【私が殺した】原りょう(原ォ)その8【天使たち】 [無断転載禁止]©2ch.net
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>>631
『―眠り』における秋庭朋子「主人は今夜留守なので…」も
応答サービス嬢が微妙に脚色してたりしてな。 >>632
応答サービス嬢にちょっと言い訳したくなって
でも我慢する沢崎に久々和んだ 沢崎は掃除が嫌い、という描写があったのは
「さらば長き眠り」だったっけ 夜は甦るで、依頼人の佐伯なおこがプロポーズされたとき、あなたの子供を妊娠してるって言えずに佐伯直樹に誤解されたじゃん
すぐに言えないのはともかく、それで中絶までする?って違和感があったんだけど、どうだろ
なるほど!って思う方が普通かな >>634
たしか魚住彰の実父の家のちらかった部屋に入った時
でもアパートの自分の部屋よりはマシみたいなくだりはあったねw 年末の掃除でどれくらいかかったかは企業秘密だ、ってあったね >>637
そうなの?
ほんとは佐伯を愛してたのに、佐伯はそれを誤解して信じられなかったってことじゃないと話がつながらないようなら 実は佐伯の子なんだか神谷の子なんだか
それとも田中か鈴木か山田か或いは高橋か分からないから取り敢えず堕ろした
という名緒子ビッチ説。 実際に佐伯は誤解していたわけだけど佐伯が誤解していることをなおこは知らないんじゃなかったっけ?
だめだな細かいところ思い出せない 新刊3月に買ったんだけど、
まだ半分ちょっとしか読んでない。
GW中に読み終えるよう頑張ってみる。 朝日新聞の「売れてる本」という特集に新著が載っていたけど
5刷 4万1千部
で、どこが「売れてる」と言うんだ。。。 >>644
バブル時代じゃないんだよ
おっさんw
今の時代五万部売れれば大ヒットだよ 出版社勤務ですが、今や40000ならヒットと言って過言では全くない 図書館で借りていいのは学生と主婦だけやで
いい歳こいた大人が図書館待ちとかみっともないよ 図書館から本借りては、こいつが犯人って書き込んでる >>651
書き込むのは刑法に触れる犯罪。
善良な俺は真犯人暴露の頁に う っ か り 栞を挟んでおく。 確かに今どき3月発売の2か月で5刷4万はけっこう凄いかも
しかも十数年もご無沙汰で生存確認だけされて来たような伝説のw作家の新作
せっかくシリーズ復活させたんだからこれからはもっとコンスタントに沢崎に会いたい
原さん体に気をつけてこれからも執筆活動よろしく >>653
4万部だと印税は一冊200円として、800万円か。
1年ならそこそこだが、十数年振りだとどうやって食っているのか。
親の遺産の食い潰し? ウヨ系の本は売れてるけどな
ケントギルバードとか30万部だっけ?
あとは自称なんで信憑性はあれだけど
そっち系はずらっと並んでるし売れてはいるんだろうね 愛国業は固定客掴みやすいからなw 超大ヒットも無いだろうけど 小説ハードカバー単行本なんて初版数千部が大半なんだから
14年間沈黙してた作家が4万部も売れてたらそりゃ「売れてる」部類だろうよ じゃあ、電子書籍とかの分がどうなっているかも問題じゃないのか? 14年間新刊が出なかった作家のスレだけあって、古代人みたいな人が多い 吉野ヶ里遺跡の近くに住んでる作家だから、弥生時代の人たちだろ このスレのように、2ちゃんねるに「何を書いても」
50過ぎた、その高齢を隠しようもないのは面白いですね。
高齢自体が悪いと言っているのではない
高齢でインターネットをやるのが何故駄目なのか、
自分では全く分かっていない様が面白い、
と言っている 電子書籍なんて読み捨ての雑誌にはいいが数年後にまた読み返したいってのには向いてないからね
数年後には電子書籍で単行本買い集めてる奴らの悲鳴が聞こえてきそうだ 読むのは紙、保存は電子が一番良くて、佐藤優は両方買ってるって書いてたな
本棚の限界があるから仕方ない
この前、紀伊国屋が電子書籍で原ォセールをやってたので昔のを数冊買った >>670
保存ってw
サービス終了したら一切見られなくなるのにw Amazon の Kindle くらいプラットフォームが盤石なサービスなら、どの端末でも落とせる、同期できる、劣化しない(極端を言えば家が火事になろうがデータはある)、検索に優れる、場所を取らない、といったメリット面も比べて見るべきだと思うよ。
Twitter とか見てると、実際に使ったことないのにデメリットだけ考えて電子書籍に手を出さない人が結構いる印象。 しかし、名前と職業が分かっていれば
探偵に調査を頼む前に
ネット検索くらいすると思うんだけど >>673
「本を読む」ことの意味も価値観も違うんだよ。
俺たちと、お前さんたちとは。 なんかかっこつけた遠回しな言い方してるけど
電子書籍とかよくわかんねぇから怖いって正直に言えばいいのに >>675
え……「本を所持すること」で反応されるなら理解できると思っていたけど、「読むこと」に対して紙と電子の違いって具体的に説明してほしいな。 場所を取らないってだけで電子書籍は素晴らしい
さまざまな欠点を補ってあまりある
蔵書をすべて電子化したいくらいだよ エアー知識でドヤってる奴らばかりだなあと見てたら
ニコニコニュースで電子書籍がサービス終了で読めなくなる!って騒ぎになってて笑った
さんざん警告されてんのに本気で買い切りだと信じ込んでる奴っているもんなんだな サービス終了の可能性を考えればKindleなんだろうけど、読みやすくて紀伊国屋メインで使ってるわ
永遠に所有するわけじゃなくて、読書の対価だと考えればいい
紙と両方買うこともあるし 電子書籍に限らず
配信はその書籍の利用権を買ってるだけだからね
所有欲は満たせない
物として残したいなら紙一択だよ
逆に読み捨てでいいなら電子書籍で充分 まあ、あと14年くらいこんな雑談すれば新作も出るだろう 電子書籍と配信サービスを混同してるお爺ちゃんがいるみたいだけど、
紙の方が読みやすいというのは同感
ページを手で捲るという行為を電子書籍で実現するのはまだ数年かかりそう
だがしかし本を所有することの物理的弊害を解消してくれる電子書籍の未来は明るい。
紙の本などは嗜好品、贅沢品の類だ。 雨の日とか汚れとか気にせずいつでも気軽に読めるのが電子書籍って感覚
本だと綺麗に大事にしたくなってしまう >>686
俺と感覚が全く逆で面白かった。
読みやすさは電子書籍の方が軽いし、サクサク、
紙の本は所有する喜びって感じだから。 そりゃ1000や2000冊なら個人でも何とかなるけどさぁ
書籍に対する愛着も無いわけじゃないし・・・
でも一部屋潰すとかそうなってくると話は違ってくる。
加えて今後も毎月10冊20冊と増えていくともうおぞましさしか感じない
電子書籍万歳 電子書籍で読んだ本を店頭で触ると、ああ、こんな厚い本だったのか立派な本だなあ、って思うことあるよね それな
積み上げてると命に関わる
とはいっても私も「愚か者死すべし」までは文庫でもってるわけだがハヤカワ文庫では死ぬこともあるまい 電子書籍はpdfならいいんだけどね。
切り貼りできる。クラウドに置いておけば、端末が壊れても残る。
何より友達にあげられる。 >>692
今時そんな違法にコピーをばらまける電子書籍って存在するのか?wwww 書評に「セリフがスペンサーそっくり」ってあるけどそうなの?
何か読んでみたくなった >>695
スペンサーも原ォもチャンドリアンだから結果的に似てるだけ あと原ォはディックフランシスのファンでもあるのであるから
つまり菊池光のフォロワーであるともいえるのだ
スペンサーも菊池光訳だし
似てても全くおかしくないのだろう さらば長き眠りにいたっては相良が沢崎のほぼ相棒化してて笑った
そしてタクシーとして利用される橋爪カー
毎度一回はズタボロにされる沢崎だけどやっぱり無双 >>698
フランシスファンかあ?
結構辛い評価言ってた印象があるけど >>701
晩年の作品には辛い評価だったけど
年間に読むミステリが数冊の年でもフランシス新作は入ってたから御贔屓作家だったのは間違いないよ
そして原ォの御贔屓って基本「その作家の作品で手に入るものは全部読む」だからね 沢崎シリーズって刊行順に読まないと前作のネタバレ食らっちゃう感じですか
天使たちの探偵がめっちゃ好みだったので長編にも手を出そうと思ってるんですが ネタバレあるから順に読んだ方がいい
特にさらば長き眠りはシリーズの集大成的な作品だから
順に読むのと飛ばすのとじゃ全然違う 食らっちゃうかはともかく
天使たち〜を含む初期3作が傑作なので
順番に読むほうがいいぞ >>703
刊行順に読むのが一応無難ではある。
が、ネタバレとは云ってもそれで前作の面白さが損なわれるようなものではない。
そういう内輪受けというか一見さんお断りというか――昨今の作家には多いが――閉鎖的な気持ち悪さは、原には無い。 ただし一作目は余りにチャンドラーごっこ過ぎて笑っちゃう可能性はあり 703です
皆さんありがとうございます。沢崎シリーズ全部買い揃えるまでチャンドラーでも再読したいと思います 寡作なせいで全作品すぐ読めちゃうしね
これが赤川次郎とか西村京太郎だったら・・ ミステリマガジン最新号の装幀エッセイに年内に第三エッセイ集「エンドタイトル(仮)」刊行予定とあってビックリ
まさか今年新刊が2冊も出るとは >>703
刊行順に読まないと意味ないよ
前の作品の登場人物が次作目以降に重要な役割で出てくるからね 最新作は時空がねじれて若がえってるから読まない方が良いよ。 沢崎が最新作で乗ってる車結局何だったの?
また日産車? ハードボイルドって長期シリーズ化すればするほど、
主人公の探偵の年齢の問題は避けられないからなー
リュウアーチャーも途中から年齢がわからなくなったし
あの名匠ブロック先生でさえ、スカダーの回想という形を取ったし >>710
こりゃ惑星が太陽系軌道を外れるな(失礼) 新作エッセイ集まで出るなんて驚愕
05年の「ミステリオーソ」「ハードボイルド」分冊文庫以降に書いた文章+書き下ろしになるのかな 次作は最低10年後かな
このスレの住人の何割かは冥土へ住み替えしてそうだ ttps://mainichi.jp/articles/20180527/ddp/014/040/005000c
>次作を出すなら、今度のように14年後に出してはシャレにならない。一番の理想は来年の3月。しかし、僕の場合、常にウソばかりついていますからね。いっぺんくらい、こんなに早く書いちゃったのと言われてみたい
来年の3月に出たら嬉しいが…… おまいらは原さんの新作出るまでは何を読んでたの?
自分はここ数年だとミステリーは深町秋男ぐらいしか読んでないな、昔は大沢在昌や海外ミステリーをよく読んでたけど
最近はミステリー以外に興味が移ってしまってたが 原さんの新作読んで またミステリーファンに戻った
今は稲見一良のダッグコールを読んでる 鮫島も定年退職してるだろうから、私立探偵でもやったらいいのに
オールドディックみたいな老人探偵 14年分の読書なんて書き切れるわけがないぞ〜
探偵物に限定するなら、東直己、木内一裕、ローレンス・ブロック、ドン・ウィンズロウ
スワガーは探偵のようなものとしてスティーブン・ハンター。
警察官もOKなら今野敏、矢作俊彦、R.D..ウィングフィールド。
思い出せてないのも一杯あるからキリが無い〜!
今はマイクル・コナリーのボッシュ・シリーズを追っかけ中。刑事だけど組織内でアウトローってのがええで。 さらば長き眠りは文体はハードボイルドだけど
ネタは本格だよな >>728
「ハードボイルド」ってのは煎じ詰めれば文体のことで、
ハードボイルドならではの題材とか物語なんてものは存在しない。
だからネタや設定は何でも可。
世界最初のハードボイルド小説はヘミングウェイ「日はまた昇る」に非ず、
夏目漱石「坊つちやん」である。
――と、かつて喝破した沢木耕太郎に俺も賛同する。 >>724
ミステリーに限定するなら
ロスマク、ハメット、ロストーマス、ギャビンライアル、ヒラーマン
シムノン本格小説選も興味深かった(原先生の好みそのまんまなリストだが)
国内だと笠井潔
・・・何とチャンドラーが無え!(「さらば長き眠り」の時点で既に一通り読んじゃってたのだ) >>724
志水辰夫
黒川博行
横山秀夫
柚月裕子
藤原伊織 「ハードボイルド」ってのは煎じ詰めれば文体のことで、
ハードボイルドならではの題材とか物語なんてものは存在しない。
この手の書き込みたまに出てくるが同じ人か、青臭いので勘弁してよ
自分の思い込みでしょ >>733
お前の思いこみはどうでもいいよ
ハードボイルドってのは主に裏社会を交えた世界観に足で解決するストイックな探偵を主人公にしたジャンルだよ
文体なんてまったく関係ありません >>728
それは当時から言われてて茶木則夫あたりが批判してたな
確かに下手な新本格より本格ネタだなと驚いた記憶がある >>734
だとすると「日はまた昇る」なんて全然ハードボイルドじゃなくなるなあ。
そんでもってホームズとモリアティの闘いがハードボイルドかあ。
斬新な意見だ。 >>736
ロスマクのさむけに通じるネタだよな
ロスマクもあれ横溝正史だからな ハードボイルド(英語:hardboiled)は、文芸用語としては、暴力的・反道徳的な内容を、批判を加えず、客観的で簡潔な描写で記述する手法・文体をいう。
アーネスト・ヘミングウェイの作風などが一例である。
ミステリの分野のうち、従来あった思索型の探偵に対して、行動的でハードボイルドな性格の探偵を登場させ、
そういった探偵役の行動を描くことを主眼とした作風を表す用語として定着した。
wikipediaではこう書かれてるね ハードボイルドとは、難問に答えていく小説
といった人もいるとか
私のとは違うね、人それぞれってことだね >>739
暴力的・反道徳的な内容を、批判を加えず、客観的で簡潔な描写で記述
本当に厳密にその定義に従うとハードボイルド作品はグッと少なくならね?
ハメットのレッドハーヴェスト、マルタの鷹
ケインの郵便配達〜
他に何かあるかな
日本でも、(意外にも?)アメリカでも、人気のあるハードボイルドって人情ものなんだよな >>744
その定義が正しかったら馳星周がハードボイルドになっちゃうんだが、いいのか。 主人公はなぜ客観的でいられる、なぜ心が揺れない
この疑問に答えてくれるハードボイルド小説はないかな
心理学、ビジネス本は却下ね 不夜城は十分ハードボイルドの括りで語られてたけどな
本人はハードボイルドのアンチテーゼで書いたらしいが >>744
ケインはケインでもポールケインの裏切りの町とかは?
客観というよりは主観の塊だがエルロイのホワイトジャズとかも全体としてはハードボイルドな印象
>>747
主人公は客観的であるとは限らないでしょ
マーロウも沢崎もオプも関係者に肩入れしまくるし
あのスペードだって実はけっこう感情的だ
後期アーチャーはかなり仙人化してるけど子どもと女には結局弱い >>749
そんな質問してないぜ
大体の意味を読み取ってレスが欲しいだけ だから
主人公が客観的でいられ、心が揺れない
そんなハードボイルドはほとんど無いし(少なくても俺は知らん)
当然「主人公はなぜ客観的でいられる、なぜ心が揺れない」という
命題設定が発生している作品自体
ほとんどないよ
という話 >>747
主人公が客観的たらん、心揺れぬ木石たらんと強烈に意志して(なお未徹あり)、
然らば客観とは何ぞや、揺れぬ心とは何者ぞやと己に問い続けるハードボイルドなら知ってるぜ。
夏目漱石「草枕」。 >>753
でもあの主人公
泊まった旅館の女将でいろいろ妄想してなかったっけ >>754
女将じゃなくて出戻りの娘な。
事々に粉をかけてくる、しかも全裸まで見せられた女を
如何に「非人情」即ち心揺るがぬ客観の画題にするかという、妄想に非ずして闘争。
「非人情、ですよ。」
「無論。」
――のくだりがハードボイルド(違)。 >如何に「非人情」即ち心揺るがぬ客観の画題にするかという、妄想に非ずして闘争
つまりめっちゃ揺らいでるよね >>757
十四年も新作の無かった作家のスレで何を今さら。 次に多数書き込みがあるのは新刊が出る時か訃報かどちらかだな ここは少人数の高齢者が複数回書き込んでいたんだろうなと思う一方で、
新著が4万部売れてるのならもっと書き込みがあっても良さそうだとも思うし、
しかしそもそも2ちゃんねる自体が衰退しているとも思ったり。 ミス板自体過疎なだけだよ
語れるやつはほとんどtwitterに行った ミリオンカ〉の女 うらじおすとく花暦
単行本 – 2018/3/26
高城高 (著)
ロシア人・中国人・朝鮮人・日本人の雑居地であった、明治時代の極東の港町ウラジオストクをリアルに
描き出した異色の悪漢時代小説(ピカレスクロマン)です。
宝石』の短編懸賞に「X橋附近」を応募し、1位を受賞した。この小説は江戸川乱歩に絶賛され、現在では日本のハードボイルド小説の嚆矢とされる。
1970年まで短編を中心に作品を発表し続けたが、以降は沈黙[していたため『幻の作家』と称された。
2007年 作家活動を再開 そもそもハードボイルドの主人公が客観的で心が揺れなかった事なんて一度もないよ
スペードはブリジットオショーネシーに動揺し、
マーロウは大鹿やマイオノラス君に感情移入し、
アーチャーはウィチャリー家の女に心を揺さぶられた
そんな主人公たちを見る作家の目が客観的なだけ
屋上屋を架すようなレスかな? >>760
発売時に大手書店で何段も平積みになって、
雑誌で特集され、ほぼすべての全国紙の書評で取り上げられ、サイン会は盛況で、
それで4万部か! 著者印税は800万円か!!
こりゃ、作家業では生活できないな。
原りょうはら、その倍は売れていると思っていた。 >>770
既刊の文庫が重版し続けてるからそこからの収入もあると思う
大金持ちになるほどではないだろうけど 専業作家で食えるのは一部でしょ?
漫画家なら、大ヒット作品一個で一生食えるが 今は貧乏人が本を買わずに何ヶ月も図書館で借りるのを待っている時代だ
作家にはつらい時代だよ 愚か者死すべしの時点でもまだこんなにファンが残ってたのかと驚いたから
未だに新刊が4万部も売れるのはすごいよ 「10万部のベストセラー!」なんて誇大広告に慣れて感覚が麻痺しがちだが、4万部でもかなり凄い。
味スタとか埼スタをほぼ埋める人数が全員同じ本を同じ時に買ったってことだからな。 ミステリ、エンタメはまだましだよ
純文学なんかry >>780
そりゃあ、まあ、本来なら貪るように本を読むべき若い奴等が
たった三行の散文にさえ「長い」とアレルギーを起こすように調教されてる世の中だから。
赤い色には「赤い」、悲しい気分には「悲しい」以外の言葉を使っちゃいけないと飼い馴らされてる時代だから。
もうじき文学や文芸という単語自体が死語になる。 少なくとも紙媒体では3月中に1万6千部は売れてるみたいだし
電子書籍含めたら半年で5万は売れてるんじゃないかな
と素人予想 直木賞受賞前の『私が殺した少女』の発行部数が4〜5万部だったような。
『それぞれの明日』とそう変わらいね。 >>784
どの作か忘れたが、
自分で確定申告を済ませて税務署員に厭味を云う場面があったような気がする。 新作情報きてるね
タイトルは 未だ見えぬ幻へ と言うらしい 新作のタイトルだけブチ上げといて一向に書かない、
という京極夏彦方式はやめてくれ…。 小杉健治「父からの手紙」が44万部の一方で
原さんの新著が4万部という現実はどうよ。 >>794
その数字に改めて激しい衝撃を受けた。
四万部も売れたのかっ。 新作、ラストがなんだこれと思ってたけど
読み返してみると電話の相手の場所が、、、 4、5万部しか売れずにあの執筆の遅さで、この人どうやって生活してるの?
まだ兼業でピアニスト続けてるんかね? その一方で、セカチューとかキミスイとか
御涙頂戴系ラノベがバカ売れするという
永遠のゼロもバカ売れしたし
世間は、チープな感動を求めているのだよ
ハードボイルドの時代じゃないのだろう。悲しいな。 小説が読まれないうえ、ハードボイルドなんて言葉今の若い子は聞いたこともないんじゃね?
最近ハードボイルドって言葉日常で聞いたことある? 小説自体は読まれてるんでしょう
小杉健治が44万部なのだそうだから >>800
昔は、大藪春彦のハードボイルドが
結構、映画化されてたろ?蘇る金狼や野獣死すべし
最近は、この手は映画化されないよ あれは松田優作(×村川透)モノだから。あんなのいねーじゃん、今 昔は、松田優作とかショーケンとかハードボイルド俳優と呼ばれる人もいて、
メディアで結構頻繁にハードボイルドって言葉聞いてた気がするんだけどな
言われてみれば、最近はさっぱり聞かんね Gメン75のオープニングのナレーションが
「ハードボイルド。Gメン75」だったよ 映像化した作品はないの?寡聞にして聞いたことがない
映像化すれば、売り上げにプラスに。
逢坂剛の百舌シリーズなんか、大昔の作品なのに
再発して、かなり売れたし >>808
たしか北野武が『そして夜は甦る』映画化持ちかけたけど断ったんじゃなかったかな
まだ武が世界レベルではなかった頃の話だったと思う
北野映画にラインナップされてたら、今と全然売上違ってたかもね >>808
映画化の話は何度か来たが「まず脚本を読ませてくれ」といった対応なので実現したことがないと本人が言ってた
>>809
その話2ちゃんの噂レベルで聞いたことがあるけどソースあるの? そうか、センセは映像化に関して頑ななのだな
昨今、映像化ノーチェック、ノークレームの作家も多いというのに
中には、宮部みゆきの模倣犯や、ドラゴンボールのハリウッド映画版など
原作者( ゚д゚)ポカーンな事例もある。
原作品がそこまで改悪されるとは、思えないが。 一人称込みでないと良さがわからんと思う
ストーリーもセリフも悪くないけどモノローグあってこそ 武のエピソードは俺も記憶にない
ハードカバーしか読んでないから、文庫にあるのかとも思ったが >>817
記憶捏造してないか?
原ォ 北野武で検索してもそれらしいの出てこないぞ >>819
違う。
808の「脚本」の件への返事。
わかりにくかったね。ごめんね。 二冠でアマゾンのミステリ・ランキングで
35位ってどうよ >>827
ありがと、そのランキング知らなかったわ インタビューによると後2作出したいらしいがどうなるやら >>830
高性能のデジカメを持っていない探偵は嘘ってことね。 先週遅ればせながら新作が出たのに気がついて、アマゾンで買って昨日読み終わった。
期待しすぎたのか物足りない。
世界観なんかはそのままで大満足だが、ストーリー的にはあまり記憶に残らない感じ。
単行本は全部買ったんだけど、結婚やら引越しやら長期間のうちになくなってるのもあるから、新しいカバーの文庫本を買って一から読み直すわ。 若い方で、この嘘くさい小説が面白かったひとはいるのか? 若い人はどうかな?
昭和の香りの喫茶店や煙草に古ぼけた探偵事務所
そういう情景が頭に浮かぶ世代じゃないとイメージわかないだろう 昭和の最後の方によく新宿に行ったから風景が懐かしいw
今は東海地方在住 >>835
若い奴等がよく「昭和かよ」みたいなことを云うが、
ありゃ一体全体昭和何年ぐらいをイメージしてんのかねえ。
昭和は足掛け六十四年、実質でも六十二年と二週間あった長い時代だ。
初めと終りじゃ世相も文化も景色も空気も全然違う。
そもそも日本が一度滅亡して別の国にスリ変わってるわけで、
統一的な捉え方なんか出来っこねえのにイイカゲンな言い草だとは思わねえのかな。 携帯電話を持っていない2010年ってだけで萎える。 沢崎がケータイを持たないってのは「やり過ぎ」だったかもしれないなあ
そのせいで事件関係者が事務所に現れすぎるんでないか? やっとこのミス買ったよ
このミスで御尊顔とインタビューを拝めるとは 今日このミス見て、びっくらこいて、このスレに来た
このスレに来てはじめて、4作目書いてたことを知ったよ >>830
URL表記見て何となくキムタクのゲームかなぁとウンザリしたらやっぱりそうだった
あんなタダでさえ嘘臭いジャニタレの、輪にかけて嘘臭いCGゲームなんて勘弁してくれ! 携帯電話を持っていないヘビースモーカー設定、萎える 近頃は若いくせに>>845みたいなインポが増えたな。
餓鬼が減るわけだ。 書店では目立つ場所に2冠を歌って平積み
確認したら10刷行ってた たしかに去年の屍人荘の殺人と比べたらリアリティに欠けるな 先生のファンではあるが、正直二冠獲るほどの出来か?
と思ってしまう。 >>851
同意。
「愚か者」と大して出来は変わらないんだが。 「さらば長き眠り」も個人的にいまいちだった記憶ある。
面白かったのは最初の2作と短編集だけだ。 >>857
さらば長き眠りは賛否は分かれるみたいだね
しかも、さらば長き眠りからつまらなくなったという人と
さらば長き眠りこそが最高傑作だという人に分かれる 当時から賛否あったけど俺もさらばが一番好きだし思い入れある作品だな
完成度自体はたしかに前3作の方が上だと思う >>859
さらばが一番好きだと書いた者だが、プロットに弱点があるのは重々わかってる
「私が殺した少女」も犯人の決定的な行動が現実的ではない(正確には
人間的ではない。当時よく言われた批判)が、推理小説というものが
壊れた人間を扱う小説形態(笠井潔っぽい言い方)である以上、そんなに気にならない >>860
現実的な探偵小説(推理小説)なんてモノがあったとすると――
・犯行の動機はカネ又は痴情の縺れ
・警察は怪しいと睨んだ奴を別件で逮捕、叩いて吐かせる
・或いは監視カメラの映像解析と遺留体液の分析で特定、逮捕
・私立探偵が犯罪捜査に関わることなど無い
もう小説じゃなくていいな、これ。 >>861
リアルとリアリティは違う
小説に求められているのはリアルでなくてリアリティ
言いかえると、「もっともらしい嘘」「説得力のある嘘」だ 沢崎と鮫島を比べると、鮫島には過去の歴史や恋人との発展があるけれど、沢崎はずっと同じなんだよなあ。 >>862
それ大事だよね。
現実世界でブルーバードで尾行して、携帯電話持ってない探偵なんていないだろう。
でも、沢崎の存在する世界では、それを有りと感じられる。
それを読者に感じさせられるかどうか、だと思う。 それを言ったらジャンル小説は全部だろ
なんで原ォだけありえないとかいうんだよw 小説内で本当っぽく書いてくれれば嘘でも構わない。
ただ携帯電話を使えない探偵は無理。
せめて2000年の設定ならギリギリセーフだったのに。 笠井潔の飛鳥井の新作(転生の魔)読んだんだけど、捜査にネット使ってるもんなあ >>865
それだけ原ォの小説にリアルっぽさを求めているってことだろ
新本格あたりの最初から現実離れしている探偵なら大抵のことは許されただろう
別に新本格の方が上とか下とかいう話ではなくて求められているものが
違うってことでね 二冠になってしまったおかげで、初めて読む人が出てくるから
冒頭で、携帯電話使わない設定を許せない人には向かない小説ですって明記しとかないと、
この先いくらでも湧いてくるぞ 携帯電話嫌いな俺にはどうでもいい事だけどな
あんなもん風呂ポチャしたって惜しくも何ともない >>870
個人の趣味なら持とうが持つまいが勝手だけど
私立探偵なんだから持てよということだろう
特に、ハードボイルドの世界では依頼人から携帯で緊急の連絡があるといった
シチュエーションも考えられるのに携帯がある世界なのにそれができない
というのはちょっと間抜けに感じられる >>871
マットスカダーは持たなかったよな
やっぱりハードボイルドにケータイは似合わんよ >>872
似合わんかなあ
今風のスマホは似合わんかもしれんが、渋いフォルムのガラケーを
内ポケットからすっと出したりするのは絵になると思うんだけどなあ 探偵×ケータイについて、ちょっと真面目に、文学的に(笑)、考察してみよう
私立探偵ってハメットの時代から自分だけの掟(コード)に従って生きるじゃない?
ケータイって人に首輪を嵌める・マーキングするモノなんだよ
それはもう監視社会になっていよいよはっきりしてる
そのへんが、私立探偵ヒーローの掟に抵触するんだよ多分
スカダーものでは相方のミックが『皆殺し』で言ってる、
「大の男があんなもんに体を縮めて話しかけるなんてな」みたいなセリフを >>874
手回し携帯発電機と軍用無線電話機=通称「兵隊(ヘータイ)電話」を背負って歩けば問題解決。
発電機と電話機を結ぶ自分だけの電線(コード)に従って生きる姿は正に「孤高の漢」だ。 珍しく賑わっているな
だから雪?w
俺は“沢崎”が居るだけで満足w 携帯を持たない探偵に普通の依頼も大手からの下請け仕事も多分来ないから、それでは事務所維持できないよな、とは思う。 携帯電話が普及する前の時代設定にしちゃえば良いのにな。 執筆期間と台詞とストーリーテリングと全てが助長なこんな駄作に賞とか笑える。
にもかかわらず沢崎に再会できて喜んでるバカがまだこんなにたっぷりいるのには嬉しくて涙でるわ 好きな順
さらば長き眠り、そして夜は甦る、私が殺した少女、
天使たちの探偵、それまでの明日、愚か者死すべし >>881
「携帯電話を持たない」。
担当の催促から逃げ回るには有力な武器になるな。
特に若い担当なんぞは人を捕まえるのに「ケータイにかける」以外のスキルが全く無さそうだ。 >>879
たしかに「それまで」は文章もストーリーも冗長だよね。 >>883
作家も年を取ると無駄に長くなる傾向があるからね >>879
本当につまらんかったよな。
執筆期間なんてなんの関係も無いんだけどな。 沢崎ってこんなにめんどくさい人だったっけ?と思った。
40代の藤竜也みたいなルックスをイメージして読んでたけど
今回読んでちがうんじゃねえかと感じた。
めんどくさいおじさんとヤクザの会話が噛み合わないコントみたい。 俺は「七人の侍」の宮口精二のイメージを描いていた。 ×鹿賀丈史のイメージで見てた
↓
⚪鹿賀丈史のイメージで読んでいた >>886
同意。
ハードボイルドのクールな探偵像だったのが、長ゼリフの皮肉屋になってしまった。 天使たちの探偵の時の沢崎のキレ味は最高だった
新作は沢崎がってよりそれ以上に原さんが年取ったんだな
でも2冠は嬉しい
本屋でもまた平積みでプッシュしてるしこれでまた原さんが
シリーズにもっと拍車をかけてくれるといいな
今回は相棒役の父親探しの青年が現実味乏しくてなんかちょっと理解しがたかった
錦織や橋爪との憎まれ口の応酬はもう趣味の領域か このミス1位を機に、沢崎シリーズのそして夜は甦るから読んでるが、何これって感じで、マジくそレベル。
後年に行くほど面白くなるのだろうか? 全部読んだけど、「私が殺した少女」以外
話の筋自体は大して面白くはない
ただ個々の描写は面白いですよ
「その占い師の青年は自分の運勢を占ったほうが良かったようだった」
とか、腹を抱えて笑えるシーンが満載です 最低でもチャンドラーの長編全部読んでないと面白さわからないからw まあ、人生の機微にうといお子ちゃまには、ちと辛口すぎるかもしれない
別に誰からも賞賛されるシリーズでないことは確かだし、
毛嫌いする人がいても、クールにさよならするだけだ 忘れた頃にかつての登場人物がひょっこり再登場してきたりするのも一興
友達いないといいながら頼りになる友人知人結構いるじゃん沢崎と思う
そして夜は〜は出てくる政治家と弟を慎太郎裕次郎の兄弟にちょっと重ねて読んでた >>897
>その占い師の青年は自分の運勢を占ったほうが良かったようだった
何の作品だっけ? >>900
> ちょっと重ねて
いや、ちょっとも何も、小学生が読んだってそれ以外読みようがねえだろうよ。 石原兄弟の前で一介の探偵が謎解きをしてると思うと、萎えるよなあ。 当時、社会全体が飽食と狂乱の東京。
ただひとり属さず、なにも欲しがらない孤高の沢崎は稀有な存在だった。
かたや現在、誰もが属するのに窮し、欲しがることにも疲れたいま、沢崎はとりたてて珍しくもないそこらの年長者となったわけで、いやむしろ友達に囲まれて悪くない生き方をしていて、なんかほっとはしたが、そりゃドラマも無くなったわな。 >>903
えーそこが面白かったのに
名もなき一介の探偵が最初は見下されてたのにだんだん無視できないどころか
瞠目されるような働きぶりで話も盛り上がって行くところ好きだった
まあ第一作が一番ヒロイックで探偵沢崎登場!って感じに劇画チックだったな >>903
何故萎える?
巨大な敵に対峙する孤高の男――
ってのは古今東西を問わず燃える王道じゃねえか。 《超悪質!盗聴盗撮・つきまとい嫌がらせ犯罪首謀者の実名と住所/死ねっ!! 悪魔井口・千明っ!!》
【要注意!! 盗聴盗撮・つきまとい嫌がらせ犯罪工作員】
◎井口・千明(東京都葛飾区青戸6−23−16)
※盗聴盗撮・嫌がらせつきまとい犯罪者のリーダー的存在/犯罪組織の一員で様々な犯罪行為に手を染めている
低学歴で醜いほどの学歴コンプレックスの塊/超変態で食糞愛好家である/醜悪で不気味な顔つきが特徴的である
【超悪質!盗聴盗撮・嫌がらせつきまとい犯罪者の実名と住所/井口・千明の子分たち】
@宇野壽倫(東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸202)
※色黒で醜く太っている醜悪黒豚宇野壽倫/低学歴で人間性が醜いだけでなく今後の人生でもう二度と女とセックスをすることができないほど容姿が醜悪である
宇野壽倫は過去に生活保護を不正に受給していた犯罪者です/どんどん警察や役所に通報・密告してやってください
A色川高志(東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸103)
※色川高志は現在まさに、生活保護を不正に受給している犯罪者です/どんどん警察や役所に通報・密告してやってください
【通報先】
◎葛飾区福祉事務所(西生活課)
〒124−8555
東京都葛飾区立石5−13−1
рO3−3695−1111
B清水(東京都葛飾区青戸6−23−19)
※低学歴脱糞老女:清水婆婆 ☆☆低学歴脱糞老女・清水婆婆は高学歴家系を一方的に憎悪している☆☆
清水婆婆はコンプレックスの塊でとにかく底意地が悪い/醜悪な形相で嫌がらせを楽しんでいるまさに悪魔のような老婆である
C高添・沼田(東京都葛飾区青戸6−26−6)
※犯罪首謀者井口・千明の子分/いつも逆らえずに言いなりになっている金魚のフン/親子孫一族そろって低能
D高橋(東京都葛飾区青戸6−23−23)
E長木義明(東京都葛飾区青戸6−23−20)
F若林豆腐店店主(東京都葛飾区青戸2−9−14)
G肉の津南青戸店店主(東京都葛飾区青戸6−35ー2 短編読んでるけど、文章は上手いけど、あまり登場人物に感情移入しづらいし、話に入って来れない。 ハードボイルド(ロマン)好きでよく読むけど感情移入できるのは寿行くらいやわ
原チャンドラーは雰囲気と人物の会話を楽しんでる 個人的に今まで一番共感できた探偵は「女に向かない職業」の
生真面目で豪胆で初々しいコーデリア・グレイ 「そして夜は蘇る」が出た時は、渇望していた。
「愚か者死すべし」も、やっと出て嬉しかった。
けれども、「それまでの明日」にはそういう良かった感がないんだよねえ。 それまでの明日って他の長編と比べて結局何の話だっけってなっちゃう
ここでも内容に触れてる人ほとんどいないよね 過去、誰もが浮かれる狂乱のバブル期に、多くを求めず孤独に生きる探偵だからこそ希少な物語として成立してたわけで、貧困と孤立したおっさんがゴロゴロいる現在では沢崎は物語にならない。
だけど、個人的には愛すべき作品だ。
「プレイバック」のように、全ては粗雑なツギハギだが、場面ごとに今までにないあたたかみを感じた。
今作の沢崎があんがい知人友人に恵まれていて、ほっとしたんだよ。 もう新作は諦めてたからビックリしたし嬉しかったよ
内容も前作と比べて明らかに持ち直してるしね
不満なのはタイトル含め現実の震災を絡めたこと 作品内の時代を執筆した時代に必ず合わせる必要はない
今回の作も携帯が普及していない時代にしておけばよかったのに まだ読んでないからどんな絡め方をしたのかわからんけど創作小説に現実の震災を絡めるのってダメなのか? 震災があったので時代が確定されて齟齬がめだった。
20世紀の設定なら問題なかったのに。 沢崎が携帯持たない設定は電話応答サービスのお姉さん出すため?
つかもし携帯持ったとしても錦織、相良あたりにちゃんと番号教えるのか疑問w 大沢在昌曰く
携帯電話の登場が、登場人物の行動を変えた
昔は、連絡取るためにまず電話を探す必要があり
そこでドラマを作れたけど、今は・・ 確かに今はドラマなんかでも会話の最中に携帯鳴って
ちょっと失礼とか言って出る場面普通に多いね
いちいち流れがぶち切れるの慣れたとはいえ好きくない >>924
新宿鮫の劣化は、そればかりでもないだろうに。 うん、やっぱり大好き、この世界観と語り口
欲が出ちゃって早くも次作を期待してしまう 昔にあるブログで原りょうのこと書いてて読むようになったんだよな
元気かなぁ、あの人
当時大学生だから今30半ばかな?
作家になれたんだろうか 「私が殺した少女」の少女に〈会う》シーンからその場を立ち去る場面までいまも時折読み返す。文章表現の面白みが凝縮してると思う。 毎回小説のタイトルには苦労するけど「私が殺した少女」だけは
まずタイトルありきの作品だったって
最近遅ればせながら買った雑誌このミスのインタビューで原さんが言ってた >>635
先ほど1作目を読み終わった者ですが(初読)、
自分もこの部分の名緒子の心理が、わけ解りませんでした。
好きな男の子供を身ごもっていて、言い出せないでいたけれど、
妊娠に気づいてもいないうちに、彼の方からプロポーズしてくれた。
この場合、めでたしめでたしと思うのが普通だろうに、何で堕胎する必要が……?
ここだけ理解できなかったんですが、どういうことでしょう。 >>934
そこが解らないのは世代の違い、としか。 確かに作中で訳ありというかこじらせてる感じがする女性たち出てくるけど
それも原さんの美学が生んだ女たちなんだなと思ってる
まあ男たちだってそういうとこありありだけどね
だから話がめんどくさくなってそこが好きw >>935
その箇所で、名緒子自身が
「それにしても何故こんなに屈折した反応をしてしまったのか、今でも信じられない気持です」
と言っているので、或る世代になら当然の社会通念や道徳観ではないと思いますよ。
>>936の人が言うように、「こじらせてる」という方が適切なんでしょうが、
どうこじらせたらあんな行動になるのか、理解に苦しんでます。
共感はできないまでも、どんな心理だったのか筋道を知りたい。 こじらせた状態なのかどうか、あくまでも想像だけど
「名緒子本人のみ」の状態でプロポーズを受けたかったのかなと思ってる
言い方は悪いがお腹の子という人質をとった絶対の状況で母親が子の父を受け入れるのではなくて
ただの自分が好きな男から愛されてという二人だけで決めた結婚でありたかったんじゃないかなと うーん自分の理想のシチュエーションじゃなかったのかもしれないけど
見知らぬ男にレイプされて妊娠ならいざ知らず
結婚を望んでた好きな男との間に生まれた命を消すとかやっぱりちょっと普通じゃない
単純に子供欲しくなかったからとか
そこまで男を好きじゃなかったからとかならまだわかるが 「出来ちゃった婚」にしたくはなかったということで納得したけど 出来たから責任とってもらって結婚するのではなく
自分と結婚したいから結婚すると思いたいからだと読んでた
どうせ結婚したい相手なら堕胎しなくても黙っていて
プロポーズされてから言えば良かったのに 自分がまだ子供いらないのをプロポーズ理由にしておろしたのかも知れない >>894
あの青年は
ストーリー上必要ない
話が詰まらない
自分語り
と三拍子揃ってる
>>905
ああいうのはもっとうまくやってくれないと
小説が安くなるばかり
ために書く小説になってる
もう次作は必要ない >>944
もう次作は必要ない
君は決める立場ではない
興味無ければ読まなければ良い 著者が歳を取って筆力が衰えているのではなく、
著者が設定した人物造形や舞台設定が古くなってしまったのだと思う でもまんがいち新作出たらやっぱり買って読むんだけどね 今の時代にそぐわないってデビュー時から言われてるのに何をいまさら 最近の防犯カメラでの追跡をニュースで見ると、
もう探偵物は1980年代あたりまでを時代設定にしないと無理だし、
読者の高齢化を考えると「終わっている」と感じる >>953
防犯カメラが進化したなら、ハードボイルドの私立探偵も
ハイテク探偵に進化すればいい
犯人もハイテク化すればいい
探偵がローテクでなければバードボイルドができないと思っているのなら
それは単なる思い込みにすぎない >>954
理屈としてはもっともなんだけど、
ハイテク扱うIT技術で警察を凌駕するロンリー探偵って、相当に造詣が難しそう >>955
ガキの頃からIT機器とだけ付き合ってきたからその道には長けている。
しかし他人はおろか家族とさえまともに会話ができない。
友達なんぞ一人もいない。
もちろん女もいない。
そもそも裟婆に適応できない。
だから真っ当な職業にもつけない。
薄暗い部屋に引き籠って独りで情報授受/処理だけしてればいいコンサルっぽい仕事を始めた。
偶々犯罪方面を手掛けたら当たっちゃった。
――と、ヲタク系成金のステレオタイプだけで安直に人物造形が成り立ちそうなんだが。 >>756
原ォは絶対書かないだろうが、そんなネオ・ハードボイルドも今風で面白そうだな ITやシステムの知識がある作家なら、引きこもりタフガイ探偵なんて現実離れの小説に仕上げるより、日米中のハッキング情報戦のストーリーを選ぶだろうな >>960
ハードボイルドスレでも書いたんだが、
ハードボイルドってのは単なる文体、器に付けた名前だ。
盛る中味は何でも構わない。
ラノベだろうがラブコメだろうが技術論文だろうが漢方薬の能書きだろうが差し支えない。
ミステリである必要も孤高の男ガーなんて御託も必要無い。
ハードボイルドの元祖(と素人には信じられている)小説なんざインポ野郎がウジウジ悩むだけの話だったしな。 >>962
俺もそう思うんだが、このスレの原りょうさんは違うようなことを書いていた。
「最初の3つの長編はハードボイルドとミステリーのどっちつかずだったから、その後の小説はハードボイルドで書いている」といった類の発言があったよ >>962
ラノベがどうとかっていうんじゃなくて
最近のアニメ化されるような人気ラノベ原作の作品でありそうな寒い設定だなって意味だすまん
僕は◯◯〜ってタイトルでありそう 東直己の名無しの俺探偵も携帯スマフォなしだから
沢崎爺も気にすることない 次回作ではハスキーボイスの電話応答サービスの女性と沢崎の食事シーン入れて欲しい
約束だけしてまだ実現してないから
彼女離婚したんだよね 五百万ドルの迷宮 (ミステリアス・プレス文庫)
文庫 – 1999/6
ロス トーマス (著
フィリピン新人民軍の指導者を五百万ドルで買収し、香港へ亡命させろ――テロリズムの専門家ストーリングズのもとに大仕事がまいこんできた。彼は工作を手伝ってもらうため、中国人ウーとそのパートナー、デュラントら、
海千山千のプロを極東に集結させる。それぞれの思惑が交錯するなか、五百万ドルをめぐる虚々実々のゲームが開始された! 巨匠の代表作。
原寮、激賞解説32枚 >>965
しかし『俺』は自宅にパソコン持っててメールのやり取りは可能だし、外ではネカフェでメールチェックしてたりする
それだけでも随分違うと思うな >>970
別にメールチェックぐらいしていてもいいだろ
メールチェックはハードボイルドじゃないというのは
一体全体どういう理屈なんだ? 氏の作品は60〜70年後も古典として読まれる可能性があるので
「ケータイ」
などとは書かない方が良い、
とは思う。個人的には。 ポケベルもサービス終了したし、携帯ぐらい無いと仕事にならんのでは >>971
メールチェックはハードボイルドじゃないなんて全然言ってないが >>976
じゃあ、なんでメールチェックする沢崎を見たくないんだ?
てっきり、ハードボイルドの探偵にメールチェックは似合わないからと
理由かと思ったんだけど 携帯電話を使うくらいだと良いけど、スマホでなんかアプリ使う沢崎は見たくないなぁ。 そりゃー観たくはないけれども、原がそれをどう文章表現するかは気になるね スマホやアプリを使うのがそんなに大層なことなのか?
プライベートで使いまくっているというのならイメージが崩れるかもしれないが
仕事で使うのなら何の問題もないと思うのだが?
そもそも沢崎って初期の頃から文明の利器に対して否定的なキャラクターだったっけ?
当時でいえば、留守番電話やFAXに対してはどうだったんだ? >>980
留守番電話はなし。電話応答サービスを利用。時として、電話帳にない番号もそこで仕入れてた。
FAXも事務所になかった筈。 沢崎が誰かに
携帯電話の使い方を教えてもらってたのは
「愚か者死すべし」(2004年)だったかな 渡辺探偵事務所のホームページ
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これくらいなら年に一冊ぐらい
出してよって思う すみませんフリーメイソンとハードボイルド間違えました
似てたから 『私が殺した少女』
少女の死体の右目が潰されていたり、ミッキーマウスが出てきたり、白黒市松模様が出てきたりする
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