【私が殺した】原りょう(原ォ)その8【天使たち】 [無断転載禁止]©2ch.net
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『そして夜は甦る』(早川書房, 1988)
『私が殺した少女』(早川書房, 1989)
『天使たちの探偵』(早川書房, 1990)
『さらば長き眠り』(早川書房, 1995)
『ミステリオーソ』(早川書房, 1995)
『愚か者死すべし』(早川書房, 2004)
『ミステリオーソ』『ハードボイルド』(早川書房, 2005)---『ミステリオーソ』の分冊化による文庫版
■前スレ
原りょう(原ォ)その7
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1284127227/ >>631
『―眠り』における秋庭朋子「主人は今夜留守なので…」も
応答サービス嬢が微妙に脚色してたりしてな。 >>632
応答サービス嬢にちょっと言い訳したくなって
でも我慢する沢崎に久々和んだ 沢崎は掃除が嫌い、という描写があったのは
「さらば長き眠り」だったっけ 夜は甦るで、依頼人の佐伯なおこがプロポーズされたとき、あなたの子供を妊娠してるって言えずに佐伯直樹に誤解されたじゃん
すぐに言えないのはともかく、それで中絶までする?って違和感があったんだけど、どうだろ
なるほど!って思う方が普通かな >>634
たしか魚住彰の実父の家のちらかった部屋に入った時
でもアパートの自分の部屋よりはマシみたいなくだりはあったねw 年末の掃除でどれくらいかかったかは企業秘密だ、ってあったね >>637
そうなの?
ほんとは佐伯を愛してたのに、佐伯はそれを誤解して信じられなかったってことじゃないと話がつながらないようなら 実は佐伯の子なんだか神谷の子なんだか
それとも田中か鈴木か山田か或いは高橋か分からないから取り敢えず堕ろした
という名緒子ビッチ説。 実際に佐伯は誤解していたわけだけど佐伯が誤解していることをなおこは知らないんじゃなかったっけ?
だめだな細かいところ思い出せない 新刊3月に買ったんだけど、
まだ半分ちょっとしか読んでない。
GW中に読み終えるよう頑張ってみる。 朝日新聞の「売れてる本」という特集に新著が載っていたけど
5刷 4万1千部
で、どこが「売れてる」と言うんだ。。。 >>644
バブル時代じゃないんだよ
おっさんw
今の時代五万部売れれば大ヒットだよ 出版社勤務ですが、今や40000ならヒットと言って過言では全くない 図書館で借りていいのは学生と主婦だけやで
いい歳こいた大人が図書館待ちとかみっともないよ 図書館から本借りては、こいつが犯人って書き込んでる >>651
書き込むのは刑法に触れる犯罪。
善良な俺は真犯人暴露の頁に う っ か り 栞を挟んでおく。 確かに今どき3月発売の2か月で5刷4万はけっこう凄いかも
しかも十数年もご無沙汰で生存確認だけされて来たような伝説のw作家の新作
せっかくシリーズ復活させたんだからこれからはもっとコンスタントに沢崎に会いたい
原さん体に気をつけてこれからも執筆活動よろしく >>653
4万部だと印税は一冊200円として、800万円か。
1年ならそこそこだが、十数年振りだとどうやって食っているのか。
親の遺産の食い潰し? ウヨ系の本は売れてるけどな
ケントギルバードとか30万部だっけ?
あとは自称なんで信憑性はあれだけど
そっち系はずらっと並んでるし売れてはいるんだろうね 愛国業は固定客掴みやすいからなw 超大ヒットも無いだろうけど 小説ハードカバー単行本なんて初版数千部が大半なんだから
14年間沈黙してた作家が4万部も売れてたらそりゃ「売れてる」部類だろうよ じゃあ、電子書籍とかの分がどうなっているかも問題じゃないのか? 14年間新刊が出なかった作家のスレだけあって、古代人みたいな人が多い 吉野ヶ里遺跡の近くに住んでる作家だから、弥生時代の人たちだろ このスレのように、2ちゃんねるに「何を書いても」
50過ぎた、その高齢を隠しようもないのは面白いですね。
高齢自体が悪いと言っているのではない
高齢でインターネットをやるのが何故駄目なのか、
自分では全く分かっていない様が面白い、
と言っている 電子書籍なんて読み捨ての雑誌にはいいが数年後にまた読み返したいってのには向いてないからね
数年後には電子書籍で単行本買い集めてる奴らの悲鳴が聞こえてきそうだ 読むのは紙、保存は電子が一番良くて、佐藤優は両方買ってるって書いてたな
本棚の限界があるから仕方ない
この前、紀伊国屋が電子書籍で原ォセールをやってたので昔のを数冊買った >>670
保存ってw
サービス終了したら一切見られなくなるのにw Amazon の Kindle くらいプラットフォームが盤石なサービスなら、どの端末でも落とせる、同期できる、劣化しない(極端を言えば家が火事になろうがデータはある)、検索に優れる、場所を取らない、といったメリット面も比べて見るべきだと思うよ。
Twitter とか見てると、実際に使ったことないのにデメリットだけ考えて電子書籍に手を出さない人が結構いる印象。 しかし、名前と職業が分かっていれば
探偵に調査を頼む前に
ネット検索くらいすると思うんだけど >>673
「本を読む」ことの意味も価値観も違うんだよ。
俺たちと、お前さんたちとは。 なんかかっこつけた遠回しな言い方してるけど
電子書籍とかよくわかんねぇから怖いって正直に言えばいいのに >>675
え……「本を所持すること」で反応されるなら理解できると思っていたけど、「読むこと」に対して紙と電子の違いって具体的に説明してほしいな。 場所を取らないってだけで電子書籍は素晴らしい
さまざまな欠点を補ってあまりある
蔵書をすべて電子化したいくらいだよ エアー知識でドヤってる奴らばかりだなあと見てたら
ニコニコニュースで電子書籍がサービス終了で読めなくなる!って騒ぎになってて笑った
さんざん警告されてんのに本気で買い切りだと信じ込んでる奴っているもんなんだな サービス終了の可能性を考えればKindleなんだろうけど、読みやすくて紀伊国屋メインで使ってるわ
永遠に所有するわけじゃなくて、読書の対価だと考えればいい
紙と両方買うこともあるし 電子書籍に限らず
配信はその書籍の利用権を買ってるだけだからね
所有欲は満たせない
物として残したいなら紙一択だよ
逆に読み捨てでいいなら電子書籍で充分 まあ、あと14年くらいこんな雑談すれば新作も出るだろう 電子書籍と配信サービスを混同してるお爺ちゃんがいるみたいだけど、
紙の方が読みやすいというのは同感
ページを手で捲るという行為を電子書籍で実現するのはまだ数年かかりそう
だがしかし本を所有することの物理的弊害を解消してくれる電子書籍の未来は明るい。
紙の本などは嗜好品、贅沢品の類だ。 雨の日とか汚れとか気にせずいつでも気軽に読めるのが電子書籍って感覚
本だと綺麗に大事にしたくなってしまう >>686
俺と感覚が全く逆で面白かった。
読みやすさは電子書籍の方が軽いし、サクサク、
紙の本は所有する喜びって感じだから。 そりゃ1000や2000冊なら個人でも何とかなるけどさぁ
書籍に対する愛着も無いわけじゃないし・・・
でも一部屋潰すとかそうなってくると話は違ってくる。
加えて今後も毎月10冊20冊と増えていくともうおぞましさしか感じない
電子書籍万歳 電子書籍で読んだ本を店頭で触ると、ああ、こんな厚い本だったのか立派な本だなあ、って思うことあるよね それな
積み上げてると命に関わる
とはいっても私も「愚か者死すべし」までは文庫でもってるわけだがハヤカワ文庫では死ぬこともあるまい 電子書籍はpdfならいいんだけどね。
切り貼りできる。クラウドに置いておけば、端末が壊れても残る。
何より友達にあげられる。 >>692
今時そんな違法にコピーをばらまける電子書籍って存在するのか?wwww 書評に「セリフがスペンサーそっくり」ってあるけどそうなの?
何か読んでみたくなった >>695
スペンサーも原ォもチャンドリアンだから結果的に似てるだけ あと原ォはディックフランシスのファンでもあるのであるから
つまり菊池光のフォロワーであるともいえるのだ
スペンサーも菊池光訳だし
似てても全くおかしくないのだろう さらば長き眠りにいたっては相良が沢崎のほぼ相棒化してて笑った
そしてタクシーとして利用される橋爪カー
毎度一回はズタボロにされる沢崎だけどやっぱり無双 >>698
フランシスファンかあ?
結構辛い評価言ってた印象があるけど >>701
晩年の作品には辛い評価だったけど
年間に読むミステリが数冊の年でもフランシス新作は入ってたから御贔屓作家だったのは間違いないよ
そして原ォの御贔屓って基本「その作家の作品で手に入るものは全部読む」だからね 沢崎シリーズって刊行順に読まないと前作のネタバレ食らっちゃう感じですか
天使たちの探偵がめっちゃ好みだったので長編にも手を出そうと思ってるんですが ネタバレあるから順に読んだ方がいい
特にさらば長き眠りはシリーズの集大成的な作品だから
順に読むのと飛ばすのとじゃ全然違う 食らっちゃうかはともかく
天使たち〜を含む初期3作が傑作なので
順番に読むほうがいいぞ >>703
刊行順に読むのが一応無難ではある。
が、ネタバレとは云ってもそれで前作の面白さが損なわれるようなものではない。
そういう内輪受けというか一見さんお断りというか――昨今の作家には多いが――閉鎖的な気持ち悪さは、原には無い。 ただし一作目は余りにチャンドラーごっこ過ぎて笑っちゃう可能性はあり 703です
皆さんありがとうございます。沢崎シリーズ全部買い揃えるまでチャンドラーでも再読したいと思います 寡作なせいで全作品すぐ読めちゃうしね
これが赤川次郎とか西村京太郎だったら・・ ミステリマガジン最新号の装幀エッセイに年内に第三エッセイ集「エンドタイトル(仮)」刊行予定とあってビックリ
まさか今年新刊が2冊も出るとは >>703
刊行順に読まないと意味ないよ
前の作品の登場人物が次作目以降に重要な役割で出てくるからね 最新作は時空がねじれて若がえってるから読まない方が良いよ。 沢崎が最新作で乗ってる車結局何だったの?
また日産車? ハードボイルドって長期シリーズ化すればするほど、
主人公の探偵の年齢の問題は避けられないからなー
リュウアーチャーも途中から年齢がわからなくなったし
あの名匠ブロック先生でさえ、スカダーの回想という形を取ったし >>710
こりゃ惑星が太陽系軌道を外れるな(失礼) 新作エッセイ集まで出るなんて驚愕
05年の「ミステリオーソ」「ハードボイルド」分冊文庫以降に書いた文章+書き下ろしになるのかな 次作は最低10年後かな
このスレの住人の何割かは冥土へ住み替えしてそうだ ttps://mainichi.jp/articles/20180527/ddp/014/040/005000c
>次作を出すなら、今度のように14年後に出してはシャレにならない。一番の理想は来年の3月。しかし、僕の場合、常にウソばかりついていますからね。いっぺんくらい、こんなに早く書いちゃったのと言われてみたい
来年の3月に出たら嬉しいが…… おまいらは原さんの新作出るまでは何を読んでたの?
自分はここ数年だとミステリーは深町秋男ぐらいしか読んでないな、昔は大沢在昌や海外ミステリーをよく読んでたけど
最近はミステリー以外に興味が移ってしまってたが 原さんの新作読んで またミステリーファンに戻った
今は稲見一良のダッグコールを読んでる 鮫島も定年退職してるだろうから、私立探偵でもやったらいいのに
オールドディックみたいな老人探偵 14年分の読書なんて書き切れるわけがないぞ〜
探偵物に限定するなら、東直己、木内一裕、ローレンス・ブロック、ドン・ウィンズロウ
スワガーは探偵のようなものとしてスティーブン・ハンター。
警察官もOKなら今野敏、矢作俊彦、R.D..ウィングフィールド。
思い出せてないのも一杯あるからキリが無い〜!
今はマイクル・コナリーのボッシュ・シリーズを追っかけ中。刑事だけど組織内でアウトローってのがええで。 さらば長き眠りは文体はハードボイルドだけど
ネタは本格だよな >>728
「ハードボイルド」ってのは煎じ詰めれば文体のことで、
ハードボイルドならではの題材とか物語なんてものは存在しない。
だからネタや設定は何でも可。
世界最初のハードボイルド小説はヘミングウェイ「日はまた昇る」に非ず、
夏目漱石「坊つちやん」である。
――と、かつて喝破した沢木耕太郎に俺も賛同する。 >>724
ミステリーに限定するなら
ロスマク、ハメット、ロストーマス、ギャビンライアル、ヒラーマン
シムノン本格小説選も興味深かった(原先生の好みそのまんまなリストだが)
国内だと笠井潔
・・・何とチャンドラーが無え!(「さらば長き眠り」の時点で既に一通り読んじゃってたのだ) >>724
志水辰夫
黒川博行
横山秀夫
柚月裕子
藤原伊織 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています