【私が殺した】原りょう(原ォ)その8【天使たち】 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
『そして夜は甦る』(早川書房, 1988)
『私が殺した少女』(早川書房, 1989)
『天使たちの探偵』(早川書房, 1990)
『さらば長き眠り』(早川書房, 1995)
『ミステリオーソ』(早川書房, 1995)
『愚か者死すべし』(早川書房, 2004)
『ミステリオーソ』『ハードボイルド』(早川書房, 2005)---『ミステリオーソ』の分冊化による文庫版
■前スレ
原りょう(原ォ)その7
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1284127227/ >>466
最近のガラケー? それとも昔からのを使い続けている? 「ォ」の文字コードって前のまま特殊な扱いなのかなあという純粋な疑問なんだけど。 >>478
未完というか最初の一章書いただけだけどねプードルスプリングス
原さんの遺作がそういうのだと嫌だな・・・ 下手に今の流行を混ぜるとたった数年で古くなるからね
携帯は電話と写真だけで便利ヤナア的沢崎の感想でいいじゃん
舞台設定も7年前だし 携帯には拒否感あるのに、ナンバーディスプレイとかはサクッと導入してるんだな
うちの親なんて、固定電話は誰から掛かってきたかわからないのがいいんじゃねーかって言ってるけど >>482
携帯持つのは嫌だがナンバーディスプレイは導入するっていかにも沢崎らしい用心深さじゃないか
むしろあんたの親の感覚のほうが理解に苦しむわ 今、読み終えた
明日は東日本大震災から7年だ
日本の家族の絆を再認識させたあの大災害
原の新作は孤独な探偵の周囲で展開されるいくつもの家族の
失われた絆を描いた痛切な作品だった・・・ >>484
> 新作は孤独な探偵の周囲で展開されるいくつもの家族の失われた絆を描いた痛切な作品
いや、過去全作が概ねそういうもんなんだが…。 今となっては(人力による)「電話サービス」の方が贅沢? 古い案件に話を戻して恐縮ですが
「ミステリマガジン」3月号で一番うれしかったのは
「番号が間違っている」が再読できたことです
(その気になれば収録されてる単行本(文庫本)買えば済んだんだが) いつも思うが義理の親、義理の兄弟、親代わり、従兄弟の登場人物が多くね? ロスマクとか謎解きの要素も結構有るハードボイルドだと
そういう人間関係が増えるパターンはある 鏑木興業の活躍を心待ちにしていたファンは珍しいな
がっつり事件にかかわってるから喜びなされ 鏑木興業の人気に嫉妬。
そんな俺は安積武男のシンパ。 ハードボイルドである程度リアリティを保ったまま
トリックとかどんでん返しを仕込もうとすると
どうしても血縁関係のネタになりやすい面はあるね ロスマクドナルドはプロットだけ取り出すと
横溝正史と区別つかない
法月倫太郎の名言 今北産業的なやつだったんだな
もったいないからとりあえず過去作の復習からしてみるで
忙しいから相当時間かかると思われ 次回作は案外早いかもと期待。
名前がわからない男&青年に震災がからんだ感じ? >>497
それは後回しにして頂きたい。
先に「愚か者」でブン投げた謎に落し前を着けてくんねえと、な。 >>499
吉村昭を読め。
自然災害も戦争も国家的大事件も技術開発も、
日常の平穏さえも透徹のハードボイルドになり得る。
作家の意志と力量次第。 60年70年後にも原さんが読まれているかもしれない普遍性を考えると
たしかに「スマホ」という
流行の名詞は、作中に出さないほうが良いと思った >>501
別に過去の名作にだって当時の文化や風俗は描かれているだろ? >>501
普遍性とか言い出したら留守電サービスの時点ですでに… 第二期はそれまでのハードボイルド+本格ミステリ的構成でなく
ハードボイルドだけで書いてる、みたいなことを言いながら
さらりとミステリ的叙述トリック入れてくる原先生のツンデレっぷりたるや その時代の風俗を描くと普遍的でなくなる
なんて言うヤツは文学が分かっていない まあ今作に関しては年代を明示しないで進行するのが
ラストのラストで利いてくるけどね
ここにあれを持ってくるかっていう
でも55歳より5つ若い五十台って50歳ジャストよねw 真夜中のハーリー&レイス、延長戦もあったのね。今からは聞けないので明日聞く。 レギュラー陣の関係性が変化しないという意見もあるけど
相良だけは少しずつ変わってきてるんだよなあ 相良の「家庭の事情」は原さんの身近にあった事なのかねえ
良くも悪くも作り物な世界の中であの辺だけ妙に切実だった ラストを見てはいからさんが通るを思い出したのは俺だけだろうか ハスキーボイスのお姉さんはしょっちゅう掃除に来てそう デビュー作を30年前に読んだ世代は、自分とほぼ同い年になった沢崎に思うところはないのか?
俺は違和感しかなかったぞ。 >>513
沢崎は高貴なままだが、お前は俗物化したということだ >>513
思う所はありまくりだ。
俺は三十年経ったら三十も齢を重ねたのに、
沢崎は三十年で十しか年を取ってなくてズルい。 10年以上、タバコは吸っていないが、本作を読んでるとふいにタバコが恋しくなる。 ペーパードライバーだが、ブルーバードに乗りたくなる >>519
ショッポなら十二の頃から愛用しているが、
両切ピースをショッピと略称するのは初めて聞いた。
俺の身の回りでは通常の紙箱入りでもピーカンと呼ぶ。 スレ違いだが、ウルフガイの神明かアダルトウルフガイの犬神明がブルーバードに乗っていなかった? 50過ぎた高齢者が2ちゃんねる、もとい、インターネットをまだやっている、
さらに、書き込んで何かを言わんとしている、
という新鮮な驚きはある
「あとは死んで行くだけの身」として、
若年層に対して、何か言い遺してほしい 2chはおろか、twitterやfacebookでさえ随分前から中高年ばっかりだぞ
ぼくは7さいだけど >>522
あとは死んで行くだけの身
なのはお前も一緒だよ インターネットが普及して何年経ってると思ってんだよ だよな
win98が出た時にはすでにそれなりネットは普及していたから
30歳で初めて現在50歳
別に普通だよなあ フィリップ・マーロウの教える生き方
刊行日: 2018/03/20
全篇村上春樹の訳で贈る探偵フィリップ・マーロウの名言集
フィリップ・マーロウの言葉から人生を学ぼう。愛、女、死、酒、チェス、煙草、ハリウッドについて――レイモンド・チャンドラーの生み出した探偵マーロウの至言をテーマごとにチョイス。全篇村上春樹の名訳で贈る珠玉の名言集。訳者による巻末解説も収録! ハルキ版は先行の諸訳を意識しすぎてかえって変になってた気がする>「タフじゃなければ〜」
ってか全体に清水訳を意識しすぎで無理に変えてる感があるんだよな、あれ >>533
同意
ところどころで意地になってるんじゃ・・・?って感じが 沢崎が年下になっていた…
ショック。
しかし考え方は70歳の爺さんだな。 西鉄ファンだった過去もなかったことになってるんだろうな。
年齢が合わないし。 そうなると錦織は解説者の豊田泰光に似てる設定になるのだろうか 『そして夜は甦る』単行本は持っているが、
今度出るポケット・ミステリは買っとこうかな >>539
『遺譜 浅見光彦最後の事件』で34歳になったよ >>540
◎
書下ろし「著者あとがき」
装画は山野辺進氏
×
高い。 >>542
たった2千円足らずが高いのかよ
学生か貧乏フリーターか
5千円くらいの本をバンバン買っているが、
平均的な収入の社会人なら問題ないだろう >>543
単に払えるかどうかの問題ではなくて価値と釣り合うかの問題だろ
高級車が100万円なら安いが、昼飯に100万円出そうとは思えないって話じゃないのか?
1度読んだ本をおまけ程度で2000円出す価値があるのか
価値があると思う人もいるし、思わない人もいるってだけのこと 限定出版だし、好きな作品だし、ポケミスも愛好しているから買おうかな 3月10日の予定だった福岡(紀伊國屋書店)のサイン会が体調不良で延期になってた件で 今日書店に問い合わせてみたら まだ全く未定の様で、予定が決まり次第ツイッターにあげるとの事
歳なのに新刊のイベントで急に忙しくなったから体調崩したんだろうな
原先生の回復を祈る >>547
そうなのか…
一人一人に声かけてサインしてたからお疲れだったと思う
最近、寒暖の差が激しいのもあるだろう
復調して仕切り直し決まるといいな 福岡のサイン会が延期になったことは初めて知った
鳥栖から近いからそのうち開催されるだろう >>551
俺的にはパス
前の文庫本の表紙の方が良い 原ォの講演会を聞いてきました。14年書かなかった事を色々話してました。でも14年間楽しかったと。ジャズの質問には、真顔で対応してました。
ミステリーマガジンに掲載されるそうです。 映画館のシーンで流れてた「狼は天使の匂い」のジャケットから持ってきたんだろうと思われる >>558
なるほど
赤ジャケの人はロバート・ライアンかな コートの男は沢崎かと思ったら左手を隠してるから海部と名乗る男か… ようやく読了。面白かったけど、あっさりしてたかな。 利用してる図書館では
この作家の本が、すべて
常に貸出状態なんだが・・
誰かが、パックたんじゃないかと思わせる・・ >>562
あなたのように「久々に新刊出たから旧作を読み返しておこう」って思った人が沢山いたからではないか? 区立図書館、4冊の蔵書に対して予約が90件。
インターネットを含めて皆黙っているが、
「この作家、知名度はある」
と断じて良いと思う。 そんなに待つくらいなら文庫本くらい買えばいいのにな ホントそうだよ
なぜみんな本を買わないんだ
俺なんか一生かかっても読めないくらい積読してるのにさ 今日の産経の新刊本の紹介コーナーに「それまでの明日」の書評(小林竜雄:脚本家)が掲載されてたのでワクワクして読んだが、評価としては辛口だった
産経を読めない人のために少し紹介すると
一連の沢崎シリーズはマーロウを日本で再生させる実験ではあるが、模倣ではなく独自の設定があり(渡辺の存在)、そこが影となり“人生の苦み”が出ている…
渡辺が死去して沢崎単独となった「さらば長き眠り」以降はありがちな感じで読み応えが弱まっていたが、新作発表はそこから抜け出すために長い時間がかかったのでは…
そして 今回の作品はストーリーにふくらみを感じなかった…などが主な評価
原さんは新作のインタビューで、謎解き要素に重きを置いたミステリー作品ではなく 本来求めていたハードボイルドに専念したと言っているわけで、この書評者は原さんの新作に込めた思いを全く理解できておらず、インタビューなども全く読まずに記事を書いてるんだろうな
書評が少し不愉快だったので長文になりました 失礼 雰囲気はハードボイルドでありながら
中身は実は本格ってのが原りょうの特色だったからなぁ
マーロウというよりロスマクとか最近でいえばコナリーみたいなね >>568
> 原さんの新作に込めた思いを全く理解できておらず、インタビューなども全く読まずに
その類の作品外要素や前作までの経緯を前提としなきゃ評価されない作品だとしたら、それは原の敗北。
大衆商業作家である以上、常に「そんなの知ったこっちゃねえ」一見さんの読者を相手に勝負し続けなきゃいけない。
既に余計な先入観や知識を持ち過ぎてる俺たちには、今作の良否如何は正当に評価出来ないわけだが…。 >>571
全国紙の書評なんだから、素人と同じ感想文じゃ駄目でしょう ハードボイルドの人気が後退している今の時代
「謎解き+ハードボイルド」という独自性を失った沢崎シリーズが
存在感を発揮するのは難しいだろうなあ >>576
そういえば宮部さんは昔からファンだったな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています