スレ違いかもしれないが、トリックってたまに
「捨てトリック」の方が「真相のトリック」より
良く出来ていたり、面白かったりする事がある
横溝や江戸川など古い日本の探偵小説ではそういうのちょくちょくある
多分、最初にトリックとプロットを思いついて、
それに肉付けに刑事とか登場人物が「もしかしてこうじゃないの?」
と捨てトリックを披露するが、それを探偵が「そんなのありえませんよ」と
笑い飛ばすわけだが、実際は作者が最初に思いついたトリックやプロットより
あとから作者が作品の「肉付け」に思いついたトリック、プロット、犯人、動機などの方が面白かったりする