【このミス】ミステリランキング総合仮【本ミス】
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スレ立てよくわからないので、別途新スレお願いします。 >>382
2000年19位の山本文緒の恋愛中毒は? 浅田次郎も常連だったしね。
最新はご無沙汰だけど。 盤上の向日葵
山田風太郎賞選評
筒井康隆「エンターテインメントとしての面白さ、迫力、文章力、文句なしである」→一押し
林真理子「柚月裕子さんの「盤上の向日葵」を強く推そうと選考会に臨んだ」→激賞
夢枕獏「小説としてよくできており、おもしろさも充分。大拍手である」→一押し
五人中三人が推したにもかかわらず、なぜか京極、奥泉推しの「ヒストリア」が受賞。
山風の選考、意味わからん。 あ、「ヒストリア」は主催版元のKADOKAWAだからか >>385
別に多数決じゃなくて賞は話し合いで決めるからね
お互いの主張をぶつけて最終的にどちらが折れるかの問題だ 久しぶりに本屋さんが喜ぶ1位みたいだな屍人荘の殺人 かなり売れているらしい 昨年の涙香やノックスマシーンは勘弁してくれと泣いていたが
そして倉知の新作も売れているみたいだぞ これはカズレーザー効果か >>387
確かにそうだけど、それにしても変だと思うがなあ…
京極夏彦「盤上の向日葵がおり上げた布は大変に美しく、また靭かで強い。素材の選び方も捌き方も巧い」
奥泉光「盤上の向日葵は将棋を材にとったミステリで、将棋界や指し手についてきちんと調べられてる点には好感を持った。登場する真剣師の姿にも精彩がある」
このふたりの戦況委員は、ただしミステリとしては成立していない趣旨の発言をしている。
しかしこれは、フーダニットではなく(犯人は最初に明かされる)ホワイダニット、ハウダニットを追求するミステリー。
そもそも、山風は「その年発表された最も面白い作品」に与えられる賞。
ミステリーの賞ではない。
しかも、盤上を推した五人の選考委員は「ヒストリア」の欠点を多く指摘している。
奥泉「リアリティを欠いた」「プロットのご都合主義」
京極「糸の太さもまちまちで折り方も荒々しい」
筒井「似たようなエピソードが同じような経緯を辿って繰り返されるので退屈する」
林「小説を読んでいる気がしない」「まるでゲームのよう」
夢枕「主人公の煉が危機におちいるとカルメンが救うという手法がパターン化されてしまったのは残念である」
おかしいと思うのは俺だけか… >>389
>奥泉「リアリティを欠いた」「プロットのご都合主義」
>京極「糸の太さもまちまちで折り方も荒々しい」
どういうことだ?このふたりは「ヒストリア」を推しているんだろ? 「ヒストリア」の評価部分
奥泉「細部の充実」「その種の過剰性は自分の好み」
京極「「有無を言わさずテーマ性だけは伝わってくる」「一般には欠点だとされる部分が魅力に転嫁」
要するに、欠点は数々あれど、剛腕を認めた、というのがふたりの推薦理由。
自分の「ヒストリア」の感想は、筒井と林が指摘している通りだと思ったけどね。 お前がどう思うかは自由だけど
お前が納得するかどうかを審査基準にしてねーからそのくらいにしとけよ 直木賞候補作
これだけエンタメ・ミステリ系と関係ないのって久々だと思った。
一冊も読んでないわ。
彩瀬まる「くちなし」(文芸春秋)
伊吹有喜「彼方の友へ」(実業之日本社)
門井慶喜「銀河鉄道の父」(講談社)
澤田瞳子「火定(かじょう)」(PHP研究所)
藤崎彩織「ふたご」(文芸春秋) 芥川賞候補には宮内作品
円城塔みたいだ。
石井遊佳「百年泥」(新潮11月号)
木村紅美「雪子さんの足音」(群像9月号)
前田司郎「愛が挟み撃ち」(文学界12月号)
宮内悠介「ディレイ・エフェクト」(たべるのがおそいvol.4)
若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」(文芸冬号) びっくりするほどどれにも惹かれない
宮内がかろうじて名前だけ 宮内作品掲載の「たべるのがおそい」って福岡の書肆侃侃房が出してる文芸誌。
あのヴィラアークを出した出版社だ。 賞が悪いんじゃなくて、国内ミステリが不作なんじゃねーの? >>402
向日葵以外に文学賞候補になるかも?って作品がないものね 本格以外が好調だったら屍人荘は流石にこのミスで一位は取らないだろうしな 今年の国内は本ミスはそれなりに粒揃ってたがこのミス系はほんと不作だったな 読んでないから知らない
このスレにいる人は誰も読んでなさそう 非本格の1位も新宿鮫(無印)とか行きずりの街とか微妙だからな >>409
新宿鮫って微妙だったの?
大沢在昌がブレイクした超話題作だって思ってたんだけど 1367の3話読んだけどこれは凄いっすね…
メ欄とかのロジックも面白かったし、すげー細かい所まで作り込まれてるし、まさか冒頭の数行も伏線だとは思わなかった >>412
歌野の葉桜は東西ミステリーベスト100でも36位に選ばれるオールタイム級の傑作だろう。
まあ俺的には葉桜は好みじゃないけど。
新宿鮫も65位に選ばれている
一方、志水の行きずりの街は当時から微妙だと言われいた。
どうもこのスレの住人は自分の好みで微妙だ、過大評価だと言っているのではないか? ノックスマシンはこのミス以外でも上位にランクインされているが、SFの知識があれば
面白く読めるのだろうか? ノックスマシンは古典ミステリを題材にしたSFって作品だがSF部分の難しい用語とかをかっこ良ければなんでもいいわって感じで割りきれば結構面白いよ
ノックスマシンとその続編以外の収録作もパロディミステリだったり倉坂鬼一郎風の仕掛けがあるSFだったりで面白いよ 本格好きにはいまいちかもしれんけど
新宿鮫は傑作だと思うけどね 新宿鮫は普通に有名だろ?
大沢在昌はあれでブレイクしたわけだし 新宿鮫は傑作だと思うが謎解きと言う意味でのミステリー要素はゼロだよな ロケットおっぱいという単語を生み出した点で新宿鮫はすごい 新宿鮫は巻にもよるが、かなり謎解き寄りのシリーズだぞ
ミステリ要素ゼロとか言ってる奴は読んでないだろ 「本格が1位とる年は大体ミステリー全体としては不作」 っていう意見に反論するために新宿鮫下げるのは筋が悪い
「04年、05年、06年は3年連続で国内このミス1位=本格ミステリ大賞作品だけど別に今見ても言うほど不作じゃない」と反論すべきでは >>428
そうそう
そもそも全体の傾向を話しているのに一部の例外を持ちだしてきても意味がないよね 盤上の向日葵は事件解決までが一本調子すぎて物足りないのがなぁ 投票者でハードボイルド/冒険小説派が減ってるのかなとも
地獄の犬たちが以前のこのミスだったらTOP5にいけた >>434
ハードボイルド/冒険小説派は80年代〜90年代が全盛期で今は衰退しているね
相対的に本格派が増加傾向にある 当時のハードボイルド作家は時代物に移行しちゃったね 盤上の向日葵
将棋わからんけど面白くて一気読み
この作家どんどん上手くなってる気がする
孤狼の血の続編、凶犬の犬
連載終わって結構経つのにいつ出るんだろう >>438
あれって続編があったのか
前作はプロローグ、前日譚でここからシリーズスタートってことなのか? いや、野性時代まえに立ち読みしたけど
日岡のその後の物語にたってた
なんか山一抗争が題材のひとつみたい ごめん
いや、じゃなくて、そう、だね
とにかく前作のその後 孤狼の血は映画公開されるからそれに合わせて出版されるだろうな 孤狼、慈雨、盤上の向日葵しか読んだことないけど著者名伏せてたら男性作家かなって思うよね ミステリファンからみても直木賞より芥川賞の方がジャンル的に
親近感を覚えるときがあるね 芥川賞なんて花村萬月と奥泉光以外なんか読んでるかなあ そんなこといったら直木賞なんて
東野圭吾、宮部みゆき、北村薫、 泡坂妻夫、連城三紀彦、以下大勢じゃん 直木賞は大衆小説の賞だしいくらミステリだと取りにくい賞だといっても芥川賞よりは直木賞のが親近感あるわ 芥川龍之介ならいろいろ読んだけど直木三十五は読んだことがない 菊池寛が友人の直木三十五から名前とったんだよなあ
まだ、菊池寛賞を直木賞にした方が知名度的にはよかったかも メタミステリとか好きな層は実験小説とか純文学よりかもな
先鋭的なSFなんかは直木より芥川の方が候補になりやすいし >>460
第5長編を執筆中(2008年発売予定) しかしさ、後に東野賞ってのは出来るだろうな。東野の凄いところは、一向に出版ペースが止まらない事なんだよ。
それだけネタを作る才能があるんだよな。コレだけ長い間支持される作品を出し続ける作家はいないだろうな。
数年前に「扉は閉ざされたまま」とかふざけた小説がミステリ賞第二位(一位は64)だったけど、東野と比べると鼻くそもいいところ、ゴミだよな。
ブックオフで100円で買うにはいいけどさ。 このミスと言わずにミステリ賞2位って言っているところがにわかっぽい 各賞も該当無しとかでも良いと思うんだよな。無理矢理賞を与えてもその作家の為にもならないよな。
小説家も2通りしかなくて、単なる通過点と自負し、かつ、これからまだまだイケルって思っている作家と、用意していたネタが数本だからタイミングを計って小出しして行こう
と考えているゴミ。 東野は確かに大作家だけど
最近の本までちゃんと読んでる人ははっきりと劣化を察してる >>467
お前がミステリ賞とか言ってるものは賞じゃなくてランキングだ 用語だけじゃなく言ってることすべてにニワカぶりが出てて
まともに相手にされてないことには気づいてないのかな 東野圭吾は社会派に行ったのかと思ったけどライトなミステリーも書いてるか さっき、映画にもなった「三度目の殺人」を立ち読みしたんだが、1時間で読破したけど、結論、ちょっと推理小説を読んだことある中学生以上なら、
殺された自営業主の娘が、その自営業主にレイプされたって読めるんだよな。この本の趣旨は犯人山岸の発言や回想が主なんだが、
語学力がないんだよな。いかに高村薫とかが凄いってわかるよ。でも、今、高村さんのような本格ミステリをかいても今は売れないのかもしれないけどな >>471
東野はどのジャンルの書き手ということはなくて
昔からオールラウンダーじゃん 語学力wwwww
高村薫はバイリンガルかなトリリンガルかな
君はもっと日本語を勉強したほうがいいよ >>472
ネタバレをするならメ欄を使いなさい
高村薫は本格ミステリ作家ではない
いい加減無知をさらしていることに気づきなさい >>472
>高村さんのような本格ミステリ
無知というかもうネタで書いているとしか思えない 小説、とりわけミステリー作品はなんら情報を無くして読んだ方が良いよな。そしてその読み手の為になる。
作家の前評判を知ってしまうと、偏見をどうしても人間は持ってしまうもんだよな。お勧めはブックオフや古本屋で100円前後で売られている古本のミステリーと思われる作品を、
裏書やタイトルでいわゆる「ジャケ買い」してみること。しかもできれば30冊位いっぺんに。で、一遍にそれを読みまくる。読んだ後、この時代特有のネットでの解説や批判を読む。
こういう読み方が今の時代にマッチしているんだろうな。とにかく読みまくる事をお勧めするよ。作家や前評判で判断せずにさ。 本格的なミステリーってことだろ>高村
本格推理なんて一般人に言っても分からんよ ランキング発表後で、過疎っていたスレに燃料ネタ投下、クリスマスプレゼントですね。 無知がバレて突っ込まれまくってるのに
なんで上から目線なんだこいつは ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています