【私が殺した】原りょう(原ォ)その8【天使たち】 [無断転載禁止]©2ch.net
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『そして夜は甦る』(早川書房, 1988)
『私が殺した少女』(早川書房, 1989)
『天使たちの探偵』(早川書房, 1990)
『さらば長き眠り』(早川書房, 1995)
『ミステリオーソ』(早川書房, 1995)
『愚か者死すべし』(早川書房, 2004)
『ミステリオーソ』『ハードボイルド』(早川書房, 2005)---『ミステリオーソ』の分冊化による文庫版
■前スレ
原りょう(原ォ)その7
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1284127227/ しかし、名前と職業が分かっていれば
探偵に調査を頼む前に
ネット検索くらいすると思うんだけど >>673
「本を読む」ことの意味も価値観も違うんだよ。
俺たちと、お前さんたちとは。 なんかかっこつけた遠回しな言い方してるけど
電子書籍とかよくわかんねぇから怖いって正直に言えばいいのに >>675
え……「本を所持すること」で反応されるなら理解できると思っていたけど、「読むこと」に対して紙と電子の違いって具体的に説明してほしいな。 場所を取らないってだけで電子書籍は素晴らしい
さまざまな欠点を補ってあまりある
蔵書をすべて電子化したいくらいだよ エアー知識でドヤってる奴らばかりだなあと見てたら
ニコニコニュースで電子書籍がサービス終了で読めなくなる!って騒ぎになってて笑った
さんざん警告されてんのに本気で買い切りだと信じ込んでる奴っているもんなんだな サービス終了の可能性を考えればKindleなんだろうけど、読みやすくて紀伊国屋メインで使ってるわ
永遠に所有するわけじゃなくて、読書の対価だと考えればいい
紙と両方買うこともあるし 電子書籍に限らず
配信はその書籍の利用権を買ってるだけだからね
所有欲は満たせない
物として残したいなら紙一択だよ
逆に読み捨てでいいなら電子書籍で充分 まあ、あと14年くらいこんな雑談すれば新作も出るだろう 電子書籍と配信サービスを混同してるお爺ちゃんがいるみたいだけど、
紙の方が読みやすいというのは同感
ページを手で捲るという行為を電子書籍で実現するのはまだ数年かかりそう
だがしかし本を所有することの物理的弊害を解消してくれる電子書籍の未来は明るい。
紙の本などは嗜好品、贅沢品の類だ。 雨の日とか汚れとか気にせずいつでも気軽に読めるのが電子書籍って感覚
本だと綺麗に大事にしたくなってしまう >>686
俺と感覚が全く逆で面白かった。
読みやすさは電子書籍の方が軽いし、サクサク、
紙の本は所有する喜びって感じだから。 そりゃ1000や2000冊なら個人でも何とかなるけどさぁ
書籍に対する愛着も無いわけじゃないし・・・
でも一部屋潰すとかそうなってくると話は違ってくる。
加えて今後も毎月10冊20冊と増えていくともうおぞましさしか感じない
電子書籍万歳 電子書籍で読んだ本を店頭で触ると、ああ、こんな厚い本だったのか立派な本だなあ、って思うことあるよね それな
積み上げてると命に関わる
とはいっても私も「愚か者死すべし」までは文庫でもってるわけだがハヤカワ文庫では死ぬこともあるまい 電子書籍はpdfならいいんだけどね。
切り貼りできる。クラウドに置いておけば、端末が壊れても残る。
何より友達にあげられる。 >>692
今時そんな違法にコピーをばらまける電子書籍って存在するのか?wwww 書評に「セリフがスペンサーそっくり」ってあるけどそうなの?
何か読んでみたくなった >>695
スペンサーも原ォもチャンドリアンだから結果的に似てるだけ あと原ォはディックフランシスのファンでもあるのであるから
つまり菊池光のフォロワーであるともいえるのだ
スペンサーも菊池光訳だし
似てても全くおかしくないのだろう さらば長き眠りにいたっては相良が沢崎のほぼ相棒化してて笑った
そしてタクシーとして利用される橋爪カー
毎度一回はズタボロにされる沢崎だけどやっぱり無双 >>698
フランシスファンかあ?
結構辛い評価言ってた印象があるけど >>701
晩年の作品には辛い評価だったけど
年間に読むミステリが数冊の年でもフランシス新作は入ってたから御贔屓作家だったのは間違いないよ
そして原ォの御贔屓って基本「その作家の作品で手に入るものは全部読む」だからね 沢崎シリーズって刊行順に読まないと前作のネタバレ食らっちゃう感じですか
天使たちの探偵がめっちゃ好みだったので長編にも手を出そうと思ってるんですが ネタバレあるから順に読んだ方がいい
特にさらば長き眠りはシリーズの集大成的な作品だから
順に読むのと飛ばすのとじゃ全然違う 食らっちゃうかはともかく
天使たち〜を含む初期3作が傑作なので
順番に読むほうがいいぞ >>703
刊行順に読むのが一応無難ではある。
が、ネタバレとは云ってもそれで前作の面白さが損なわれるようなものではない。
そういう内輪受けというか一見さんお断りというか――昨今の作家には多いが――閉鎖的な気持ち悪さは、原には無い。 ただし一作目は余りにチャンドラーごっこ過ぎて笑っちゃう可能性はあり 703です
皆さんありがとうございます。沢崎シリーズ全部買い揃えるまでチャンドラーでも再読したいと思います 寡作なせいで全作品すぐ読めちゃうしね
これが赤川次郎とか西村京太郎だったら・・ ミステリマガジン最新号の装幀エッセイに年内に第三エッセイ集「エンドタイトル(仮)」刊行予定とあってビックリ
まさか今年新刊が2冊も出るとは >>703
刊行順に読まないと意味ないよ
前の作品の登場人物が次作目以降に重要な役割で出てくるからね 最新作は時空がねじれて若がえってるから読まない方が良いよ。 沢崎が最新作で乗ってる車結局何だったの?
また日産車? ハードボイルドって長期シリーズ化すればするほど、
主人公の探偵の年齢の問題は避けられないからなー
リュウアーチャーも途中から年齢がわからなくなったし
あの名匠ブロック先生でさえ、スカダーの回想という形を取ったし >>710
こりゃ惑星が太陽系軌道を外れるな(失礼) 新作エッセイ集まで出るなんて驚愕
05年の「ミステリオーソ」「ハードボイルド」分冊文庫以降に書いた文章+書き下ろしになるのかな 次作は最低10年後かな
このスレの住人の何割かは冥土へ住み替えしてそうだ ttps://mainichi.jp/articles/20180527/ddp/014/040/005000c
>次作を出すなら、今度のように14年後に出してはシャレにならない。一番の理想は来年の3月。しかし、僕の場合、常にウソばかりついていますからね。いっぺんくらい、こんなに早く書いちゃったのと言われてみたい
来年の3月に出たら嬉しいが…… おまいらは原さんの新作出るまでは何を読んでたの?
自分はここ数年だとミステリーは深町秋男ぐらいしか読んでないな、昔は大沢在昌や海外ミステリーをよく読んでたけど
最近はミステリー以外に興味が移ってしまってたが 原さんの新作読んで またミステリーファンに戻った
今は稲見一良のダッグコールを読んでる 鮫島も定年退職してるだろうから、私立探偵でもやったらいいのに
オールドディックみたいな老人探偵 14年分の読書なんて書き切れるわけがないぞ〜
探偵物に限定するなら、東直己、木内一裕、ローレンス・ブロック、ドン・ウィンズロウ
スワガーは探偵のようなものとしてスティーブン・ハンター。
警察官もOKなら今野敏、矢作俊彦、R.D..ウィングフィールド。
思い出せてないのも一杯あるからキリが無い〜!
今はマイクル・コナリーのボッシュ・シリーズを追っかけ中。刑事だけど組織内でアウトローってのがええで。 さらば長き眠りは文体はハードボイルドだけど
ネタは本格だよな >>728
「ハードボイルド」ってのは煎じ詰めれば文体のことで、
ハードボイルドならではの題材とか物語なんてものは存在しない。
だからネタや設定は何でも可。
世界最初のハードボイルド小説はヘミングウェイ「日はまた昇る」に非ず、
夏目漱石「坊つちやん」である。
――と、かつて喝破した沢木耕太郎に俺も賛同する。 >>724
ミステリーに限定するなら
ロスマク、ハメット、ロストーマス、ギャビンライアル、ヒラーマン
シムノン本格小説選も興味深かった(原先生の好みそのまんまなリストだが)
国内だと笠井潔
・・・何とチャンドラーが無え!(「さらば長き眠り」の時点で既に一通り読んじゃってたのだ) >>724
志水辰夫
黒川博行
横山秀夫
柚月裕子
藤原伊織 「ハードボイルド」ってのは煎じ詰めれば文体のことで、
ハードボイルドならではの題材とか物語なんてものは存在しない。
この手の書き込みたまに出てくるが同じ人か、青臭いので勘弁してよ
自分の思い込みでしょ >>733
お前の思いこみはどうでもいいよ
ハードボイルドってのは主に裏社会を交えた世界観に足で解決するストイックな探偵を主人公にしたジャンルだよ
文体なんてまったく関係ありません >>728
それは当時から言われてて茶木則夫あたりが批判してたな
確かに下手な新本格より本格ネタだなと驚いた記憶がある >>734
だとすると「日はまた昇る」なんて全然ハードボイルドじゃなくなるなあ。
そんでもってホームズとモリアティの闘いがハードボイルドかあ。
斬新な意見だ。 >>736
ロスマクのさむけに通じるネタだよな
ロスマクもあれ横溝正史だからな ハードボイルド(英語:hardboiled)は、文芸用語としては、暴力的・反道徳的な内容を、批判を加えず、客観的で簡潔な描写で記述する手法・文体をいう。
アーネスト・ヘミングウェイの作風などが一例である。
ミステリの分野のうち、従来あった思索型の探偵に対して、行動的でハードボイルドな性格の探偵を登場させ、
そういった探偵役の行動を描くことを主眼とした作風を表す用語として定着した。
wikipediaではこう書かれてるね ハードボイルドとは、難問に答えていく小説
といった人もいるとか
私のとは違うね、人それぞれってことだね >>739
暴力的・反道徳的な内容を、批判を加えず、客観的で簡潔な描写で記述
本当に厳密にその定義に従うとハードボイルド作品はグッと少なくならね?
ハメットのレッドハーヴェスト、マルタの鷹
ケインの郵便配達〜
他に何かあるかな
日本でも、(意外にも?)アメリカでも、人気のあるハードボイルドって人情ものなんだよな >>744
その定義が正しかったら馳星周がハードボイルドになっちゃうんだが、いいのか。 主人公はなぜ客観的でいられる、なぜ心が揺れない
この疑問に答えてくれるハードボイルド小説はないかな
心理学、ビジネス本は却下ね 不夜城は十分ハードボイルドの括りで語られてたけどな
本人はハードボイルドのアンチテーゼで書いたらしいが >>744
ケインはケインでもポールケインの裏切りの町とかは?
客観というよりは主観の塊だがエルロイのホワイトジャズとかも全体としてはハードボイルドな印象
>>747
主人公は客観的であるとは限らないでしょ
マーロウも沢崎もオプも関係者に肩入れしまくるし
あのスペードだって実はけっこう感情的だ
後期アーチャーはかなり仙人化してるけど子どもと女には結局弱い >>749
そんな質問してないぜ
大体の意味を読み取ってレスが欲しいだけ だから
主人公が客観的でいられ、心が揺れない
そんなハードボイルドはほとんど無いし(少なくても俺は知らん)
当然「主人公はなぜ客観的でいられる、なぜ心が揺れない」という
命題設定が発生している作品自体
ほとんどないよ
という話 >>747
主人公が客観的たらん、心揺れぬ木石たらんと強烈に意志して(なお未徹あり)、
然らば客観とは何ぞや、揺れぬ心とは何者ぞやと己に問い続けるハードボイルドなら知ってるぜ。
夏目漱石「草枕」。 >>753
でもあの主人公
泊まった旅館の女将でいろいろ妄想してなかったっけ >>754
女将じゃなくて出戻りの娘な。
事々に粉をかけてくる、しかも全裸まで見せられた女を
如何に「非人情」即ち心揺るがぬ客観の画題にするかという、妄想に非ずして闘争。
「非人情、ですよ。」
「無論。」
――のくだりがハードボイルド(違)。 >如何に「非人情」即ち心揺るがぬ客観の画題にするかという、妄想に非ずして闘争
つまりめっちゃ揺らいでるよね >>757
十四年も新作の無かった作家のスレで何を今さら。 次に多数書き込みがあるのは新刊が出る時か訃報かどちらかだな ここは少人数の高齢者が複数回書き込んでいたんだろうなと思う一方で、
新著が4万部売れてるのならもっと書き込みがあっても良さそうだとも思うし、
しかしそもそも2ちゃんねる自体が衰退しているとも思ったり。 ミス板自体過疎なだけだよ
語れるやつはほとんどtwitterに行った ミリオンカ〉の女 うらじおすとく花暦
単行本 – 2018/3/26
高城高 (著)
ロシア人・中国人・朝鮮人・日本人の雑居地であった、明治時代の極東の港町ウラジオストクをリアルに
描き出した異色の悪漢時代小説(ピカレスクロマン)です。
宝石』の短編懸賞に「X橋附近」を応募し、1位を受賞した。この小説は江戸川乱歩に絶賛され、現在では日本のハードボイルド小説の嚆矢とされる。
1970年まで短編を中心に作品を発表し続けたが、以降は沈黙[していたため『幻の作家』と称された。
2007年 作家活動を再開 そもそもハードボイルドの主人公が客観的で心が揺れなかった事なんて一度もないよ
スペードはブリジットオショーネシーに動揺し、
マーロウは大鹿やマイオノラス君に感情移入し、
アーチャーはウィチャリー家の女に心を揺さぶられた
そんな主人公たちを見る作家の目が客観的なだけ
屋上屋を架すようなレスかな? >>760
発売時に大手書店で何段も平積みになって、
雑誌で特集され、ほぼすべての全国紙の書評で取り上げられ、サイン会は盛況で、
それで4万部か! 著者印税は800万円か!!
こりゃ、作家業では生活できないな。
原りょうはら、その倍は売れていると思っていた。 >>770
既刊の文庫が重版し続けてるからそこからの収入もあると思う
大金持ちになるほどではないだろうけど 専業作家で食えるのは一部でしょ?
漫画家なら、大ヒット作品一個で一生食えるが 今は貧乏人が本を買わずに何ヶ月も図書館で借りるのを待っている時代だ
作家にはつらい時代だよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています