
船戸与一さんの定義とは
まあそういうこだわりから叛アメリカ史とか出てきたわけだろうからいいんだけどね
硬派と宿命 はぐれ狼たちの伝説は面白いの? 小鷹信光旧蔵書
を「タイトルと商品説明」でヤフオク検索すると
いくつか洋書が出てくるな
ペーパーバックも早川に全部寄贈されたわけじゃなかったんだな
書き込みがあるHitchcock in prime timeはペーパーバックだと思うんだが >>735
どっちの?と思ったけど、「湖中」なら清水訳か。
村上訳も早く文庫化して欲しいもの。 ハードボイルド系は早川も創元もすぐ軒並み絶版になるのがなぁ。 >>715
『青べか物語』なんか、一人称の主人公がMean Streets(浦安だけど)をゆくハードボイルドだと思う。 ロス・マクドナルド「運命」を読んだ。
最後の真犯人の展開以外は面白かった。
この頃はまだ本格系の謎解きに未練があるのだろうか。
どんでん返しに策を弄し過ぎではないかと。 2019年10月10日発売...定価(本体840円+税)
黄土の奔流
冒険小説クラシックス
生島治郎/著
中国に渡って十五年、破産した紅真吾は、危機から救った大手商社の支店長・沢井から、儲け話に誘われる。揚子江を重慶まで溯り、豚毛を買い集めて帰ってくればぼろ儲けできるのだという。
だが流域の治安は劣悪で、命の保証はない。一攫千金を狙う真吾は、短剣投げの名手・葉村宗明ら素性の知れない八人の猛者と出立する――。手に汗握る傑作冒険小説 >>667
一人称小説なら殆ど心理描写はあるだろう 一人称の場合は、主人公が何を見たのかを示すわけだから、主人公が「見たもの」
「見なかったもの」、「書いたこと」「書かなかったこと」を通じ、主観的「ふるい分け」が
生じるため、状況描写だけでも間接的に心理描写と同様の効果を得ることができる
そういう意味では、作者が無自覚なまま心理描写を行っている可能性は高いと思う プロンジーニ読んだことある人、どういう作風なのか教えてください。自分はハメットの『血の収穫』のようなバイオレンス作品が好きです。
スピレインのようなセックスと暴力があって、あまり推理に重点を置いてない小説がいいです。 >>751
プロンジーニを含めて、いわゆるネオ・ハードボイルド
といわれた世代の作品は内省的な主人公が多く、
心理描写も多くて、ハメットやスピレインとは
だいぶ違った印象ですね。 ロス・マクの本を図書館で借りて読んでいる
『ドルの向こう側』を読み終えたところ
明日から『一瞬の敵』を読む予定 >>752
ネオハードボイルドは商いの都合なのか、玉石混交だったからすぐに失速したな。 いろいろ言われても、おれはロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズが好き(´・ω・`) いろいろ言われても、俺はB・プロンジーニの「名無しのオプ」と、
マイクル・Z・リューインの「アルバート・サムスン」シリーズが好き。 いろいろ言われても、俺はローレンス・ブロックのマット・スカダーシリーズと、エド・マクベインのカート・キャノンシリーズが好き。 いろいろ云われても、
俺は笹沢左保の木枯し紋次郎と池波正太郎の仕掛人梅安が好き。 >>751
セックスと暴力を求めるなら、プロンジーニは止めときなさい、としか言えない
名無しのオプしか知らんけど。
いや私小説的な、ウジウジウジウジした、セックス(への欲求不満)描写はあるが でもさ、そういうセックス&バイオレンス全開のハードボイルドって意外と思いつかないよな
やりすぎるとパロディーかポルノだし
あとこれってだいたい90年代からの風潮だったと思うんだけど、
セックスを描いてもサイコとか幼少期のトラウマに起因する異常なプレイとかそーゆーのばっか セックスバイオレンス満載だとそれはノアールになる
馳星周、ジェイムズ・エルロイ等々 そういえば名無しのオプはいわゆるヒーローもののペーパーバック収集家だったような気がする
>>751
スピレインみたいなテイストに完全に重なるのって、
むしろマック・ボランとか、ちょっと軟弱なSAS殿下シリーズあたりのほうがあっているかも
個人的にはだいぶ硬派だけど悪党パーカーを読んでほしい 751です。いろいろご高説ありがとうございました。去年、突然にJ・H・チェイスの悪女イヴがエヴァというタイトルで映画化され
日本で再刊までされてびっくりです。とうに忘れ去られた作家だと思ってたので。当分は古本市でチェイス漁りをします。 >>766
今の目で読むと「ハードボイルド」のパプリックイメージのカリカチュアでしかないけどな。 大藪春彦をハードボイルドと定義すると
チャンドラーやロスマクが全然ハードボイルドじゃなくなってしまう 自分もハードボイルドは大藪春彦の作品みたいなセックス&バイオレンス小説
だと思っていたため、チャンドラーを読んで初めて目からうろこが落ちた感じ 大藪春彦は、探偵が主人公の作品も若干はあるけど
内容は犯罪小説や冒険小説の系譜なんだよね。
昔、北上次郎がそのラインで高く評価していた。 >>769
そこだなぁ。ハードボイルド=大藪春彦イメージが先行しちゃったのが日本のハードボイルド界の不幸だった気がすぎる。 ここでまたハードボイルドの定義問題で騒がせる気は毛頭ないけど
俺はハードボイルドって内容とかアクションとか情緒じゃなくて、
小説の「視点」がポイントだと思ってるけどね >>774
あまり数は読んでませんが
有名なのは「殺意という名の家畜」
個人的に好きだったのは「他人の城」 行動で人物を描写するのがハードボイルドの定義の一つならセックスと暴力満載でもその作品をハードボイルドを見なすことは変なことでもない
文体としてのハードボイルドとそう称される物語の定型としてのハードボイルドの違いがある
ノワールと区別することは作者自身にしかできない おのおの抱くイメージがありますからね
たとえばサイコパスな主人公の犯罪小説は、内面の語りや描写をまじえずに徐々に異常性を際立たせていく手法がとられることが多いけど、
その手法をもってハードボイルドとは言いにくい。でも、ジム・トンプスンは俺にとってハードボイルドだ、という人がいても一向にかまわないと思う。
もし見本のような作品が必要であれば、むしろ「オールド・ディック」みたいなパロディ物のほうが、
エッセンスが凝縮されている気もします。 ハードボイルドっていうとパロディ化とかされて通俗ってイメージがあるけどノアールってなると文芸の薫りがしてくるんだよなぁ……個人的なイメージだが…… >>780
いやいや馳星周とかも最初の方は文学的だろうそれにエルロイとかジム・トンプスンとかも文学として認められてる ハードボイルドは選択した「視点」で何をするのか、の文学だと思ってる
三人称ならハメットがやったように内面を排するのか、
一人称なら語り手に見えたものだけを相手にするのか、みたいな。
ほらチャンドラーの映画でホントに一人称で映したやつがあったじゃん、見事に失敗作だけど
あれは映画も、ハードボイルドのポイントは視点にある、と一考したからじゃないかな?
ノワールは字の如く、犯罪や夜の「ムード」「イメージ」に重きを置くジャンルだと思う
例えばアイリッシュはノワールだがハードボイルドじゃない
エルロイは犯罪をめぐるイメージや妄想に入り込むからノワール
異論反論はもちろん受け付けます 乾いた文体も一つのポイントですね。そう考えるとやっぱりヘミングウェイは偉大だなぁ。ハードボイルド作家と言われる人たち
の中でヘミングウェイの影響を受けてない作家なんて一人もいないのでは? ジャパンタウン
単行本 – 2019/12/13
バリー・ランセット (著),
彼の捜査は、愛着のあるサンフランシスコを離れ、日本の権力の館がひしめく東京、そして日本の片田舎にまで及ぶ。
数世紀に遡る陰謀と秘密が絡み合った謎を解き明かした時、ジャパンタウンの殺人鬼は新たなターゲット
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20191211100003.html
日本通の私立探偵≠ニいうユニークな設定の〈ジム・ブローディ〉シリーズ(現在まで既刊4作)は、
第1作の『ジャパンタウン』がいきなりバリー賞最優秀新人賞受賞を受賞するなど全米で高い評価を得ました。この度、その邦訳(発行ホーム社、発売集英社)が刊行されたのを記念して、著者のランセットさん、翻訳者の白石朗さん、
そしてミステリー、ハードボイルドに造詣の深い評論家の杉江松恋さんにお集まりいただき、私立探偵ジム・ブローディの誕生秘話、日本を舞台にした理由、編集者から作家へ転身したきっかけなどを存分に語り合っていただきます。 >>785
> 日本通の私立探偵
ショーグンが「ミカド、バンザイ」と叫んでゲイシャガールと一緒にハラキリするのか、
それともサイバーシティ『チバ』でジョシコーセーがソニーのPCにプラグインしてニンジャとファックするのか。 思われるのはツラいものがあります。
そのあたり、来年、東京創元社から出すアンソロジー『<黎明期>日本SF傑作選』と<日本ハードボイルド全集>、二つのシリーズで明確に出来るのではないかと思っています。
https://twitter.com/sanzokusaka/status/1206736259554480128
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) SFと言えばレイ・ブラッドベリがたまにハードボイルド小説書くんだけど、けっこうおもしろいんだよね。 そりゃあ、お前ェ、ハードボイルドなんざただの文体、だだの器なんだから
話の本筋が面白きゃ面白えしつまんなきゃつまんねえ、と、それだけのこった。 んじゃ、文体としてのハードボイルドの定義っつーのはどういうもんなんだい >>751
プロンジーニは面白いけどセックスはない。
名無しオプはすぐ女に気が移るけどセックスになかなかいかない硬い男。
ネオハードボイルドだと、ジョン・タナー物は結構セックス多く、それでいて面白い。
デイン家の呪いや高い窓のような、若い女性を苦境から救う系列の探偵小説があるが、
グリーンリーフは「血の痕跡」で若い女性じゃなくてオールドミスに設定している。
このオールドミスの設定が結構狂ってる。
俺は社会派っぽいロスマクより好きだけど、
グリーンリーフさんはロスマクが好きなせいか、
タナーはリベラル発言が多いが、この辺の塩梅が上手い。 >>789
若い頃のレイ・ブラッドベリの年上の彼女&文章修行の先生が
「三つ数えろ」の脚本書いたリイ・ブラケットだよ。
彼女もSF小説が専門だけど、ハードボイルドも書いてる。「非常の裁き」って奴。
それ読んでホークス監督が脚本に誘った。探偵小説じゃないけどな。 「デブと言われて腹を立てないデブは要注意だった。」
原ォ プロンジーニの名無しオプは彼女のケリーとセックスするじゃん
依頼人や関係者とのセックスはゼロでいいのかな?
後期はハードボイルドじゃなくて本格風の謎解き小説が多くなる
作者がいろいろな探偵小説のパターンを楽しんでる感じ
最初の三つくらいは本当に面白い 名無しのオプはさぁ、肺ガンノイローゼに悩みつつ闘ってた初期が面白かった
心気症だの病気不安症だのハードボイルドのくせに情けない!
と言うのは簡単だが、わりと現代人的な症候だし
ノイローゼを克服して禁煙してからキャラクターとして精彩を欠いた
そのへんがマットスカダーと違うところ >>797
> 心気症だの病気不安症だのハードボイルドのくせに情けない!
前にも書いたが、
ハードボイルドの元祖にして最高峰と(世間一般には)謂われている小説はインポの主人公がうじうじ悩む話だぞ。 >>798
ハメットにそんな主人公いたっけ・・・?
と5秒ほど考えてしまった
ああ、ジェイクの事か プロンジーニのオプは後期も面白いよ
後期はほとんど翻訳されてなくて
特に面白いのだけ翻訳されてるのかもしれない
確かめ6作目くらいからやや中だるみだった記憶 プロンジーニの名無しは、goodreadの採点見るとコンスタントに面白いんじゃないか。
版元がRandom House, St.Martin'sの間は翻訳されてた。
後期はケリーと結婚する話とエブが自殺する話だけ翻訳されてる。
どっちも話の発端だからネタバレではない。念の為。
今の出版状況だと論創社くらいしか続刊してくれるところはないんじゃないか。
論創社は採算取れているのだろうか? Netflixの映画版スペンサーの予告見たけど、
今風の軽めなバディアクションもの、という感じで
ハードボイルド感はゼロだなw
あくまで予告の印象で、別ものとしては面白いかもしれんから見るけど。
AmazonPrimeのボッシュは非常に出来がよかったが、
あのレベルは求められないか。 >>751
リイ・ブラケット「非情の裁き」
ハメットやチャンドラーも初期の短中編にギャング物がある。 名無しのオプがこのスレでは意外に評価高くて驚いた
もう超上から目線でメッタ斬りするけど、ネオハードボイルド派最大の失敗だと思ってた
何かにつけ女々しいし、自分の性欲を肯定できない草食系のハシリのような男で、
先輩のコンチネンタルオプの爪の垢を煎じて以下自粛 「コンチネンタル・オプの事件簿」のなかでは「銀色の目の女」がいちばん好き(´・ω・`) >>805
初めて読んだ本格以外のミステリがプロンジーニの死角だったなぁ。厨房にはハイブロウ気味だったけど面白さの片鱗は判ったし、オプの齢に近づくにつれて更にわかるようになった。 まあ、ハードボイルドなんて、書いてる人も読んでる人も女々しいとは言われますな。 誰かが、ハードボイルドなんか男向けのハーレクインだと言ってたな。 古本屋にいったら、田中小実昌訳の「郵便配達はいつも二度ベルを鳴らす」が100円で売られていたので買ってきた。
そこで、翻訳味くらべに追加。
また、「郵便配達は…」についての記事は、2つに分かれてしまっているから、訳文をくらべたところだけ、ここにまとめておきたい。
さて、ではまず冒頭を、田中小実昌訳から。 今更なんだけど、上の方でオススメに挙がっている藤沢周平の
彫師伊之助シリーズ読んでみたのだが・・・
おんもしれぇーー!原りょうよりこっちの方が好きかもしれん。
時代小説だからーというだけで避けていた己を恥じています。
教えてくれた人に感謝です。ありがとう。 「畢竟ハードボイルドとは文体である」との命題が正しいとすれば
日本においてハードボイルドを標榜する作家たちの中にハードボイルドを書ける者は存在しない。
漱石以来、ハードボイルド小説などとは無縁な作家たちによってのみ日本のハードボイルドの歴史は築かれてきた。 >>811は少しうつむきながら読み続けた。急ぐ必要はまったくなかった。 >>811
たまに会社の若い衆にお薦めを聞かれて藤沢周平を薦めると、大抵同じ反応をされますw。
でも、やっぱりつまらなかった。と言われた事は一度もないですね。というか、面白かったと言われなかった事がないです。 今日から配信開始の「スペンサー・コンフィデンシャル」見てみた。
映画のバッド・ボーイズとか好きな人にはオススメ。
ロバート・B・パーカーの小説が好きな人にはオススメしないw
ストーリーがどうとかいう以前に、スペンサーもホークもキャラが別物すぎるw
シリーズを引き継いだエース・アトキンスの「Wonderland」が一応原作らしいけど…
原作読んでないから原作と比べてどうなのか分からん。
翻訳は出ないんだろうなあ。 924 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2020/03/27(金) 13:55:40.79 ID:Rg4XZUtf
俺はもうすぐ還暦、嫁は30代前半、がそんなことよりだ
手コキのヘルスを調べ倒し良さそうな店のサイトで
良さそうな10代の娘をチェックしまくってたら
「いい子、見つかった?」
後ろから嫁の声
振り返ると能面のような殺気だった嫁の顔があった
その後、えらいことになりかけた
若すぎる嫁もいろいろある
おまえらも気をつけろよ 彫師伊之助の「消えた女」読んだけど凡作だった、残念
ハードボイルド意識して書いてるらしいけど
主人公が善人のハードボイルドは透明し過ぎでつまらなく、後々印象に残らなくなるね
マーロウや沢崎などシニカルで灰汁(アク)がある主人公ものが面白い 途中まで読んで面白く感じない本やめる、最後まで行く?
見切りするならどこで >>820
俺は面白かったよ。
どちらかというとロスマク風かな。 「大いなる眠り」DVDで観返してたら大富豪の家へ向かうマーロウの車がベンツで噴いたわ だいたいコートの襟を立てて煙草燻らせてたらハードボイルド >>821
俺の場合はとりあえず最後まで読む努力はする。
大体最後の方はパラパラと流し読みになってしまうなぁ。 創元から出る日本ハードボイルド全集。
生島治郎、結城昌治、都筑道夫、仁木悦子と定番ばかりだな。もうちょっと珍しいものも出して欲しいのだが。 夏目漱石も芥川龍之介も広津和郎も山本周五郎も藤沢周平も沢木耕太郎も入っていない時点で
「ハードボイルドだぜぃ」全集になることが決定。 変わった作家を入れた全集は集英社が冒険の森へでもうやってるからなあ >>827
仁木悦子、ハードボイルドも書いてたん?猫は知っていたしか読んだことない。 >>827
ソースどこ?
東京創元社でなく創元社を見ていた情弱な俺w
東京創元社を見ても解らなかったし >>830
冷え切った街は国産ハードボイルドの名作だよ。
>>831
日下三蔵と新保博久のtwitterでのやりとりで書いてあった。 竪岡邸の敷地は、外から眺めた以上に、驚くばかりの広さだった。(図1)
みたく、邸内の図が入っているあたりは、やっぱり仁木悦子の作品だなという感じ メジャーじゃない作品でそれなりに良い本あるはずだが、中々情報出てこないな
幸せは自分ひとりでコッソリってことか、ケチな野郎ばかりだな
まぁ、俺もその中の一人だが Annotated Big Sleepを読んだ方いますか?
どの程度注釈されてるんでしょうか。 >>836
大したことなかった。
まあ安いから買ってみれば? ロス・マクドナルド、やっぱすごいなあすごいなあと感嘆しつつ
でもやっぱ思うのだ、チャンドラーのような「楽しさ」がないよなあと さむけ面白かったな
ロスマクのリュウよりチャンドラーのマーロウのがキャラが立ってるから これから「ドルの向こう側」読みます
以前、読みかけて60ページぐらいで頓挫してしまった
今回こそ読み終わりたい まぁ、でも、ハードボイルドの最高峰は結局やっぱり
「マルタの鷹」という事になるよなと。
そういえば最近マルタ騎士団の総長殿下が逝去されたね パイオニアではあるし今読んでも高評価だが
当時人気の俳優で映画化されたのがデカいな
俺はハメット大好き船戸与一の作品が好きだな ハメットよりもチャンドラーの方が歴史にのこるのでは? チャンドラーはハメットに影響受けたと言ってるし
歴史に残る順位ってのがわからん
誰が何基準でとか変わるし
俺基準は船戸与一だな >>844 >>845
両人とも「ハードボイルド史」という狭〜い世界には残るだろうよ。
しかし文学の正史に名を残すハードボイルド作家なんてヘミングウェイだけだ。
他はハメットだろうがチャンドラーだろうが全て泡沫。
そもそもハードボイルドそのものが絶滅危惧種。 そりゃ文体としてのハードボイルドはヘミングウェイが至高だからねえ。
ただ、ここってミステリ板じゃなかったか ヘミングウェイの老人と海を古い訳(新潮?)で読みかけたが読み辛く投げた
新しい訳の探して読むわ ヘミングウェイって生前は評価すごかったんだろうけど、最近は揺り返しで点が辛いよね
構成が緊密さを保っていたのは「日はまた昇る」だけという評さえあるし 「ドルの向こう側」読了〜
今回は一気に読めたなー、素直に面白かった
御三家ではやはりロスマクが小説技術で一番極まった人だと思ってたが、改めてその感を強くした
ただし「一番面白い」とは言ってない 遂に「地中の男」に来てしまった・・・やっぱすごいねこの作家 >>853
漱石や芥川や広津とまでは云わないが
せめて高城高の線で日本ハードボイルドが確立された後でイロモノとして大薮春彦が出て来ればまだマシだった。
あんなモノが「ハードボイルド」のパブリックイメージを決めてしまったことは書き手にも読み手にも不幸でしかなかった。
大薮には罪は無いが、な。 >>842
俺はマルタの鷹面白くない
最後の御高説が嫌い
あそこで全てが台無し
題材もやや非現実的で馬鹿っぽい
ハメットか同僚が似た事件を扱ったことがあるんだろうか? >>846
マルタの鷹、大いなる眠り、ロンググッドバイ、郵便配達は2度ベルを鳴らす
はアメリカ小説ベスト100や20世紀の英語小説ベスト100の常連だよ
ジャンル小説は上の作品しか選ばれてないというリストも結構ある
チャンドラーは文体の評価も高い >>850
ヘミングウェイは短編の方がずっと出来がいいのが
欧米で評価をやや落としてる原因かも
あっちは長編作家の評価が凄く高いから
といっても俺は長編の優れたものはフィッツジェラルドより良いと思う >>855だが英文学関係の注釈はそれなりにある
けどコンラッドには全く触れてなかったりするのだ レッドハーヴェスト、マルタの鷹、大いなる眠り、さらば愛しき女よ、郵便配達は二度ベルを鳴らす
ここまでがピュアなハードボイルド
チャンドラーでも湖中の女はすでにハードボイルドじゃない
長いお別れに至ってはついに彼の悲願の純文学の域
ロスマクも中後期はハードボイルドじゃない、アメリカの社会派・現代小説 >>853
銃と車のスペック描写を除いたらな中身がガタ減りするしなぁ。
既レスにもあったけど、主人公は皆感情のないチートなチンコだし、女は皆発情期の雌猿だし。 しかし、技術の進歩と共有ですげえ時代になったなぁ、いい事なのか悪いのかわからんが。
もしかして、と思いついてyoutubeでrossmacdonaldを検索してみたら
生前のインタビューフィルムが見れてしまった
大それた事を言うようだが、声と口調は想像してた感じに近かった >>855
詳しそうですね。長いお別れ、の註釈本とかも発売されてるのですか? 長年個人的宿題だったロスマク作品、「ドルの向こう側」以降をこの2週間で一気に読んだ
面白かった、発見があった、怖かった(「別れの顔」は特に)、さむけがした、肩の荷が降りた、
小鷹さんとかがマンネリ化と評した理由もよくわかった >>860
湖中の女はどこらへんがハードボイルドじゃないとする理由なんだい? 大藪春彦は過大評価だわ
文章が上手い訳でなく肝心の車や銃器の描写も手元に資料があれば誰でも書ける程度のもの
俺つえー系のなろう小説みたいなもんさね
何より主人公がチャラ男でスーパーカー乗り回して女にモテるのが気に食わん >>866
それはお前の僻み、妬み。
小説としてつまんねえのは確かだが。 カウボーイビバップはハードボイルドだった
ジャズだし賞金稼ぎだし銃とジークンドーと飛行機(ライアル好きの琴線に触れる)だし
男と女の情あり男と男の憎しみありオサレな掛け合い(ロス・トーマス好き以下略)あり >>865
何なんだろうね
湖中の女は推理小説としても結構良く出来てる
終盤にアクションシーンもあって万人向き
依頼人とそのマドンナのキャラも面白く
小説としての出来も良い 「ただの眠りを」はかなり面白かった
他作者のマーロウものとしては四作目だが一番出来が良い
舞台をメキシコにしたのが良かったのだろうか
今どきのややサイコなミステリーと違ってかなり牧歌的に
そしてチャンドラー的に不可解に進む
田口俊樹さんはまだ翻訳者として現役なのね ミーガン・アボット「暗黒街の女」も面白かった
同作者の「さよならを言うことは」がかなり風変わりだから躊躇していたのだけれど
またしても二人の女と、重要な役割だけどやることは少ない脇役の一人の男で話が進んでいく
映像化されてても良さそうな作品 >>868
ビバップは好きだがちょっと違う気がする。ハードボイルドが本場インドのカレーとすれば、ビバップは日本のカレーみたいな。 コートの襟立てて煙草燻らせたらハードボイルドなんだで
あとウィスキーやったり
知らんけど >>870
他作家によるマーロウものって実はかなり揃ってるよね
往年のバイロンプライス編アンソロジーから
パーカーさんのプードルスプリングス補筆完成版(「夢を見るかもしれない」もあったな)
純文学畑のジョンバンヴィル(この人の作品への評価は俺は保留だが)でさえ書いてるし
しかしスペードとリュウアーチャーの続編を他作家が書いた例を俺は知らない
チャンドラー作品が一番開かれているという事なのか >>876
マーロウものが一番売れそうだからだろ(身蓋無)。 ジョーゴアズ
だいたいチャンドラーなんて、三文作家がハメットの真似しただけだし
ヘミングウェイだってハメットありきの作家
黒沢明の用心棒だって、未だにブルースウィルスでリメイクされたりしてる
チャンドラーに至って、ハーレクイーンみたいな
物書きの売文ジャンルになった 日本では山本周五郎だ
北方謙三はハーレクイーンね
俺はまあ好きだけど >>878
ハメット、M・ケイン、チャンドラーは、小説としても評価されてる
ゴアズレベルがどうこう言えることじゃない 叙情や修飾を排して即物的かつ乾燥しきった文体
――というのがハードボイルドの本質だとするならば、
あれだな、工学技術論文や法令条文や家電操作マニュアルあたりがハードボイルドの真髄だな。 長いお別れの講義みたいな本だしてくれないかなー。。 執筆順に読みながらも10年ほど積ん読だったロス・マクドナルドを取り出して読んだけど、やっぱり読み応えあるね
ウィチャリー家の女。この人の小説を読むといつもアメリカってなんて暗くて醜くてイヤな国なんだと思ってしまう ハメット まあどこの国でも犯罪者周辺の人間模様はこんなものだろ
チャンドラー マーロウカッコいいなあ…他の登場人物たちもなんか上品(清水訳)
ロス・マク この世の地獄だな…いやこの世が地獄なのかな、と思わせられて読後にしばらく落ち込む チャンドラー/マーロウって騎士道的探偵のロマンチックな物語ってイメージがあるけど
それが当てはまってくるのは「さらば愛しき女よ」からだな
「大いなる眠り」は扇情的な小道具に満ちた(淫乱症のフリークスっぽい女、ポルノ商業など)
不安で不快で暗い雰囲気のストーリーだと思う
ハードボイルドというよりノワールというか 大いなる眠りはまた映画化してもいいと思うんだよねー
7つの長編の中では中堅といった位置づけだろうけど、
マーロウの独白のセンチメンタル成分含有量が少ないんで一番映像に向いてると思う
アクションもエロチックな素材も多いし
LA沖の桟橋で引き揚げられる死体入りの車とか現代の映画でも映えると思うな チャンドラーは映画な雰囲気だけどロス・マクは全10回の連続ドラマでじっくり見たい 海外では大いなる眠りが一番評価されてるじゃないの?
ベスト100企画の時、チャンドラー作品の中では最上位にいる事が多いけど 村上訳の大いなる眠りを読んだ。双葉訳を20年ほど前に読んで以来で内容はほとんど忘れていた
双葉訳と全体の雰囲気も細部も相当違うので驚いた
双葉は荒っぽい探偵小説の世界観を反映したような訳だけど、村上のはより洗練された世界に思えた
このとんちき!のセリフはなぜか強く印象に残っていたが、村上訳はいけ好かない男になってて
なぜとんちきがいけ好かないになるのか村上に訊いてみたくなった 村上春樹は 作家 < 翻訳家 だな
作家の経験が翻訳に生かせてるんやろけど 村上の小説はあまり好きではないけど、これほど有名な作家が手がけたからチャンドラーが注目されたと思うとやはり功績は大きいね 村上訳はやはり本職じゃない分訳がこなれてない感じ。 チャンドラー物はかなり時代が違うから
誰かと対比出来る程の物は無いけど
村上訳は癖が無く読みやすく頭の中で再生しやすいと俺は高評価
ちなみに村上の著書は落ち弱いと低評価 双葉と小実昌訳はマーロウがタフガイ
清水訳はしっとりした手触りでお上品
村上訳は清水的ながら、なるべく細部まで訳そうとしてる感じ 日本な山田風太郎や中国の古龍なんかもハードボイルド作家と読んでもいいように思う >>900
一定以上の年齢で先の戦争を潜り抜けた世代は「人間」に対して冷徹なリアリストになりがちだとみている。
日本の作家なら島尾敏雄、阿川弘之、司馬遼太郎、坂口安吾、井伏鱒二、…、
山風はその最右翼であって、あの「非情」の強度をハードボイルドなどと云う軟弱ロマンチシズムの名を以て呼ぶわけにはいかない。 >>901
そういう傾向はあるよね。けど山風を表す適切なジャンル呼びがないのでね
単なる忍者のキテレツな小説書きとしか認識されてなかったりするし >>899
違う。「うふう」w
ま、強いて言えば「ふん」とか「ふふん」みたいな鼻を鳴らす擬音の類でしょう。 うふう、といえば「このとんちき!」も忘れられない名訳 >>904
別に名訳でも何でもない。
俺の両親ぐらいの世代(大正末年&昭和一桁)までの東京下町人にとって
「とんちき」はごく軽い罵言として日常通用した普通の言葉。
その子供世代(つまり俺たち)にも耳慣れている。
訳者の世代や出身を考えれば正に日常感覚そのものに過ぎなかったろう。 日本ハードボイルド全集はいつになったら発売されるのか ハードボイルドというジャンルも一般的には死語に近い気がする
ハメット、チャンドラー、ロスマクの新訳が出る動きは嬉しいけれど、大きな広がりはないよね
村上春樹のお陰で新しいファンは増えたかもだけど >>909
真面目に編んだら自称「ハードボイルド作家」たちの作品が一つも入れられないから。 スペンサーシリーズ読んでるけで全然面白く感じない
菊池光は昔、良い翻訳者だと思っていたけど
今はライトノベルに感じてしまう スペンサーは脳天気だね
お馬鹿小説に近い
売れるのはそういうのが多い
ウォーショースキーとか 最初はそんなことなくて評価も高かったんだけどね。。
キャッツキルの鷲あたりから変わってきて
それ以降ほとんど読んでない。 >>913
ウォーショースキー物を読んで思ったのは「おばさん、何そんなに怒っとんの?」という事。
「誰とでも寝る様な女じゃない」とか言っときながらしょっちゅう誰かとヤってるし。 今夜ブラナーポワロがやるんだけど
ハリウッドはそろそろマルタの鷹をリメイクしてもいいんじゃないかと
ダウニーホームズにしろブラナーにしろ英国ミステリばかりじゃん、意地はないのか意地は そういや、ニーソンがマーロウやるって話はどうなったんだろう? ニーソンってリーアムニーソン?
スカダーは合ってたけどマーロウは合わないなぁ、と思う
若い頃のレイフファインズにやっといてほしかった このスレで生島治郎と結城昌治に興味を持ったので、池袋のジュンク堂に買いに行ったけど、在庫が無かった。で、ブックオフに行ってみたけどここも無かった。もう読まれない作家なのかな。。 ハードボイルド系の小説は、この15年くらいの間に書店の棚から一斉に消えたよね 東京創元社の日本ハードボイルド全集はいつになったら発刊されるんだ? >>923
そうなんですね。最近このジャンルを読み始めたので、そうした感覚はわからないです。
読み続けてる人からすると淋しい状況なんですね。
神保町の古書店を巡ってみます。 生島治郎の『追いつめる』読み終わりました。
率直に言ってものすごく楽しかった。
ザ・ヤクザな設定にスリリングな物語展開、推理の要素もあり面白かったです。このスレで紹介していた方に感謝。 >>928
俺も好きなんだけど続編は無いよね?
佐久間公シリーズの続編も読みたい >>930
あれきりだね。クロスオーバーも多分ない。
ノベルス版の広告で見て、てっきり新宿鮫の前日譚だと思ったのも遠い昔w。 >>931
わしは929ではなく、横レスですまない
「血の収穫」っていうタイトルからすると
創元推理文庫の旧訳の田中西二郎か、去年新訳を出した田口俊樹のどちらかかな(´・ω・`) 嶋中書店のは読みづらくて途中で放り出した。新訳のは最後まで読んだ。
寧ろハメットフリークの小鷹氏訳を読んでみたくなったな。 田口読みやすいけどな
小鷹も読みやすいがチョイ古い
若い人にはわかりにくいのかも 田中西二郎 訳の血の収穫を買ったけど、初版1959年なのね 「大いなる眠り」レイモンド・チャンドラー 村上春樹訳 読了
長編1作目ながらハードボイルドとはこういうものさと言いたいかのごとく自分がイメージするハードボイルド作品らしさに溢れてて
マーロウの魅力も全開で楽しめた
ただミステリーとしてみると後の作品と比べるとかなり粗くて
チャンドラーも徐々に作家としてのレベルを上げていったのだなと感じた >>937
翻訳はいい感じですか?
古い宝石別冊の翻訳とかに名訳が埋もれてないかねえ >>886
全く同意出来ない
マーロウで一番騎士道的なのが大いなる眠りのラストだと思う>>886 「チャンドラーは本当は純文学を書きたかつたのだけれど、その線でゆけば自分の魂をさらけ出さなければならぬ。はにかみ屋の彼にはとてもできない話で、それで娯楽ものを書いた、といふ説がある。よく言はれるこの解釈にのつとつて訳したのが清水訳で、それに逆らひ、彼の魂をあらはにしたのが村上訳、とも言へよう。」(丸谷才一『快楽としてのミステリー』302) 村上春樹が「ハードボイルド系の探偵小説といふ傍系の作品を文学の正統に位置づけた」と書いています。
納得できる解釈だと思います。 >>939
村上春樹訳はちょっとくどいところがあるけど
読みやすくてチャンドラー初心者でもお勧めできると思います >>942
チャンドラーで本格ミステリー色の強い「湖中の女」を村上春樹はあまり評価してないのも
文学作品としてチャンドラー作品を見ているからってところにあるんだろうな 村上春樹は翻訳家と認識してます
小説はほぼ次点作品 それな
良くも悪くもクセがない文体だから翻訳に最適
小説はクセがなくて物足りない >>943
すまない
939だがアンカーを付け間違えた
>>936の田中西二郎訳がいいかどうかを聞きたかった。
村上春樹訳は少し読んだけど
・文体が合ってない
・誤訳がまだあるし清水訳と違いかなり重要なところにもある
・先人の翻訳を参照しておらずいい解釈を引き継げてない
というわけで、評価できない
本文に対して独自の解釈を行いすぎているのではないか?
清水訳がなくなってしまうと、日本でのチャンドラーの評価も下がってしまうのではないか?
村上春樹はいい翻訳家だと思っていたが
カーヴァー等は原文を読んでない故のたぶん勘違いだった
チャンドラーは原文を読んだことがあるので
村上春樹は翻訳家としても評価できないことが分かった
古い翻訳でいい翻訳はけっこうあるのではないか
そういう翻訳の誤訳や抄訳を修正しつつ、いい翻訳本にしていければいいのに
そういう趣旨で>>936に聴いてみたかった >>944
好きすぎて女を殺してしまう犯罪者には単純に共感が持てないからだろう
個人的な資質の問題としての好き嫌いだろう
長いお別れは村上春樹の最初期の作品とモチーフが共通する所があり
それは村上春樹の若い頃のトラウマに基づいた結びつきだと思われる
中期にノルウェイの森で再度取り上げている
長いお別れでキャンディーに邪魔されてアイリーンとセックスできなかった場面
その話をウエイドがマーロウとする場面
こういう場面にも強く惹きつけられたと想像する
一般的には下世話で扇動的なところと受け取られているはずだが >>941
私小説否定の丸谷が
> その線でゆけば自分の魂をさらけ出さなければならぬ。
とは驚いた
曝け出すのは生活じゃなくて魂ということかもしれないが
もともと矛盾した事や単なる思いつきを堂々と語る人ではあった 意訳が必ずしも悪い訳じゃないからね。
大いなる眠りの村上訳「それは私の意図ではない」で一気にシラケた。 もともと英語と日本語とは言語構造も文化的背景も違っているわけだから、原文に忠実っていうのは無理だと思う
ロシア語通訳をしていた米原万里さんは、「それでは、人の褌で相撲を取るようなものだ」を通訳しなければならなくなり、「それでは、他人のパンツでレスリングするようなものだ」ととっさに訳したものの、相手のロシア人からは(意味不明で)キョトンとされてしまったという
ちなみにプログレッシブ和英中辞典では、人の褌で相撲を取るは、benefit oneself at someone else's expense (誰かの費用で自分の利益を得る) という意訳になっている
原書を読むときは、相手の国の言語にあわせ(日本語にせず)そのまま頭から読んでいくため、情景や内容を理解できても頭の中に日本語の文は存在していない
清水俊二さんの場合は、原書を読んで浮かんだ情景や内容を(原文を見ずに)日本語として書き下ろすというスタイルだったため、(英語の文章構造に引きずられない)比較的自然な日本語に意訳できたと言われている
もちろん、短い文章に区切りながらそうした作業を行っていたため、翻案ではなく翻訳といえるものになっている (ただし逐語訳よりも単語の抜けなどは多いかも知れない) 単語だけじゃなく文章もごっそり抜けてたりする
それでも清水訳の方がいい
清水さんの遺族が改変を許可してくれるか
もうすぐ著作権が切れるからもっと翻訳が出るといいと思う コンティネンタル・オプ5ch支局員の皆様、良いお年をお迎えください。 日下三蔵
@sanzokusaka
・
1月1日
創元推理文庫『日本ハードボイルド全集』(全7巻)は許諾待ちの巻があるもののスタート秒読みの段階、
創元SF文庫『黎明期 日本SF傑作選』上・下は……小浜さん、いい加減にゲラを出してくださいよ……。あと、皆川博子『夜のリフレーン』が角川文庫に入ります。 創元推理文庫で河野典生や石原慎太郎の作品も入れられるのかね
入れないで全集を名乗るのはないと思うが... >>926
生島治郎さんはミステリー界に大変な功績のある方で
常に敬意を持ち続けてる
この人がミステリー界に多くの他ジャンルの作家を引き込んで
かなり作品群が豊富になった
けど御自身の小説はちょっと軽いと思う。 日本ハードボイルド全集は電子書籍も出してくれよ
集英社の冒険の森へは電子書籍否定派の著者がいたため電子書籍なしでがっかりしたので >>959
生島治郎さんは「追いつめる」直木賞を受賞してるんですね。
港湾荷役で利権を掌握した山口組をモチーフに、あの時代によく書けたと思います。
一方で、たしかに「凶悪」シリーズなどは漫画のようなタッチで俗っぽくて読むに耐えないものもある。多くの作家を巻き込めたのは早川書房出身というのも大きかったのでしょうね。 日下三蔵さんのお陰で結城昌治の作品「夜の終る時」をちくま文庫で読めました。 追いつめるはクライマックスで絶対に必要ってわけでもないのにわざわざ自ら危険な目に遭いに行く理由を「自分の目で確かめたかったから」としているあたりに鳥肌立つほどのカッコよさを覚えたわ
読んだのは高校生の頃だったからな
ガキってこう云うのに弱いじゃんw 日下三蔵さんはアンソロジストとして良いお仕事をされてるんだけど
情報収集の為に時々見る氏のTwitterでは自身の政治思想色が強すぎて
ドン引き。過激なほうへのバイアスが強すぎて。
黙ってられないなら別アかでやりゃいいのにと思うんだよね
左右どっちだろうがそういう方の仕事は極力避けたいんだけど
彼に関しては良い仕事してるから痛しかゆし 平野啓一郎のTwitterなんかも政治批判がうんざりするね。
安倍前総理への批判は特に執拗で異常なくらいだった。
近影を見るとなんか汚い老け方をしたおっさんで見苦しい。
あんなのが三島由紀夫の再来などと言われていたなんてね。 ジョン・ラッツが亡くなったらしい。
アローナジャー、続き翻訳して欲しいな。 ジョン・ラッツが亡くなったらしい。
アローナジャー、続き翻訳して欲しいな。 ジョン・ラッツが亡くなったらしい。
アローナジャー、続き翻訳して欲しいな。 慌ててんのか馬鹿なのか無知なのかハゲなのか
まぁどれでも良いが >>964
過激ってどの辺が?
もし表現の自由についてのことなら、あれくらい言ってちょうどいいと思うけどね。
日和ってる他の連中も少しは見習って欲しい。 >>968
マジか
この人の作品は好きだったなあ
面白い作品が多かった
もっと翻訳されてよかった
一つ上げるなら火炙りかな >>973
言葉を使う仕事をしている割に受け入れられない人には暴力的な言葉を平気で投げつる
ましてや氏の場合、言葉が自分の飯のタネだ
道具を乱暴に扱う職人は全く信用されないのと同じ。
君はそういうのが好きかもしれないが、一切受け入れられない人間もいる。
それはそれでいいが、そんな事すら理解できない人から
いちいち指図される筋合いはない >>975
結局、表現の自由についてでいいの?
議論がヒートアップしてタメ口になることはあっても暴言は吐いてないと思うけどな。
編集者や作家には声を挙げないばかりか規制派に対して融和的なこと言うような輩もいる中で、日下のように毅然とした態度を貫く編集者は本当に信頼できる。一人だけじゃダメなんだけど。 日下さんの編集する本は好きだけど
思想はパヨクそのものだよなw パヨクの対義語がネトウヨ
ならどっちもアレだから
しかし二択な世界がネットだから面倒くさい チャンドラー「リトルシスター」わけわかめ。
誰が誰を殺したのか未だによく分からない。
モブキャラぽかったドロレスが一番ヒロインしててワロタw チャンドラーは時に分かりにくい
ハヤカワ文庫の短編全集が欲しいけど売ってないね 文庫が分厚くなるとよっぽどの売れ筋じゃない限り品切れ状態が多くなるね。中短編にも傑作が多いから残念だ。
ハメットは中短編の方が面白いからコンプリートして全集を出せばいいと思う。売れないんかね。20世紀アメリカ小説ベスト100の常連長編小説の作家なのに。 ハメットの作品あまり読んだことないな
ガラスの鍵くらいしか手に入らないよね マルタの鷹は入手しやすいのでは
でも>>982もさすがにそれは読んでるかな ハメットを原書で読んだ人、英語の難度を教えてくれないか。
チャンドラーより難しいのかな。 >>987
マルタの鷹は読みました
血の収穫は読みづらく途中で放り出しました 血の収穫は主人公の言ってることとやってることがチグハグだったり、突然出てきた登場人物のバックボーンが語られないまま話が進んだりってところに読みにくさがあるんだと思うが、実はそれがハードボイルド感覚やねん 黒澤映画の用心棒のベースだとか
船戸与一や馳星周もプロット使ったり古典やと思ったらええのよ
海外の小説全般はその国の文化風習知らないと何言ってんのか分からん事あるよな
特に訳が古いままだと
大学で米文学専攻しときゃ良かった
高卒やけど へー博識ですね。
たしかにご指摘の側面があるように思います 2014年4月1日に立ったスレなんだね。約7年で完走か >>988
さすがに元探偵というか事件の調書みたいに
非情でわかりやすい文書だと思う
当時のスラングとか言い回しでkindleのタッチ辞書じゃ
わからないとこもあるけど、そういうのは
どうせ大したとこじゃないと読み飛ばしで
和訳本見ても適当に片付けてることが多い ハメットは短中編を読んだ方がいいよ
血の収穫よりプロット元の新任保安官
マルタより同じ国際陰謀物の王様稼業
古本しかないけど
長編はちょっとクドい
偉大な先人だから長編も読んだ方がいいとは思うけど
王様稼業は軽い気持ちで売文のつもりで書いたと思うけど一番好きだ
007的お色気と活劇だからではないはずだ
ハメットにしてはプロットがしっかりしてる 東京創元社のHP見てたんだけど
日本ハードボイルド全集が来月から発売だそうだ
全7巻で、第1巻は生島さん このスレッドは1000を超えました。
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