【私が殺した】原りょう(原ォ)その8【天使たち】 [無断転載禁止]©2ch.net
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『そして夜は甦る』(早川書房, 1988)
『私が殺した少女』(早川書房, 1989)
『天使たちの探偵』(早川書房, 1990)
『さらば長き眠り』(早川書房, 1995)
『ミステリオーソ』(早川書房, 1995)
『愚か者死すべし』(早川書房, 2004)
『ミステリオーソ』『ハードボイルド』(早川書房, 2005)---『ミステリオーソ』の分冊化による文庫版
■前スレ
原りょう(原ォ)その7
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1284127227/ ttps://mainichi.jp/articles/20180527/ddp/014/040/005000c
>次作を出すなら、今度のように14年後に出してはシャレにならない。一番の理想は来年の3月。しかし、僕の場合、常にウソばかりついていますからね。いっぺんくらい、こんなに早く書いちゃったのと言われてみたい
来年の3月に出たら嬉しいが…… おまいらは原さんの新作出るまでは何を読んでたの?
自分はここ数年だとミステリーは深町秋男ぐらいしか読んでないな、昔は大沢在昌や海外ミステリーをよく読んでたけど
最近はミステリー以外に興味が移ってしまってたが 原さんの新作読んで またミステリーファンに戻った
今は稲見一良のダッグコールを読んでる 鮫島も定年退職してるだろうから、私立探偵でもやったらいいのに
オールドディックみたいな老人探偵 14年分の読書なんて書き切れるわけがないぞ〜
探偵物に限定するなら、東直己、木内一裕、ローレンス・ブロック、ドン・ウィンズロウ
スワガーは探偵のようなものとしてスティーブン・ハンター。
警察官もOKなら今野敏、矢作俊彦、R.D..ウィングフィールド。
思い出せてないのも一杯あるからキリが無い〜!
今はマイクル・コナリーのボッシュ・シリーズを追っかけ中。刑事だけど組織内でアウトローってのがええで。 さらば長き眠りは文体はハードボイルドだけど
ネタは本格だよな >>728
「ハードボイルド」ってのは煎じ詰めれば文体のことで、
ハードボイルドならではの題材とか物語なんてものは存在しない。
だからネタや設定は何でも可。
世界最初のハードボイルド小説はヘミングウェイ「日はまた昇る」に非ず、
夏目漱石「坊つちやん」である。
――と、かつて喝破した沢木耕太郎に俺も賛同する。 >>724
ミステリーに限定するなら
ロスマク、ハメット、ロストーマス、ギャビンライアル、ヒラーマン
シムノン本格小説選も興味深かった(原先生の好みそのまんまなリストだが)
国内だと笠井潔
・・・何とチャンドラーが無え!(「さらば長き眠り」の時点で既に一通り読んじゃってたのだ) >>724
志水辰夫
黒川博行
横山秀夫
柚月裕子
藤原伊織 「ハードボイルド」ってのは煎じ詰めれば文体のことで、
ハードボイルドならではの題材とか物語なんてものは存在しない。
この手の書き込みたまに出てくるが同じ人か、青臭いので勘弁してよ
自分の思い込みでしょ >>733
お前の思いこみはどうでもいいよ
ハードボイルドってのは主に裏社会を交えた世界観に足で解決するストイックな探偵を主人公にしたジャンルだよ
文体なんてまったく関係ありません >>728
それは当時から言われてて茶木則夫あたりが批判してたな
確かに下手な新本格より本格ネタだなと驚いた記憶がある >>734
だとすると「日はまた昇る」なんて全然ハードボイルドじゃなくなるなあ。
そんでもってホームズとモリアティの闘いがハードボイルドかあ。
斬新な意見だ。 >>736
ロスマクのさむけに通じるネタだよな
ロスマクもあれ横溝正史だからな ハードボイルド(英語:hardboiled)は、文芸用語としては、暴力的・反道徳的な内容を、批判を加えず、客観的で簡潔な描写で記述する手法・文体をいう。
アーネスト・ヘミングウェイの作風などが一例である。
ミステリの分野のうち、従来あった思索型の探偵に対して、行動的でハードボイルドな性格の探偵を登場させ、
そういった探偵役の行動を描くことを主眼とした作風を表す用語として定着した。
wikipediaではこう書かれてるね ハードボイルドとは、難問に答えていく小説
といった人もいるとか
私のとは違うね、人それぞれってことだね >>739
暴力的・反道徳的な内容を、批判を加えず、客観的で簡潔な描写で記述
本当に厳密にその定義に従うとハードボイルド作品はグッと少なくならね?
ハメットのレッドハーヴェスト、マルタの鷹
ケインの郵便配達〜
他に何かあるかな
日本でも、(意外にも?)アメリカでも、人気のあるハードボイルドって人情ものなんだよな >>744
その定義が正しかったら馳星周がハードボイルドになっちゃうんだが、いいのか。 主人公はなぜ客観的でいられる、なぜ心が揺れない
この疑問に答えてくれるハードボイルド小説はないかな
心理学、ビジネス本は却下ね 不夜城は十分ハードボイルドの括りで語られてたけどな
本人はハードボイルドのアンチテーゼで書いたらしいが >>744
ケインはケインでもポールケインの裏切りの町とかは?
客観というよりは主観の塊だがエルロイのホワイトジャズとかも全体としてはハードボイルドな印象
>>747
主人公は客観的であるとは限らないでしょ
マーロウも沢崎もオプも関係者に肩入れしまくるし
あのスペードだって実はけっこう感情的だ
後期アーチャーはかなり仙人化してるけど子どもと女には結局弱い >>749
そんな質問してないぜ
大体の意味を読み取ってレスが欲しいだけ だから
主人公が客観的でいられ、心が揺れない
そんなハードボイルドはほとんど無いし(少なくても俺は知らん)
当然「主人公はなぜ客観的でいられる、なぜ心が揺れない」という
命題設定が発生している作品自体
ほとんどないよ
という話 >>747
主人公が客観的たらん、心揺れぬ木石たらんと強烈に意志して(なお未徹あり)、
然らば客観とは何ぞや、揺れぬ心とは何者ぞやと己に問い続けるハードボイルドなら知ってるぜ。
夏目漱石「草枕」。 >>753
でもあの主人公
泊まった旅館の女将でいろいろ妄想してなかったっけ >>754
女将じゃなくて出戻りの娘な。
事々に粉をかけてくる、しかも全裸まで見せられた女を
如何に「非人情」即ち心揺るがぬ客観の画題にするかという、妄想に非ずして闘争。
「非人情、ですよ。」
「無論。」
――のくだりがハードボイルド(違)。 >如何に「非人情」即ち心揺るがぬ客観の画題にするかという、妄想に非ずして闘争
つまりめっちゃ揺らいでるよね >>757
十四年も新作の無かった作家のスレで何を今さら。 次に多数書き込みがあるのは新刊が出る時か訃報かどちらかだな ここは少人数の高齢者が複数回書き込んでいたんだろうなと思う一方で、
新著が4万部売れてるのならもっと書き込みがあっても良さそうだとも思うし、
しかしそもそも2ちゃんねる自体が衰退しているとも思ったり。 ミス板自体過疎なだけだよ
語れるやつはほとんどtwitterに行った ミリオンカ〉の女 うらじおすとく花暦
単行本 – 2018/3/26
高城高 (著)
ロシア人・中国人・朝鮮人・日本人の雑居地であった、明治時代の極東の港町ウラジオストクをリアルに
描き出した異色の悪漢時代小説(ピカレスクロマン)です。
宝石』の短編懸賞に「X橋附近」を応募し、1位を受賞した。この小説は江戸川乱歩に絶賛され、現在では日本のハードボイルド小説の嚆矢とされる。
1970年まで短編を中心に作品を発表し続けたが、以降は沈黙[していたため『幻の作家』と称された。
2007年 作家活動を再開 そもそもハードボイルドの主人公が客観的で心が揺れなかった事なんて一度もないよ
スペードはブリジットオショーネシーに動揺し、
マーロウは大鹿やマイオノラス君に感情移入し、
アーチャーはウィチャリー家の女に心を揺さぶられた
そんな主人公たちを見る作家の目が客観的なだけ
屋上屋を架すようなレスかな? >>760
発売時に大手書店で何段も平積みになって、
雑誌で特集され、ほぼすべての全国紙の書評で取り上げられ、サイン会は盛況で、
それで4万部か! 著者印税は800万円か!!
こりゃ、作家業では生活できないな。
原りょうはら、その倍は売れていると思っていた。 >>770
既刊の文庫が重版し続けてるからそこからの収入もあると思う
大金持ちになるほどではないだろうけど 専業作家で食えるのは一部でしょ?
漫画家なら、大ヒット作品一個で一生食えるが 今は貧乏人が本を買わずに何ヶ月も図書館で借りるのを待っている時代だ
作家にはつらい時代だよ 愚か者死すべしの時点でもまだこんなにファンが残ってたのかと驚いたから
未だに新刊が4万部も売れるのはすごいよ 「10万部のベストセラー!」なんて誇大広告に慣れて感覚が麻痺しがちだが、4万部でもかなり凄い。
味スタとか埼スタをほぼ埋める人数が全員同じ本を同じ時に買ったってことだからな。 ミステリ、エンタメはまだましだよ
純文学なんかry >>780
そりゃあ、まあ、本来なら貪るように本を読むべき若い奴等が
たった三行の散文にさえ「長い」とアレルギーを起こすように調教されてる世の中だから。
赤い色には「赤い」、悲しい気分には「悲しい」以外の言葉を使っちゃいけないと飼い馴らされてる時代だから。
もうじき文学や文芸という単語自体が死語になる。 少なくとも紙媒体では3月中に1万6千部は売れてるみたいだし
電子書籍含めたら半年で5万は売れてるんじゃないかな
と素人予想 直木賞受賞前の『私が殺した少女』の発行部数が4〜5万部だったような。
『それぞれの明日』とそう変わらいね。 >>784
どの作か忘れたが、
自分で確定申告を済ませて税務署員に厭味を云う場面があったような気がする。 新作情報きてるね
タイトルは 未だ見えぬ幻へ と言うらしい 新作のタイトルだけブチ上げといて一向に書かない、
という京極夏彦方式はやめてくれ…。 小杉健治「父からの手紙」が44万部の一方で
原さんの新著が4万部という現実はどうよ。 >>794
その数字に改めて激しい衝撃を受けた。
四万部も売れたのかっ。 新作、ラストがなんだこれと思ってたけど
読み返してみると電話の相手の場所が、、、 4、5万部しか売れずにあの執筆の遅さで、この人どうやって生活してるの?
まだ兼業でピアニスト続けてるんかね? その一方で、セカチューとかキミスイとか
御涙頂戴系ラノベがバカ売れするという
永遠のゼロもバカ売れしたし
世間は、チープな感動を求めているのだよ
ハードボイルドの時代じゃないのだろう。悲しいな。 小説が読まれないうえ、ハードボイルドなんて言葉今の若い子は聞いたこともないんじゃね?
最近ハードボイルドって言葉日常で聞いたことある? 小説自体は読まれてるんでしょう
小杉健治が44万部なのだそうだから >>800
昔は、大藪春彦のハードボイルドが
結構、映画化されてたろ?蘇る金狼や野獣死すべし
最近は、この手は映画化されないよ あれは松田優作(×村川透)モノだから。あんなのいねーじゃん、今 昔は、松田優作とかショーケンとかハードボイルド俳優と呼ばれる人もいて、
メディアで結構頻繁にハードボイルドって言葉聞いてた気がするんだけどな
言われてみれば、最近はさっぱり聞かんね Gメン75のオープニングのナレーションが
「ハードボイルド。Gメン75」だったよ 映像化した作品はないの?寡聞にして聞いたことがない
映像化すれば、売り上げにプラスに。
逢坂剛の百舌シリーズなんか、大昔の作品なのに
再発して、かなり売れたし >>808
たしか北野武が『そして夜は甦る』映画化持ちかけたけど断ったんじゃなかったかな
まだ武が世界レベルではなかった頃の話だったと思う
北野映画にラインナップされてたら、今と全然売上違ってたかもね >>808
映画化の話は何度か来たが「まず脚本を読ませてくれ」といった対応なので実現したことがないと本人が言ってた
>>809
その話2ちゃんの噂レベルで聞いたことがあるけどソースあるの? そうか、センセは映像化に関して頑ななのだな
昨今、映像化ノーチェック、ノークレームの作家も多いというのに
中には、宮部みゆきの模倣犯や、ドラゴンボールのハリウッド映画版など
原作者( ゚д゚)ポカーンな事例もある。
原作品がそこまで改悪されるとは、思えないが。 一人称込みでないと良さがわからんと思う
ストーリーもセリフも悪くないけどモノローグあってこそ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています