ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part19 [転載禁止]©2ch.net
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アラビアンナイトは、H・ヘイクラフトがカー名義の代表作として推したこともある作。
後に蝶番に変更、この評価の変遷は妥当でしょ。
ボリュームがあり、ミステリアスな雰囲気満載ではあるが、
さほどに優れた作とは思えぬ。
最後のギディオンの台詞にもあるが、あの真相(ギディオンの推理)でよいのか?
何かすっきりしないものもある。 >>350
「パンチとジュディ」みたいな怪作品が、カーの魅力の部分もあるよね。
この手の作品も愛されているというのはカーならでは。
クイーンやクリスティだと駄作は、見向きもされない。 だってカーの作品は駄作でも何かしら面白みがあるもの。 資料整理していたらパンチ&ジュディに関する論考が出て来た
2011年に執筆・投稿とある。
カーター・ディクスン「パンチとジュディ」を読む。
十八番のオカルト、不可思議な謎はあるにはあるが、中盤であっさりと
謎解きされてまう。
日本人にはタイトルもピンと来ず、内容面の評価も低い作だが、
偶然性に頼った展開(最後の笑いを狙った神父ねたは御愛敬としても)が
多過ぎなのが気にかかるものの、
全体を通してみると、意外や、フーダニット部分は、
この犯人しかいないという必然性が手がかりの呈示を含めて、エル作品並みに
しっかりと書けているのはさすがという感あり。
おなじみ禿人の解説によれば、「魔法燈の殺人」(英国版タイトルの邦訳)と
する手もあったようだが、確かにこの方がジョン作品らしくて良しとは思う
ものの、作中登場の魔法燈がメーンストーリー的には小道具程度にも
ウエートを占めない点が気にかからぬでもない。 さすがバカ書斎。目新しいものが何一つない、はるか昔に誰かが書いたであろう感想を適当に拾い集めただけの代物しか書けないんだな。
これを「論考」だなんて、ちゃんちゃらおかしいにも程があるw 単なる感想文を「論考」と呼んで、笑いを取ろうとしてるんじゃないのか? ワナビーだと見透かされてるのに、玄人ぶろうともがく頭吊魔神みじめだな 「喉切り隊長」久しぶりに読み返した。
やっぱり面白い。とびきり意外の犯人と、チャンバラはもちろん
フーシェがいい。以前は、ツバイクのフーシェ伝を読んでいなかったのだが
今回は読んでいたので、より理解できて非常に面白かった。
フーシェ伝読むと、ロベスピエールとの暗闘がすごかったが、
ナポレオンとのからみもすごかった。
これは、もうフーシェが主人公といいきっていい作品だな。 >>361
トリックの死角を利用する殺人ってのも面白かった。
現代の出版状況を見る限り、ジョンの歴史ミステリ再刊は困難至極だが、
喉切りは出してみても面白いかも。
やはり早川でなく創元になるかもなー。 >>362
ご自慢の自称論考wをゴミ箱行きにされたからって、そんなに早川をdisらなくったってよさそうなもんじゃないですか。 フーシェとかロベスピエールとか、あきらかに釣りなのに、
まともにレスしていて、哀れこの上ない。 このジョンスレなんかは、IP表示スレに「最適」という感あり。
海外古典本格ミステリの読者でも、グローバルで一般人気があるアガサを読み、
本格ミステリの教科書と言われるエルも読んでみたけど、
ジョンまでは来ないって者は昔から多い。
(ジュブナイル化されたものなら読んだことあるという者はいようが)
逆にジョン作品ばかり渉猟して読みまくっている者もいる。
カーマニアという洒落言葉は、ファンの熱中度と共にその閉鎖性も含む
ワードと言い得よう。
アガサはともかく、ジョンの場合はIP表示スレに対抗して従来のIDのみ表示とか、
ワッチョイとかのバージョンを、あえて対抗して立てる者はいないのではなかろうか?
(それだけ読者数が限定されている)
「カースレって、IP剥き出しで妙な人たちが楽し気に語りあってるね」と、
いわゆるミステリ板における、昔、近所にあったような
お化け屋敷みたいな家(何かカースレにはふさわしい形容かと思う(w )、
今でもあるような奇行が目立ついわゆる変な家(うち)、
この辺のポジションを取るのが相応しいような感がある。
以上、このスレに関してはIP表示スレ立てを応援したく思うている(w 「死者はよみがえる」は、読者を選ぶ作品とおもうけど、
割とすきだな。反則すれすれというか、ほぼ反則の密室が
馬鹿らしくて最高だ >>370
ガイシュツな話題ではあるが、あれはG・Kの短篇由来のネタやろ。
ジョンは少年時代からG・K愛読者。 >>365
「釣り」ってのはさ、普段はまともな書き込みをしている人間がやるからこそ成立するんだよ、一種のジョークとして。
バカ書斎はいつも誤字脱字、勘違いだらけの駄文でバカさらしてるから、いくら「釣りだ!」と強弁しても、ただの勘違いとしか思われないの。おわかり?
それに、前に「雪女」の舞台を現在の埼玉北部だと言い張った時、明らかに間違っているのを指摘されても「俺の埼玉北部説はストライクゾーン」と自説に拘泥して、
ますます矛盾を突っ込まれていたじゃん? 「青梅の位置を考えれば」とか言ってさ。埼玉県で、青梅と最も遠いのが北部エリアなのにもかかわらず。
これだけでも「自分のバカな間違いを認められない人」という印象は十分なのに、「釣りだもん! 間違いじゃないもん!」とか言われてもなww >>373-375
書斎がバカなことそのものには反論できないわけだ。
じゃ、釣りじゃなくて間違い確定だな。ここまでウェーティングしたのだし、最終結論ですな(w しかし、三つの回線を駆使して必死に自演で擁護するんだから、書斎も大変だなw
そんなに自分のチンケなプライドを侵されるのが嫌なのかね? それだけ書斎のことが好きでたまらないんじゃないの?
雪女っていつどのスレのことなんだか >>378-379
さっさと間違いを認めていれば、とっくに終わっている話なんだがなー。
プライドだけ無駄に高い耄碌ジジイはしょうがないねw どうせ荒れるなら、「死人を起す」とG・Kネタでやれよ(w >>381
書斎さん、降参です。
G・kのどの作品ですか、教えて下さい。 そうそう是非馬鹿に聞きたい。自分のくだらん思い込みの
相似を指摘するだけじゃ、当然だめだぞ
ちゃんとネタ本、もしくはソースを提示しろよ。
ほれ、いってみろ。 「死者はよみがえる」はチェスタトンの色合いは濃厚。
ただ、複数の作品の影響がみられる。
どれが一番濃いいとみるかは、難しい。
俺は、「見えない男」かと思うけど、「奇妙な足音」もそうかと思う。
あと、もう一作あるな。 >>387はストライクを投げて来た感があるが、
過去ログを渉猟した?(w 相当久しぶりに「死時計」と「弓弦城殺人事件」を読み返してみたが
見取り図が無いから真相が解明されてもトリックがさっぱりわからん。 棺やユダのようなメジャーな作では、トリックの解明に図表を入れたり、丁寧な記述をして
いるのに、マイナーな作になると、作者ジョン自身も全てわかって書いてるんやろか?的
ものが目につく。
メジャーでも、蝶番なんかは、奇抜な面白さ優先なのか、
かなり適当な感あり、 新訳「貴婦人として死す」の解説が、山口氏の「結カー問答」
という趣向になっているのは、読まれたかたはご存知かと思うが、
乱歩、松田氏が選んだ作品以外のベストを選んでいる。
これが、俺の好みとドンピシャなんだよな。
カーの底力は、上位と思われる作品を除いても、これらがでてくるということ。 山口氏のは選んだ理由が書かれてなくて説得力がなかった て言うか、マイナーな作はマイナーなりに楽しめるものがあるな。
いわゆる2流の楽しみちゅーか。
(直球勝負の本格派そのものだったエルだとこうはいかない)
例えば、「時計の中の骸骨」の終盤は「燃えよドラゴン」かお(w
とか、「猫と鼠の殺人」の真相はゾンビー状態かお(w、
とか突っ込みながら楽しく読める感あり。 書斎の論考は、堅苦しくなくそこはかとないユーモアを漂わせているね。 次の新訳はなにかな。
やはり「緑のカプセルの謎」か。この作品いまでも評価高いけど、
旧訳者が悪評高いあの人だから、新訳でさらに化ける可能性あるな。 >>396
緑のカプセルの謎とか、連続殺人事件あたり出して欲しい。
カーってこの辺の佳作が割と豊富で、まだまだ楽しめる作品残ってるしね。 緑カプ、連続共に創元から出てたから、新訳で再刊の可能性は無きにしも
非ずかな。それぞれに楽しめる作なのは間違いない。
問題は、早川が出していた「囁く影」「死が二人をわかつまで」等の佳作レベルの
もの、魔女藁、墓場貸といったバカミスの古典(?)、
そして歴史ミステリ群(喉切り、ニューゲイトとかは惜しい)、
早川に期待出来ないとすると、創元がどこまで頑張ってくれるか・・・ 緑のカプセル読んでないのに楽しめるとわかるのか、すげえな >>399
アホか
両手でタイプライターを打ったときのカーにどうしようもない駄作はない
これ常識 バカミスの概念規定の把握の仕方にもよるが、
ジョンは代表作と言われる作も、相当にバカミスっぽいものが多い。
プレーグコート、棺、蝶番等々・・ 『毒殺魔』=『死が二人を別つまで』は、翻訳権取得不要=どこの社でも勝手に出せる作品なんだが。 >>403
版権どうこうとか関係無し。
セールス面の問題でしょ。
わりと早々と早川が品切れ(事実上の絶版)とした「死が二人を・・・」を
創元が出すかどうか? 「囁く影」の方は、早川から電子書籍板のみ復刊されている カーの作品ってタイトルも魅力的だよね。
死が二人を分かつまで、ユダの窓、ビロードの悪魔、魔女の隠れ家、三つの棺、火刑法廷、墓場貸します、とか。
電子書籍だけでもいいから一通り復刊して欲しいなぁ。
カーの作品を複数持ち歩いていつでも読めるって最高だ。 創元は「幽霊屋敷」再刊(さすがに新訳するしかないと思うが)は無理なのかな?
別タイトルなポケミスで読んだが、マイナーながらジョンらしいけれん味に富んだ作で
ファンなら手に取る価値あり。 蝋人形館、黒死荘、ユダ、貴婦人
早川→創元ももう4作か 黒死荘=プレーグコートだから、
早川→創元でよい。
ジョンの代表作が次々と創元に移動、早川やる気ねえ・・・ >>406
「連続殺人事件」は何かいい新邦訳があればなあと思う時もあるんですが・・・
一般名詞としても存在してるしどうしても他作家の作品に埋もれてしまう
直訳(「連続自殺事件」?)でもいいのかもしれないけど、
ツカミになるというか知らない人が「ん?」と興味をそそられる題になるといいな The Case of the Constant Suicides
Caseは「事件」じゃなくて「ケース」だったりして。 >>413だとロアルド・ダールかお(w
とか思うてしまうな。
「ドライアイスと釣竿の謎」とかした方が良いかもなー。
これだとジョン大好き作家ホックになっちゃうか(w また、こいつの意味なしネタバレ
単なる愉快犯ということがまた明確になった。
唾棄すべきやつだ そう言えば、今は大ブレークしてる北欧ミステリの先駆を成した
マルティン・ベック・シリーズに「唾棄すべき男」って作があるな。
このシリーズ、おしどり夫婦作家の手になるもので、奥さん(マイ)は
確かクリスティの愛読者だった。
当時のスウェーデンのリアルな社会情勢を背景にしたリアルな警察小説が
基本線なのだが、フーダニットやトリックにも配慮が見られるのは、
やはりアガサ好きゆえかもなー。 書斎をNGにするなんて勿体ない。
神のごとき論考を読めないんだよ。
考え直して欲しい。 >>419
HMMの読者投稿欄ですらボツにされるような駄文が神の如き論考?
猛暑で頭沸いちゃったのか? 専用ブラウザ「Jane Style」を使っていて書斎魔神のネタバレレスを読みたくないが
NGの仕方がわからない初心者へ
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1432445366/665-666参照。
ただしもちろん↑説明の中の「【ミステリー】−エラリー・クイーン〜PART16 [転載禁止](c)2ch.net」は
ここでは「【ミステリー】−ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part19 [転載禁止]©2ch.net」
念のため。 「貴婦人として死す」新訳で読み返した。
やはり犯人の隠し方が抜群にうまい。
また、その隠し方もフェア。犯人を推理するための手がかりをさりげなく
提供している。(パスポート!)
これは傑作だと改めて確信した。 >>424
貴婦人を手にするような輩はアガサのアクロイドは読んでいるだろうし、
どうしてもドクターの手記にミスりードされがちかと思う。
まさか息子の方とは・・・怪しい様もしっかりと描写されてはいる。 「殺人者と恐喝者」読了
あんまり評判の良くない作品みたいだが、なかなか面白かった
アンフェアとされている記述については自分はギリセーフかな
故に真相がわかった時は驚かされたわ
不可能犯罪のトリックについては、え!?そんな事なの…って思ってしまった
まあ、こういうところもカーらしいと思う
この作品はミステリーとしてだけでなくHM卿の奇人変人っぷりも大変楽しめた
HM卿が暴れる作品はそれだけで面白いなと思ってしまうからずるい >>426
おれはギリアウトだった。確かに犯人がわかったときは衝撃的だったが。。
地の文で嘘をついているといわれてもおかしくないレベルだと思う。
だけど、この作品嫌いじゃない。 「殺人者と恐喝者」はヴィンテージで読んだ。
期待度は低かったせいで、わりと面白く読了した記憶あり。
マジックハンドねたは「毒のたわむれ」でも使われてるな。
まあ、ジョンは承知のうえでのことだろうが。 「殺人者と恐喝者」といえば、べらんめぇ口調のニスデール医師が印象に残ってる
あの無駄にキャラの立ってる医師は何なんだw HM卿が暴れる作品は「殺人者と恐喝者」といい、だいたい面白い
「魔女が笑う夜」も大いに笑わせてもらった ミステリとしても傑作だが、貴婦人におけるヘンリーの車椅子ドタバタシーンも
楽しいものあり。 要するに、カーの作品は晩年のニューオリンズ三部作以外は
どこかに見どころがあっておもしろい。これが結論だ。 悪評渦巻く(特に2ちゃん)ニュー・オーリンズ三部作だが、
ミステリ要素を取り入れた歴史風俗小説として読むと楽しめるものあり。
ジョンの歴史ミステリでは、俺は力入り過ぎてうざい感がある欧州を舞台にした
作品群よりも、リーダビリティを重視したのであろうこの三部作(第1作はかなりな駄作かもしれぬが)
が好み。 10月近刊『緑のカプセルの謎【新訳版】』(三角和代訳/創元推理文庫) >>434
まじですか。よく新刊だしてくれる。
この根強い人気は驚きだ。しかも、いい作品をついている。
いかに旧訳に不満をもつファンが多いかの証左だ。 The Problem of the 〜 の原題の韻を崩したのが、文字どおり「謎」になっちゃったな。
『テニスコートの謎』→『テニスコートの殺人』 緑カプ再刊は、ひとまず歓迎ながら、
独自の味わいがある宇野(以下「うの」と略す)先生訳が消えるのは、
何とも惜しい感はある。
(シンぺーちゃんこと元早川書房編集者で直木賞作家の常盤新平氏も認める
翻訳の大家)
本作はオカルティズム皆無、恋愛譚絡みとはいえ、
わりとすっきりとしたミステリなので、リーダビリティのみ重視したナオンの訳に
なってしまうのだろうな・・・ >>434
ついに緑カプキターーー
もちろん買わせてもらいますよ、ええ。
電子書籍版も出してくれたら両方買うよ。 海外では忘れ去られた作家って本当なの?(´・ω・`) 欧米の書籍マーケットは巨大だから、今でもジョン作品の入手は可能とのこと。
ただし、グローバルなネームバリューがあるアガサと比較されるような存在
とは程遠いオタ御用達作家というポジション。
無論、一般的知名度は無いに等しい。
名前があがっているアルテの少年時代の仏では入手難の作ばかりだったそうだから、
いくらか出版状況は改善されているようだ。 カーの声を聴いてみたい人のために
https://www.youtube.com/watch?v=NFFU4UL4xjE
他にもあるからyoutubeをMurder by expertsで検索してくれ >>443
これは激レアさないてつか!!!
貼ってくれて、ありかとうこさいまつ! JDCってこういう声だったのか
それにしてもいかにも作風に合った容貌してるねw 同じ声なら、JDCよりJCが良いってのもいるだろうが(w
うーん、まじな話、作品のイメージに合わせて、もう少し不気味に語りかけるような口調
だとよかったかも。 >>318のファンクラブスレの新スレ
【可愛い】でつまつくんファンクラブ2【美少年】 ※※「アンチ」スレです
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/bobby/1471340282/
書斎魔神=で(て)つまつマンにどうしても我慢できない・反論したい場合は、上記スレにて 『曲がった蝶番』『緑のカプセルの謎』とエリオットを同じ配「訳」で来たんだから、
次は『震えない男』=『幽霊屋敷』だな。
晩年作では『悪魔のひじの家』も文庫化されてないよね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています