俺の兄貴から聞いた話だ
下斗米っていう変質者が学校の近くをうろついていたらしい
そんで、なんで変質者ってわかったのかっていうとな
そいつ、夜な夜な、独りで出歩いてさ
道行く人々に「売れてますか?売れてますか?」と声をかけてくるんだ。
みんな気味悪がってたんだが、特に害は無いし取り合えずみんな相手にしないでいたんだけど…
兄貴らの仲間内で、「アイツからかって遊ぼうぜwww」って話になったらしい
兄貴の仲間は100人を超える怖いものなしだった
兄貴は反対したんだけど、みんな乗り気だから仕方無く参加したんだって。
そして夜中の2:00頃かな、学校近くでふらふらうろついてる下斗米を見かけたらしい
その瞬間下斗米が輝き光りだした
気がついたら、兄貴は目を覚ました。
そう下斗米は朝日だったのだ・・・暖かい存在だったのだ・・・