京極夏彦 Part.88 [無断転載禁止] [無断転載禁止]©2ch.net
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妖怪作家・京極夏彦を語るスレ
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●大極宮(公式情報)
http://www.osawa-office.co.jp/
●お化け大学校
http://www.kwai.org/
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http://echo.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1462126945/
※コテハン荒らしは徹底放置・絶対に触れない事。
コテハン荒らしに構っているレスは全て荒らしの自演です。
釣られて反応しないようにしましょう。 絡新婦は文庫化されるなら加筆してほしいな。せめて最後のシーンだけでも
「それが――絡新婦の理ですもの」がカットされるなんて酷い
あれじゃあ漫画版しか読んでない人はとっても消化不良 >>668
墓場鬼太郎みたいなシュールな感じなら良いな 「そうかい オマエさんがクモだったんだな」
「そうかしら イヒヒヒヒ」
「ああ、死んでしまった!」 中禅寺は当然水木御大が自ら演じられて「あー世の中にねー不思議なことなんてないよ。手塚くん羨ましいねえ」って言ってほしい
御大ならなっちも文句言えないだろ 字も上手いよ
ツイッターに俳人・虎の名句を短冊に書いたやつ上げてるから見るといい
まあデザイナーとしては上手いってレベルでしかないけど
イラストレーターやってた島田荘司の方が遥かに上手い
京極はどっちかと言うと「上手そうに見せる」って誤魔化しが上手いんだよな いや、デザインはダメだろ
小説や絵とかと比べたら本当にプロで仕事あったのか疑問になるレベル
だからヒマで姑獲鳥が書けたんだともいえるかもだがw
綾辻の短編集とか
「こういう狙いです」ってのが思いっきり浮いちゃって
それだけしかないっつう ヴィジュアルイメージは持たないことにしてるそうですから
描かないと思いますよ 一刻堂のデザインは京極がやったんじゃなかったっけ
ああいう感じなんでわ 日本現代怪異事典読んだ人いる?
一文が長いのか、読みにくい部分が多くて気になる…… 事典なんだから小説みたいに読もうって方ががおかしい
あれはあの偏執的な蒐集が評価されてるだけだよ
読み物として楽しむもんじゃない >>679
これ気になってたけど買ってないですね
なにか京極夏彦に関係ある記事でも載ってるんですか?
『山の牧場』とかは当然載ってるんだろうなぁ なんか菅野の顔変わってない?
姑獲鳥のときと比べて、なんていうかちょっとイケメンになった 姑獲鳥の時の劇画タッチ好きだったから
西園寺先生がコミカルな可愛いおっさん作画になってるのがつらい 鑑賞会二回もやるほどバーフバリにハマってるんだな
まあ好きそうだもんな
無理にこじつて考えれば前期必殺に似てるからかな
話はかなり陰惨なんだけどノリと勢いで見れてしまう 鉄鼠は各種の性癖に悩む人の話がてんこ盛りで、祐賢のところなんかいつ読んでも泣けるんだけど、
漫画版だと桑田常信が山下警部補を諭す場面はむしろ印象的だった
ちょっとしたことで印象変わるから面白い
>>682
というか姑獲鳥の菅野は完全にイメージ映像だったらしく別物 そういや俺の中で結構好きなキャラの久遠寺パパ
脳内イメージは伊東四朗ちゃんなんだけど
志水版はどんな風になってるのかなって今ググったら
ただのゲスデブオヤジみたいなのが出てきてそっとブラウザ閉じた >>686
なに云ってんの。ひょうきんでかわいいおじちゃんよー。
自分のイメージは北大路欣也だったのでかなりガッカリは御同様だけどさ。 品格あるべきキャラ群がどれもこれも下品になってしまうのは
自分の周囲にロールモデルのない作画者のせいとは思う。 >>688
漫画の久遠寺先生がひょうきんなの。
自分が小説からイメージしてたのはもっと風格あるおっさんなので
漫画のキャラ設定とのギャップにガッカリってこと。 こんなの本物のロイエンタールじゃないって原作者に訴えたファン思い出した こんなの本当の和月じゃない(涙)って訴えたる◯うに剣心の女子ファン思い出した 思ってたんと違う!なんてのは読まなくても言える批判だからな
九官鳥に覚えさせて言わせれば鳥ですらアンチになれる
漫画化や実写化にとりあえず文句付けたいアホの常套句でしかない
明治生まれで、婿養子で院長やってるような人でしょ
そんな経歴じゃ屈折があって当然だし、病院の経営だって善人じゃできない
あれくらいアクの強い外貌で当たり前だと思うけどね >>683
西園寺じゃなくて久遠寺だった
ちょっと彼岸に逝ってくる 1回は森博嗣だな
ミステリ漫画化で微妙なのが多い中志水アキは当たりだと思うが
フジリューの屍鬼も好き 志水さんの漫画から京極を知ったから、もちろん大好きなんだが、最近絵が荒れてる気が…。 絡新婦読んだ?
絡新婦と比べると何の不満も感じないですわ 志水版の経産婦の理は群を抜いて駄作だね
魍魎の匣は神作だと思う 姑獲鳥・魍魎・狂骨のコミックは本当に傑作
狂骨なんて朱美と朱美の対面シーンで思わず声を上げたくらい演出も構成も上手かった
絡新婦は途中からデジタルだっけ?
デジタル移行すると絵も構成も劣化する漫画家多いよな…
魍魎時代の力量で絡新婦を描き直してほしい… たしかに、デジタル原稿にしてからコピペ多用するようになった >>708
小説の時、狂骨は故獲鳥からの流れで一気に読んでたから、「また人違い系かよ」と思ってふーんと思ったけど
マンガ版は本当に面白かったな
文殊寺入ってからの闇の中での憑き物落としとか最高だった
鉄鼠もマンガの方が好きかな
鉄鼠は小説の時、名前覚えきれずに読んでたせいかもしれんけど 鉄鼠コミック版1巻電子で30日まで無料で買えるね
絡新婦はがっかりだったけどこれは確かにいい
しかし特集名が「今を強く生きる漢たち」…? あんな弱メンタル集団で戦時中瓦解しなかったのが地味に凄い 殺人なんて屁に感じるくらい
徴兵された僧がボロボロ死んでたけど耐えてた 美馬坂教授はヒョロッとしていて無表情な感じでイメージしていたので
コミック版のゴツい強面にはちょっと馴染めなかった 本当にそんなに明確にイメージしてたのかねえ
証拠も何もない後出しで幾らでも言えることじゃん
絵や漫画にして自分で形に残したものがない限り信用できないな
せめて「なぜ自分のイメージと食い違うのか」くらいは考えるべきだろ
そうすれば受け容れられなかったものに対する印象も変わるかも知れない
大体、作者に比べて読むだけの読者の苦労は全然少ないんだから
そういう労力すら伴わない批判をイチャモンって言うんだぞ えっ?そんなマジになるほど深い事考えて
>>716は書いて無い気がすんだけど >ヒョロッとしていて無表情な感じ
これのどこが明確なイメージなんだ?
ざっくりした印象だと思うがね 映画より漫画の方がイメージに近かったけどな。
映画のキャスティングはちょっとねぇ アニメやコミックの京極堂シリーズを見たけど、どっちかというと女の子向きの作品になってるんだね
少女マンガ風というか耽美な感じというか
榎木津礼二郎とか、長髪で少女マンガの王子様みたいなルックスだし
性格は原作どうりのあれだけど
京極堂シリーズは女の子に人気あったんだろうね
やっぱり探偵のキャラ設定がよかったよ
神父とか教師とか学者とかタクシードライバーとか小学生とか、探偵の職業にもいろいろあるけど、「陰陽師の式神使い」だもんね
五芒星の入った黒衣を着てやってくる名探偵
女の子が好きそうな設定
同業者のミステリー作家も、「やられた! この手があった!」ってうめいたと思う
これを超える探偵設定はちょっと思いつかない 式神の式は数式の式っていってたから、陰陽師の儀式の全般は式神なんじゃないの
真言みたいなの唱えてたし、いちおう内藤に呪いかけてたし QEDっていうミステリーでも式神をテーマにした話があったけど、式神はいわゆる下級庶民のことらしい
貴族から見たら、みすぼらしい下級庶民は人間ではなかった
まさに鬼だったらしい
人権思想なんてない時代だし
陰陽師が式神を使役するということは、そういう下級庶民を使用人として使ってたってことらしいよ
そのミステリーでも、式神は人間じゃないから見えなかった(認識してなかった)というウブメみたいな密室トリックだった 姑獲鳥で、式神は式に人格を与えたときの呼び方、って言ってるね。 京極好きってあれだな、ここ見てて思うけど、俺の知識は凄いんだぞって語りたい奴多いよな 衒学趣味っていうのは実社会では嫌われる要素なのは間違いない 語り手による>衒学趣味
うまく喋れる人だと主にオタがかった女に大人気
そのモテっぷり見て一般の女も寄ってくる入れ食い状態
正直羨ましいが真似できる気が全くしない よく喋れば喋っただけ話術はよくなるのでは?
そういうセミナーに行ってみるとか、やってみない内からは分からないよ
中禅寺さんもよく喋るよねぇ リアルだと陽キャラならモテモテ
陰キャラだとオタク扱いね タモリや池上彰だと「へ〜」ってなるけど、林修とかやくみつるだとイラっとする時あるよね >>725
それは姑獲鳥じゃなくてXの悲劇のバリエーションだな
「見えているのに見えない」ってのは本格ではありがちなトリック
姑獲鳥もアレンジが無茶苦茶強引だけど一応その系譜ってだけ
>>727
お前は自分の意見を言うためだけに5chに来てるのか?
他人の意見を知りたくて来てるって部分もあるだろ
他人の考え方ってのもその人の知識の一部だよ
そんなもんにいちいちビビるのは単に自分のコンプレックスの証明でしかない >>734
>「見えているのに見えない」ってのは本格ではありがちなトリック
いわゆる「見えない人」ものね
ポーのアレとかブラウン神父のアレあたりが嚆矢 たぶんとっくに慣れて麻痺してんだろうけど
こんな文字だけびっしり並んだイカレた掲示板に入り浸ってて
衒学アレルギーなんてありえんだろw Xの悲劇は流石に誰か見てるだろう……って
もやもやしたが当時としてはやっぱ斬新な
ネタだったんかね 1932年(昭和7年)の作品やし >>734
すまんビビるってどっから出て来たの?
何か>>718の人と同じ臭いがする
勝手に自分の解釈で持って、好き勝手に書いてる感じが半端無い
会話の矢印が自分ではお互いに向いてるつもりだが、一方通行で会話してる感じがヤバい 確かにこいつはどんな話題のときも思い込み激しいよな 鬼談読んだが他の談シリーズ読みたくなった
「◯談」シリーズで面白いと思ったのあります?
一応全部読んでみるけど「これは」と思うのがあったらぜひ 『』談シリーズは、ストーリー性が希薄なので感覚的な評価しか持てないのですが
私は、『幽談』収録の『成人』と『虚談』収録の『杜鵑乃湯』が特に好きですね
解釈に正解がないシリーズなので、何度読んでも新しい発見があって面白いです おお、ありがとうございます
幽談と虚談読みます
談シリーズは確かに濃いストーリー性はないけど短編だからさらっと読めるし
さらっと読めるけど読後になんとも嫌な気持ちになるのがたまらんです
最後の一行でどん底に落とされる感覚というか そうですね。怖い……というのとはちょっと違うけど、癖になる不快感というか
そういう奇妙な読後感あります。このシリーズに関してはストーリー性の薄さは
短所になってないと思いますし、結構好きです
それとすみません。間違えました『杜鵑乃湯』は『虚談』じゃなくて『眩談』でした(;^ω^) 百鬼夜行シリーズの長編がこんなに描かれなくなったのは何があったんだろ
充電期間かぬ >百鬼夜行シリーズの長編がこんなに描かれなくなったのは
・ネタ切れ(まあだいたい「実は見たそのままだった」トリックばかりだし…)
・堂島さんの扱いに困った
・キャラが増えすぎて矛盾なく動かすのが面倒
・そもそも話先行で考案されたキャラが多いので他の話に応用しにくい
・時代考証も面倒
・京極堂のお説教タイムをたくさん書くモチベーションがもうない
・大大長編を期待されるのがウザい
・ぶっちゃけあの世界観に飽きている
好きなのをお選びください 幽談は題名だとお化けっぽいが世にも奇妙な物語的な妙ちきりんな怖い系な印象 >>746
参考になります
早速本屋に行ってこようかな! 京極堂シリーズはムダに長すぎだよ
ウブメはあれくらいでいいけど、他の作品は半分ぐらいのページ数にできたでしょ
ムダに登場人物を増やして複雑にしている部分もあったし、読んでる読者もキャラが増えすぎたら混乱するから、ちゃんと整理しないと
変に気負わずに、京極堂たちのキャラクター小説にしてもよかったと思うよ
スピンオフ的に京極堂の嫁さんとのなれそめ話とか、敦子の恋愛話とか、榎木津が007ばりに活躍するスパイ小説とか、ミステリーじゃないストーリーを書いても そりゃもちろんそれでもよかった
でも作者は何か計り知れない理由からそうでない話を書いたし、自分はそんな話を結構楽しんだわけだ 塗仏の登場人物数は京極とか、売れてる作者以外だったら編集に
「登場人物多すぎるんで減らして下さい」って言われるだろうな 幽談 眩談 鬼談 冥談
好きだよ。嫌な感じっていうのは的を得ている
個人的は、最近読み返した、百鬼夜行陽のほうが好き。
やっぱり昔の怖い話を書かせるとこの人は堂に入っているっていうか 虚談の主人公なっちゃんは設定がほぼ京極堂だから読んでて面白かった 狂骨からレンガを売りにしたのがアダになった感じはある
ぶっちゃけ読者的には別にレンガじゃなくていいんだが >>749
まともに京極読んでたらそんな発想自体出て来ないと思うんだけどな
京極作品のキャラはどんなに魅力的でも作品のための駒でしかない
本人もストーリー>キャラみたいなこと良く言ってるだろ
キャラのためにエピソードを書いたらそれはもうラノベと同じだ
京極の根っこは70年代の陰惨なTV時代劇とかなんだよ
必殺シリーズのキャラも京極作品と同じくらい立ってるけど、
それは飽くまで作品の一部であって全てではない
そういう作品で育ってるから、今のオタクとは嗜好も思考も全然違う
作品のためならレギュラーキャラ殺すことも本来は厭わない人だと思う
実際巷説では死んでる奴いるし、百鬼夜行でも殺すべき場面はあったはず
でも百鬼夜行ではレギュラーは誰も死んでないよな
京極にとってはそれがキャラ目的読者に対する最大の譲歩だったと思うね 正直レギュラーキャラほどあんま好きになれない
ゲストキャラは好きなんだけど >>756
>キャラのためにエピソードを書いたらそれはもうラノベと同じだ
「百器徒然袋」とかもうバリバリのキャラ小説ですやん 関口先生がすきだけど
実際目の前にいたら殴りたくなると思う 狂骨は映像化する時、キャスティングは原田知世みたいに一人二役か
マナカナを起用するしか方法がないな
家は偶然同じ間取り、玄関とかの置物とかカレンダーとかも偶然同じ
にすればいけるな 漫画版だと朱美と民江は別々で見ると同じような顔に見えるのに
一緒にいるシーンを見るとキリッとした朱美とぽやんとした民江になるからすげーと思う
漫画版は「似てるけど違う顔」でいけたけど
映像化するなら「同じ顔」にしないと二人一役がバレちゃうかな >>759
うーん、どうだろ。
器物の妖怪縛りだけど、基本的なコンセプトは百鬼夜行シリーズと同じで妖怪がメイン、
仮に榎木津メインならタイトルも「薔薇十字探偵の○○」だけでいいし、妖怪を登場させる必要もない、
妖怪名が冠せられてるということはそっちがメインっていう作者の意思表示だと思うよ。
榎木津のキャラありきで話が構成されてるようにも読めるのは確かだけど、
バリバリのキャラ小説っていわれるとなぁ。どうも違和感がある。
せいぜいダブルスタンダードってところじゃない? >>765
読んだことないなら漫画版の狂骨の夢は読んだ方がいいぞ
仕掛けと結末を知ってても度肝を抜かれるぞ >>762
そこんとこは映画の「白夜行」みたいに
作中人物にはわかってないけど観客はわかって観ている、
という脚本で全体の仕上がりを楽しむ作品になるんじゃないかな。 「札幌テレクラ殺人事件」をドラマ化した時の美保純と藤田朋子くらいの相似があれば十分楽しめそう。
今はメイクの技術も更に進歩してるんだしさ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています