【私が殺した】原りょう(原ォ)その8【天使たち】 [無断転載禁止]©2ch.net
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『そして夜は甦る』(早川書房, 1988)
『私が殺した少女』(早川書房, 1989)
『天使たちの探偵』(早川書房, 1990)
『さらば長き眠り』(早川書房, 1995)
『ミステリオーソ』(早川書房, 1995)
『愚か者死すべし』(早川書房, 2004)
『ミステリオーソ』『ハードボイルド』(早川書房, 2005)---『ミステリオーソ』の分冊化による文庫版
■前スレ
原りょう(原ォ)その7
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1284127227/ 直木賞受賞前の『私が殺した少女』の発行部数が4〜5万部だったような。
『それぞれの明日』とそう変わらいね。 >>784
どの作か忘れたが、
自分で確定申告を済ませて税務署員に厭味を云う場面があったような気がする。 新作情報きてるね
タイトルは 未だ見えぬ幻へ と言うらしい 新作のタイトルだけブチ上げといて一向に書かない、
という京極夏彦方式はやめてくれ…。 小杉健治「父からの手紙」が44万部の一方で
原さんの新著が4万部という現実はどうよ。 >>794
その数字に改めて激しい衝撃を受けた。
四万部も売れたのかっ。 新作、ラストがなんだこれと思ってたけど
読み返してみると電話の相手の場所が、、、 4、5万部しか売れずにあの執筆の遅さで、この人どうやって生活してるの?
まだ兼業でピアニスト続けてるんかね? その一方で、セカチューとかキミスイとか
御涙頂戴系ラノベがバカ売れするという
永遠のゼロもバカ売れしたし
世間は、チープな感動を求めているのだよ
ハードボイルドの時代じゃないのだろう。悲しいな。 小説が読まれないうえ、ハードボイルドなんて言葉今の若い子は聞いたこともないんじゃね?
最近ハードボイルドって言葉日常で聞いたことある? 小説自体は読まれてるんでしょう
小杉健治が44万部なのだそうだから >>800
昔は、大藪春彦のハードボイルドが
結構、映画化されてたろ?蘇る金狼や野獣死すべし
最近は、この手は映画化されないよ あれは松田優作(×村川透)モノだから。あんなのいねーじゃん、今 昔は、松田優作とかショーケンとかハードボイルド俳優と呼ばれる人もいて、
メディアで結構頻繁にハードボイルドって言葉聞いてた気がするんだけどな
言われてみれば、最近はさっぱり聞かんね Gメン75のオープニングのナレーションが
「ハードボイルド。Gメン75」だったよ 映像化した作品はないの?寡聞にして聞いたことがない
映像化すれば、売り上げにプラスに。
逢坂剛の百舌シリーズなんか、大昔の作品なのに
再発して、かなり売れたし >>808
たしか北野武が『そして夜は甦る』映画化持ちかけたけど断ったんじゃなかったかな
まだ武が世界レベルではなかった頃の話だったと思う
北野映画にラインナップされてたら、今と全然売上違ってたかもね >>808
映画化の話は何度か来たが「まず脚本を読ませてくれ」といった対応なので実現したことがないと本人が言ってた
>>809
その話2ちゃんの噂レベルで聞いたことがあるけどソースあるの? そうか、センセは映像化に関して頑ななのだな
昨今、映像化ノーチェック、ノークレームの作家も多いというのに
中には、宮部みゆきの模倣犯や、ドラゴンボールのハリウッド映画版など
原作者( ゚д゚)ポカーンな事例もある。
原作品がそこまで改悪されるとは、思えないが。 一人称込みでないと良さがわからんと思う
ストーリーもセリフも悪くないけどモノローグあってこそ 武のエピソードは俺も記憶にない
ハードカバーしか読んでないから、文庫にあるのかとも思ったが >>817
記憶捏造してないか?
原ォ 北野武で検索してもそれらしいの出てこないぞ >>819
違う。
808の「脚本」の件への返事。
わかりにくかったね。ごめんね。 二冠でアマゾンのミステリ・ランキングで
35位ってどうよ >>827
ありがと、そのランキング知らなかったわ インタビューによると後2作出したいらしいがどうなるやら >>830
高性能のデジカメを持っていない探偵は嘘ってことね。 先週遅ればせながら新作が出たのに気がついて、アマゾンで買って昨日読み終わった。
期待しすぎたのか物足りない。
世界観なんかはそのままで大満足だが、ストーリー的にはあまり記憶に残らない感じ。
単行本は全部買ったんだけど、結婚やら引越しやら長期間のうちになくなってるのもあるから、新しいカバーの文庫本を買って一から読み直すわ。 若い方で、この嘘くさい小説が面白かったひとはいるのか? 若い人はどうかな?
昭和の香りの喫茶店や煙草に古ぼけた探偵事務所
そういう情景が頭に浮かぶ世代じゃないとイメージわかないだろう 昭和の最後の方によく新宿に行ったから風景が懐かしいw
今は東海地方在住 >>835
若い奴等がよく「昭和かよ」みたいなことを云うが、
ありゃ一体全体昭和何年ぐらいをイメージしてんのかねえ。
昭和は足掛け六十四年、実質でも六十二年と二週間あった長い時代だ。
初めと終りじゃ世相も文化も景色も空気も全然違う。
そもそも日本が一度滅亡して別の国にスリ変わってるわけで、
統一的な捉え方なんか出来っこねえのにイイカゲンな言い草だとは思わねえのかな。 携帯電話を持っていない2010年ってだけで萎える。 沢崎がケータイを持たないってのは「やり過ぎ」だったかもしれないなあ
そのせいで事件関係者が事務所に現れすぎるんでないか? やっとこのミス買ったよ
このミスで御尊顔とインタビューを拝めるとは 今日このミス見て、びっくらこいて、このスレに来た
このスレに来てはじめて、4作目書いてたことを知ったよ >>830
URL表記見て何となくキムタクのゲームかなぁとウンザリしたらやっぱりそうだった
あんなタダでさえ嘘臭いジャニタレの、輪にかけて嘘臭いCGゲームなんて勘弁してくれ! 携帯電話を持っていないヘビースモーカー設定、萎える 近頃は若いくせに>>845みたいなインポが増えたな。
餓鬼が減るわけだ。 書店では目立つ場所に2冠を歌って平積み
確認したら10刷行ってた たしかに去年の屍人荘の殺人と比べたらリアリティに欠けるな 先生のファンではあるが、正直二冠獲るほどの出来か?
と思ってしまう。 >>851
同意。
「愚か者」と大して出来は変わらないんだが。 「さらば長き眠り」も個人的にいまいちだった記憶ある。
面白かったのは最初の2作と短編集だけだ。 >>857
さらば長き眠りは賛否は分かれるみたいだね
しかも、さらば長き眠りからつまらなくなったという人と
さらば長き眠りこそが最高傑作だという人に分かれる 当時から賛否あったけど俺もさらばが一番好きだし思い入れある作品だな
完成度自体はたしかに前3作の方が上だと思う >>859
さらばが一番好きだと書いた者だが、プロットに弱点があるのは重々わかってる
「私が殺した少女」も犯人の決定的な行動が現実的ではない(正確には
人間的ではない。当時よく言われた批判)が、推理小説というものが
壊れた人間を扱う小説形態(笠井潔っぽい言い方)である以上、そんなに気にならない >>860
現実的な探偵小説(推理小説)なんてモノがあったとすると――
・犯行の動機はカネ又は痴情の縺れ
・警察は怪しいと睨んだ奴を別件で逮捕、叩いて吐かせる
・或いは監視カメラの映像解析と遺留体液の分析で特定、逮捕
・私立探偵が犯罪捜査に関わることなど無い
もう小説じゃなくていいな、これ。 >>861
リアルとリアリティは違う
小説に求められているのはリアルでなくてリアリティ
言いかえると、「もっともらしい嘘」「説得力のある嘘」だ 沢崎と鮫島を比べると、鮫島には過去の歴史や恋人との発展があるけれど、沢崎はずっと同じなんだよなあ。 >>862
それ大事だよね。
現実世界でブルーバードで尾行して、携帯電話持ってない探偵なんていないだろう。
でも、沢崎の存在する世界では、それを有りと感じられる。
それを読者に感じさせられるかどうか、だと思う。 それを言ったらジャンル小説は全部だろ
なんで原ォだけありえないとかいうんだよw 小説内で本当っぽく書いてくれれば嘘でも構わない。
ただ携帯電話を使えない探偵は無理。
せめて2000年の設定ならギリギリセーフだったのに。 笠井潔の飛鳥井の新作(転生の魔)読んだんだけど、捜査にネット使ってるもんなあ >>865
それだけ原ォの小説にリアルっぽさを求めているってことだろ
新本格あたりの最初から現実離れしている探偵なら大抵のことは許されただろう
別に新本格の方が上とか下とかいう話ではなくて求められているものが
違うってことでね 二冠になってしまったおかげで、初めて読む人が出てくるから
冒頭で、携帯電話使わない設定を許せない人には向かない小説ですって明記しとかないと、
この先いくらでも湧いてくるぞ 携帯電話嫌いな俺にはどうでもいい事だけどな
あんなもん風呂ポチャしたって惜しくも何ともない >>870
個人の趣味なら持とうが持つまいが勝手だけど
私立探偵なんだから持てよということだろう
特に、ハードボイルドの世界では依頼人から携帯で緊急の連絡があるといった
シチュエーションも考えられるのに携帯がある世界なのにそれができない
というのはちょっと間抜けに感じられる >>871
マットスカダーは持たなかったよな
やっぱりハードボイルドにケータイは似合わんよ >>872
似合わんかなあ
今風のスマホは似合わんかもしれんが、渋いフォルムのガラケーを
内ポケットからすっと出したりするのは絵になると思うんだけどなあ 探偵×ケータイについて、ちょっと真面目に、文学的に(笑)、考察してみよう
私立探偵ってハメットの時代から自分だけの掟(コード)に従って生きるじゃない?
ケータイって人に首輪を嵌める・マーキングするモノなんだよ
それはもう監視社会になっていよいよはっきりしてる
そのへんが、私立探偵ヒーローの掟に抵触するんだよ多分
スカダーものでは相方のミックが『皆殺し』で言ってる、
「大の男があんなもんに体を縮めて話しかけるなんてな」みたいなセリフを >>874
手回し携帯発電機と軍用無線電話機=通称「兵隊(ヘータイ)電話」を背負って歩けば問題解決。
発電機と電話機を結ぶ自分だけの電線(コード)に従って生きる姿は正に「孤高の漢」だ。 珍しく賑わっているな
だから雪?w
俺は“沢崎”が居るだけで満足w 携帯を持たない探偵に普通の依頼も大手からの下請け仕事も多分来ないから、それでは事務所維持できないよな、とは思う。 携帯電話が普及する前の時代設定にしちゃえば良いのにな。 執筆期間と台詞とストーリーテリングと全てが助長なこんな駄作に賞とか笑える。
にもかかわらず沢崎に再会できて喜んでるバカがまだこんなにたっぷりいるのには嬉しくて涙でるわ 好きな順
さらば長き眠り、そして夜は甦る、私が殺した少女、
天使たちの探偵、それまでの明日、愚か者死すべし >>881
「携帯電話を持たない」。
担当の催促から逃げ回るには有力な武器になるな。
特に若い担当なんぞは人を捕まえるのに「ケータイにかける」以外のスキルが全く無さそうだ。 >>879
たしかに「それまで」は文章もストーリーも冗長だよね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています