京極夏彦 Part.88 [無断転載禁止] [無断転載禁止]©2ch.net
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妖怪作家・京極夏彦を語るスレ
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●大極宮(公式情報)
http://www.osawa-office.co.jp/
●お化け大学校
http://www.kwai.org/
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釣られて反応しないようにしましょう。 >>847っていつも京極には無駄な所が多いって書いてる奴だろ まだいたのかよこの短文煽りのクズは
長文読みたくないならツイッターに籠もって出てくるな 多分、あなたが言う人と俺は同一人物じゃない
普通に俺が思ったこと書いただけだよ >>846
榎木津と関口を引き合わせた中禅寺がお互い鬱を見習え躁を見習えみたいに言ってた
でも本格的に発病したのはその後で塞いでた時に榎木津が差し入れもしてた
隠花植物のあだ名がどの時点でのものかわからんけどとにかく最初から陰キャだった
そして悪ふざけで自他共に鬱病に例えてたんだと思う
鬱の気とやらがどんなもんか知らないけど作中から読めるのは「契機は恋文配達」ぐらい
家庭事情や境遇に関係なく関口はどうせ鬱病になった、もともと鬱病だったとなじられるのが関口 本棚を固定していても、本が飛び出してきて圧死……
という死に方は嫌だろうなと思って、重たい本しかないのかな?じゃあ大丈夫
気を付けてほしいです
>>858
きっかけは恋文からの可能性
じゃあやはりあの久遠寺の娘からの鬱の可能性が高いのかな
でも定かなことははっきり言えないんですね
悪ふざけで自分で鬱々言っていたのか、
自分の風体がそういう風にしか見えないから?
成程
教えてくださってありがとうございます 恋文が鬱の気に拍車を掛けたのかもなぁってくらいには思うけど
鬱病は病気なので、あんまりわかりやすい契機や原因は容易されてないと思うよ
京極さんはそういうことを無配慮に書く作家じゃないし でも原因が分かったらいいなと思って聞いてみました
関口君、鬱病重そうだったけど、
鉄鼠のたしか久保の葬式あたりで昔に比べて軽くなってきた
みたいな描写があったような気がして、そうか良かったなんて思っていたけど
そうなかなか上手くいかなかったですから
ほかの作品の中でも
鬱病も完治する病気だったらよかったのになと思います 関口君の鬱が治ればいいけど、ほかの仲間はもうそれでからかえないですよね
そんな事情も作品の中にあったり 関口って久遠寺ラブレターの前から精神科通ってたよね
鬼子母神近くの >>861 鉄鼠じゃなかった匣だったすいません
>>865 何作目にそんなこと書いてあったったっけ 豊島あたりの精神科っていうと久遠寺にも近いし、
今よりひどい扱いだったのかな当時の精神科は
薬もひどい副作用、効くのか効かないのか
薬すらあったのかなかったのか
せいぜい静養地で静かに暮らしてじんわり回復を待つのか
…関口も不憫だっただろうね なんかルーガルーの分冊じゃない文庫版が出るみたい
今更感があるが、3を依頼されたのかねぇ そういや支度でやたらと木場の死亡フラグ描きまくってたけど
当然死なないだけじゃなくネタとしてもオチがあるわけでもなかったのは
ありゃ何だったんだ?
警視庁捜査一課の部分は異動降格って事で良いけど
実家の方はやり過ぎじゃね? ロボトミーはともかく
脳に電気で強いショックを与えて鬱病治す
みたいな治療は今でも
最悪の場合行われているらしい(正しい情報かわからないけれど
ロボトミーはカニバリズムみたいなのを思い出す
酷い治療法 >>873
そういう思い込みで読んでるだけでしょ
あの程度で死亡フラグなら榎木津や他のキャラにも立ってるって言える
まあ始末の肩透かし感はわざとやってるんだと思うよ
よく考えるとサブタイトルからしておかしいし
「支度」して「始末」はしてるけど、宴そのものはいつやったんだ? >>874
精神科での電気ショック療法は
今でも行われてるけど、現在は
全身麻酔をかける無けいれん法が
主流だから苦痛は少ないと思う ロボトミーと言えば、日本でもロボトミー殺人事件があったな >>877
佐伯家目指して有象無象が行進するのが宴でしょ 海外ドラマのコールドケースとかは何度か昔のロボトミーを題材にした事件やってたな >>880
だよな、韮山に全員集まった所で宴開始だよね 陰陽師 百鬼を連れて 山登る
オサレな絵面ですわね 宴って言うのかあれは?宴会したわけでもないのに?
他は夏の話、匣にまつわる話とか具体的なものが作中に出てきた
でも「宴」だけ何か抽象的なんだよね
陰摩羅鬼すら倫理的欠落=瑕って話だったのに やりすぎだなんだ言われたけど
百鬼夜行パレードを現出させた筆力は
夏彦流文章技巧の極みになってるよな。
つかあそこで描かれた催眠術ってどうなんだろう
たしかにくわしくない人間が見ると何でもかんでも催眠術でやり過ぎだと思うけど
夏彦の事だから実際の催眠術の出来る事出来ない事をきちんと把握したうえで
作品に落とし込んだ(結果として知らない人にはやりすぎに見えちゃった)としても
おかしくないかなと思うんだけど どうももこうもないあの「催眠術」は白土三平で言う「心の一方」だよ
百パーセントファンタジー そういえば箱は箱が出てくるしおんもらきはおんもらきが出てくるけど宴は
宴会が出てこないな、家族が揃うことを宴会に見立てているんだらうか?
だから集まるまでが支度で集まってからが始末 関口いなかったからな、いたら韮山で
「塗仏の宴か」とか言ったんじゃない?と期待 まぁ宴だと酒席的なお祭りになるけど
夏彦的には山車だの神輿だのが行くお祭り的な意味で使ったんだろ
正確には誤用だろうがタイトルに使う字ヅラの印象を重視して 「どんちゃん騒ぎ」って意味で使ってるんでしょ
ちゃんと「どんちゃん騒ぎ」してたでしょ 塗仏のどんちゃん騒ぎ
どんちゃん騒ぎの支度
どんちゃん騒ぎの始末
これは流石に京極でも編集に「タイトル変えてください」言われるわな 京極ってトークイベントとかで家族の話しないな
子供とかいるのかね? >>895
以前は恒例の狩り物に行ったとかいう話を書いたり言ってたりしたけど
今はもう子供もいい歳でそういうことしなくなったのかね 大沢オフィスとして朗読イベントしてなかったっけ
行ったことないけど 大沢在昌みたいな暇を持て余してる人は参加できるけど
夏彦とかみゆきは忙しいもんな はあ?みんな刊行ペース大して変わんねーじゃん
それに世代も作風も違うんだから一緒くたには語れない
適当な知識で無意味に誰かをディスるなクズ 大沢と宮部はゲームで忙しいのです
「原稿遅れた場合、私と大沢さんは大体ゲームしてる」って宮部が自分で言ってた そんな人って、ゲームくらいやってる人の方が多いでしょ
宮部がゲーマーなのは割と有名だよ 週刊大極宮も随分過去のものになってしまったんだな。 >>902
自分で架空のゲームの攻略本作って遊んでるとか10年ぐらい前に言ってたぞ
木下って毛倡妓で完璧に狂ったと思ったんだけどその後何かに出てきた?
ルーガールとかに出てんのかな 宮部みゆきはゲーム大好きだよね、それでよくあんなに原稿書けるよたいしたもんだよ ネトゲは、周りが必死にやらせないようにしてるらしい 乱歩賞パーティーの会場で、泥酔した売れない中年ラノベ作家にからまれた京極先生 電子書籍版の表紙のダサさはなんとかなんないのかね?
「ヒトごろし」は書いそびれていたから電子で買おうかと思ったけど
あれじゃ買う気なくすわ。 狂骨読み終わったけど、前半は怪奇小説、怪談小説風ですごくよかったけど、後半はさすがに収集に無理がない?
京極堂が出てきて、全部言い当てるだけ
「○○だったのではありませんか、○○さん」
「その通りじゃ」
みたいな感じで、京極堂がまるで見ていたかのように全部言い当てるし
限られた手がかりからの推理で、人間の心理や状況をあそこまで当てるのは無理でしょ
いろんな事件を詰め込みすぎて、収集ついてるんだか、ついてないんだかよくわからないし
学術書じゃないんだから、一回読んだだけじゃ、全貌がわからりにくい
このキャラ誰だったっけ?っていうのもあるし、最低限キャラ紹介リストみたいなのはほしいわ
無駄に複雑にしているだけで、それが面白さにつながってない感じ
ページというよりも、関連事件はもう少し削ったほうがよかったね 一行で書くと、「難しいから簡単にして」ってことね
狂骨は漫画版があるからそっち読めばいいよ >>915
鉄ネズミだってそうじゃん 多分こうじゃないか?ああじゃないか?って推測をぶつけると
あの犯人の坊さんが全部素直に認める 安楽椅子探偵寄りだからな京極堂
しかし、そこ否定すると安楽椅子探偵作品全部否定しなくちゃならんよな
島田荘司もダメになるな
登場人物の多さは自分でメモするなりして乗り切れ
塗仏は覚えるの放棄して俺はメモした
色んな事件絡まるのは京極堂シリーズの醍醐味。絡新婦はもっと事件多いよ
京極堂シリーズ初めて読んだ?
しかしなーその感想では、俺の読解力が足りませんでしたみたいな感想だよそれ でもさ、エンタメ小説なら、読者に努力を求めるんじゃなくって、作者側がわかりやすいように配慮すべきじゃないの?
純文学じゃないんだから
読者の読解力がないんだは、エンタメとしては逃げだよ
複雑さが面白さにつながってるんならいいんだよ
でも結局最後駆け足で、京極堂が全部説明して終わってるだけじゃん でもさここの人達、一回読んで理解して面白いと思った人沢山いると思うよ
そもそも、事件の殆どが立川流のドクロ本尊作る事に帰結してるって事理解出来た? 狂骨ってシリーズ内でもわかりやすい部類に入ると思うんだけど
いうほど複雑か? 狂骨はメインの「同じ人間が何度殺してもよみがえってくる」の真相が
「またこれか」と
あとこれ着想元あのマンガだよなというダブルパンチで腰がへなへなとなったこと以外もうすべて忘れた 別に1回で理解できなければ2回でも3回でも読めばいいし、気に入らなければそのまま忘れたらいい
なんとなく刊行順に読んでれば「京極堂が出てきて、全部言い当てるだけ」とは思わない気がするけど
少なくとも順番に読んだ身としては、関連事件をもう少し削ったほうがよかったとは思わなかった 読解力なんて鍛えれば身につくんだから、自分が合わせていったほうがいいだろ
学術書なんてのは、正確を期するためにとにかく迂遠かつ硬質な文章で綴られてる事が多いから
読んでてウンザリする事が多々あるが、京極程度なら充分わかりやすい文章だと思うし簡単に追いつけるレベルだと思うよ 京極は複雑にしたらごまかせると思ってる節はあるよな
ウブメみたいに見たくなかったから見えなかったぐらいでちょうどいい
自分の筆力を信じて、ミステリーではなく怪談小説として突き進んだほうがエンタメとしては評価上がったと思う
ミステリーは複雑にするよりも、単純な話でミスリードが効いてる方が評価は上がるよ
十角館のラストの一行みたいに
手品は仕掛けがシンプルな方が評価される
複雑な機械を使ったイリュージョンなんて、金かければどうにでもなるし 編集者がよく新人作家にするアドバイスで、「削ることを覚えろ」っていうのがある
書きたいことを削れるようになってこそプロだ
枝葉を削れば、メインによりフォーカスが合う
このアドバイスは京極堂シリーズにも当てはまるとは思うよ キンドルで読んでびっくりしたけど、コミックの京極堂シリーズはよくできてるね
原作よりも、コミックスのほうがいいっていう人もいそう
絵もうまいし、あの複雑な話を上手く編集してコミックスにまとめてる
たいてい人気小説のコミカライズは二流どころがやるからひどいことになるのが多いけど >>926
言ってることには基本的に同意だけど、京極作品は長さも魅力だから許してやってくれ >>926
そのアドバイスを生かすためには、京極堂の長編新作が必要だな でももうレンガは要らんよ
おんもらきとじゃみは無駄に脂肪厚いデブみたいな感じだった >>926
実際、姑獲鳥の夏は持ち込み版からかなり削ってるらしいよ
文庫版で多少増補したけど、それでもスケール小さい話になってると思う
姑獲鳥だけ明らかに他の作品とは違う手触りでしょ
やっぱあの枚数は作品にとって必然性があるものだよ
陰摩羅鬼みたいな無意味な水増しや、邪魅みたいに明らかな失敗作は別として 百鬼夜行シリーズが短くてもいいなんていうのは
力士に痩せろっていうようなもんだと思うな
鵺が出たとして、もし姑獲鳥より短かったら取り敢えずがっかりするわ 島田荘司が暗闇坂から大作路線に舵を切って
眩暈辺りでネタが尽き
装丁と露骨な水増しで大作感を維持しようとした惨劇を思い出した
なっちも鉄鼠で無暗と厚くしたのが仇になった感がある
あれ、読み終わってみると分量の割に中身がない >>938
具体的に
訳が分からないって、あれは榎木津の恋愛に関する話だったでしょう 長くて難しいのヤダ、最後に京極堂が全部言い当てるのヤダってこのシリーズ全否定でわろた
巷説シリーズを薦めるわ 大鷹が可愛そうなくらい馬鹿馬鹿大馬鹿愚か者と言われる小説 大鷹はともかく、神崎礼子と榎木津の写真をめぐる一連の話は面白かったじゃない
榎木津の普段見せない恋愛の一面っていうか
犯人はその顛末にあんな殺人起こすようになってしまって 何だか邪魅は事件が胸糞だったんだよな
性的な被害だったからかな >>942
榎木津周りは悪くなかったよね
関口との遣り取りとか二人の友情感じてグッときたし
ただそういうシーンが作品と全然噛み合ってない
あのネタは死ねばいいのにみたいな連作短篇向けなんだよ
それを無理にシリーズ作品にしてるから色々破綻を来してる
プロットにはレギュラーキャラいなかったって冗談めかして言ってたけど
冗談じゃなく、それが作品の本来あるべき姿だと思う
あと大鷹の件も流石にやりすぎ、大人気なさすぎだわ たしかに
澤田って男がすごい卑劣だけどほとんどの女性に手をつけるし
神崎宏美のラストの砂浜のシーンとか好きで
犯人の犯罪理由が小物と騒がれる理由か
大鷹は百鬼夜行 陽の大首の話でも登場してたけど
そっちも性的で悶々とさせられる 段々文章に色気がなくなってきた
歳とってきたから仕方ないのか 俺、正直言って塗仏の宴以降どれも面白いと思えないんだよな
後巷説百物語くらいかな、ちょっとよかったのは
俺も年取って感性が変わったのかも 死ねばいいのにとか虚言少年なんて最悪だった 邪魅今再読して泣けた
ラストの憑き物落としからがらがらとすべてが瓦解するような
畳みかけるような展開がよかった
文庫版になってから表紙の裏の写真の
下に文章でなにか書いてあった言葉がなくなって
作者近影もなくてさみしい限り
やっぱり講談社ノベルスを買うべきだと思った 塗仏以降、物語に古めかしいおどろおどろしい
妖怪の逸話のある感じがなくなってきて(猟奇も)
そこのところはさみしい >>947
後巷説あたりから今の作風って感じがする
薀蓄とか妖怪とかより先に説教要素が増してる感じが レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。