ここだけ殺人鬼がいる豪華ホテル [転載禁止]©2ch.net
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4がついているレスの人は、殺される
50.100.150.200は犯人と疑われる
真犯人は、301 わたくし、このホテルの支配人の綾小路弾正でございます。皆様、ようこそ当ホテルへお越し下さいました… あら〜意外と良いホテルじゃない〜
ねえ、いいの? >>5
奥様放っておいて >>4
「彼女の事は、もう大丈夫。何もできないから。それより、楽しもう。」
男はそう言うと女の手を取りエレベーターに乗り込んだ。
もし4の女がもう少しだけ注意深ければ気が付いただろう、
男の姿が鏡に映っていないことに。 冗談じゃない!
殺人鬼のいるホテルになんかいられるか!!
宿泊はキャンセルさせてもらう!! お客さま、当ホテルに殺人鬼がいると言うのは、根も葉もない噂でございます。
お客様都合の当日キャンセルとなりますと、
100パーセントのキャンセル料を頂くことになっておりますが、
それでもキャンセルなさりますか? 「やれやれ、僕はこのホテルに秘密の地下室があるなんていう幼稚な都市伝説は信じないね。 >>8大先生の意見を聞きたいな」と常識人風の男が、その連れと思われる男に問い掛けた。 「自分の名前に大先生をつけるとは>>8も変わった奴じゃのう」 「多重、貴方はひとの事言えないわよ。それに多田野さんもキャラ付けに必死なんだし」
9にそう話しかけたのは、一見普通な作家、西湖 蓮、
8の常識人風の男は、全てに凡庸な作家、多田野 凡人、
9の老人風に話す女は、男装の麗人、異装の作家、仁角 多重、
だった。 「ところで、>>4はいつ殺されるんじゃ? 儂はもう待ちきれんぞ。いっそ儂がやるか」 >>14「お客様、お連れの方のご気分がすぐれないそうです。医務室の方にお急ぎ下さい。」
これが、確認されている、14の生きている最後の姿だった。
(>>13 あの展開では、4はとっくに死んでいるだろう。
最初の被害者の死体が、すぐに発見されないのは良くあるパターン) ちょっと…だ、誰か……
助け…て…
誰か…来て……
ここは…何処…な……の?
誰…か…………… ボーイ1「今なんか、声が聞こえなかったか?」
ボーイ2「おいおい、止めてくれよ。このホテルは、色々といわくつきだからな。」
ボーイ1「ちょ、お前”いわくつき”ってなんだよ。」
ボーイ2「俺の口からは、ちょっとな。お前もおいおい解ってくるさ。」 突然の雪で電車が不通なんだ
やっと泊まれそうなホテルを見つけたのに…
このホテル、誰もいないのか? 400の大台にまでいったら、大量殺人が延々と続くわけか ん?電話がつながらない?
スマホも圏外だしまいったな… >>18>>21
嘘だろ?マジかよ…しかたねえ、誰かいないか見てくるから2人ともここで…
ん、何だあれ?見ろよ、ほら、あそこ。あの窓から何か出てないか? へ?DSR?なにそれ?え、なになに?うわっ!
>>24?おい、しっかりしろ、おい!おい!お前、なんで… だ、誰か救急車を!いや、警察か!?圏外!?
フロントだ!電話を頼む! お医者さんはいなかったので、お坊さん連れてきました! お坊さんがお経唱えてるうちに現場検証でもするか誰か手伝ってくれ >>31
あんた、刑事さんか?良かった
街から応援は呼べないのか!? >>31さっきからやってるが連絡がつかない
仮に呼べたとしてもこの天気だすぐには来ないだろう さっきの叫び声、DSRとか言ってたな
そういえば昔、DSRが凶器になった事件がここで起きたはず…図書室に保存されてるか?
ちょっと調べてみるか、ん?あんたも同じことを?目の付け所がいいな、一緒に行くか? じゃ、図書室に行こうぜ。
>>34?どうした?し、死んでる。 また人が死んだのか!?
どうなってるんだこのホテルは! その頃、荒天の中をホテルに向かうバイクの一団があった。
極悪暴走族シニシニ団である。
ホテルで略奪を行うために、彼らが、電話線とファイバー・ケーブルを切断し、
最寄りの携帯基地局を破壊したのだった。 僕の考えたシニシニ団、メンバー表
氷室 零(ヒムロレイ)色白の下っ端 自称・白い悪魔
粕寺 市判(カステライチバン)食糧調達担当1
蝋面 二郎(ロウメンジロウ)食糧調達担当2
三村 夏雄(ミムラナツオ)突っ込み担当
四葉 耕作(ヨツバコウサク)下工作と電子工作担当
石田 五右衛門(イシダゴエモン)剣道担当
道田 六佐武朗(ミチダロクサブロウ)シニシニ団のボス 自称・タイマンの鉄人
新井 菜々緒(アライナナオ)9頭身の女王様 アクション担当女子
桜 八重乃(サクラヤエノ)巨乳 お色気担当女子
葛野 九頭男(クズノクズオ)クズの中のクズ 下っ端の下っ端 34の上着のポケットにはメモ用紙が入っていたそこには女性の書いたものなのかかわいらしい丸文字が書かれていた。
しかし内容はお世辞にもかわいらしいとは言えない
『殺しはまだ始まったばかりです。その証拠としてこれから10人を連続で天に送って差し上げます 綾小路緋紗緒』
この恐ろしい手紙は混乱を呼び起こした
その時騒ぎを聞きつけた若い男が騒ぎを聞きつけ浅黒い顔をした青年がやってきた。そして殺人事件の話を、恐ろしい殺害予告の話を聞くと
「僕はもうこんなホテルにはいられない。天気は確かに悪いが殺人犯と夜を明かすよりずっとましだからね。それじゃ、お先失礼ッ」
そういうと男は肩まで届く長髪を強風にあおられるがままにしながら足早にホテルを立ち去ろうとした…… 「ヒムロ、行きまーす!」そう叫びなら、ホテルの敷地に侵入した氷室のバイクの前輪が突然バーストした。
氷室のバイクはコントロールを失い、ホテルから出てきた長髪の男(これを40とする)に突っ込んだ。
そして、長髪の男も氷室も死んだ。 「大丈夫か!ヒム!」そう言って、氷室の方に駆け寄った粕寺は、突然、倒れた。 「いったい、何が起こっ」最後まで言葉を言い切ることなく、蝋面の頭ははじけ散った。 「ホラー映画かよ!!」と、突っ込んだところで、三村は崩れ落ちた。 突然四葉が胸を押さえてせき込み苦しみ始めた。持病のぜんそくの発作が起こったのだ。
いつものようにバッグを探るが
「だれかがパクったんだ」それだけを言うと彼は静かに瞳を閉じた。 「ムッ」三村の死体に歩み寄って行った石田は突然、飛び退いた。
石田がさっきまでいたところに着弾があった。
さらに石田が飛び退くと、そこにも着弾があった。
「そこか。」そう言うと、ホテルを取り巻く木立の方に走っていった。 「まて、石田。俺も行く。菜々緒、クズオ、八重乃を頼む。」
そう言い残すと、道田は石田を追っていった。 「わかった。まかせて。」菜々緒がそう言って道田を送り出してからしばらく時間が経った。
木立から人影が現れた。両手に何か持っている。菜々緒は、ナイフを取り出し、身構えた。
人影は両手に持った物を菜々緒達の方に放り投げた。
それは、道田と石田の首だった。
「きさまぁー」菜々緒は影の方に向かった行った。
影は背中に背負ったライフルDSR-1を構えた。
菜々緒は、DSR-1を蹴り飛ばした。DSR-1は葛野もとまで飛んでいった。
菜々緒は、ナイフを手に影に飛びかかった。
しかし、次の瞬間、頸から血を吹き出しながら、崩れ落ちた。 「ひっ」影に慄いたクズオは八重乃を影のほうへ突き飛ばしDSR-1を抱えて逃げた
大分逃げた安心感から振り向くと八重乃の首を手にした影が追ってくる
震える手でDSR-1を構えたクズオはなぜ影がやすやすと菜々緒にDSR-1を奪われたのか考えもしなかった
激しい炸裂音が止んだ後残されたのは暴発した銃の残骸とクズオの死体だけだった >>50
ちょっとお話聞かせてもらっていいですか? (今は捕まるわけにはいかない。とにかく急ぐことだ)
ヒラリ ダイニングにダイイングメッセージが残されていた
Ш
○
― これは「山口一(やまぐち・はじめ)」と読むに違いない!
そう思った瞬間、強烈な眩暈がして、私は膝から崩れ落ちた。 「みなさーん。ブランデーをお持ちしましたよー。って54さん!」
時刻はまだ10時を回ったばかり。しかし死者はすでに15人を数える。(もっとも、4の死体は見つかっていないが) 「54さん、しっかりしてください。脈もあるし、息もされている、急いで医務室にお連れしなくては。」
54は周りに聞こえるようにそう言うと、ボーイを呼び寄せ、55の死体を運び出させた。
支配人の綾小路に、宿泊客に不安が広がらぬように立ち回れと、支持を受けていたからだ。
(4だけではなく14の死体も見つかっていないと、思うのだが) 「>>40のポケットに入っていたメモの署名『綾小路緋紗緒』とは何者でしょうか?
やっぱり同姓ということで支配人の縁者でしょうか?調べてみませんか、三井先輩?」
(勝手ですが>>31の刑事さん3つ1とこじつけて三井と呼ばせていただきます) 「わしもご一緒させていただいてもかまいませんかな?」
男装の作家仁角 多重は職業上の好奇心から刑事の捜査に立ち会うことを望んだ 「みなさんお知らせがあります。」
ダイニングに現れた支配人の綾小路は続けた。
「24様と34様の事件の犯人が判りました。
先ほど、駐車場で爆発音がしまして、警備員が駆け付けたところ、
ライフル銃を持って死んでいる男を発見しました。
この男の持っていたライフル銃が、凶器と推察されます。
なお、この犯人の男はライフル銃の暴発で死亡しました。
ですから、皆さんどうぞご安心ください。」
(ところで、57は誰?) 綾小路はそう言うと、恐怖心を消すためか酒を煽り、泥酔した女の胸元を揉み始めた。肌理の細かい肌に波紋が広がる──。
このあまりにも大胆な行為に下半身を燃やした男性客は少なくなかったであろう。 胸をもまれた西湖はまんざらでもなさそうだった。
「おうおうおう、オッサン俺の女に何してくれてんだ。」
そう言うと、多重は、綾小路に蹴りをいれた。
多重の人格はご隠居から八五郎に交代していた。
「ば、場を和ます為のチョットしたプラクティカルジョークじゃないですか。」
「それはそうと、おめぇに、聞きてぇ事があんだ。緋紗緒ってぇ女のことだ。」
緋紗緒の名を聞いて綾小路は青くなった。 「緋紗緒は…彼女はこの件には関係ない。ある筈がないんだ。彼女は…」
丁寧な言葉遣いも忘れるほど動揺しているのか、震える声でつぶやくとそれきり綾小路は黙り込んだ
(>>59 三井刑事の後輩で新人刑事のつもりでした。追加人物のことは書いておいたほうがよかったですね
すみません。名前は安直ですが若井 新でお願いします) 「さっきは、うやむやになりましたけど図書室にでも行ってみませんか。そこに何かヒントがある気がしてならないんですよ。」
腕を組みながら今時珍しい着物姿でそう切り出したのは新進気鋭の将棋棋士羽生創穂―はにゅうそうほ―だ。
「そのお召し物は将棋かなにかの先生ですか。では先生にはそちらを見てもらいましょうか」三井は人員不足を補ってくれそうなこの若者に愛想良く答えた
「やめてくださいよ僕はまだ高校生です。先生なんてたいそうなものでは。」 二人の話を盗み聞きしていた大島幸子は図書室へ走った。
大島はよく言えば羽生の追っかけ、悪く言えばストーカーであった。
あわよくば、図書室で羽生と二人きりになれると思ったからである。
大島本人は自分の事を大島優子似だと思っていたが、実際には森三中の大島美幸似ていた。
世の中ほんの少しで大違いである。
大島が図書室につくと立ち入り禁止のプレートが掛かって鍵が掛かっていた。
大島はプレートを外し鍵をピッキングで開けた。
書棚には分厚い革装丁の本が並んでいたが、一棚だけスクラップブックが並んでいた。
大島はスクラップブックの一冊を手に取ってめくり始めた。
それは、四季折々のホテルの写真や新聞の紹介記事で埋め尽くされていた。所々剥がされた跡があった。
スクラップブックを捲っているうちに強い眠気に襲われた。大島は眠りに落ちた。
そして、死んだ。
図書室の空気に一酸化炭素が含まれていたのだ。 「でも緋紗緒という人物も気になりますよ。先輩、そっちはどうするんですか?
2手に分かれて調べてみませんか?いや、でも下手に分かれないほうがいいのかなあ、うーん」
困ったように若井は三井に尋ねる 図書室で発生した一酸化炭素に反応したのだろうか、ホテル中に火災警報器の音が鳴り響く
「火事だ!」と誰かが叫んだことで場は一気にざわめきだした
「火元はどこだ!」「早く外へ!」「皆さん落ち着いてください!」
次々叫び声に煽られ、パニックは広がっていく 火災警報はダイニングにも鳴り響いた。
ダイニングにいたほとんどの人間が非難の為、ダイニングから出ていった。
支配人を囲む何人か人間がダイニングに残った。
支配人「何てことだ、緋紗緒の呪いだ。これが、このホテルの運命なのか」
給仕係「支配人しかっりしてください。」
「人払いはしてやったぜ。そろそろ、話してやったらどうだ。」
一同が声の方を向くと、男がテーブルの上にのり火災報知機をライターであぶっていた。50の男だった。
もちろんダイニングにいた一同は彼が50の男だとは知らない。
「誰だお前は?」50は54が発見したメッセージをちらりと見るといった。
「山口一」男はテーブルからヒラリと飛び降りると、いずこへともなく去って行った。
……スタスタ そしてダイニングにはこうメッセージが残されていた
「こんや12じだれかがしぬ」
ダイニングメッセージか・・・しゃれたまねを
柱の陰でニヤリと笑う者がいた なんだよぉ火事なんて起きてねえじゃねえかよぉ走り回って損しちまったぜ 69は自分が図書室の前にいることに気付いた
ダイニングまで引き返そうとしたが
図書室のドアの窓ガラスから中に女が倒れているのを見つけた 「大丈夫か!」
69は図書室のドアを勢いよく開けた。
その途端、倒れていた女が起き上がった。
「あ〜あ、よく寝た」
勢いよく開けたせいで跳ね返ったドアが、69の後頭部を直撃した。 「で?それであんたここで気絶してたっていうのかい?」三井刑事は取り合うのも面倒だといった口調で69に確認をした。
上下を濃紺のジャージで固めた69は自分が疑われていることに気づき大島が起き上ったのだと主張するが
大島の死後硬直の状態からして彼女が火事騒ぎの前に死んだことは明白だった。 「例えば、ですけど69さんが見たのは大島さんじゃなく他の女性だったとか?
そういう可能性はないっすかね?69さん、本当にあなたが見たのはこの人だったんですか?」
大島の遺体を見せて若井刑事が尋ねる 69「本当です。この女です。本当なんです。信じてください、刑事さん。『あ〜あ、よく寝た』と言って起き上がると、机の上にあるスクラップブックを指さしたんです。でも、そこまでで、俺は気を失ってしまったんです。今もまだ頭が痛い。痛い、痛い、うっ、ううう。」
男は頭を抱え込んで、崩れ落ちた。
男は死んでいた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています