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角田喜久雄の加賀美ものは、青樹社の「事件小説シリーズ」に
(国会図書館の検索では引っ掛からないが、中短編も長編に併録される形で)
全作品が収められている
(「姿」であるべきところが「婆」になっているなど)誤植の訂正は充分とは言えないが
送り仮名などには(当時としての)現代風にする手が加えられており
漢字→仮名の置き換えなどの参考にもなる
(同シリーズには、「年輪」などの初収録作も含まれているので
著者による編集意図があったものと推察される) >>58
続く講談社の個人全集では『高木家の惨劇』における被害者と関係者との続柄の誤りなどが訂正されており
同全集収録作については、(当然のことながら)それが決定稿
さらにそれを拡張する形で廣済堂ブルーブックスの2冊
『高木家の惨劇』『笛吹けば人が死ぬ』があるのだから
同書収録分もまた決定稿に準ずるものとして考えるべき >>59
なお「霊魂の足」についての作者の附記としては
「探偵倶楽部」昭和27年臨時増刊号(11月15日発行)のものと
河出書房の探偵小説名作全集のものとがある >>60
146ページ6行目「説明してる」は「説明しうる」の誤植ではあるまいか? >>60 増刷時に(もしあればだが)附記ぐらいは追加されるかな? 「五人の子供」の元ネタは、同じ創元推理文庫から出ているシムノンの『13の秘密』中の「クロワ・ルウスの一軒家」だよね。 >>63 ハヤカワ・ミステリ文庫だと『密室大集合』中の「クロワ・ルース街の小さな家」 薔薇仮面、空気男爵、なら博士は何かな
女豹の博士かな シムノンもいつのまにか新訳やら未訳が出ているんだな
創元文庫だったかな
カバー絵でおフランスのユーモアミステリかと思って手に取ったら、むしろ渋いハードボイルドよりで驚いたのはいい思い出