ここだけ殺人鬼がいる豪華ホテル [転載禁止]©2ch.net
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4がついているレスの人は、殺される
50.100.150.200は犯人と疑われる
真犯人は、301 多田野「78さん、緋紗緒の名を騙る以上、緋紗緒が隔離された理由を知っている必要がある。ということは、当時の綾小路の関係者に関係者に絞られるわけですね。」
西条「ちょっと待ってください。S精神病院の火事は18名の死者と多数の行方不明者がでたんですよね。緋紗緒さんの死体はちゃんと確認されたんですか?」
多田野「何を言ってるんだあなたは、もし生きていたとしも100近い老人ですよ。」
西条「可能性の問題ですよ。実行はできなくとも依頼はでるし、復讐者を育てることだってできたはずだ。それに、記事としてはそちらの方が面白い。」
多田野「”面白い”ってなんですか。あなた、一体何者なんです。」
西条「申し遅れました。私、ゲスニックマガジンの西条です。」 「ちょっと待て!あんたら一体どこから出てきたんだ、立ち聞きでもしていたのか!?」
突然現れた3人に三井刑事が問いかける
支配人室に入る時には確かに自分と若井刑事しかいないことを確認したはずだ
重要な証言が刑事以外に漏れる、これは今後の捜査への支配人の信頼と協力が揺らぐことを意味するのだ 西湖「可能性なら他にもあるわ。
例えば、当時の綾小路の当主が手に入れたという宝を狙っている者だったら、その辺の事まで、調べているんじゃないかな。
あと、綾小路が焼き討ちに関わったお寺の関係者とか、この片に古くからすんでいる住人とか、S病院の関係者とか、もしかしたら、ホテルの従業員だって知ってるかも知れない。」 本当にすまない。上のは無視してくれ
ボーイ1「なんかすごいこと聞いちゃったんじゃないか俺たち…」
ボーイ2「そういえばさ、この間ここのグループの商社の社長が急死しただろ。その時も
謎の手紙が届いたそうだぜ、その差出人ももしかすると…」
ボーイ1「お前どうしてそんなことばっか知っているんだよ」
ボーイ2「まあ俺ぐらいの古株になると情報網っていうものがあるってことでここは1つ納得してくれ」 「いろんなお湯がある♪どれから入ろうかな。
このきれいな赤いお湯にしよう。」
元グラドルの混貝美奈子は中庭の地下に造られた温泉浴場で入浴していた。
「これ何の色なんだろう?この草みたいなのはなんだろう。
キャー」
草みたいなものは髪の毛だった。そして、髪には本体もついていた。
お湯の赤い色は血の色だったのだ。 ボーイ1「今なんか、声が聞こえなかったか?」
ボーイ2「聞こえた。地下浴場の方からだな。これはラッキーかもよ。」
二人は地下浴場に全力で走った。浴室には裸の女が震えていた。
ボーイ1「お客さん、大丈夫ですか。」
ボーイたちが女の指さす湯船を見るとそこには死体が浮かんでいた。
ボーイ1「支配人を呼んできてくれ。」
ボーイ2は浴室に未練を残しながらも支配人室に走った。
その頃、支配人室では、
仁角「”あんたら一体どこから出てきたんだ”とはどういうことだ。おめーらの目は節穴か?おめーらがこの部屋に来る前から、こちとらここに居たんだぜ。そんな事だから、事件の一つも解決できねぇんだ。こんちくしょう。」
三井には、突然3人の人間が現れたように見えたが、支配人室の三井からみて死角となる場所に、それなりの人数がいたのだった。
多田野「多重さん落ち着いて。刑事さんにだってミスはある。ところで、前から伺いたかったのですが、このホテルには秘密の室なんてあるんですか?」
支配人「あるともないとも言えません。昔の綾小路やGHQが作ったものがないとはいえません。それとは別に、もう使っていない石炭室、ボイラー室、使用人部屋、その手の物ならいくらでも有ります。
それに、ホテルを改装した時のデッドスペースが秘密の室に当たるかもしれない。このホテルを改装した建築家なら知っているかも知れません。」
ボーイ2「大変だ。地下浴場に死体があるんです。」
(>>80すまん。書き込みに気が付かなった。) 地下浴場についた、支配人一行は更衣室でバスタオル一枚で
更衣室にはバスタオル一枚で震える女とボーイ1が待っていた。
支配人「ボーイ1、ボーイ2、君たちは更衣室の外で浴場に誰も入らないように、立ち番をしていてくれ。」
西条「ん、あなた、元グラドルの混貝さんですよね。後でインタビューお願いします。」
一行は浴室へ入って行った。
多田野「あれ、この死体、前に”多田野は案外生き残りそう ”とか言ってた人じゃないか?」
西湖「確かこの人は医務室に呼ばれたいった人です。どうしてこんなことに。」
刑事二人は14の死体を湯船から引き揚げた。
三井「致命傷になりそうなのは後頭部の裂傷だけか。ほかにめぼしい傷も無いか」
若井「何者かに鈍器で後頭部を殴られた、ということでいいのでしょうか?」
支配人「待ってください、湯船で転んで頭を打って、その打ち所が悪かったてこともあるでしょう。」
西条「誰かに突き飛ばされて、転んだってことですかね。」
支配人「違う違う、単純な事故という意味でだよ。」
西条「ここに至ってもまだ、事なかれ主義かよ。あんた、ある意味すげぇよ。」 西条の言葉にわずかに顔をしかめた支配人だが落ち着いた声で答える
「殺人と決めつける証拠もないでしょう。むしろ殺人と決めつけて、いもしない犯人捜しをする利点などどこにあるんですか?
それとも何か殺人と断定できる証拠でもあるんですか?もし百歩譲って殺人としても犯人はもう死亡しているあの男(>>49、>>59)でしょう?」 気づくと、外で立ち番をしていたはずのボーイ1が更衣室の中にいた。
「支配人サンよ、いつまで現実から目を背けているんだい?
こいつは殺人に決まっているじゃないか!
なぜなら、そいつを殺したのはこのオレ様だからだ!」
そう宣言すると、パート1は耳障りな高笑いを響かせた。 支配人「な、何を言っているんだ、君は。いや、うん、そうか。刑事さん、私はこれが不幸な事故だと確信しています。
しかし、仮にこれが殺人だったとしても、彼が犯人だと名乗り出ているのですから、これ以上の捜査は必要ないわけですよね。これで、この事件は幕引きにしましょう。」
一同は騒然とし始めた。
西条「そんな、訳ないだろ」
仁角「おめぇ、いったい何言ってやがんだ。これで終われるわけねぇだろうよ。」
多田野「しかし、本人もそういってる分けだし。」
羽生「彼がやったと言う証拠もなければ、動機も判らない。この段階で彼の自白を鵜呑みにする訳にはいかないでしょう。」
若井「先輩、どうします?」 「ふん、なら聞かせてもらおうか。14を殺した動機、殺害方法を洗いざらいな。
順を追って話せよ?わかりやすくな。真犯人ならできるだろ?できないなら…お前が何を隠してるか調べるだけだ」
ボーイ1の意図はわからない。しかしこれまでの記憶や死体からわかる情報と少しでも矛盾する答えがあるなら
それが何かの重要な手がかりになる予感がする。鵜呑みにするのではなく矛盾を探し突き止める。
三井の目は自然に鋭くなっていた。 西湖「ちょっと待って下さい。ここで、事情聴取するのはどうかと思います。綾小路さん、どこか適当な場所はありませんか?」
支配人「旧金庫室はどうでしょう。あそこの前室なら鉄格子も入っています。」
三井「では、第一発見者の女性と共に移動しましょう。」
一同、更衣室へ
若井「あれ、いないぞ。ここに留まるように言って置くべきだったかな。失敗したな。」
一同、浴場の外の廊下へ
若井「女の人は、部屋に帰りました?」
ボーイ2「女の人って、ナイスバディの?私は気がつきませんでしたよ。」
若井「あれ、おかしいなぁ。」
支配人「他のボーイも呼んで。浴室のご遺体を安置室に運んで置いて下さい。お願いしましたよ。」
西条「私はもう少し浴場の方を調べていきたいので、ここで。後から、旧金庫室の方に伺います。」
旧金庫室へ移動しながら
多田野「ところで、なぜあんな地下に浴場があるんですか?」
支配人「あれはGHQが作った倉庫か何かだったんですよ。それを、建築家の中村青一先生のアドバイスで地下浴場に改修したんです。
その当時からずっと、このホテルの改修等は中村設計事務所にお願いしていましてね。
いまは、青一先生の孫の青三先生に建築関係はお任せしています。」 若井「さぁ、残さず事情を話してもらおうか?」
ボーイ1「断る。黙秘権を行使させてもらう。だが、オレ様が殺したと言っている以上、キサマラにはあれを殺人として捜査する義務があるはずだ。」
仁角「この餓鬼が図に乗りやがって。おい、誰か、ヤットコ(大きなペンチみたいなもの)もってこい。」
多田野「拷問は、さすがにまずいよ。」
三井「まっ、そんな事だと思っていたよ。仕方がない。先に第一発見者の聴取を行おう。若井君、混貝さんの部屋を見てきてくれ。
支配人、構内電話のようなものがあるだろう、それで手の空いているホテルの従業員に混貝さんを探すように伝えてくれ。」
支配人は、構内電話用PHSで、ホテルのスタッフに指示をだした。 通話を終えた支配人はふと、入り口に目を向ける
きぃ、ときしんだ音を立てて開いたドアの横にうつろな瞳をした混貝が壁にもたれるように立っている
微動だにせず、光を失った瞳でこちらを見つめながら青白い顔を覗かせていた その頃、一人浴場に残った西条は、更衣室を調べていた。
刑事も作家も気がつかなかったようだが、更衣室には混貝の物と思われる衣服が残っていた。それに廊下で番をしていたボーイも混貝を見ていないと言う。
つまり、混貝は全裸に近い状態でこの更衣室から消え去った事に成る。この部屋には何かある、記者のカンがそう告げていた。
西条は更衣室の隅々まで調べていたが、何も見つけられなかった。
「何かあるはずだ。」
突然、西条は備え付けのベビーパウダーを床にぶちまけ、ドライヤーで吹き飛ばした。
すると壁に配された巨大な柱時計に向かって足跡が続いていた。その足跡は柱時計に吸い込まれたように終わっていた。
柱時計を動かそうとしてみたがびくともしなかった。西条はとりあえず柱時計を良く調べてみる事にした。
古い時計だが良く手入れされている。文字盤はローマ数字で飾られ、下部に小さな文字で社名とおぼしき”Eternal Empire Company”と刻んであった。
「ん」
西条は社名ののlとEの間がかすかに黒ずんでいるのだ。良く手入れされた時計だからこそ違和感が際立った。
ダイニングのテーブルに書かれた、
Ш
○
―
の文字のことを思い出した。
そして、柱時計の正面のガラス盤を開けると、lとEの間を押した。柱時計から、カチリと言う音がした。
動かそうすると柱時計は横に動かせた。柱時計の向こうには暗い通路が続いていた。迷わず西条は通路に入って行った。
「アタリだな。」
西条がそう呟いた瞬間、何者かのナイフが西条の頸動脈を切り裂いた。柱時計が死体の後ろで静かに閉まった。 ボーイ2「やれやb黶Aまた死体の封ミづけか。今日�齠でいったい演ス体目だ。な何bセこれは?」
ボーイ達が浴場の更衣室のドアを開けると更衣室はベビーパウダーだらけだった。
ボーイ2「また仕事が増えたよ。悪いけど、浴室の片づけが終わったら、ここの掃除しといて。一人で。」
ボーイ3「え、俺だけで、ですか?」
ボーイ2「悪い。今日はいろいろ忙しいんだ。」
その頃、支配人室では。
西湖「この人、大丈夫かしら?目が行っちゃってる。確か、麻薬かなんかで捕まったのでしよね?」
三井「覚せい剤です。しばらく事情聴取などできそうにない。」
多田野「そんなことより、こんな恰好で更衣室からこまで来たんでしょうか?よく騒ぎにならなかったな。」
支配人「お若い刑事さんには連絡します?」
三井「ああ、頼むよ。ついでに、もし混貝のつれとかがいたら、一緒に連れてくるように伝えてくれ。」 (それにしてもなぜこのタイミングで混貝は覚醒剤など打っているのだろうか
死体を見た恐怖からの逃避か?それとも誰かに注射されたのか?それはなぜ?
犯人による口封じなら殺してしまったほうが手っ取り早いし確実な筈
いや、覚醒剤によるショック死を狙ったつもりが計算違いで生き延びてしまった、と考えるのは飛躍しすぎか?
何にせよ若井刑事と合流次第このことも話し合ってみた方がいいな)
三井はこれから若井とすべきことの整理を始めた 92の訂正、× その頃、支配人室では ○ その頃、旧金庫室では
更衣室では、ボーイ3が一人で後片付けをしていた。
ボーイ3「あれ、なんだこれ?」
更衣室の床に足跡の様な物が残っていたのだ。そして、その足跡は柱時計のところで終わっていた。
しかも、柱時計の周辺の床には血しぶきのような物が散っていた。
ボーイ3「すぐに、支配人に報告しなくちゃ。」
長い地下通路を抜けて、タワー棟の地下ラウンジに若井が到着すると、タワー棟のマネジャーが待っていた。
山崎「タワー棟のマネジャー山崎です。支配人から言われてお待ちしていました。混貝様が見つかったそうです。
それと、混貝様のおつれの尾塩様と小酒様もお連れしました。三井様のところまでお連れするようにとの事です。
こちらに、構内移動用のカーゴをご用意させて頂きましたので、お使い下さい。」
支配人「はい、私です。そうですか。分かりました。」構内電話用PHSを切ると支配人は言った。
支配人「地下浴場の更衣室で異変があったようです。なにやら、血痕の様な物が見つかったそうです。」
三井「さて、困ったな、手が足りない。」
羽生「僕に行かせてください。だれも行かないよりは良いでしょう。」
多田野「僕も一緒に行きましょう。この、大先生におませあれ。」
二人はそう言うと、三井の返事を待たずに旧金庫室を飛び出した。 旧金庫室を飛び出したところに、なんとバナナの皮が!
羽生はすってんころりん、多田野も倒れた羽生につまづいた。
二人は頭をうって気絶した。
支配人「なんでこんなところにバナナが……」
支配人がバナナの皮を手に取って見ると、そこには
Ш
○
―
の文字が書かれていた。 カチリ
開け放たれた旧金庫室のドアの正面の廊下に、配された巨大な柱時計が、音もなく横に動いた。
そして、柱時計の向こうの暗い通路から男が現れた。
「嫌ぁ〜。」旧金庫室の混貝が叫んだ。
男は、いつもなら無人の廊下に人がいることに驚くと共に、旧金庫室のなかにいる人達の刺すような視線に気が付いた。
「お取込み中?お取込み中ですね。これは失礼いたしました。」
そう言うと、男は柱時計の中の通路に戻り柱時計を閉めた。
三井「なんだあれは?」
支配人「あれが中村青三先生ですよ。」 三井「犯人は中村青三先生ではないでしょうか?
柱時計の奥にある隠し通路を行き来して、次々と殺人をしていたのでは……」 支配人「中村先生に限ってそんな事は、・・・」
西湖「意外に多田野さんの考えは的を得ていたのかもね。」
そう言いながら、気絶している多田野の頭をつま先で軽くつついた。
多田野「う〜ん」
多田野は意識を取り戻し、続いて羽生も意識を取り戻した。三井は二人に現状を説明した。
西湖「あれ、動かないわね。」西湖は柱時計を動かそうとしたが動かなかった。
任角「まかせろ。」任角がどこからかハンマーを持って時計に近づいてきた。
多田野「多重さん、壊すのは少し待って。」
羽生は柱時計を調べると言った。
羽生「うん、判ったかも知れない。」
そして、柱時計の正面のガラス盤を開けると、lとEの間を押した。柱時計から、カチリと言う音がした。
柱時計は横に動き、その向こうから通路が現れた。 真っ暗な通路を少し進むと、なんとそこに中村青三の死体がッッッッッ!!!!
口元からは特有のアーモンド臭が漂ってきたのである。 死体だと思われた、中村青三はまだ生きていた。
中村「お前達、気をつけろ。うっぅ」
中村青三は死んだ。
(これで、一応104で中村青三が殺されたと言う事で、1のルールに強引に合わせた。) 三井「アーモンド臭…青酸カリか?!」
若井「いえおつまみのローストアーモンドですね」 アーモンド臭とは収穫前のアーモンドの甘酸っぱい匂いを指す単語だ
ローストアーモンドの香ばしい香りと間違えるとは、いくら新人刑事といってもいかがなものか
しかしなぜ中村はローストアーモンドをむき出しのまま持っていたのだろうか
普通こういったおつまみは個包装になっているものではないか? 読者諸賢にはこのことをよく念頭に置いてこの後の物語を読んでもらいたい 支配人「なに、簡単なことです。中村青三先生はナッツ類に目がありません。
食材店で皮付生アーモンドを買い求めては、自分でローストしているのです。
自分でローストしたアーモンドの味は絶品だといつも仰っております」 小酒「アーモンドが落ちてる。私アーモンドだーい好き。あー、あそこにも落ちてる。」
暗い通路に点々と落ちているアーモンドを拾って食べ始めた。
尾塩「落ちているものを食べちゃダメだよ。由香」
三井「え、誰?どうしてここに?」
若井「自分が連れてきました。混貝さんのおつれの尾塩さんと小酒さんです」
三井「ここはマズい、外で待ってもらえ。」
西湖「今の、尾塩さんってMDMAの乱用で捕まった人じゃなかったかな。あと、小酒さんって数々の奇行から薬物使用の噂が出た人じゃなかったかな。」
多田野「三人が三人ともか、凄いグループだな。」
羽生「彼女が拾って食べていた落ちているアーモンドって、道しるべ的なものじゃないかな。あれをたどって行けば何か手がかりがつかめるかも。」
(考えたら、1のルールは”4がついているレスの人は、殺される”だから、それ以外でも死んで構わないんだな ) 幾重にも枝分かれした通路を、アーモンドに導かれて一同は、移動した。
羽生「誰か、倒れてます。これは、西条さん。」
羽生が、西条の遺体を発見した。
西湖「ここから、光が漏れてる。」
ボーイ3「え〜。」
時計が突然動き、中から人が出てきたので、ボーイ3は驚いた。
暗い通路を抜け、一同は更衣室に到達した。 三井「まさか更衣室にある柱時計が、秘密の通路の入り口になっていたとは!」
支配人「ここは、女子更衣室です……。もしかして中村青三先生は覗きをしていたのではないでしょうか」 【登場人物まとめ】
綾小路弾正……ホテルの支配人
綾小路緋紗緒…支配人の曾祖母
西湖蓮…………一見普通な作家
多田野凡人……全てに凡庸な作家
仁角多重………男装の麗人、異装の作家
三井……………刑事
若井新…………新人刑事。三井の後輩
西条……………ゲスニックマガジン編集部員
ボーイ1…………自らが殺人犯だと主張
ボーイ2
ボーイ3
混貝美奈子……元グラビアアイドル
尾塩……………混貝の連れ
小酒……………混貝の連れ
羽生創穂………将棋棋士
大島幸子………羽生のおっかけ
中村青一………建築家
中村青三………青一の孫 ボーイ1「なんだか、外がうるさくなってきたな。」
旧金庫室の前で尾塩たちが混貝をだせと騒いでいたのだった。
混貝「ひー」
突然、混貝の声に成らない呻きあげた。
ボーイ1が混貝の方に目を向けると、何者かが混貝の手をつかんでいた。
ボーイ1「お前、どこから入った。」
パシュ
ボーイ1は死んだ。
混貝をつんだ手の逆の手には、サプレッサー内蔵のスタームルガーMkIIが握られていた。
殺人者は、混貝と共に、開いた戸棚の裏へと消えていった。 俺はもう自室に戻るぞ!殺人鬼の居るかもしれないロビーなんかに居てられるか! それを秘密通路の覗き穴から見ていた家永カノ。「私はあの碧い目が欲しい・・」 「女子更衣室を覗き見ですって!?」混貝美奈子が急に怒り始めた。
「許せないわ!」
いつのまにか抜き身の日本刀を手にしている。 その傍らには殺人者>>114らしき首なし死体が転がっていた!! そこに現れたのは死んだはずの氷室零>>38である! 殺人鬼を倒そうとする者は、自らが殺人鬼とならぬよう気を付けよ。
お前が深淵を覗くとき、深淵もまたお前を覗いているのだ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています