【私が殺した】原りょう(原ォ)その8【天使たち】 [無断転載禁止]©2ch.net
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『そして夜は甦る』(早川書房, 1988)
『私が殺した少女』(早川書房, 1989)
『天使たちの探偵』(早川書房, 1990)
『さらば長き眠り』(早川書房, 1995)
『ミステリオーソ』(早川書房, 1995)
『愚か者死すべし』(早川書房, 2004)
『ミステリオーソ』『ハードボイルド』(早川書房, 2005)---『ミステリオーソ』の分冊化による文庫版
■前スレ
原りょう(原ォ)その7
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1284127227/ amazonから2/28〜3/3の間に届くとお知らせが来た
amazonだと2/28の発売となっているが、ハヤカワの公式だと3/1
そのギャップを調整したということ? 公式の発売日というのは、取次を経て、だいたい書店に並ぶ日を設定しているんだよー。
一斉に発売する日が決まっているわけではなく、搬入されれば売り出す。
なので都内の有力書店は地理的にも優先度的にも少し早かったり、逆に地方は搬入されるのが数日遅かったりする。 で、取次搬入の時期と Amazon 搬入はほぼ同じ。そこから発送の日数がかかるから幅が出る。 入荷が送れるってきくと、
やっぱり今回も発刊なしか!ってドキドキしてる まだ書店では新作売ってないな
新カバーの文庫は売っていた 2月初旬に楽天ブックスで予約。
その際「コンビニ店頭受取」を選択したんだが
「注文・配送状況の確認 」によると現在、コンビニに向かってるんだそうです >>375
> 現在、コンビニに向かってる
その配送会社、以前は蕎麦屋だったらしいぜ。 本屋ではすでに並んでるな(京都河原町丸善)
別で予約してたから買わなかったけど 新宿の紀伊國屋にもあった
サイン会前に読んでしまうのも勿体ないから我慢する Amazonから出荷したとのメール
皆と語らい会えるのはいつ頃になるのだろうか 3月1日に到着する
そしたらすぐに読んで、内容をここに書き込んでいいかな? 発売前にやれ「ゲラで読んだ。傑作!」だの「見本で読んだ。面白かった。期待して待て」だのSNSで吹聴してる奴等への尽きることのない軽蔑の念
羞恥心てものがないのかね >>385
作品の出来が気になる人もいるんだから、ネタバレさえしなければ別にいいじゃん
逆にありがたいよ
何が駄目なの? 新作、おそらく2010年11月頃の話。
沢崎は65歳になる直前。
時期的にスマホを持ってなくても良いが、携帯電話を持っていないというのはいかがなものか? 冒頭、依頼人望月について50代半ばで私(沢崎)より年長とある
小説の最後に大地震が描かれているから、2011年3月が結末だ
作者の設定では沢崎は50代前半らしいが、これまでの作と辻褄が合わない
1988年の『そして夜は甦る』では沢崎は40歳くらいの設定だからだ >>390
ミステリマガジンの著書インタビュー読んでないの?
第2期で沢崎の年齢止めたって語ってるよ 時代が進んでも主人公が年を取らないなんて漫画ではよくある話だしな ハヤカワのサイトにもインタビュー全文が上がってた
https://www.hayakawabooks.com/n/n82794e0ed426
『愚か者死すべし』は「第二期沢崎シリーズ」と銘打っていましたが、書く前に第二期と思ったことはないんですよ。
書き上がったらそれまでの作品と差が出てきたし、当時の編集担当で編集長の菅野さんからも、時間も十年とたってしまったので、沢崎の年齢も五十代くらいで
ストップさせ、ここから第二期ということにしましょうということになったんです 年齢をストップさせるなら、時代も進めるべきではなかった
21世紀初頭のままなら、まだ探偵が携帯を持たなくてもリアリティがあった 年齢固定なのか…
三毛猫ホームズ的な…
がっかり。 70歳の私立探偵に大事件の依頼が舞い込むというのもリアリティ無さすぎるしな 買ってきた
読もうとした
字が小さくて読みづらい!>老眼 読了
何もかも年取ったなと感慨に耽ってたら>>399で草生えた
読者も同様だったかw
あと初めて沢崎シリーズ読んでみようかなと思ってここを見た人は
新作を物理的に手に取る前に既刊を読むことをお勧めする それまでの明日読んだよ
滅法面白かった 愚か者死すべしから打って変わって洗練の極みといった感じ
携帯云々は愚か者のときも言われてたけど、今回は作中でもツッコまれてるから気にならなかったな 14年振りだから、もったいなくてまだ120ページ読んだのみ
もう何日か楽しもう 携帯を持ってないことについて作中でイジってるやん。
携帯持ってないとしたら依頼人に滅茶苦茶驚かれるようなことをするのかと思ったらもっともっと意外なやり方だったので笑った。
まだ序盤読んでる最中ですが。 >>404
俺もそこは笑った
ただ若干、文章が今までより練られてないかなって気がした
13年掛かってるけど
さらば長きあたりのねちっこい言い回しとか形容が無くなってる
作風の変化なのかねえ >>405
文体は、チャンドラーみたいな持って回った皮肉な言い回しから変化してるね
10数年かけて増やす方向ではなく、そぎ落とす方向に磨いたって気がする
同じハードボイルドでもハメットやスタークの方向 俺も買ってきた。
古式ゆかしく、行きつけの本屋で、予約も無し。
まだ24頁しか読んでねえけど。 あまり変わりばえがなく、個人的にはダメだった。
年齢が固定されてリアリティがなくなってしまった。
携帯電話を持っていないのも変だが、喫煙シーンも多すぎて時代に合わない。
60歳台で脳卒中になって片麻痺となって生活保護を受給している方が沢崎らしいのに。 マッド・スカダーのシリーズのような変化を期待していたのに…
全く前作と変わりなし… 沢崎の描写は仕方ないとして肝心の事件やストーリーの面白さに関してはどうなの? それはハードボイルドでもなんでもない単なるダメ中年じゃないか >>412
あれは現代ハードボイルドの最高峰だからなあ >60歳台で脳卒中になって片麻痺となって生活保護を受給している方が沢崎らしいのに。
そんなもん読みたくないよw >>412
お酒をやめてから超常識人でもはや後期高齢者間近
奥さんまでこしらえてるスカダーさんをマッドマックスみたいにいうなw
ローレンスブロックだからああいう変化でも面白く読めるけど
獣たちの墓あたりからもうハードボイルドでもなんでもない気がする >>411
スマホを使いこなしたり嫌煙ファシズムに屈伏したり
…等々「時代に合う」小説が読みたきゃ他にいくらでもあるだろ。
俺は真っ平御免蒙るけどな。
仮にこのシリーズがそんなモノになったとしたら、
わざわざカネを払って読む意味が全く無い。 新宿の紀伊國屋書店のサイン会、行ってきたぜ
20年程前に知って今日初めて相対したわけだが
近寄り難さはなく普通の気のよさそうなおっさんてなところ
あと女子高生が来ていてそれが印象的だった
物珍しいのだろう係員も複数声をかけていた
原のおっさんもさぞかし意外に思ったことではなかろうか
それとガキがうるさくしてたのがマイナスポイントだったな
つれてくるなって感じ 今読んでるけど
流石にレベルが違うわ
一つ一つの文章が磨かれて洗練されてる
チャンドラーみたいだよ >>418
探偵なのにケータイを持たないのはスタイルやポリシーというより、
単なる変人しか見えないレベル
とてもかっこ良いとは思えない
かといって、時代に迎合した沢崎を見たくないという気持ちもわかる
だから、作中では1作ごとに1年経過するようにしておけばよかったのに
20世紀が舞台ならなんの問題もなかった 講演会とサイン会行ってきたよ
講演会はミステリマガジンでレポート載るってさ
すぐ横にいた早川の社長が、途中で寝てたのが気になったよ。あれは失礼だろ。笑
あと、奥様がお見えになっていた模様。
サイン会は、気さくな会話ができてよかった。
100番に近い人は、幼児が騒いでいたみたいで少しお気の毒でした。 新作良かったわ
派手な展開が多くてワクワクしたし、レギュラーキャラ勢揃いって感じなのも良い
次巻があるとすれば相良の今後が一番気になる 講演会、満席でした。年齢層高め、女性率低め。
内容はミステリマガジンに載るけど、今公開されてるインタビューとそれほど変わらない。
「村上春樹訳のチャンドラーは全て(新作執筆期間中に出たから)読んでない」が最高でした。
originってあるよな 女率低いのはまあ予想できた
サイン会ではざっと3〜5名てなところか
しかしまさかの制服姿の女子高生は予想できなかったがな
「最年少ですね」とか係員に声をかけられていた 村上訳チャンドラーは
原さんもできれば全部読んでおいたほうが良い
さもないと、人生の3%ぐらい損をすることになる そんなもの得したと感じるのは村上のファンだけだろ
原書読めというのならまだしも ハードボイルド小説=変わり者小説なんだから今時携帯も持ってないというのはまさにハードボイルド タバコを吸って怒られたり、刑事に横柄な口をきいて怒られたりしたら良かったのに。 最後まで盛り上がりがなく終わってしまった
文章が好きだからいいけど、ストーリーはイマイチだった 今日の大阪のサイン会、イチャついたカップルが来てた。
一列に並ばなきゃいけないのに横に並んでるし。 チャンドラー好きは村上訳も読むんだろうけど、
原さんのファンは、清水訳のマーロウが好きなんだから、村上のはとくに必要ないね >>424
いや、俺はむしろ
「今回は相良回だったな」と思ったので
次回は別の(おなじみの)キャラにスポットを当ててほしいと思っている
例えば例の「電話サービス」の… まあ、高齢化のこの時代、70代でも現役の作家は多いけど完成するのが確実に
80歳すぎると思うとなあ 読売新聞の書評欄に新作載っててビビッた。つうか生きてたのか。 >>434
よう!自分も行ったよ
年齢層高かったなw
原先生が好好爺然とした感じでほのぼのした >>441
喫茶店とかジャズピアニストとかやってるんじゃなかったっけ?
それに年齢的に年金ももらっているんじゃいの? 文庫本の表紙が何か少年探偵団シリーズに思えて嫌だw >>443
ありゃ改悪だよな。
角川の乱歩の表紙が宮田雅之から高橋葉介に変わった時の不快感を思い出した。 新デザインのそして夜が蘇るのジャケの後ろの男って
どう見ても第三の男のオーソンウェルズなんだけど
あれ肖像権とか平気なんだろうか >>445
法律は全くの畠違いだから知らねえんだが、
とっくに名前の変わっちゃった御仁にも肖像権はあるんだっけ?
まあ、あったとしてもあの絵が「第三の男」の「オーソン・ウェルズ」だと瑕疵無く証明するのは難しいか。 読了。
文章は素晴らしかった。。読み初めがとてもわくわくどきどきした。
ストーリーが(14年かけた割には・・)ちょっとがっかりだった。。 アマゾンのレビューもまっぷたつ。
俺はつまらなかった。
全てが古くさい。 今までの評判を総合すると初期3部作よりは落ちるみたいだけど、
『愚か者死すべし』と比べた場合はどうなの? 事件そのものは愚か者のほうが面白かったかな
雰囲気は新作のほうが好き
道具立てが過去作を思い出させるのは良くもあり悪くもありって感じだが
出てくる人種や土地が沢崎シリーズっぽい気がする 沢崎がこんなに乱暴なことを言うかなという違和感があった そもそも沢崎の人格が変わっちゃってると思うが。
どこの馬の骨ともわからんようなガキに、「いつでも事務所に訪ねてくれ」なんて絶対言わないだろ。 30年経っても精神は何ら成長せず、成長しないまま
インターネット、しかも2ちゃんねる、をやってる爺というのも何なんだろうな
という話でもまた、あるとおもう。 >>448
> 全てが古くさい。
お前の思う「新しい」小説とは? >>445
オーソン・ウェルズで間違いないよ。
作中に「ハリー・ライム」という名前の喫茶店で依頼人の女性と会うシーンがある。
女性の後ろには大きく伸ばされた不敵な笑みのウェルズの写真がかかっているとある。
カバーデザインはそのシーンをきりとったものだと思う。
新作読んだ後「そして夜は甦る」を読みなおしていて気づいた。忘れているシーンも多々あって新鮮な気持ちで読んでいるよ。 ハードボイルド・冒険小説はリアルタイムで読むと名作でも
時代がたって読むと結構きついってのは時々あるからね
まぁ今の時代にあったものを書けるにこしたことはないけど
デビュー時点でもそんなに若いわけじゃないし、仕方ないか この平成の30年間に小説が珍奇な「新しさ」を求め続けて日本の文芸はおかしくなった
小説って本来古典的なものだろ 原ォは『さらば長き眠り』が到達点だったな
老いるとやはり無意識に感覚が鈍くなっていく 「本来」の話をするなら
そもそも大説に対する小説であったわけで… オープニングで駐車場で銃撃くらう描写がめちゃくちゃ好きだった
今回は盛り上がりがなかったな 『愚か者』以降、西新宿の事務所でのやり取りがメインになっているのが気になるところ。
関係者が事務所に表れるか電話するかして話が進行するので「説明台詞」的なものが増えたと感じる。
そこがちょっと不満だな。 ]>>457
>この平成の30年間に小説が珍奇な「新しさ」を求め続けて
>日本の文芸はおかしくなった
そんなのは「今時の若者は」「昔はよかった」などと同じで
単に年寄りの愚痴にすぎない。
人間は若い時に経験したもの最高と感じ、年を取ると若い感性についていけなくなるだけ 日本文学の現状なんぞ、どうでもいいだろう
原ォの小説さえ面白ければな 「ォ」の漢字は今どういう扱いなんだろう。表示されない環境ってまだあるの? >>465
お悪うござんしたねェ。
あたしゃガラケなもんでねェ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています