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『弁護側の証人』がシンデレラ、
『ダイナマイト円舞曲(ワルツ)』が青髭
『血の季節』がドラキュラ、
もう一つがアリスで、ABCDだっけ? >>2
1957年版、
マーケットプレイスで30000くらいだったけど、
今、20000で出てるで 翻案だという理由で『笑いの仮面』等が収録されないのが萎える
この人の場合純然たる創作より翻案のほうが面白いだろうに 甲賀三郎の気早の惣太。野暮ったいユーモア物かと思ったら、さにあず。
解説(解題か?)でもスルーされちゃってるところなので詳しくは言えないが、心して読むべし! 甲賀三郎は角田喜久雄と並んで探偵小説作家では最も好きだ 長崎新聞で土田秀夫の回想録が連載中だが、最新のやつで土秀雄デビューの話してた。 >>20 そういや、角田の明石良輔もの、短編は論創社でまとまったけど、長編二つがまだのような。
著作権切れでないと無理なのかなぁ。
>>21 大下も著作権切れかぁ。『奇蹟の扉』じゃないのは初文庫化じゃないから?
『虹男』や『鉄鎖』もそうだけど、春陽文庫入りしてた奴の復刊も難しい? 猫ブームだし『甲賀三郎探偵小説選』には「波斯猫の死」を入れて欲しかったぜ! 大下宇陀児もまだまだ中・長編はあるので少しでも日の目を見てほしいね 大下宇陀児はSFや怪奇趣味の強い作品に面白いのがたくさん眠っていそうだね
角田『虹男』甲賀『乳のない女』も復刊してェ~ 「痛み」って短編は昔アンソロジーで読んだうろ覚えだけど今でいう百合っぽいとこがあったんじゃないかな
なんか甘く痛々しく切ない雰囲気がかすかにだけど記憶に残ってるな >>24
甲賀三郎には「実は猫が〜」になるネタがいくつかある
国書のにもあったし、今回の論創のにもある
なのになぜか伏線不足
「ニャー」と一声鳴かせとくだけで「さすが本格の王様!」と言われたはずのネタなのに! オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、
全員事件の起こる半年前より後に越してきた人達だった。
そのうち五世帯が創価の会員世帯。
神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。
その矢先に城内康光県警本部長(当時)の婦警へのセクハラ疑惑や
生活安全課の警視がノミ屋(もぐりの馬券売り場)を開帳していた疑惑が突然次々と出始めて、
行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及は止まった。
それで勢いの付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。
当時の官房長官だった野中広務は
北朝鮮詣でから帰ると出所不明の大量の金を政界にばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり
公明党を政権に引き入れた。
ネトウヨもいないし、韓流ブームもまだ無い頃だったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。 久しぶりに鮎川哲也編『怪奇探偵小説集』読み返してたらオモチロイ
中島河太郎と紀田順一郎が編んだアンソロジーなんかも引っ張り出してきて読まなきゃ >>29
他の作家ならポーの「黒猫」風におどろおどろしく書きそうなところを猫の登場わずか二、三行だったりするんだよね
最近「発声フィルム」を読み返したんだけど、逆に斬新に感じたw >>22
今は宝石に入選して乱歩邸に挨拶に行ったところが書かれている 甲賀三郎はシリーズ物を集成すると、
同じような話がならんじゃったり、
出来不出来に差がありすぎたりで、結構キツい。
過去の大系本や国書のやつに入ってない秀作を選り抜いて、
「こんなに面白いのがまだ残ってるんだぜ〜」って一冊を出した方が
再評価が進むんじゃないかなあ。 電子書籍だけみたいだけどこれは楽しみ
日本警察小説の最高峰、藤原審爾〈新宿警察全集〉刊行!
http://www.bookaholic.jp/post-3133/ 速報ヘッドラインで水谷準という文字が見えたんで何かと思ったら
水谷隼だった 幻の作家の名を冠した探偵小説集が創元推理文庫より7月に刊行。
『完全犯罪 加田伶太郎全集』
http://www.webmysteries.jp/topic/1704-13.html >>37
扶桑社文庫からどこか進化してるんだろうか? >>41
横溝正史が「プレイボーイ」のインタビューに答えて、ある作品の項で、
「むかし、甲賀三郎の書いた作品で、賢明な読者に“なんだ、○○か”と思わせておいて、実は×××だったというドンデン返しがあった。わたしはその上をいくつもりで、この作品のトリックを考えたつもりだよ」
と言ったのが、この作品。
その点では、横溝ファン必読の書。 河出文庫は「ノスタルジック探偵・怪奇・幻想シリーズ」なんだとか。
浜尾の『鉄鎖』は、桃源社の全集を始めとして仮名書きテキストが大半だったから、
漢字に戻すだけでも意義がありそう。
小酒井の『疑問の黒枠』は「別冊・幻影城」で読めちゃうので、
連載時の犯人当ての趣向部分を再現してほしいところ。 予定では11月だったけどひと月早くきたな
浜尾四郎
鉄鎖殺人事件
河出文庫
2017年10月04日
http://www.honyaclub.com/shop/g/g18841021/ >>44>>46
河出文庫の『鉄鎖殺人事件』の底本は桃源社版。
ということは、(当時の)当用漢字表記に合わせて仮名書きを多用した春陽文庫・後版がテキスト。
本来の表記で読むのなら、初刊本か、春陽堂の日本探偵小説全集か、春陽文庫・初版を探さないとならない。 野村胡堂の「奇談」シリーズは、戦前「報知新聞」に連載された「正編」5編、
同じく戦前「朝日」連載の「新」12編、
さらに、「戦後版」がある。
戦前、春陽堂の日本小説文庫は、「新編」「正編」を合わせて分冊したもの。
戦後の扶桑書房版は、「新版」を3分冊し、「番外」として「正編」から「湖心停」を加えている。
桃源社版は「全」として、「正編」「新編」に「番外」として「恋の不老不死」を加えたもの
(箱入りとカバー装とがあり、後に「正編」だけの改装本が出た。)。 「戦後版」は東方社版で一冊にまとめられ、
現在は作品社の『野村胡堂伝奇幻想小説集成』で読める。
今回の河出書房新社❬レトロ図書館❭は、初刊本および桃源社改装本に基づく「正編」。 鷲尾三郎の呪縛の沼を読んだけど本当にひどいな
火縄銃についてよくある誤謬をやっぱり犯していた
そして月報の「何かべとべとした感じが残り」という権田の評言は
絶妙な一言だね 山本周五郎の作品社版が大幅増補されて、周五郎少年文庫として新潮文庫から刊行中! 小栗虫太郎の仙花紙本(高志書房とか)は大量の伏せ字を無理矢理埋めているので、逆の意味で貴重。 文庫化
天城一の密室犯罪学教程 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) (日本語) 文庫 ? 2020/7/4
https://www.am☆azon.co.jp/dp/4299007093 探偵小説家の小栗虫太郎 作家像の見直しも 家庭小説を確認
外部リンク[html]:www3.nhk.or.jp
昭和初期に活躍した探偵小説家で「黒死館殺人事件」などの作品で知られる小栗虫太郎が、
昭和16年にほかの作品とは作風が全く異なる家庭小説を発表していたことが確認されました。
検閲が強まる中、探偵小説の代わりに創作したと考えられ、調査に当たった専門家は
「これまでの作家像の見直しが迫られる発見だ」と指摘しています。
小栗虫太郎は、横溝正史などとともに昭和初期に活躍した探偵小説家で、名探偵 法水麟太郎が登場する
「後光殺人事件」や「黒死館殺人事件」などの作品で知られています。
二松学舎大学の山口直孝教授が作品の調査を進めたところ、「亜細亜の旗」というタイトルの
新聞連載が新たに見つかり、著作目録に記録がない長編小説と確認されました。
山口教授によりますと、この作品は太平洋戦争が始まる昭和16年から翌年にかけて、
九州などの地方新聞に連載され、主人公の青年医師をめぐる恋愛や人間関係が描かれています。
これまでに知られている難解なことばを駆使した幻想的・怪奇的な作品とは作風が全く異なる家庭小説で、
検閲が強まる中で発表が難しくなっていた探偵小説の代わりに創作したと考えられるということです。
山口教授は「小栗は探偵小説、冒険小説と時期によって作風が変わりますが、これだけ違ったものはなく、
これまでの作家像の見直しが迫られることになるのではないか」と指摘しています。
「亜細亜の旗」は今月、単行本として出版される予定です。 角田喜久雄の加賀美ものは、青樹社の「事件小説シリーズ」に
(国会図書館の検索では引っ掛からないが、中短編も長編に併録される形で)
全作品が収められている
(「姿」であるべきところが「婆」になっているなど)誤植の訂正は充分とは言えないが
送り仮名などには(当時としての)現代風にする手が加えられており
漢字→仮名の置き換えなどの参考にもなる
(同シリーズには、「年輪」などの初収録作も含まれているので
著者による編集意図があったものと推察される) >>58
続く講談社の個人全集では『高木家の惨劇』における被害者と関係者との続柄の誤りなどが訂正されており
同全集収録作については、(当然のことながら)それが決定稿
さらにそれを拡張する形で廣済堂ブルーブックスの2冊
『高木家の惨劇』『笛吹けば人が死ぬ』があるのだから
同書収録分もまた決定稿に準ずるものとして考えるべき >>59
なお「霊魂の足」についての作者の附記としては
「探偵倶楽部」昭和27年臨時増刊号(11月15日発行)のものと
河出書房の探偵小説名作全集のものとがある >>60
146ページ6行目「説明してる」は「説明しうる」の誤植ではあるまいか? >>60 増刷時に(もしあればだが)附記ぐらいは追加されるかな? 「五人の子供」の元ネタは、同じ創元推理文庫から出ているシムノンの『13の秘密』中の「クロワ・ルウスの一軒家」だよね。 >>63 ハヤカワ・ミステリ文庫だと『密室大集合』中の「クロワ・ルース街の小さな家」 薔薇仮面、空気男爵、なら博士は何かな
女豹の博士かな シムノンもいつのまにか新訳やら未訳が出ているんだな
創元文庫だったかな
カバー絵でおフランスのユーモアミステリかと思って手に取ったら、むしろ渋いハードボイルドよりで驚いたのはいい思い出