>>193
小学生の頃、近所の幼友達二人の本棚に並んでいたのが、ポプラ社と偕成社のホームズだった。
それで、俺はルパンで弟は乱歩にした。なんと1冊目は俺も「七つの秘密」だったよ。
第一回「日光暗号の秘密」の小見出し<秘書の死体>の文字を見ただけで怖がっていた。
「三枚の油絵の秘密」は、毎年決まった日になると邸の前庭で見知らぬ
人間同士が日がな1日過ごして帰っていく、という導入部に惹かれたのを思い出す。
「古代壁掛けの秘密」はトリックに仰天して友だちに「読め読め」と
無理強いしたのが懐かしい。「七つの秘密」は\280だったが、
その後購入した2冊目以降は\380になった。
とにかく夢中になったよ。16巻「まぼろしの怪盗」からは自信ないが、
1〜15巻までなら、順番通りタイトルが口をついて出て来る。(笑)