ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part20 [無断転載禁止]©2ch.net
×魔女の隠れ家 vs 黒死荘の殺人 〇
×帽子収集狂事件 vs 白僧院の殺人 〇
×盲目の理髪師 vs 赤後家の殺人〇
×剣の八 vs 一角獣の殺人〇
×死時計 vs パンチとジュディ×
〇三つの棺 vs 孔雀の羽根×
×アラビアンナイトの殺人 vs ユダの窓 〇
〇死者はよみがえる vs 五つの箱の死×
〇曲った蝶番 vs 読者よ欺かるるなかれ×
〇緑のカプセルの謎 vs かくして殺人へ ×
〇テニスコートの謎 vs 九人と死人で十人だ ×
震えない男 vs 殺人者と恐喝者 両方読んでない
〇連続殺人事件 vs 仮面荘の怪事件×
×猫と鼠の殺人 vs 貴婦人として死す〇
×死が二人をわかつまで vs 爬虫類館の殺人〇
〇囁く影 vs 青銅ランプの呪い ×
7勝7敗1分け1無効 個人的には、HMもののほうが読みやすかった覚えがある。
ドタバタとラブコメが性に合っていたんだろうかw 個人的には
×震えない男 vs 殺人者と恐喝者× かな
残り載せとく
眠れるスフィンクス vs 青ひげの花嫁
疑惑の影 vs 時計の中の骸骨
死者のノック vs 墓場貸します
雷鳴の中でも vs 魔女が笑う夜
悪魔のひじの家 vs 赤い鎧戸のかげで
仮面劇場の殺人 vs 騎士の盃
月明かりの闇 vs 奇蹟を解く男(中篇)
HMはひとつ足りないので中篇を入れた
>>29とは別人です 猫と鼠の殺人と貴婦人として死すは甲乙つけがたいくらいどっちも好きだなぁ
貴婦人は全体的によく出来てるし、猫と鼠の殺人はラスト数ページが最高に好き >>31
第2回戦
ここまで来ると名勝負ばっかりだな
三つの棺 vs 黒死荘の殺人
死者はよみがえる vs 白僧院の殺人
曲った蝶番 vs 赤後家の殺人
緑のカプセルの謎 vs 一角獣の殺人
テニスコートの謎 vs ユダの窓
連続殺人事件 vs 貴婦人として死す
囁く影 vs 爬虫類館の殺人
※取り合えず、鼠と猫は敗者復活戦に廻します
>>33
すみません、その中では墓場と魔女しか読んでません >>36
>>33のあたりは
その2作読んでれば十分な気がする
そのなかで語られるのは
だいたいそれだし 〇三つの棺 vs 黒死荘の殺人×
×死者はよみがえる vs 白僧院の殺人〇
〇曲った蝶番 vs 赤後家の殺人×
〇緑のカプセルの謎 vs 一角獣の殺人×
×テニスコートの謎 vs ユダの窓 〇
×連続殺人事件 vs 貴婦人として死す 〇
かなぁ? 難しいなあ
〇囁く影 vs 爬虫類館の殺人 × >>38
×三つの棺 vs 黒死荘の殺人〇
〇連続殺人事件 vs 貴婦人として死す ×
じゃないのかな?初心者には >>39
確かに!四十年前の俺がそうだったw
最初のカーが「連続殺人事件」次が早川版「プレーグコートの殺人」。
オカルトもトリックも展開も派出でわかりやすくて大好きで、確か文庫本二冊読みつぶした。 >>38 >>39の意見を参考にして
第3回戦
曲った蝶番 vs 白僧院の殺人
緑のカプセルの謎 vs ユダの窓
囁く影 vs 黒死荘の殺人
三つの棺 vs 貴婦人として死す ×曲った蝶番 vs 白僧院の殺人○
×緑のカプセルの謎 vs ユダの窓○
×囁く影 vs 黒死荘の殺人○
○三つの棺 vs 貴婦人として死す×
完全に好みの問題になった
カーなら微妙作の勝負も面白いかな
剣の八 vs 仮面荘の怪事件
盲目の理髪師 vs パンチとジュディ
アラビアンナイトの殺人 vs 青銅ランプの呪い 三つの棺って今読むと密室講義くらいしか面白くないような気がするんだけど気のせい?
それとも新訳読んだのがまずかったのかな?
火刑法廷も旧訳凄く面白かったのに新訳はイマイチだったんだけど。
訳は創元が圧倒的に良いんだよなぁ。 三つの棺は導入から第二の殺人が起こるまでの流れがいい >>43
棺は、プロたちが絶賛するものよく解る
あれ以上絶妙なプロットは中々思いつかないだろうから
しかし作品の出来は良くない、ご都合主義過ぎるし
もう少し丁寧に創れば、多少良くなったかもしれんが >>43
三つの棺は昔から賛否両論の激しい作品
色々なアイディアを詰め込んでスケールの大きな謎を構築したことを絶賛する人もいれば
ご都合主義を批判する人もいる。
俺も三つの棺は批判派
ご都合主義とかはともかく、真相がごちゃごちゃしていて分かりにくい
ユダの窓や白い僧院みたいに真相を教えられた時に「その手があったか!」
みたいな明快さに欠ける >>47
「賛否両論の激しい」は言いすぎ
日本でも海外でもカーの代表作という評価は定着している(昔から現在に至るまで)
ごちゃごちゃしているのは衆目の一致するところで、それはカーの作風 >>48
別に傑作としての評価が定着していることに文句をいっているわけではないよ
評価されている上で否定的な意見も多いって話
それにカーの作品すべてがごちゃごちゃしているとも思わない
リアリティはともかくとしてトリックの説明自体は分かりやすいものが多い
三つの棺はカーの他の代表作と比べれて明らかにてリックが分かりにくすぎ 棺が凄いのは
あえて古今の密室トリックの大半をネタばれした上で
読者の想像もしなかった真相にもっていく事
2つの密室殺人が相対関係にある事 ☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、
衆議員と参議院の両院で、改憲議員が3分の2を超えております。
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は
すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆ 『三つの棺』は、【メ欄1】の発展型で、それに【メ欄2】を加え、
そのネタでどこまで謎を拡張・複雑化できるか、
その極限に挑戦したって造りなんだよね。
骨格に対して、何をどう加えていったのかを解体してみることで、
真価が分かってくるんじゃないだろうか。 三つの棺は、「死者はよみがえる」「連続殺人事件」「魔女の笑う夜」
と並ぶ巨匠のバカミス四天王だよ 連続殺人事件はラノベっぽいヒロイン萌があって大変よろしい 火刑法廷の最後のつじつまというかトリックがわからんのだ
いつ青酸カリを盛ることができたのかこれ判らんよね
キチガイ女は怖いなあという話なんだけどもうちょっと何とかしてほしかった アレすごい古い翻訳なのにヒロイン萌えがわかってる翻訳になってるので
あの翻訳家は実力ありの本物のプロの仕事をしてると思う
翻訳家のレベルの低さでうんざりすることしきりの昨今だけど古いのは総じて味があって良い
まあでも本質的にはこれはカーが萌えを理解してたという事なんだろう 男の教授の方は少女漫画風のヤレヤレ系主人公なのかも >>54
連続殺人事件のヒロインってそんなに可愛かったっけ?
記憶にないなあ 誰だったか、源氏物語も女性作家の現代語訳版は、ええ、そんな展開だったっけ!?!?というシーンが挿入されていた 古臭い翻訳の方が案外今の漫画やアニメにいる女性キャラの口調に近いかもね
最近は女性の話し言葉を現実に近づけた(てよだわとか使わない)小説も増えてるけど
逆に気持ち悪いときがある >>57
日本でも出ないかなぁ
その辺の絶版になってる奴復刊してほしいわ もう一つのカースレが1000まで誰も立てないから
こっちを再利用する形で良いのかな? >>66
再利用というか
単にワッチョイ版と通常版に分かれているだけで、こちらのスレも別に廃棄されているわけじゃないと思うよ
今まで、ワッチョイ版に集中してこちらではあまり書きこまれなかっただけで
だから、普通にレスをして問題ないでしょ >>17
>貴婦人として死す、ユダの窓、緑のカプセルの謎
この辺りはカーの中でもすっきりまとまっていて読みやすい作品
翻訳の良しあしもあるかもしれんが >>68
おれはその辺りの中期作品が一番まとまりがよくて好き
初期や後期は当たり外れが大きすぎる >>29
×魔女の隠れ家 vs 黒死荘の殺人○
×帽子収集狂事件 vs 白僧院の殺人○
×盲目の理髪師 vs 赤後家の殺人○
×剣の八 vs 一角獣の殺人×
×死時計 vs パンチとジュディ×
○三つの棺 vs 孔雀の羽根×
×アラビアンナイトの殺人 vs ユダの窓○
○死者はよみがえる vs 五つの箱の死×
○曲った蝶番 vs 読者よ欺かるるなかれ○
○緑のカプセルの謎 vs かくして殺人へ×
×テニスコートの謎 vs 九人と死人で十人だ○
×震えない男 vs 殺人者と恐喝者○
○連続殺人事件 vs 仮面荘の怪事件×
×猫と鼠の殺人 vs 貴婦人として死す○
×死が二人をわかつまで vs 爬虫類館の殺人○
○囁く影 vs 青銅ランプの呪い×
8勝5敗3引き分けでHMだな
でも地味だから負けにしたけど魔女の隠れ家の雰囲気も捨てがたい 死者はよみがえる vs 五つの箱の死 という変化球合戦
一方は大暴投になってしまったけど >>70
好取組、でも行司差し違え。五つの箱の死の突き抜けた、馬鹿馬鹿しさの勝ち。
○死者はよみがえる vs 五つの箱の死× >>71
変化球合戦というか、ぶっちゃけ両方とも暴投では?
片方は話の面白さにつられて打者が振ってくれただけで >>70
『一角獣の殺人』は普通に面白いと思うんだけどなぁ
怪盗との対決、クローズドサークル、不可能犯罪といったミステリーの定番も揃ってるし、犯人の意外性も凄いし
まぁ、色々と普通とは言えない作品かもしれんが… >>75
面白い作品だと思うけど、カーの悪い時の癖で、登場人物の書き分けがわるいんだよな。 ここでもしょっちゅう言われてるじゃん
カー作品は評価がばらけるって
俺は一角獣はバンコランもどきが笑えるから好き
トリックは五年で四回目は濫用にもほどがある 一角獣はメイントリックの凶器が全くピンとこないのがなあ ここ最近で読んだといえば「蝋人形館の殺人」
舞台はおどろおどろしいが展開は地味
初文庫化ということで読めるだけでありがたい
次は「四つの凶器」かな
段々読み残し作品が少なくなってきた 俺の積み残しは、「PA PA LA PAS」、「エドマンド・ゴドフィリー卿殺人事件」、「血に飢えた悪鬼」、「亡霊たちの真昼」
「深夜の密使」、「死者のノック」、「バトラー弁護に立つ」、「死者のノック」、「赤い鎧戸のかげで」。。うーむ。 >>80
その中で未読なのは、PA PA LA PAS、血に飢えた悪鬼
バトラー弁護に立つ、赤い鎧戸のかげで かな
この中に隠れた良作が、あるかどうか・・・
とりあえずエドマンド・ゴドフィリー、亡霊たちの真昼はきびしかった その中だと「死者のノック」は意外と面白かったな
過度な期待をしなければ楽しめると思う >>81
亡霊たちの真昼は、血に飢えた悪鬼、死の館の謎と並ぶカー3大駄作のひとつじゃないか 「死者のノック」はウィルキー・コリンズがあの時代でこの作品のような密室トリックを残したとはあんまり思えないのがちょっと気になるところだな >>83
「かくして殺人へ」だっけな
あれは駄作には入らないのかね
あの読後の脱力感ときたら
カーファンじゃなければバカミスの一言で終わりでしょう >>86
「かくして殺人へ」も駄作だが、燃えカスのような最晩年3作のダメっぷりに比べるとまだまだだ 1950年後半からは読める作品の方が珍しいまでもある 晩年であえてといえば「ハイチムニー荘の醜聞」、「月明かりの闇」かな。
他はトリックはまぁご愛嬌として、人物描写が平板のため、だれがだれだかわからんという致命的な欠点が 未読なのだけど、このミス99で16位にランクインしている『悪魔のひじの家〈1965)』はどうなの? 仮面劇場の殺人はかなり晩年の作品だけど結構楽しめたな
カーにしては珍しいタイプの動機の犯人だったし >>87
カーのファン歴も長いからハードルが下がってて
とりあえず解決編まで引っ張ってくれれば
強引なトリックでも一応満足なんだけど
「月明かりの闇」とか途中で止めた
「かくして殺人へ」は最後まで引っ張る吸引力はあるからね
肩透かしもかなりのもんだけど・・・ 『血に飢えた悪鬼』は、人間消失や主人公の妻が別人と入れ替わっている気がしてならないという不可思議な謎に月長石の作者であるコリンズが挑む!
といった具合にあらすじだけ読むとすげー面白そうなんだが 女房と久しぶりに寝たら新しいセックステクニックを
覚えている! 他人と入れ替わっているに違いない!
正気とは思えません >>95
コリンズに「女性関係に問題ありまくり」「鎮痛剤としてアヘン濫用
→ 中毒で幻覚を見るようになった」というエピソードがあるから、
その辺を反映しているんじゃない?(適当) 「ハイチムニー荘の醜聞」は叙述といえば、叙述で佳作だったぞ >>95
それに似た話が乱歩とか安部公房にもあった気がする
まあ男のロマンてことで >>89-92
ということはフェル博士の晩年五部作はそこまでひどくないってことかな?
本当にひどいのは60年代以降の歴史ミステイリーかな
フェル博士の晩年五部作
死者のノック(1958)
雷鳴の中でも(1960)
悪魔のひじの家(1965)
仮面劇場の殺人〈1966)
月明かりの闇〈1967)
60年代以降の歴史ミステイリー
引き潮の魔女(1961)
ロンドン橋が落ちる(1962)
深夜の密使(1964)
ヴードゥーの悪魔(1968)
亡霊たちの真昼(1969)
死の館の謎(1971)
血に飢えた悪鬼(1972) 「ロンドン橋が落ちる」は典型的な駄作。解説のページで瀬戸口氏が本編に触れているのが
わずか2行というのが全てを物語っている。
さすがに、本作の文庫化は絶望的かな。 HMシリーズは中身がアレでもHMのキャラ性で何とかなっている感はある フェル博士も好きだけど自分もHM卿の方が好きだな
HM卿の暴れっぷりで微妙な作品が面白くなってたりするのも分かるわ
『魔女が笑う夜』とか >>101
新訳ではなくても文庫化して入手しやすくしてほしい
ポケミスの古本とかじゃ今後も読む気がしない
「かくして殺人へ」がまさかの新訳だったので
少しは期待ありかも 駄作扱いされる事が多いけど意外と楽しめたのが『剣の八』だな
思ってたより普通に真っ当なミステリー作品やってるんだよな >>104
あれ新訳だったのか
前のままだと思ってた >>106
2010年以降に創元推理文庫から発売されているカ―の作品は全部新訳やで この作品は厳しいとか、駄作だとか平気でいえるのはカーならでわだよな。
そうはいっても、愛情が感じられる。クリスティでは、ここまで本音の会話は無理ではないだろうか。なんか遠慮して。 クリスティスレも結構駄作の話盛り上がるよ
スパイものは全部ダメとかなんとか クリスティは超絶傑作はもちろん
超絶駄作もあるからな >>109
クリスティのスパイものはラノベみたいな作品が多いから
そういうノリが苦手な人と気にならない人で変わるだろうね
スパイものでも『秘密機関』とか人気あるし クリスティとカーではキャラ萌えの方向性がちょっと違うけど、ラノベっぽいノリって視点で考えたら案外近いところを攻めているのかも クリスティのスパイ物とカーのスパイものはいい勝負だ >>114
クリスティのスパイものは割とファンがいるけどカーはどうかな… 「赤い鎧戸のかげで」、「一角獣」、「パンチとジュディ」うーん。さすがにクリスティに完敗かな クリスティのスパイ物と並べるカー作品なら、むしろ歴史物の方が妥当じゃないかな >>117
クリスティのスパイ物とカーの歴史物ならカーの圧勝だろ
カーの歴史物は傑作駄作入り混じっているけど、クリスティのスパイ物は全部駄作だろ クリスティのスパイものが全部駄作だと言うのは結局あなたの主観でしかないだろ?
クリスティのスパイものは今でも秘密機関とか人気あるし 秘密機関・チムニーズ・4・NかMか・バグダッド・死への旅・フランクフルト・裏木戸
カーの勝ちでも圧勝ではないな
評価が高いのはニューゲイト・ビロード・喉・火ぐらいか >>119
秘密機関は人気あるのか
それは失礼
学生の時読んでつまらなくて、某ミステリサイトの平均点も低いから世間的にも駄作認定されているのかと思っていたわ
あと、文庫本の解説では「クリスティは政治音痴でスパイ小説はイマイチ」みたいなことを書かれていて、解説者までにdisられるようじゃ駄作確定だなとも思っていた(実際自分もつまらなかったし) クリスティのスパイもので人気あったり評価高いのは
秘密機関、NかMか、茶色い服の男、チムニーズ館の秘密、七つの時計あたりだな
ぶっちゃけ本格的なスパイものとして読んでる人は少なくて
キャラクターものとして人気な作品が多いけど >>120
フランクフルトの乗客は、これはさすがに。。というレベルだな。
一角獣と同レベルという印象。 >>122
カーの歴史ミステリも、ニューゲイトとか喉切り隊長とかキャラクターで引っ張るタイプのものが面白い
語弊があるかもしれないが、やはり本格よりも映像化映えしそうな点が似ているな >>123
一角獣凄く面白いと思ったんだけどなぁ
ただ本格ミステリーとかスパイものじゃなくルパンものみたいな感じの作品だと思うが >>122
それらのスパイものて、戦前、戦中に書かれた作品は
ホロコーストなどの事が知られていないからか
ナチスが単なる悪の組織みたいな扱いなんだよね
まあ牧歌的なロマンスの設定道具というか・・・
たしかカーの作品にもカギ十字が書かれている表紙があったような
なんだっけ? >>128
これは、相当難易度が高いのではないだろうか。