あれで終わりっぽいので前スレの詩「花の名前」についての考察。

あれは「Il Falsario(贋作者)」氏による犯行声明(殺害予告)だね。
タイトルを「花の名前」としながらも、それを「Il Nome della Pazzia(狂気の名前)」としてるのがミソ。
白く輝く大輪の花の種類は「白薔薇」。
4番の「過ぎにし薔薇はただ名前のみ、虚しきその名が今に残れり」は、かの「薔薇の名前」の一節だから。

1番)贋作者氏は桜の花の下に幼い少女を見た
2番)少女は贋作者氏の予想通り、白薔薇の如き乙女に成長し、贋作者氏はその虜になった
3番)贋作者氏は美しい白薔薇に陰りが見えはじめたことに、戸惑いを覚える
4番)狂気に囚われた贋作者氏は、その乙女を、まだ綺麗なうちに殺害しようと決めた

おそらく何かの鍵になってるのは、各章の頭にある番号「1、326、9944、1000」かな。
これが何かを示唆しているのだろうけど、さすがの僕も今は分からないや。